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がん性腹膜炎は病院と真逆にすれば食べられる

2019年12月26日(木)

病院ではがん性腹膜炎に高カロリー点滴と酸素が常識。
在宅に帰ると、全く真逆にするので患者さんは、驚く。
しかしそれで腹水穿刺は不要で食べられるようになる。
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毎週、1~2人、がん性腹膜炎の人の在宅医療が始まる。

今日の人は「腹水を9ℓ抜いて」帰ってきた。
もちろん高カロリー点滴が1日2ℓ入っている。

10日間の入院で、20ℓの水が入る。

その水は腹水となり、大量に抜いても、当然、また貯まる。

貯まると食べられないし嘔吐が続き呼吸も困難が強い。
すると自動的に在宅酸素もつけられて家に帰ってくる。

それにしても、9ℓ!

私が指導医なら主治医にこう聞くだろう。
「この9ℓはどこから来たのでしょう?」

1 がん細胞
2 患者が口から摂取した食べ物
3 点滴

もちろん、答えは3.
ならば、点滴を減らせば腹水は減るじゃないか。

でもそんな単純な事実を教える医師は悲しいかなゼロ。



がん細胞が喉から手が出るほど欲しいものは、ブドウ糖と酸素。

それをたっぷり与えると、がん細胞は喜び、短期間に増大する。
がん細胞だけを利して、かつ水分過剰で食べられない&苦しい。

これは殺人行為で、犯罪だと思う。

しかし主治医は、まったく気が付いていない。
まあその病院の医師全員が気が付いていない。

せめて「平穏死10の条件」や「痛くない死に方」
を読んでくれればなあ・・・

患者が賢くなる以外に方法はない。
今、悩んでいる人にこの文章を届けてあげて!


おまけに、インスリンの4回打ち、ときた。
超即効型を3、3、3で、持効型も3単位。

酸素も3ℓなので、インスリンも3で揃えときました。
なんじゃそりゃ。アホじゃないか。


余命いくばくもない末期がん患者さんに濃いブドウ糖を点滴して
インスリンの4回打ちや自己測定をさせる現代医療って、何???

信じられないだろうが、日々、私が格闘している現実だ。

毎週、違う患者さんに、同じ説明を1時間かけてやる。

方向を真逆に変えれば、たった3日間で答えは出る。
嘔吐は止まり口から食べられて、鼻からの管は抜ける。

病院と真反対に変えるだけで患者さんは笑顔になり、
人間らしい生活に戻り、しかも長く生きられる・・・

今の医療は狂っている。


無知が無知を教える場所を大学病院と呼ぶ。
でも歳をとったので怒る気力も無くなった。

今、自分ができることは、こんなつたないブログを書いたり、
本を書いたり、講演したり、啓発映画に関わることくらいだ。


がん医療がこれだけ狂っているが認知症医療も負けず劣らず酷い。
薬で認知症にさせられた「薬害認知症」がまだまだ沢山おられる。

認知症専門医が造った認知症を町医者が治す。
考えてみればおかしな話がゴロゴロありすぎ。

なぜそんなアホなことになるのか。
そのカタクリを書いた冊子が出る。

「抗認知症薬 不都合な真実」→こちら

お金でエビデンスはいくらでも造られる。
捏造されたエビデンスを信じるマスコミ。

まあ、国家の中枢がこんな状態であるが、
医療も似たりよったりで、誰も正せない。

ああ、愚痴ってしまった。
すみません。

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PS)
クリスマスもずっと仕事で、相変わらず忙しい。
在宅患者さんのささやかなクリスマス風景を垣間見るだけ。


そうそう、小説を今アマゾンで買うと、プレミアがついて高いので
書店で求めるか、来年に1540円になってから買った方がお得だ。

そうそう、28日の忘年会は、いよいよ残席5。誰かー。
明日の学会の打ち合わせが終われば、ダッシュで練習に。


unnamed.jpg小説「安楽死特区」表1.jpg





































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この記事へのコメント

認定審査会に出ていますが、主治医意見書見ると、驚くことがけっこうあります。90歳越えた方がアリセプトやメマリーを服用途中、意識消失発作の出現があったり、食欲低下がでてきているのに、薬を出し続けている実態に出くわします。そのまま薬を出し続けてペースメーカーを入れるというケースまであり本当に信じ難いです。主治医は何故、薬の副作用だとは考えないのでしょうか。副作用と考えなくてもそんな状況になってまでも、どうしてアリセプトやメマリーをやめないのか、さっぱりわかりません。認知症だと診断されたら80歳過ぎていても抗認知症薬が当たり前に処方されてる世の中、おかしいと思います。そもそも、しみ、しわ、白髪と同じ老化現象なのにどうして薬飲まなくてはならないのでしょうか。抗認知症薬を飲んでいる80歳以上の人は薬を漸減してやめていく、というのが安全ではないでしょうか。みんなが、認知症をしかたないよね、と受け止めてくれる世の中になってほしいです。認知症になると悲しいこともあるけど、平和な最期が待っています。

Posted by 遠い声 at 2019年12月28日 01:27 | 返信

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