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　　　患者希望の透析中止　許容

　　　学会が提言案、来月公聴会　　

まあ、普通である。


〇　産経新聞１月21日　→こちら
　　透析中止　患者の権利

　　許容の提言案、学会発表

学会に好意的である。
患者さんの権利を強調。


〇　朝日新聞1月21日　　→こちら
　　　透析見合わせ　学会が提言案

　　さらに、「あっさり」だ。　まあ、どうでもいいのかな。
　ただ、その記事の下に拙書「安楽死特区」の広告が。



〇　毎日新聞1月21日　→こちら
　　　医師の提案是非　触れず　　

　　　透析中止の学会指針案

　さすが毎日新聞、まだやっている。

　「医師が中止を提案した」という妄想に囚われている。
　　提案の是非というが「話し合い」でも毎日新聞は「提案」と。

　　つまり「医師が提案したから患者が死んだ」を改めない。
　　あれほど言ったのに、結局、最初の報道に戻っている。

　　本来はデスクが止めるのだろうが、
　　そのような管理はないないようだ。
　
　　私は日本医事新報に「メデイアの自殺」と書いた。→こちら
　　今でも第4位と「高評価」を頂いているようだ。→こちら

まさにかいた書いたとおりである。

それにしてもどの新聞にも「人生会議」という四文字が登場しないのが不思議だ。
「人生会議」が国策であるのに、肝心な検証場面では、すっかり忘れている現実。

まさに国策が空虚であることを、図らずも露呈していると感じるのは私だけか。


この問題の本質は何度も書いているし、あちこちで講演してきた。

まぐまぐ　→　こちら

結局、しっかりと「人生会議」をするしかない。
そんな時代だ。



実は、先日亡くなられた谷田先生が
素晴らしい論文を書いておられる。

毎日新聞の記者さんは勉強すべきだ。
勉強しないなら、もう終わっている。

 

『明和医学誌 2019 p5～p13』

PS)
転倒、嘔吐、下痢、発熱、心不全に振り回される毎日。
普段からしっかりシミュレーションして人生会議もね。