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タバコとインフル >> 新型コロナ

2020年02月05日(水)

朝から晩まで、メデイアは新型コロナの話題ばかり。
一昨日も書いたが、町医者と市民の温度差を感じる。
私は新型コロナよりもタバコやインフルの方が怖い。
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インフルエンザでの死亡者数を知るべし。

 アメリカ  8000人  →こちら
 日本    3000人  (2017年)


一方、新型コロナでの死亡者はどちらもセロ。

ゼロ、だよ。


こんな単純な事実に、なぜ目を向けないのか?

これだけでも不思議。


実は、もっと怖いのは「タバコ」である。



「喫煙者はインフルエンザの発症リスクが5倍?」   →こちら


町医者から見ると、風邪やインフルで来院される方の半数以上が喫煙者。
喫煙率が2割と仮定するならば、このヤフーニュースは真実なのであろう。



1月は在宅看取りが14人あり、年間160人のぺースだ。
昨年はちょうど140人で、累積1300人以上になった。

がんが半数として、その半分は「タバコ関連病」である。
つまり、私はタバコ病による死亡を何百人も看取ってきた。


結局、数日に1人の割合で、タバコ病で看取っているので、
私は「タバコ」のほうが、新型コロナより100倍怖い。


なぜ、インフルやタバコのことを報じないのか????


診断方法がない新型コロナの患者数を大々的に報じるのに
診断方法があるインフルやタバコ病を報じないのだ???



不思議で不思議でしょうがない。

なんでやろ?

以下は、私の想像。

一般市民は「見たことないもの」や「まだ未知のもの」を恐れる。
得体が知れない不気味なものとして、「不安」だけが増幅する?

きっと、「タバコ」や「インフル」は聞いたこともあるし、
見たこともあるので、「不感症」になっているのではないか。

まさに「ファクトフルネス」の世界である。


しかし、武漢の病院の映像を見ていると本当に心が痛む。

申し訳ないが、「病院(やまいのいん)」の本質がハッキリ見えてしまう。

感染者を集めて隔離して、死んだら敷地内の大きな穴に埋める。
要は、感染者は見捨ててでも非感染者を助けるのが病院の歴史。



商売上手な人はピザの宅配を始めている。
ドローンで自宅の外から体温を測る人も。


そう本来は、武漢こそ、「在宅医療」の出番なのだ。

「病の院」に集めるから、感染者が増えて、死亡者が増える。
人工呼吸器患者さんだけに限定。集中すればいいのだけどね。

中国語に堪能な方、誰か中国政府に教えてあげて。

現在の武漢こそ「多職種連携の地域包括ケア」なのだ!


