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国難のなか、ここだけの話

2020年02月26日(水)

連日新しいニュースがあり、今日もコロナの話で恐縮だ。
テレビのコメントテイターは玉石混合で聞いてられない。
私はひっそりと、この個人的日記帳に思索を記している。

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このブログの読者は、もう気がついていることだろう。

1ケ月前から指摘しているとおりになっていることを。

別に預言者を気取るわけではないが、
「予想どおりに事が進んでいる」ように映って仕方ない。


今日も、ここだけの話を書いてみよう。

個人的な思索なので、拡散しないでね。
「こんな意見もあるのか」程度でいい。



1 なぜ、兵庫は0で、大阪は1人なのか?
  
  簡単である。検査をしていないだけだ。
  大阪の吉村市長は今日、こう言っていた。
  「大阪でこれ以上の感染者を増やさないためには・・」

  
  ええ、感染者1人なのに、「これ以上って?」どういう意味?

  要は、
  ・敢えて検査をしていない(200人程度)こと
  ・しかし市中には陽性者が沢山いること、を公に認めたと同義の発言だ。

  兵庫県に至っては、ゼロである。(140人ほど調べたそうだが)
  実は、本当のゼロではなく「非公表」らしいよ。
  そう、公表しなければ「永遠のゼロ」でいられる。



2 なんのために、そんな「操作」をするのか?
 
  きわめて単純。

  すべては、オリンピック開催、のためである。
  数字は瞬時にせ世界中を駆け巡る時代である。

  数字が大きくなれば、欧米から日本は危険な国という
  レッテルが格上げされて続き、オリンピックは中止に。

  もちろんインバウンド頼みの経済の落ち込みもある。
  しかし、その象徴がオリンピック、なのだ。

  私は、国益を考えたら、その行為は間違っていないと思う。
  そもそもそんなに沢山の検査はできないし、やる気もないし。

  しかし「希望者全員に検査をを!」と毎日騒いでいる医師がいる。

  ひとつの考え方ではあるし、賛同者も多いだろうが
  ・不安が不安を呼び
  ・感染経路で騒ぎになり
  ・きりがない(無症状者が多い)
  ・なにより、世界から「蔓延国」の烙印が押されるリスクがある。



3 しかし、オリンピック中止のリスクが日々、高まっている。

  YOU TUBEで、世界中に「日本はこんな酷い国だ」と専門家が
  叫ぶと、世界同時株安が起きるくらい、情報に敏感になっている。

  問題は、いつまでこんな「粉飾」を続けるのか。だ。

  国益を賭けた「粉飾」は、大きな賭けに思えてならない。
  成功すればOKだけど、失敗すれば必ず戦犯探しが始まる。

  私は、1000人程度のサンプル調査(PCR)をすべきと考える。
  サーベイランスとかサンプリング調査と言われるやつである。

  大阪、神戸、京都、三田、尼崎、東大阪、奈良あたりで無作為にやってはどうか。

  その値から、感染者数を推定して、上手に「推計値」を公表する。
  そうすれば、今流行りの「隠蔽」と言われることを免れるかもね。


4 ピークは患者数ではなく、サンプルの陽性率と死亡者数で判定する。

  やろうと思えば、今日から2週間でできる。
  2者とも、2週連続下落ならば、「峠を越えた」と言える。
 
  すると経済も気分も反転する。
  大本営発表の感染者数では、当分のあいだ「反転」しない。できない。

 


5 集会自粛や学校休校施策は、正しいのか?

  きわめて正しく、唯一の作戦である。

  しかしその意気込みと意義が国民に伝わっていないことが致命的。
  やるなら、「武漢」や「イタリア」や「北海道の公立学校」を見習わないと。

  今日の政府の指針は、なんのことか分からないし、中途半端すぎる。

  ・学校と会社は2週間休み
  ・映画館も集会も禁止だ
  ・電車は間引く
  ・病院では変わりない人はすべて電話で処方箋を発行
  ・都市部の入り口は原則閉鎖に
  ・海外旅行の禁止、くらい徹底的にやらないと逆効果になる。


  「2週間が山」と言いながらも、施策にはまったく中身がない気がする。
  本気でオリンピックをやりたいなら、ここが最後の踏ん張りどころなのに・・・


6 病院はどうなるのか?

