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「自粛」の"やめどき"
2020年03月05日(木)
"朝から晩まで、「自粛」のニュースばかりですね。
しかし自粛の”やめどき”は結構難しいのではないか。
開始の決断よりも中止の決断のほうが、断然難しい。
しかし自粛の”やめどき”は結構難しいのではないか。
開始の決断よりも中止の決断のほうが、断然難しい。
明日から新型コロナ検査が「保険適応」になる、という。
しかしこれは、開業医で検査ができる、わけではなく、
病院の医師の判断で検査の指示ができる、という意味。
こんな紛らわしい言い方は、良くないと思うけどね。
PCR検査は少量のウイルスも拾ってしまうので
私の想像だけど、あまり増えないんじゃないかな。
一方、簡易検査キットは結構早く、市場に普及して
市感染となれば、開業医でもするのかもしれない。
私はやりたくない、けどね。
ややこしくなるだけ、だから。
妊娠検査のように、薬局でキットを2000円程度で販売し
自分の部屋でコッソリやってもらうのがいいのではないか。
でも、おそらく、開業医でやることに、なるのだろう。
そうなると「感染者」がゾロゾロ出てくるだろう。
するとさすがに「大本営発表の感染者数」も増えるはず。
ええ? 2週間も自粛したのに感染者増加?
すると、「さらに2週間自粛」となる可能性がある。
すなわち、3月末まで「自粛モード」が続くのでは。
そして4月になれば、潜在的陽性者数は増え続けるのでは。
もちろん国際的には、「五輪開催」や経済に影響する。
すると益々、自粛の「やめどき」が難しくなるのでは。
そんな予想をしている。
正直、無症状者は「検査を受けない」という選択が賢明だと思う。
しかし学校や会社や介護現場は、「陰性証明書」を求めてくるはず。
「そんなもん無理!」と言っても「あんた医者なんやからできるやろ!」
「なんで陰性証明書出さないの?」という押し問答になる可能性がある。
そこは政府の「丁寧な説明責任」があるのだが、今までの政府の
説明はみんな「逆効果」だったので、また混乱するのではないか。
感染者が減ったので自粛を解除したい、のは当然だろう。
しかし、そう簡単に、感染者数は減らないのではないか。
難しい局面だ。
当初から指摘しているように「死亡者数」の推移で
自粛の「やめどき」を模索すべきだと思うのだが。
政府やマスコミは、今から思考回路を変えておいたほうがい。
PS)
マスクが無いよう!
この冬、私が使ったマスクは2枚だけ。
2つとも介護施設に入る時に貰ったもの。
職員分を確保するために、私は自院のマスクを使えない。
買い占めを禁じて、医療機関や重傷者に回すべき。
でも、そんなことをできるのは、「政治」だけだ。
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この記事へのコメント
「ダイソー」「園芸コーナー」「不織布」で検索するとポリプロピレン製手作りマスクの作り方が紹介されています。
Posted by ロボちゃん at 2020年03月05日 08:27 | 返信
少なくとも町医者で検査やるようになるには、5類に変更しないと誰もやらないでしょう。
2類のままでやれば、大量の宇宙服、特殊マスク・ゴーグル、テントが必要になりますし。
政府や官僚、マスゴミの思考回路は硬直化していて状況変化に適応して全然変えられないですからね。
日本みたいな中途半端な自粛だと感染拡大対策には全然ならないのではないかと。
やるのであれば中国くらいやらないと。誰も街中を歩いていない状態に、日本には無理だろうけど。
おそらく中国なら町医者の外来は一斉禁止でしょうか?
Posted by マッドネス at 2020年03月06日 09:40 | 返信
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