10年前の日本での新型インフル騒動の時も
「在宅医療」を提唱したが理解されなかった。

武漢の医者が過労死した、と報道されている。
心が痛む。

私自身も「過労死するか」と思いながら30年以上働いてきた。
だから他人事とは思えず、過労死した同志に同情する。

しかし「やまいのいん」の限界と在宅医療という発想を
教えてあげたいし、なんなら武漢に行ってもいいと思う。

昔、中国の大地震の直後に黒田裕子さんが現地に入ったことを
今回の武漢の新型肺炎騒動と重ねながら、深夜のTVを観ている。


実は、この日曜日にある政府高官に「行ってもいいです」と
申し出たが、「中国政府に拒否される」と言われてしまった。


マスクの売り切れがニュースになっている。

恥ずかしながら私は、この2~3年、マスクをしたことがない。
マスクの意味が分からないなあ、という気持ちがある。


在宅患者さんにも「表情が見えない」ことが不安を増幅させる。
特に認知症の人には、白衣やマスクだけでも超暴力的だと思う。


とはいえ、以下のことくらいは知っておきたい。

もちろん、こまめな手洗いは大切だ。


〇 新型コロナウイルス肺炎に関する、6つの「意外な事実」 →こちら

〇 実は「マスク着用」より先に
  やるべきことがある →こちら




PS)
深夜1時、3時、5時、6時と、施設職員から、毎晩のように
本当にショーむない電話がかかって来て、死にそう、だ。

介護職員に殺される!
毎晩そう思う。

私は、新型コロナよりも介護職員の無知をなんとかしたい。
そう思って「国立認知症大学」を設立して孤軍奮闘してる。

昨夜の話。

午前2時に寝ついて、寝落ちした午前3時に電話が鳴っていた。(過去形)
それは施設ではなく自宅のがん患者さんの痛みでの電話だった。

私は枕元で鳴った電話に気が付かなかった。(寝落ち)
朝起きて、不在着信に気が付いた瞬間、凍り付いた。

あわわ。
どうしよう。連絡がつかないと救急車を呼んだのかな?

慌ててコールバックしたら、誰も出てくれない。ああああ・・・
後で知ったが、今度は家族が寝落ちしていたそうだ。(ちょっと笑)

朝一番に往診し、正直に謝り、麻薬を増量して
大事には至らず安堵しながら、外来に入った。


こんな人間にとって今の騒動は滑稽に映る。
まあ以上は、あくまで「個人の見解」です。

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

ワタクシがマスク必須の理由
その1 基本花粉症。外出時にマスクしないでくしゃみすると周囲の人がイヤな顔をする。
その2 外出時にマスクしないと周囲の人の咳やくしゃみの飛沫を受けるのが嫌だから自己防衛のためマスクする。
その3 乾燥時、加湿器は抵抗あるので寝るときにマスクをして自分の息で加湿している。(梅雨時や夏はマスクしない。)
電車の中はマスク当然です。オッサンはマスクしないで咳やくしゃみ連発、女性も「ワタシ調子悪いのよ・・」的にコホンコホンと口を覆わずマスクもせずカワイソウぶってるタイプがいる。

自分が絶対に咳しない、くしゃみしない、かつ、他人の咳やくしゃみの飛沫を浴びてもいい、なら、マスクは不要だと思うけど、ワタクシはマスク必須です。昔々の洗って使うガーゼマスクに戻る予定。自分でも作れるし。

Posted by 匿名 at 2020年02月05日 02:06 | 返信

先生、武漢へ行こうとするのはやめてください! 
先生を頼りに在宅で待ってる患者はどうされるおつもりなの?
よそのことより、まず足元じゃないかと思います。
マザーテレサの言葉、まずは自分の周りから幸せにすること
正義感だけで動いてもらっては困ります!

Posted by K at 2020年02月05日 09:15 | 返信

マスクをしている人が多い。「マスクなし」「透きとおった?素足」で歩いていると、奇異の目で見られる。「同調圧力」に屈して「マスク売り場」を覗いたが、空っぽだった。
ニュースの待機アナウンサーを1時間隠し撮りすると、手で口鼻目触ること60回だったとか。とても手洗いに時間をかけられないので、手はアルコール消毒するにかぎる。携帯アルコールはリュックに入っている。
また起床時、帰宅時、就寝時の3回、温水入りコップに塩少々。これを鼻で吸いあげて口から出す。鼻呼吸で鼻のどは湿度100%。お陰様で花粉症にかかったことはない。

新型コロナウイルスが地球に及ぼす結末はなかなか予想できない。
ウイルスへの「怖れ」が、地球市民を「不安」に陥れ、特定の人びとを「標的」とする。「黄禍論」の再来だ。
日本では、ラーメン店や駄菓子屋で「中国人入店禁止」の張り紙。
欧米では、「中国人は帰れ」に始まり「東洋系住民」「アジア系住民」排除の動きが一部で広がっている。日本の「在日は帰れ」に似ているが、「在日は殺せ」までには至っていない。中国内では「武漢人」排撃の動きまである。東京大震災での朝鮮人虐殺や、原発避難をよぎなくされた福島県民に「放射能」と焼き印を押した関東人に学んでいる。

