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内も外も騒がしい時ほど心を澄ます
2019年11月29日(金)
なんだか、世の中、猫の目のように日々クルクル変わる。
ついつい怒ったり短気になりがちな今週だけど、年の功。
こんな時こそ落ち着いて、心を研ぎ澄まして希望を探す。
ついつい怒ったり短気になりがちな今週だけど、年の功。
こんな時こそ落ち着いて、心を研ぎ澄まして希望を探す。
身近なところでは、
暴力団の発砲事件。
一歩間違えれば、市民が巻き込まれたかも。
1日違いで、トバッチリを免れたことに感謝。
しかし、反社が花見に招待される時代だ。
政府と反社のどこがどう違うのか、誰か教えて欲しい。
・改ざん
・隠ぺい
・破棄、ざんまい。
なんでもあり、の国会に行くことになった。
11月14日に勝訴確定した「リビングウイル裁判」を検証すべく
内閣府の責任者全員を、ある政治家が国会に呼んで頂き、面談。
ひととおりの懇談が終わりかけた時、私は質問した。
「今回、リビングウイルは良くないという間違った判断を
国がしてしまったしまった責任は、どこにあるのですか?
委員会? 事務局? 政治家? 総理大臣?」
結局よく分からない回答だったが「責任は
政府三役にある」との認識で、話は終わった。
でも、誰も責任を問われないし、謝罪もない。
政府や内閣府は改ざんや隠蔽は日常茶飯事だ。
議員会館の最上階から国会議事堂を眺めていた。
外は奇麗だけど、中は汚れていて、溜息が出る。
せっかく国会まで来たので何人かの政治家に会った。
たとえば石破茂さんは、今日、憲法審査会でも怒っていたらしい。→こちら
しかし私自身にはとても優しい顔で対応して頂き、こう言われた。
「リビングウイルは大切な問題だけど誰もやんないんだよ」
そう、誰も本気でやろうとしないけれど重要な案件だ。
人生会議のポスターが炎上しただけでもビビッている。
厚労省も情けない。
病院再編を公表した反発に、お詫び行脚している。
人生会議のポスターも撤回し4000万円がドブに。
どちらも、もっと鈍感になって、2040年に向けて
粛々と仕事をすればいいのに、評判を気にしすぎ。
お上は凄く偉いんだから「言葉は足りないけど仕方がないよ」とか
「うるさい!」とか一喝してもいいのに、謝ってばかりで可哀そう。
謝るべき人は政治家じゃないのかな。
でもそれを選んでいるのは自分たち。
国に言いたいことは山ほどある。
でももう文句を言うエネルギーもない。
この国はもう終わっているなあ、と毎日嘆く。
「こうすればいいのになあ」と、歯ぎしりばかり。
でも「これを言ったらおしまいや」と、胸の内に仕舞う。
なぜか。
大半の国民は真面目に働き、法律を守っているからだ。
財布を落としても8割が戻ってくる、奇跡的な国民性。
そんななか、北朝鮮からミサイルが発射され緊張が走った。
まあ日本はミサイルこそ発射しないがそれ以下の状態だが。
トランプ大統領がアフガンを電撃訪問で世界中が仰天。
香港では、若者が自由を求めて命がけで戦っているし。
日本は、桜で内紛している場合ではないだろう。
もっと建設的な行動をする政治家がいて欲しい。
笹川陽平さんのブログを読んでいるし、先週、日本財団での終日講演の際
社員食堂におられたが、彼ほど世界のことを考え行動する日本人はいない。
なんだか、内も外も騒がしい。
でもなるようにしかなならない、と自分に必死で言い聞かせる。
末端の市民は真面目に働き、感謝しその日を楽しむのが一番だ。
今日、知人がまた亡くなった。
先週は、木内みどりさんも亡くなった。
患者さんのお看取りも続いたし。
なんだかお別ればかりで寂しい。
だから、本当の忘年会で20曲以上も、歌う。
心を込めて本気で歌い、酒の肴にされよう。
ご縁ある人と、会いたい。
来てくれる人と会いたい。
自分にはそれしか生き甲斐がない。
でも、楽しみがあるだけ幸せもの。
そのためにも、今は心を澄ます。
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この記事へのコメント
人生会議ポスターの一件、4000万円もするのですね。
消費税が10%にUPしましたけど、こんなに簡単に無駄使いされるとは虚しいですね!
ポスターの出来具合を云々するよりも、そもそも...
患者と対峙する役割の医者を教育すれば済む話なんじゃありませんか?
世の中全般、どんな仕事でも研修・研修・資格・そして「ふるい」に掛けられ
そんな仕組みによって、都合のいいように「働き人」を作っていってるのですから。
殆どの大衆が医者に全幅の信頼を寄せ、病と闘っているのですから、患者と対面する時間を
割いて「啓発できうる人」が、その方向性の選択肢を提示できればいい話なんじゃないでしょうか?