  ただでさえ受診抑制がかかっている医療機関には致命的な出来事。
  この際、少なくとも「病院で風邪は診ない」を国民に周知すべき。

  院内感染が起きるので、徐々に遠隔診療の地位が高まるはず。
  しかしまだ気が付いていないようだ。(2009年も同じだった)

  軽症の陽性患者さんを1ケ月電話で管理したら診療報酬をつける。
  「陽性患者遠隔管理料」で診療報酬をつけ誘導してはどうだろう。


7 結局、PCR検査はどうなる?

  不安な市民とそれに応えよ!と叫ぶ医者に負けて、渋々
  開業医でもPCR検査ができるように操作するのが5~6月か。

  東京オリンピック開催か否かのギリギリのデッドラインを前に
  PCR検査が解禁されるのではないか?

  しかしもう既にピークは過ぎているので、「なーんや!」で
  またまた「後だしジャンケン専門家」が百家出てくるのかな。

  一方、中国が「簡易検査キット」をめぐんでくれるという。
  なんてこった!

  中国、日本に新型コロナの検査キット提供 
 「ウイルスとの戦いに国境はない」  →こちら

  


8 急ぐべきは、タバコ対策。

  死亡例と喫煙の関連性を、今、強く知りたい。
  たぶん極めて高い関連性がある、と想像する。


2020年2月19日 新型コロナのレセプターは、ACE2 (アンジオテンシン変換酵素2)と解明
ACE2遺伝子発現の比較では
 人種グループ(アジアvs白人)、
 年齢グループ(> 60 vs <60)、
 性別グループ(男性vs女性)
で大きな格差は見つからなかった。
しかし、喫煙者は著しく高いACE2遺伝子発現が観察された。
Tobacco-Use Disparity in Gene Expression of ACE2, the Receptor of 2019-nCov[v1] | Preprints
 


  もし本気でオリンピックをしたいのであれば、至急、国内禁煙にすればいい。
  やろうと思えばすぐに可能。それが国家権力というものなのに、モッタイない。


  しかしそれをすれば、JTと国家の癒着がバレバレになるのでできない。
  国家がタバコ会社を運営しているタタリが、オリンピックに迫っている。


9 特効薬はいつ見つかるか?

  意外な既存薬が特効薬として発見されるだろう。
  ドラックリポジショニングには、AIの援助が必須。

  これを発見すれば、世界の英雄になれる。
  安くて古い薬になかに見つかる、と思う。



10 結局、なにをすすればいいの?

   君子危うきに近づかないことが一番。

   密室で高人口密度が危ない。
   満員電車や飛行機は危険だ。
   こまめな換気が日本を救う。

   静かにしておくことに尽きる。
   そんな1週間はなかなかない。

   と言いながら、遊ぶには最適かも。
   但し、人がほぼいない所で遊ぶべき。


11 一番危険な高齢者対策が無い

   高齢者が危険だだという。
   でも施設に入っている人も多い。

   そんな人が発熱したらどうするのか?
  
   ・誤嚥性肺炎?
   ・新型コロナ?
   ・施設内感染?

   そんな人はどうするの?

   そもそも診断もつかないし。
   相談センターに聞いても分かるわけないし。

   入院するの?
   感染症法に従うのか、従わなくてっもいいのか?


   治療してもダメなら、諦めるの?
   緩和ケアは?

   気管内挿管は?
   人工呼吸器は人工呼吸器は?

   人生会議は?
   看取りは?
   
   看取った後は、どうするの?  
   報告するの? しないの?