パリでも春節パレードが延期に追い込まれた。在フランス中国人協会のコメントがある。
「外国人嫌悪が入り混じった集団ヒステリーがあり、フランスのアジア系住民に対する差別発言に歯止めがきかなくなっている。まるでアジア系住民全員が保菌者のような言われ方で、近寄るなと言わんばかりだ。」(真鍋厚。東洋経済オンライン2.3から)

Posted by 鍵山いさお at 2020年02月05日 06:26 | 返信

TVで武漢の病院映像を見ていると、治療法が無いにも拘らず大勢の患者が押し寄せ
押し問答している様子を見るにつけ、病原菌まみれを望んでいるようにしか見えません。
されど他人事にあらず、これまでに日本でも大なり小なり..といった印象がありました。
ここ数年、街の医院の混雑ぶりには辟易です。年々インフルエンザウィルスが強く進化しているし、
季節を問わず流行する時代となっては、もはや、家庭用検査キットを販売した方が世のため人のため
ではないでしょうか?不要な感染を避けて我が家は、医院への足は遠のきました。
新型コロナウィルスの実態は、時期が来れば解明されるのでしょうけれど、それでも
保菌者が存在した乗り物に同乗した人が、複数感染したという報道を聞くと、感染力の強さが
印象付けられ、やはり「怖いな」と思ってしまいます。

Posted by もも at 2020年02月05日 09:24 | 返信

私が見るところ、コロナウィルス騒ぎは米国CIAによる中国批判プロパガンダですね。
「中国人→汚い→付き合うな」の連想は、各国に対中関係を断絶させるのに一番効果的。
米国は今まで5Gや技術優位の線で攻めてきたが、世界の人々にとっては優れた技術、
大きな市場が米国である必要性はなく、中国が米国より優れているならば中国を選びますからね。

Posted by さすらい人 at 2020年02月05日 10:25 | 返信

日本の厚労省に対して指導する立場にある天下のWHO様が「コロナウィルスpandemicになっていない」と公式声明を出しているにもかかわらず、著名な親米政治評論家が産経新聞に寄稿していました。「WHOは中国の影響下にあるから中国に忖度したことしかできない」と。

科学の知見を無視し、根拠なしに「中国人汚い」プロパガンダを煽る人たちは、欧米で中国人と一緒くたにされ差別排除される屈辱を味わえばよいのです。本当に愚かな者たち。

Posted by さすらい人 at 2020年02月05日 10:32 | 返信

介護職員も、こんなのいちいち医者なんか呼ばなくても良いだろ、と思ってる人もたくさんいると思います。
しかし、呼ばないと家族に責められるし下手したら刑事罰ですからね。
認知症の婆さんがドーナツ詰まらせて死んだら介護士が罪に問われたことありますよね。
あれみたら、どんな些細なことでも医者に投げないとまずい、ということになりますわな。
啓蒙すべきは、介護職員じゃなくて、警察と検察。
老人が死んだら、殺人以外なら介護者は基本的に全て免責される、という法律でもないとダメですね。
しかし、こんな法律ができたら先生はこれを素晴らしい、と言うかもしれないですが、世間は年寄りは死ねば良いというのか!!、となるでしょう。
先生は死を見過ぎたので死生観が日本人離れしています。

Posted by 匿名 at 2020年02月06日 11:07 | 返信

鍵山様やさすらい人様のような「政治的プロパガンダだ」って叫ぶ人はあんまり感染症のことを分かっていないのかなって思ってしますね
どんな時代も感染症は隔離が基本ですよ?
隔離によるひどい悲劇があったことは十分承知していますが、感染者はさらなる感染を呼ぶわけで、人種差別問題に繋げようとする意図が分かりません。
それに民放各局は、中国批判などしておりませんし、どちらかというと親中の気がしておりますが?
民放が反中国であるならば、沖縄の基地建設やそこの違法テントについてやチベット問題についてもっと報道していると思いますがいかがでしょうか?
ただの医療水準の低いところで起きた感染症のパンデミックの話を政治的プロパガンダに仕立て上げようとしたり、差別問題にしようとしている姿を見ると、ちょっと主旨がずれちゃっているなと思っちゃいます

