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一番の犠牲者は3600人やタクシードライバー

2020年02月14日(金)

日本人の感染者が、亡くなられた。
心からご冥福をお祈り申し上げる。
他にも犠牲者がいる、と私は思う。
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パーフェクトに拘る人は、「ついに」と言うだろう。

誰かに責任を問い、糾弾したい人もいるだろう。

私は、亡くなられた人だけでなく、
・船に隔離された(されている)3600人や
・館山のホテルに隔離された人や
・亡くなった義理の息子さん、も犠牲者だと思う。

亡くなった人も、タクシードライバーも、何も悪くない。

しかしメデイアは「タクシードライバーの義母」と報じる。
これを読んだ義理の息子さん(ドライバー)はどう思うか。

「俺がお義母さんを」と思わないのか、心配でならない。
だから「ドライバーも犠牲者ですよ」と言いたいだけだ。


ドライバーは、善意の勤労者。
なーんに悪くはない。

悪いとしたら「運」が悪かった、だけだ。
しかし運は常に誰にでもつきまとうもの。

「がんは運である」は、仲野徹先生の名言だ。
それを言うなら「人生はもっと運である」だ。


二次感染とか三次感染という言葉も大嫌い。
その人に責任はないし、その証拠もないし。

二次も三次もない。
この世はすべてご縁の連鎖、を知らない人がいる。


その根底には、常に「犯人探し」という思考回路がある。
しかし残念ながら、犯人が分からないのが感染症である。


水際から漏れたと国や医者を責める人もいるが、これも間違いだ。
最前線でどれだけ多くの人たち(専門家)が頑張っていることか。


ネット上には、我が国の様々な批判が渦巻いている。

○○が悪い。
○○の責任。
○○すべきだった・・・

批判と結果論、ばかり。
感染症対策にタラレバはなく、結果は歴史が検証するはず。



全部読んでいくと、いろんな共通点があることに気が付く。

1)すべて誰かが悪い(責任がある)
2)自分だけは絶対に助かりたい
3)人の死はみな誰かのせい・・・・


太古の昔からどの国も、疫病で大勢の人が死んできた。
人が大量に死ぬのは、戦争か疫病か災害、のどれかだ。

しかし
「どうしようもない」
「なるようにしかならん」ことも世の中にいくらでもある。

「人が一人死んだ」のになんてことを言うんだ、
と怒りまくる人が多いが、人は死ぬときは死ぬ。

残酷な言い方だけど、私達も日々、いろんな死に立ち会っている。

ちなみに、今日1日だけで何人の日本人が亡くなったか、知ってますか??

正解は、約3500人、です。
嘘だ、と思う人は調べてみて欲しい。

人は死ぬときには死ぬ。
生まれたなら、必ずいつか必ず死ぬ。


風呂に入っていても、死ぬときは死ぬ。(野村監督)
道を歩いていても、死ぬときは死ぬ。(私の母親)


疫病対策に100点は、最初から、ない。
10点か、30点か、60点か、のどれか。

仮に60点だったとして、「なんでお前はあと40点取れないんだ」
という人がいるけども、それは「頭が悪い」か「不安不安」の人。


既に3600人などの多くの犠牲者が出ている。
彼らに何の罪はないのに、そんな扱いは止めよう。


むしろ、私達国民のために犠牲になってくれた人に
感謝の意を捧げ、館山市民のように旗を振るべきだ。

一人亡くなった人が出た途端に、政治家や官僚の責任
を問う人が出てきているが、呆れてモノが言えないよ。


「なるようにしかならん」である。


ちょっとテレビを観ていて気になったことが2つある。


1)検査は完璧じゃありません。
  「精度」という言葉があるように、間違いもある。
  あと、どっちつかずの「グレーゾーン」が必ずある。 
  なんでも検査で白黒つくと思ったら大間違いである。

2)PCRの意味を知らない人がPCRと言うのは止めて欲しい。
  遺伝子増幅はそんな簡単なことではないし間違いもある。
  なのに、あたかも簡単なことのように言う専門家がいる。


今は、国民全体で「ウイルスとの戦争」に耐えるとき。
それには、60点でもいいからそれなりの戦略が必要だ。

正直、相手はそう怖くないし、インフルと同等程度だと
おそらく覆うの専門家や医師たちは思っているはずだ。

しかし大きな声では言えないはずだ。
不安な人から大罵声を浴びるからだ。

もう少ししたら、相手の「素性」が何となく分かってくる。
それまでは、相手をよく観察して、大人しくするしかない。



PS)
今日は東大阪地域包括ケア研究会に3回連続、呼んで頂いた。

3回連続呼ばれるのは、水俣市と東大阪だけで、光栄なこと。
もう呼ばれることは無いとも思ったが、超薄味の講演にした。

上品な上司に呼ばれたので、つい気を使ってしまった。
まあ、時には、超薄味も悪くはないのではとも思った。

懇親会でも「超薄味」があまりにも不評だったので、
2月29日(土)の大阪は超濃い口で行こうと決めた。→こちら























































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この記事へのコメント

ウイルスとの戦争、たしかに「戦争」。
コロナウイルス にHIVの薬が効くらしい。
一説によると、エボラとHIVを兵器として研究する過程でコロナができて、それが感染源だとか。
日本の自衛隊はわかっているのかな?
・・・の可能性もある・・くらいは、わかっているだろうね。そうでなければあまりにノーテンキ。平和ボケ。アメリカはとっくに承知している。

Posted by 匿名 at 2020年02月14日 02:16 | 返信

正直コロナは全く怖くないです。
死ぬのは老人で、率直に言うと、普通にしててもちょっとしたことで死ぬじゃないですか。別にインフルでも普通の風邪でも、下手したら冷たい水飲んだだけで死んだりするわけです。80代のばあちゃんが肺炎で死んでも自然現象としか思えない。
老人なら死んでもいいのか!と、怒られるのかもしれないですが、死ぬものは死ぬのだから仕方ないですよね。
と、まあこう思うわけですが、これを公言したら非難囂々でしょうね。
いつも同じことを言いますが、先生はやはり老人を相手にすることが多いので死生観が日本人からずれてますね。本音ベースでは、先生のような死生観の医者は多いでしょうが、皆本音を隠して生きてるんですかね。

Posted by 匿名 at 2020年02月14日 09:18 | 返信

これから花粉症の時期に入り、鼻水などでさらに感染拡大、4~5月くらいにピークになりそうですね。
このウイルスの感染力の強さを考えると、医療・介護従事者にスプレッダーリスクがありますかね。
訪問診療とか訪問看護を真面目にやっている医者や看護師が感染源になって、特に老人ホームなど施設で集団感染が起こって、ウイルスばら撒いた犯人扱いされない事を願うばかりです。
老人施設にこれが入ると集団入院必至で、入院先がない、施設内で防護服厳重対応など、大変なことになりそうです。インフルやノロが集団感染してもいつも騒ぎになりますから。
外来でかぜ患者をたくさん診た後だと、医者が防護服装備で訪問診療しなければ危ないかも。
今回の外科医のように自分が診察受けた医者が新型コロナ肺炎で入院とか患者からすると恐怖かも。

Posted by マッドネス at 2020年02月14日 04:23 | 返信

新型ウイルスも三月になれば収束しそうな気配が見えてきました。
あともう一息だと思います。

Posted by ロボちゃん at 2020年02月14日 11:53 | 返信

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