   まったく想定されていない矛盾。
   高齢者の実態にまったく想定していない対策案

   これを作っている人の顔をみたい。
   もし必要なら、ボランテイアで施策を手伝うよ。

   
   このまま「終戦」を待っているだけかな。
   でも3月に収束しなかったら・・・・


   
12 マスコミ報道を鵜呑みにしない

   政府は、故意に嘘をつく。
   まあいつの時代もだだけど。

   一方、マスコミは、知性が無いので、
   善意のトンチンカンを、まき散らす。

   それにしてもトンチンカンなマスコミ報道が混乱を助長している。
   ちゃんとしたことを言っている専門家は、一人しかいなかった。


〇 新型コロナウイルス、相変わらず無意味な報道ばかり(JBpress) →こちら
  

  
〇 遂に「日本売り」を招いた新型肺炎危機
  ──危機を作り出したのはウイルスでも政府でもなくメディアと「専門家」
  (ニューズウィーク日本版)のコメント一覧  →こちら




今日も風邪の人が沢山来た。
一人ひとり丁寧に診る。

ゴホゴホ咳をしているのに、わざわざ診察室でマスクを外して
医者にモロに咳や痰を振りかける人がいて、本当に哀しくなる。

患者さんは、こう思っているのか。

・医者にはなにをしてもいい
・医者にはうつらない
・医者はこっそり自分で治している

なんてはずは、ないじゃん!

医者も人間だ。

うつる時はうつるしうつるし
死ぬときは死ぬ。

中国では100人単位で医者が死んでいる。
同業者としてこんな悲しいニュースはない。


当たり前だが、医療は有限である。

今は、重症肺炎のために医療がある。

ターゲットを絞るしかできない。

では市民の不安に医療はどう向き合うべきか。

所詮、無症状者にまでは無理筋である。
医者のほうが100倍不安、なのだ。

さすがに1年ぶりに「マスク」をした。
スタッフは私がマスクをすると驚いた。


日本医師会はそろそろ、開業医の役割について
具体的な声明を表明すべきだと思うのだが・・・

来週からは、町医者の出番であろう。



@@@@@@@@@@@@@@@@@@


医療タイムス2月号  新型コロナウイルス騒動における診療所の役割    長尾和宏
 
 この原稿を書いている2月20日は新型コロナウイルスで横浜港に2週間停泊していたクルーズ船からの下船が始まった2日目であり、初の死者が2人出た日でもある。日々加熱する新型コロナ報道を受けて、3月のイベント中止が続々と発表され混乱が広がっている。
市民の不安も大きく様々な相談を受ける。しかし8割は軽症であるので過度な心配は不要であると無症状者には説明する。一方、微熱が4日以上続くかだるさや息苦しさが続く人には専用の相談窓口の電話番号を伝える。武漢縛りや湖北省縛りが解けた後も、開業医が直接PCR検査や治療に関わることは無い。いまだ収束の目途はたっていない。そのような状況において診療所が果たすべき役割とは何なのかを考えてみた。
 クルーズ船内の院内感染ばかりに注目が集まる裏ではウイルス感染は市中感染に移行していた。全国各地で診断される陽性者が連日増えるという第二幕ともいえる状況の中、怖いのはウイルスではなく、肺炎である。高齢者と糖尿病などの持病がある人がハイリスクであることが分かっているのでそのような目で診る意識が診療所に求められる。また痰がからむタイプの肺炎とのことなので、気管支喘息も重要なリスクであると認識すべきだ。ちなみに診察室で肺炎を疑う重要な臨床所見である呼吸数は22以上である。
 高齢者が集団生活する場といえば介護施設である。もしそこで感染が起きると、死亡リスクと集団感染リスクの両方に直結する。しかし介護スタッフは感染症の知識は乏しくテレビ報道を観ては不安でいっぱいである。そこで診療所がすべきは、介護スタッフに「肺炎の早期発見法」を伝授することだ。微熱、元気がない、下痢、呼吸数増加など普段の肺炎と大差はないが、この季節ならではの診かたを教えると彼らは安心するだろう。万一、疑わしい場合はインフル検査を行ったうえで相談窓口に案内することになる。そうしたフローチャートを自分が関わっている介護施設の職員に分かり易く説明すると信頼が高まる。施設内の集団感染だけはなんとしても避けたい。
 一方、かかりつけの高齢者や在宅療養の高齢者も普段よりもそのような目で診る必要がある。普段よりも肺炎を意識しないといけない。在宅療養においても多職種に向けた新型肺炎の啓発が診療所の役割であろう。具体的にはケアマネへの周知やケア会議の際に必ず肺炎の早期発見の話題を加えることにしている。仮にコロナウイルスに感染していても軽症であれば風邪症状程度だけなので見かけでは分からない。検査にも至らないケースも多いだろう。だから風邪症状があれば決して無理をせず堂々と会社や学校を休んで安静になさい、という患者指導も大切になる。
 今回の新型コロナウイルス診療は感染症専門医療機関や病院が担っていて診療所の出番はあまりないように感じるかもしれない。しかし市中感染という第二幕に移行した今、決してそうではない。専門機関に上手につなげることも診療所に課せられた重要な役割である。開業医は風邪に始まり風邪に終わると言われるが、今回の新型コロナ騒動もまさにそうだ。公衆衛生学的見地から見ると、感染症対策における一般診療所の役割は極めて大きい。そうした原点を噛みしめる3月になるのだろう。
 



