弱った人が集まる場所、と言えば・・・

病院と介護施設です。

「三密」が全部揃ったうえに
「換気」が悪い場所でもある。


そこで集団感染が起きるのは、いわば必然。

一方、感染ルートが分からない孤発例も毎日、増えている。
そうした陽性者を「三密」に閉じ込めると、さらに感染者が増える。

「三密」にいるのは入院患者さんと入所者だけではない。
それと同数のスタッフが出入りする場所、でもあるのだ。

もはや、「私は絶対大丈夫」という人はいないと思う。
一見健康なスタッフも若者も、もしかしたら陽性者？


つまり、「陽性者を病院や施設に隔離する」という発想を見直すべきでは。

病院や施設では、「隔離」＝集団感染のリスク、となるのが不安である。



「風邪は診ません」という張り紙をする診療所が増えている。

20年前、「SARSの人は診ません」と書いていた病院があった。


その時も今も笑ってしまうのだが、誰がSARSか新型コロナか
分からないから困っているので、その張り紙はナンセンスだ。

最近、言われているのは
・腹痛で来た新型コロナ
・交通事故で来た新型コロナ
・脳梗塞で来た新型コロナ
・パニックで来た新型コロナ
・味覚障害で来た新型コロナ
・臭覚喪失で見た新型コロナ
・健康診断で来た新型コロナ・・・・


風邪症状が無い新型コロナの人がゴロゴロいるのに
「風邪の人はお断り」という看板は、ナンセンスだ。

診療所を閉めたほうが世のため人のためかもしれない。
少なくとも「自分は無関係」と思うこと自体、傲慢だ。

私は、病院は元気な入院患者さんは家に帰すべきだと思う。

・末期がん
・糖尿病の教育入院
・神経難病・・・・

大病院は、心筋梗塞やがん治療や緊急手術のみに限定して、
「不急の軽症入院患者」さんは、自宅に帰すべきではないか。


感染爆発した時には、病院は、上記の選択を迫られるだろう。
開業医も同様に院内感染の温床になるのでできるだけ閉める。

慢性疾患で投薬が必要な人は、電話再診での投薬が可能だが、
オンライン診療も、この機会に大幅に規制緩和をすべきでは。

戦々恐々としている介護施設はかかりつけ医との連携を
頻回にして、熱発者には個別性を重視して対応すべきだ。

発熱者は「離れ部屋」など、人の出入りが少なくて
かつ「換気が頻回にできる部屋」に移すべきである。

体調が良くない職員は「家で寝ていてね」が大切だ。
無理して出勤して院内感染の発生源にならないこと。


もしも都市封鎖を行うのであれば、病院と介護施設も
上記のような措置を行わないと、効果が薄れると思う。

私は、なぜ在宅医療を活用しないのか不思議でならない。

在宅では管が少ないので、接触は最低限に抑えることが可能。
診察も距離を置いて、マスク越しの会話や脈診程度で十分だ。

病院＝人工呼吸器の患者さんに限定、
という事態をシミレーションすべき。


以上、恐ろしい妄想であるが、大都市では
頭の片隅に置いておくべきではないのかな。



PS)

非喫煙の若者の肺炎が少し増えてきたようだ。

武漢ウイルスは変異してきた、と感じている。

報道のとおり、不要不急の外出は自粛すべき。

今、国は欧米のように外出禁止令を出すべきだ。