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逃げられるのに逃げてくれない 怖すぎる、信じられない・・・

2020年04月04日(土)

みなさま、新型コロナは怖すぎる状況、です。
緊急事態宣言が出ていない今が信じられない。
ここには到底書けないことが多すぎる・・・


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以下、個人の感想です。

信じるものは救われる!?

決して他人に強要するものではないけど
一医師として、良心に基づいた発信です。



まずは、
新型コロナは、もはや、あちこちにいます。

クラスター壊滅作戦はもはや限界を超えています。
いつ誰がコロナで死んでもおかしくない状況です。


私には、
・みなが普通に町を歩きまわり、
・電車やバスが動いていて
・コンビニが開いていて
・酒場で飲んで騒いでいる
ような状況が、信じられない。


今すぐ、人の往来をストップすべき、である。

お前は間違っていたと、後で笑われても構わない。
どんな目にあってもいいから、今、発信しておく。


今すぐ、欧米のように都市封鎖すべきだ。

自粛供要請ではなく、都市封鎖でないと食い止められない。



みんな自分は関係ない、と思っている。

アホである。

そんな人間が、何人ものアカの他人を巻き添えにしていく。

誰もがみな、今、コロナである可能性、がある。

誰もが既に感染して周囲にまき散らしている可能性がある。

それが誰かの命を奪う可能性が100%、ある。


しかしそんな現場の声が世間に届かないのが本当に辛い。


でも、今日1日だけでも、私は何人もの命を救った!!!!

たったこれだけでも自分が医者になって良かった、と思う。


元気な人たち、子供たち、の命を救うことができた。

でも、救えなかった命もある。

本当に悔しい・・

10人救って、1人失う。

今、泣きながら書いている。

個人情報等があるので詳細は書けない。

気持ちだけでもくみ取って頂ければ幸いだ。


こんな気分は、2011年の東日本大震災の津波のリアル映像以来だ。

あの時、往診先で、テレビ画面を見ながら
「みんな逃げろ!津波が来るぞ!」と叫んだ。

しかし、逃げなかった。

結果、2万人が命を失った。


分かっていたのに、救えなかった。

あの時と、まったく同じ気分だ。

助けられる命を助けたい。

だから、笑われてもいいから、発信している。


そんな思いで医者になり、頑張ってきたが、今まさに正念場。

今、まさに戦場に立っている。

いつ銃弾に当たるか分からない最前線の兵士。

だから仕事以外は、常に自主隔離している。

こんな私がここまでしている意味を分かってほしい。

孤独に耐えながら、このブログを発信している。

結論から言えば
・三密を避ける
・手洗いの励行
・会話エチケットとしてのマスク着用
・ソーシャルデイスタンス、はすべて必須。
最低必要条件である。



しかし守らないアホな人が多すぎる。

アホな政府は決断すらできない。
アホすぎて、話にならない。


だから今すぐに、都市封鎖しか手がない。

経済云々の問題ではない。
死ぬよりはマシだろう。


嘘だと思うなら、発熱したと保健所や医療機関に電話して欲しい。
たらい回しになって、どこも相手にされないまま何日か過ぎ去る。

でもその時では、・・・ 遅い。

志村さんなどの有名人の経過を見てほしい。


スペイン風邪(A型インフル)、にしてはいけない。
都市封鎖で新型インフル並みに納めないといけない。


イジメや偏見を問題視している時ではない。
みんな一蓮托生、と思っていたほうがいい。

コロナから正しく逃げてください!

回りの人の命を救うのは貴方です。

貴方が、他人の命を救えるのです。


以上の個人的意見に賛成の方は、この警告を拡散してください。
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もしも突然、このブログが途絶えたら、
「ああ、やられたな」と笑って下さい。



PS)
こんな状況の中、介護施設での夜間の看取りもあった。
家族であっても立ち会わせてもらえないのが、現実だ。

看取りに立ち会えないから家に連れて帰る
という、考えられないような相談にも対応。

1日が1週間に感じる。

私には1週間後の日本の姿が見える。
だから、こうして警告を発しておく。










































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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