人生の終末という難しく、大切な事項を、ポスター1枚で国民に何を啓発できるのか?
甚だ疑問です。
Posted by もも at 2019年11月29日 11:19 | 返信
訂正します。リビングウィルとは自分自身で生前に尊厳死を希望する意志表明。死ぬその時までどう生きたいか考えた結果、尊厳死を望みますということでした。尊厳死協会の永久会員になっている私なのにまちがえてしまいました。人生会議の中身はリビングウィルか否かが主なる話し合いだと思うので、まずはかかりつけ医がわかっていなくてはいけませんね。御高齢の要介護者の方でACPとか人生会議した人にまだ私は一度も出会っていません。地域ケア連携会議でその言葉がでるだけです。実際には忙しい外来の先生がそんな話し合いするのにはかなり難しいことなんだろうと思います。在宅医療になれば、あるいは施設に入所するならば、その時に話し合える状況なんだと思います。人生会議なんて言葉がなくても、施設入所の時には必ず話し合っています。自分の意志を表明できる段階を過ぎていらっしゃる方が大半なので、ほとんどがご家族の意志になりますが。在宅医療でも施設入所でもない、多くの通院の高齢者は実に様々な科を受診されていて、どの先生がかかりつけ医なのかわからない状況の中で、どの医者がやるんでしょうか。ポスター以前の問題だと思います。言葉だけ一人歩きしています。どうしたらよいのでしょうね。
Posted by 遠い声 at 2019年11月30日 10:54 | 返信
これまでの投稿内容から「遠い声」さんは「お医者様」と推測できますが、また、このコメントは「遠い声」さんをターゲットにしているわけではないのですが、「かかりつけ医」って、どういう存在なのか、いまだに私はわかりません。
長尾先生のブログ記事内容にも「かかりつけ医」と、しょっちゅう出てきます。
そのたびに「かかりつけ医」〜〜〜ᕦ(ò_óˇ)ᕤ~~~~???? ・・・って、なに???
推測するに「かかりつけ医」とは
1。なんでも相談できる医師?
2。懇意にしている医師?
3。急に具合が悪くなった時、真っ先に連絡すると迅速に対応してくれる医師?
4。少なくとも月一回はその医師を受診している???
年に数回受診するかしないかの「患者」(といえるかどうか、まあ、受診すれば患者なんだろうけど)を医者は覚えてないでしょ。なのに1.2.3。なんて、医者は「真っ平御免」と思うよね。保険点数稼げないのに患者と懇意にしたり相談にのったりする医者はいない。
保険点数につなげるには、「相談」を「検査につなげる」でしょ。「不要な検査の増大⇨発見する必要のないビョーキを見つけ、見つけると放置できないという理由で投薬か精密検査⇨運が良ければ治癒、運が悪ければ増悪、下手すれば見つけたが故に早く死ぬ。
3。はまず「救急車呼んで!!!」となる。営業時間外に往診はおろか、受診さえ不可能。
4。の、「月一回受診する患者」になれば、医者もその患者に対して「自分は〇〇さんのかかりつけ医です」と自覚するかもしれないけど、
私は月一回受診する理由がナイ。まあ、66歳だから特に症状がナイのに無理やり検査をすれば何らかのビョーキは見つかるから、特に症状がナイのに内視鏡を入れて胃や食道や大腸のポリープやガンを探して患者になるの???
見つからなければ全身CTとって何らかの「異常」を見つけるの? CTは被曝するのヨ。
血液検査してちょびっと数値が高ければ「はい、スタチン飲んで」? 処方されても私はゴミにするけど。
「かかりつけ医」って、なにやってくれるの? 大学病院へ紹介状書くのがかかりつけ医の仕事?
私、大学病院は絶対行きません。大学病院は「とことん原因を追求して治療します」という「研究機関」ですよ。大学病院を受診するということは「どんな検査でもしてください、そして私のビョーキを治してください」とお願いすることです。
私は、検査を説明してもらって自分でその検査を受けるか否か、選びたいです。治療方法も選びたいです。大学病院でモルモットになるのはイヤでございます。
長尾ブログへコメント書くと長くなってしまうのですが、
つまりすなわち、
現在の医療制度はすべて、医者のための医療産業のための医療制度であります。
人間である患者のための、患者主体の医療制度ではありません。
患者が、医療を選ぶのが本来の医療です。
え? 患者はアホだからいくら説明してもわからないからそんなの相手にしてられない?
そういう「お医者様の言う通り」の日本だから、現在のように人権無視の医療産業が繁栄するのですよ。
Posted by 匿名 at 2019年12月01日 01:58 | 返信
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