ps)
私は、この日記以外は、ツイッターや動画での発信は控えている。
専門家でも政治家でもないので、出しゃばらないようにしている。

しかしこんな有事に、何も言わないのも卑怯だと思い
遠慮しながらも、言いたいことを日々書き綴っている。

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この記事へのコメント

先生の意見、私も同じように思います。
大阪在住ですが、1人ということはないと思います。

でも、検査を皆が求めても、現時点で、特効薬があるわけでもないし、結果が悪ければ家で寝ている以外はできません。

むやみやたらと病院に行って騒いでも、迷惑な人であり何も解決しないですし、もし花粉症や普通に風邪なのに、大きな病院などで待っていて、その間に不幸にも移ったらどうするのでしょう?

まずは、家でゆっくりと珈琲や紅茶を飲んで、溜まっている本を読み、美味しいものをたくさん食べてくつろぐことが、一番の薬ではないでしょうか。

もちろん、相当悪ければ病院に連絡をして、まずはレントゲンなどで見てもらうべきですが。

人が集まる場所へは今は、自ら行くべきではないでしょうし、満員電車を避けるのに、可能ならば、自転車を使うなどもいいかもしれないですよね。

ダイアモンドプリンセス号でアメリカ人の方で、政府専用機で帰国することを拒んだ弁護士のご夫婦がいます。現在、東京におられますが、CNNなどにインタビューを受けられていて、旦那様のコメントは、興味深いものでした。

仕事柄なのでしょうか、届けられている書類にはキチンと目を通し、冷静に判断されていました。

他部屋で、マスクなしに大声で叫んだり、ベランダ越しに顔を近づけて話す方々を危険だと判断し、そういった方がベランダにいる時は、室内に戻り、できるだけ人との接触をしない。などで過ごされていました。

当たり前のことのようで、出来ない方、考え方の異なる方々とは、絶対に一緒には帰らないと、拒否されました。

政府専用機が来たとき、部屋で待つようにと書かれていた書類を無視?読んでいない?で、廊下に飛び出す様子に、呆れられていました。そして、14人の陽性反応であったと通知を受けたものの、既に飛行機に乗っていたためか、離陸していたためか、一緒に専用機で帰国することになりました。

今まで「身勝手だ」などとパッシングしていた人々は、一斉に専用機に乗らなかった夫婦を称賛していましたが、その方々にとっては、驚くことでもなく、良い選択をした、というだけのものでした。

与えられた環境において、冷静な判断が、身を守るのだと理解できるストーリーだなと思いました。
それは、今の私たちの状態も、だと思います。

色々な方が来られて大変だと思いますが、先生をはじめ、医療関係の皆様のおかげです。頑張ってください。

Posted by よしみ at 2020年02月26日 10:12 | 返信

後期高齢者を介護していて心配です。
結果的に政府は、クルーズ船内でウィルスを培養し、全国に拡散している。
薬は投与してもウィルスが少ない初期でないと効かないというから、重症者に投与しても時すでに遅し。
高齢者や持病を持っている人も重症化しないと、検査もしないというのは、高齢者や持病を持っている人は早く死ねといっているようなもの。