Posted by 匿名 at 2020年02月06日 12:02 | 返信

わたしも、死んでいく老人を見た数ならそんじょそこらの医者以上です(笑)
先生よりも多いかもしれません。
やはりたくさん見ると死生観がだんだん日本人の標準から外れていって、年寄りに医療はいらない、とか、老人ホームからの救急車は受け入れない法を作れ、とか、老人に痛み止め以外の薬は一切いらない、とかいう思想になります。
ただ、世間にこれを理解しろと言ってもなかなか無理でしょう。

Posted by 匿名 at 2020年02月06日 02:37 | 返信

「感染症のことが分かっている」匿名さんへ
ご批判ありがとうございます。
「病い」よりも「人間」を見たい習癖があり、横浜港漂流「クルーズ船」をめぐっても、「隔離下の人間」に思いをいたさざるをない「ずれた」人間でございます。

「福島を追われた小学生」が、横浜で「放射能」と囃され石もて学校を追われた。原爆投下の広島で救護活動に入った兵士が、故郷へ帰還したところ「放射能」と忌み嫌われ故郷を追われた。

武漢人を忌み嫌う周辺圏の中国人。
クルーズ船に隔離された人びとを放置してやまないわれら「医療水準の高い」日本人。

心斎橋や道頓堀に、「挺住!武漢」ののぼりが乱立しているという。
日本にやってきた中国人がマスクや五本指靴下を買ってみたら、中国製だった。
日本と中国にかぎらず、国境を超えて地球市民は切り離せない。
地球環境は、国境を超えて地球市民は切り離せない。

「ヒトからヒトへの感染」をいち早く公開した34歳の医師。
武漢、中国、アジア、世界への警鐘だったのだ。

Posted by 鍵山いさお at 2020年02月10日 08:32 | 返信

武漢人を忌み嫌うのは中国人だけではない
武漢に滞在した韓国人が帰国するというので、反対派の住民200人がデモを行っている
韓国では帰国者が来るというだけでデモや暴動が起こり、帰国を決めた次官に対し、紙コップを投げつける・髪の毛を引っ張るなどの暴行を加えている
それに対し、日本は、クルーズ船が横付けされようが暴動など起きない
それどころか、感染者へは国民の血税で対応するそうだ
ほかの国では、直ちに強制送還、入国禁止の措置が取られるであろう

ひるおびで某氏は「クルーズ船の乗客は刑務所にいるよりひどい状態」と言ったそうだ
乗客には「コロナビールが飲みたい」とふざけた輩もいたそうだが、、、

いち早く警鐘をならした医師
なかったことにしたかったキンペイ
地球市民の代表から相手にされない一人ぼっちなキンペイと南のトラさんの今後はいかに?

Posted by 怒りのコリアン at 2020年02月11日 12:06 | 返信

「感染症のことが分かっている」匿名さんへ(続)
「人よりも病いを見たい」匿名さんへ

厚労省は、新型インフルで「自宅待機」させる労働者に対して「休業補償を支払わなくてよい」と、わざわざ企業にお墨付けを与えている。
お隣の韓国では、国が1日1万円を超える額の休業補償を個人に支払う。
新型インフルにたいする、日韓両政府の施策の違いは、どこから来るのか。
「クルーズ船隔離」というパンデミックは、日本の「世界への政治的プロパガンダ」になってしまった。
クルーズ船内の感染者は、「日本の感染者数」から除外するよう国際社会に求めて恥じない「政治的プパガンダ」。
長尾先生のいう「2009年の教訓」を、「なかったことにしたい」われらが政府。
「10年ひと昔」という美しい日本的伝統。
「東日本大震災追悼式典」には、11年目からは政府は参加しないことに決めた。

匿名さんからすれば、こういうコメントも悪しき「政治的プロパガンダ」ということになるのでしょうか。

Posted by 鍵山いさお at 2020年02月18日 09:50 | 返信

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