メデイアは意味も知らないのに、PCR,PCRと騒ぐ。

「PCB」と言っている首長がいたが、
気持ちは分かるけど、「惜しい！」


陽性だったら隔離ないし強制入院に。
それはそれでいいとして。

陰性だったらまるで裁判で「勝訴！」とばかりに大喜び。
緊張が解けて、咳や熱があっても、仕事に出ようとする。

まだ肺炎が治っていないのに。
画像診断では９９％コロナ肺炎なのに。


なぜそんなことが分かるのか？

それは、CTでコロナ肺炎があり、PCR検査を受けた人と
携帯電話でメールなどで連絡を取り合っているからである。

「PCR陰性者が。本当に怖い」

陰性でも咳や熱が続くので、厄介な検査だ。

PCR陰性は偽陰性を含んでいる。
しかし一般人は、理解できない。

では、PCR検査はなんのため？

念のため？
ダメ押しのため。？

これは正しい。

確定診断のため？
白黒つけるため？


これはブー。
大間違い。


白黒、つきません！

偽陰性がいくらでもいます！（半分）

PCR陰性の肺炎患者さんが、毎日、おられる。
その後オンライン診療で丁寧に対応している。




毎日、こんな人が来て困っている。

「コロナでは無い、という診断書を書いてください」

「そんなもん、ありません！」

「それがないと、会社に入れてもらえないのです」

「じゃあ、今日から、そのタバコをやめれば？」

「そうじゃないんです。会社で僕が咳をするたびに
　周囲の人が離れていって、仕事がしにくいのです」

「だから、無理だって」

「社長にPRC（？）をしてこい、と言われたので」

「だから、そんな検査できないって。　入り口に張り紙してるでしょう」

「じゃあ、僕はどうすればいいのでしょうか？」

「咳が収まるまで、家で寝ていたらいいのですよ。何日でも」

「それじゃあ給料がもらえないので死にます・・・」


PCRほど悩ましい検査はない。

しかし今は、日本全国、「PCR教」である。
そう、まるで「宗教」のように見えて仕方がない。

有名芸能人は、PCR検査を割り込みでしてもらえる。
しかし一般市民には、PCRまでのハードルは超高い。

東京都杉並区では発熱外来を始めるという。
尼崎医師会も今日からPCR検体採取に協力する。


韓国では希望者全員にドライブスルーPCR検査をして
収めたのに、なんで日本はやらないんだ！という人も。

たまたまというか、PCRが国民にプレッシャー
として外出自粛に役立ったのではないか。


当院は、PCR検査は、やっていません。

CTによるコロナ肺炎の早期発見はやっています。

ただし、必要だと判断される人のみ。


PCR方式だと1週間かかるところが、
CT方式では、わずか10分で終わる。

それでPCRを要請するが、陰性でも陽性でも、あまり変わらない。

CTでコロナ肺炎があるかないか、それだけ、

コロナ肺炎って、こんな感じ。→こちら

検査手順は当院HPに載せた。
かかりつけの患者さんだけ。



PS)

皆さま、お元気ですか？

もしもお疲れなら、歩いて下さい。