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気候変動に危機感を
2019年12月12日(木)
気候変動は日本だけではなく、地球の危機である。
今日は私自身もこの問題に危機感を持つ日である。
偶然が重なった今日という日を起点に、考えたい。
今日は私自身もこの問題に危機感を持つ日である。
偶然が重なった今日という日を起点に、考えたい。
今日はいろんな意味で凄い日だと思う。
1)スペイン・マドリッドでのCOP25が開催 →こちら
2)小泉進次郎大臣のスピーチに非難が集まった →こちら
3)日本に「化石賞」との称号が与えられた →こちら
4)しかし16歳の少女が世界を動かし始めた日 →こちら
5)吉野先生がリチウム電池でノーベル賞を受賞 →こちら
6)そして中村哲先生と合同葬でお別れの日 →こちら
COP25では、「脱・石炭燃料」の議論。
しかし小泉氏のスピーチは、海外から内容が薄いと酷評された。
16歳の少女が危機感と勇気を与えた、とメデイアは称賛した。
吉野先生は、リチウム畜電池で脱石炭発電を訴えている。
そして中村先生が捧げたアフガニスタンの井戸や
用水路活動は温暖化による干ばつ化が背景にある。
これらは完全にリンクしている。
見事なシンクロニシテイに思える。
凄い日だと思う。
脱・原発問題は、まずは国内問題。
しかし脱・石炭燃料は世界、いや地球問題。
国際社会において日本だけが完全にガラパゴス化している。
話は違うが、リビングウイルの世界認識と全く同じ構図だ。
脱原発と脱石炭は、一見相反するように見えるかもしれない。
しかしそう考えると、思考停止になるのでは。
二者択一ではない。
たとえば他の発電法やリチウム蓄電を挟むことで
対立構図ではなく、両立可能な命題になるのでは。
私たち市民は、メデイアからしか情報を得られない。
だから情報操作されているのかもという懸念もある。
フェイクニュースをそのまま信じてしまうことも私。
しかし私のようなオジンも真剣に考えるべき命題だ。
日本の夏は熱帯だ。
多くの人が熱中症被害に苦しんでいる。
だからオリンピックのマラソンも北海道になり、大騒ぎ。
しかし私たちは異常な暑さで毎年ひどい目にあっている。
たとえば、毎年の台風でどれだけの被害が出ているのか。
在宅で人工呼吸器を使っている患者さんは避難に怯える。
そんな中、日本は国内に火力発電所を新たに20新設している。
アジアにも、続々と建設支援をしているが、逆行ではないのか。
地球温暖化で死者が出るので、人間の敵だ。
もちろん地球環境や生命体の危機でもある。
3.11以降、脱原発ばかりが話題になっているが、
「脱CO2」という視点のほうが優先するのではないか。
原発を肯定・容認しているわけではない。
それよりも先に温暖化という視点で考えるべきでは。
温暖化についてもっと勉強しないと。
私のような世代こそ発信べきだろう。
異常気象、景気停滞、ノーベル賞を別々の問題として報じられる。
しかし、これらは一元的に議論するべきだ。
医療に例えるなら総合医療による根治療法。
永田町も霞が関も完全に縦割りで、統合という概念は皆無だ。
烏合の衆のような素人たちが、目先の利益優先で呑気な国だ。
でも、本当にこれでいいの?
医者は、お薬のことばかり。
ケアマネはケアプランだけ。
患者の命は大切だけど、
地球環境があっての話。
地球規模の異常気象が、加速度的に切迫している。
あの異常な台風被害の根本原因に目を向けないと。
だから、今日というシンクロニシテイを神は与えた。
そう感じている。
違うのかなあ?
皆様は?
PS)
そうは言っても、まさに目の前に迫ったお願いがある。(恥)
12月28日(土)の一人紅白忘年会だが、よほど日どりが悪いのか。
それとも私の行いが悪いのか、予定の3分の1しか集まっていない。(悲)
今からでも行こうかなあ・・・
と思う方は迷わず、申し込んでください!! → こちら
大きな話を書いたあとのこの小さすぎるお願いは、本当に恥ずかしい。
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この記事へのコメント
おそらく27日まで仕事する企業が多いだろうし、28日は正月帰省で交通機関は大混雑です。
Posted by 匿名 at 2019年12月12日 02:31 | 返信
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