Posted by きゃん at 2020年02月26日 12:40 | 返信

日本のGDPに占める中国経済の割合は4%だから、中国がどうなろうと日本に影響はない。
中国との関係を切れ!と体制派論客が叫んでいた。

実際に中国が強権発動して経済活動を止めたら、日本が大きな影響を受けた。
日本経済が中国経済の従属物になったのが1999年頃。
時代遅れのスローガンを2020年に叫ぶ馬鹿どもたち。

証拠もないのにファーウェイ社の5Gが危険だというCIAのプロパガンダを
国内のCIA系電波芸者が連呼していたが、コロナウィルスが広がったら、
中国は5Gを利用した遠隔医療を早速活用し始めた。世界初、世界最先端の試み。

次世代通信規格で革新技術を持たない劣等国日本はどこを漂流する?
中国と手を切れを叫ぶ日本が、逆に世界各国から入国お断りの一方的通告を受ける始末。
電波芸者たちは私たちの生活をどうしてくれるつもりなのか。

Posted by 通行人 at 2020年02月26日 08:49 | 返信

TVを観ているとどこも早く軽症者にもPCR検査をというシュプレヒコールばかり(苦笑)。
現状新型コロナが2類ですから、クリニックの患者かスタッフに1人でも陽性者が出れば、たとえ未発症でも診療停止処分になります。1日50人以上かぜが来るクリニックが100件あれば、そのうちの半分くらいは診療停止処分になり、患者は別のクリニックに殺到、そこでも感染者出て診療停止という
負の連鎖が起きるでしょう。大阪府や兵庫県はあえて検査していないのでしょう。「帰国者・接触者相談センター」「保健所」からの指示だと、未だに湖北省とその濃厚接触者の発症者しかPCR検査してはいけないルールになってるので、現場の医者もあえて火中の栗を拾って、自分の勤務先を潰すような真似はしたくないのだと思われます。関西のDrはそういう意味で知恵が働いているのかもしれません。
TVに出てPCR検査の検査必要性を主張する先生方を観ていると、別の意味で心配になります。
状況にそぐわない過剰な正義感というのは、時として破滅をもたらすのではないでしょうか?
クルーズ船でユーチューブ配信した専門医センセイもその典型ではないでしょうか?

Posted by マッドネス at 2020年02月27日 06:38 | 返信

長尾先生は新型コロナウイルス患者さんの診療を受けて立つお考えのようですが、日本の今の現状ではそこまで腹をくくれるクリニックは数少ないと思います。サージカルマスク、アルコール消毒薬、予防衣が手に入らない状況が続いています。80%は軽症というものの、感染力は強く、初期段階では風邪と見分けがつかないとわかっていながら、開業医が診察せざるをえない現状では、いつクリニックがクラスターとなってもおかしくないです。一般患者さんを危険にさらし、かつウイルスに曝露され続けた医師や看護師が罹患したら、それこそクリニックがダイアモンドプリンセス号になってしまいます。しかし、現状では保健所では検査はしてもらえない風邪患者を診ないわけにもいかず、発熱を診ないとしているクリニックもあるものの、どちらをとっても批難されそうです。最前線に立っている医療従事者がかわいそうです。国がここ一ヶ月で封じ込め宣言をするのなら、風邪を診る特殊な場所を指定して、指定されたクリニックや病院以外では風邪などは診ないとすべきなのでは~。自衛隊にもご協力いただき特設の医療場所をつくり、韓国みたいなドライブスルーも一部こしらえたらどうでしょうか。さらに一番危険なのは高齢者とわかっているのですから、医療従事者や高齢者施設で働く人は優先的に検査してもらえるようにしてほしいです。そして何より、長尾先生頑張りすぎないでください、先生が無事でいてくれることがみんなの願いです。

Posted by 遠い声 at 2020年02月27日 09:17 | 返信

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