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「満員電車に乗らないで」の不思議さ

2020年02月28日(金)

TVで専門家が「満員電車に乗らないように」と言っていた。
あるいは「人込みは行かないように」も繰り返されている。
マスクは鍋でゆでて再利用する方法も実演されていたが・・


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「満員電車に乗らない」前に
「満員電車」に乘っている人はどうなのよ。

「満員電車」に乘らなくてもいい人はいいけれど、
仕事などで乘らないといけない人はどうなるのか?

「満員」であること自体が問題であるので、本来なら
「満員電車の運行をやめましぃう」と提言すべきでは。


あるいは、電車の窓を全開放にする法案はどうかな。
あまりにも寒いので電車に乘る人は確実に減るはず。


同様に、「人混み」があること自体が問題なので
「人との距離を2mは空けましょう」と言うべき。

突然の全国の公立学校の休校指示には、さすがに驚いた。
病院で働いているお母さん先生や看護師は、どうするの?

ついでに明日から全医療機関は休みにしてはどうか。
人が減るので、院内感染のリスクも低くなるはずだ。

みんな連鎖していることを忘れている。
縦割り行政の象徴が昨日のの大号令だ。



「想像力の欠如」

この1ケ月間の迷走は、この一言に尽きる。
庶民の生活を知らない人が突然凄い指令を出す国。

まあ、最後の賭けだからみんな一致団結して協力しようぜ。
それでダメなら、一連托生だし、ケセラセラで仕方がない。


要は感染症対策においては
・個人の利益と
・集団の利益を、両立させないといけない。

しかし、これは極めて難しい。

誰がやっても、100点満点はあり得ない。
一番うまくいっても60点で、それが合格!


個人の利益はももちろん大切だけど、それは集団の利益の上に
成り立っていることをはハッキリ言わないと市民は理解できない。


つまり、これから先は「公衆衛生学的な見地」が強く求められる。
その視点が無いテレビ解説は、不安を助長させるだけではないか。

今、個人と社会の在り方が問われている。

両者は時に相反するが、それを受け止めるリテラシーが国の未来を決める。

政治は、結局、どこかで適当な線を引かなければいけない。
その引き方が力であり、その時の国民の意思が反映される。

政治を批難することは簡単だ。
しかしそんな政治家を選んでいるのは私達自身。

つまり政治家は民度そもものだ。
それが国家のレベルを規定する。

今般の国難は見えない敵との戦争である。
叡智を結集していい作戦を練るしかない。

だから、日々のおかしな報道は見ないほうがいいかもね。
幸い、このブログの読者のコメントには勉強させて頂いている。


PS)

これから2週間の自粛生活。

みなさん、何して過ごすの?

4月4日には、「自粛疲れ」をぶっ飛ばす会を今夜企画した。
詳細はあらためてここに書くが、午後三時から神戸でやる。

その前に、沖縄で3月20日にイベントをやる。
「もしも沖縄に安楽死特区があるならば」→こちら






























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この記事へのコメント

「電車の窓を全部開放して走らせる」ナイスアイデアですね。
今年はそれほど寒くないので、猛暑のころまではエアコンなしで窓開放にしたらどうでしょう。
強風の問題はあるかもしれませんが。ついでにエアコンもやめてしまえば、大幅な節電にもなります。
「密閉空間」だからヒトからヒトへ感染しやすいわけで、一番大事なのは「風通し」「換気」
新型コロナ診るのも本来はテント張ってやるのが正しいと思います。換気できない屋内はNG
ビルなどの密閉空間でいくら対策しても限度がありますので、やはり屋外テントしかないでしょう。
公共施設などにテント設営して、地区の医師が輪番で防護服完備して診察するのがいいと思います。
屋外+防護服であれば、感染リスクは低くできるのでは?

Posted by マッドネス at 2020年02月28日 04:19 | 返信

コロナ感染で満員電車が危険と言うなら、まず高齢者や薬を服用している人が危険だ。そのような人は満員電車を避けるしかない。
例えば、喘息の人は免疫抑制剤を含む薬を服用している可能性がある。免疫力を薬で低下させて、喘息の発作が起きにくくしているからだ。しかし、免疫力が低下していると風邪等を引きやすく、回復も遅くなる。
私は50歳過ぎて喘息の症状が出たが、病院の治療は受けなかった。喘息の苦しみからは逃れても、免疫力の低下でどんな病気にかかって苦しんで死ぬか心配だったからだ。今でも喘息の発作は起きているが、喘息で死んでも、それが運命だと思っている。

Posted by 古希まえ男性 at 2020年02月28日 09:23 | 返信

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