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坪内祐三氏を悼む
2020年01月21日(火)
彼とお会いしたことは無いけど
いろんな所で名前は聞いていた。
もっと年上かと思いきや自分と同じ年。
柳田圀男氏の血を引く華麗なる一族だ。→こちら
出たばかりの月刊文藝春秋2月号の
彼のコラムをしみじみ拝読した。
なんと2019年に旅立った人を回顧し
「若いのに」と書いている人もいる。→こちら
まさか、次が自分だとは夢にも思っていなかったはず。
死は突然訪れる、ことも、ままある。
そして、自分は自分の死を見れない。
死んだことも分からずに死んでいく。
自分にとって、自分の死だけは「例外」。
自然の摂理は無常である。
彼の遺稿を読みながら、自分の死を考えた。
実は、私も他人の死を毎週、夕刊フジに連載している。
いちいちこのブログにも挙げないが、3年続いている。→こちら
先ほどは、高木守道さんの突然死について書いて
入稿したばかりであるが、フト、考えてしまった。
掲載日の金曜日までに、自分が死んだらどうしよう・・・・
恥ずかしいなあ。
こんなことを考えていると、死亡記事を書くのが怖くなる。
まあ、そんな時は笑って「やっぱりなあ」と言って欲しい。
私はいつ死んでもおかしくない生き方をしている。
しかし今日、いや今年死ぬのはイヤ、である。
矛盾している。
しかし、もう少し生きていたい。
でも不養生は直したくない。
困ったオッサンだ。
まあ、このブログが更新されなければ
「ああ、あいつ死によった」で終わり。
寒い季節は特に厭世的な気分になる。
少なからず、ショックを受けている。
早く桜の季節に移って欲しい。
坪内さんの葬儀は、23日にあるらしい。
23日は、奈良での講演があり行けない。
PS)
明日も講演、2つの産業医、夜は尊厳死協会の理事会。
朝一から新規の訪問診療や日常業務が沢山待っている。
怒涛の業務をストップさせる方法は、死、である。
しかしまだ死にたくない。困ったやつ。
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