長尾クリニックで毎年胆石の定期検査と特定健診を受けている者です。
先生のブログは毎日読んでおり、恐怖におびえております。
私も志村けんさんが亡くなった時から危機感が一気にマックスになりました。それまでは怖いと思いつつも、そこまでではありませんでした。その後も毎日のように感染者が増えるニュースばかりで、3日前から「緊急事態宣言」をずっと待ちながらスマートフォンを見ています。テレビを見ていても医療専門医が口をそろえたように「都市封鎖」や「緊急事態宣言を出すべき」と言っているのに政府は一向に「国民の命を一番に慎重に考え、決定する」というばかりで何も変わりません。いつまで「慎重に考える」のでしょうか、見ていてイライラして耐えられません。
大阪府が公立小中学校の新学期再開を延期しました。当然兵庫県も学校再開延期は確実と信じていましたが、今日井戸知事が4月8日からの兵庫県の公立小中学校一斉再開を発表しました。もう信じられない気分で耐えられません。それでなくても未だにジムのスタジオクラスで毎日エアロビクスやダンスを30名の密室で一日中やっている中高年のジム仲間が沢山いて耐えられない気分なんです。その人たちから「来ないの?今月も休会?今のうちに行っとかないとね!そのうち閉まったら踊れなくなるもん(笑)」というラインが来て腹立たしくてたまりません。全く危機感のない人達は若者だけでなく、中高年にも山程います。自粛は何の意味もありません、自粛する気がない人がいる限りどれだけ頑張って自粛しても何も変わらないですよね。そんな中での今日の井戸知事の「学校再開発表」、愕然としました。
どうすればいいでしょうか?どこに訴えればよいのでしょうか?兵庫県中の子供たちが学校へ行きだしたら、一体どうなるのでしょうか?3月1日からずっと休校だったので4月8日以降が全く想像がつきません。怖くてたまりません。ちなみに私はピアノ講師で5月24日に教室のピアノ発表会をアルカイックホールでする予定でした。開催は無理と感じ3月25日にホールに中止を申し出ましたが取り合ってもらえませんでした。中止ではなく延期のみ受け付ける、延期したくなければ無観客でするなど工夫を、中止だとキャンセル料100%支払えとのこと。そして電話で無理矢理7月の延期日を決めされられました。でも、どうしても納得いかず、翌日に再度2回電話でお願いするも取り合えってもらえず。仕方なく兵庫県民相談室、尼崎市民相談室、消費者センターへ電話し、二日がかりで抗議。最後にアルカイックホールの管理者尼崎市文化振興財団のトップの人と話がしたいから電話番号を教えてくれ、としつこく訴え、ようやく「イベント中止」を受けいれてもらえました。正直狂ってると思いました。絶対おかしいです。

長尾先生のブログは出来るだけ沢山の人に拡散します、私にはそれぐらいしかできませんが(このブログはFacebookでシェアしました。)
これからも誰がなんと言おうと死に物狂いでコロナと闘います。出来る限り多くの人に危機感を持ってもらうよう説得します。そして自分は絶対に感染されないよう気をつけます!
長尾先生も絶対コロナにならないよう気を付けてくださいね。心より応援しております。
長々と失礼しました。

P.S.クリニックの外のテントを増やされ野外診察時間を設けられたのは素晴らしいと思います!
他のクリニックも見習ってほしいです!

Posted by 土井登紀子 at 2020年04月04日 03:24 | 返信

一ヶ月以上もの間、自粛オンパレードでイベントも全て中止の状況はもう既に国家の緊急事態になっています。誰もが知ってるその事実を言わない日本の国の首相は世界から呆れられていることでしょう。当てにならない政府の指示を待っていたら、たくさんの人々が死ぬ事になり、自治体が独自に都道府県間の人の行き来を一定期間でも止めるなどの防御策をとっていくしかないようにも思います。地方自治体のリーダーに期待します。国の指示待ちではもう遅い、緊迫した状況になっているのでスピーディーな決断を自治体のリーダーにお願いしたいです。また、鎌田實先生のブログにもとてもいい提言がありますので、そちらも見ていただきたいです。人助けを生きる目的とされてる長尾先生、身体が何よりの資本ですから、どうかちゃんと栄養取って無事であって下さい。

Posted by 遠い声 at 2020年04月04日 09:43 | 返信

イタリアは日本の4倍のスピードで感染が広がりました。日本の4週間がイタリアの1週間です。ということは日本では教科書的な「ピークを先送りして医療崩壊を防ぐ」ことができていると思っていました。そしてイタリアでは3/31に「数日前にピークに達した」宣言が出たようです。

しかしここの記事を読んで考えました。「ここに書けないこと」とは多分WHOや厚生労働省から発表された数字ではわからないことなんだろう。例えば若い人が実はたくさん亡くなっている(しかもコロナと確定できないので統計に乗らない)とかであれば一大事です。

そう思って急遽有料メルマガを契約したのですが(3月のバックナンバーも)、昨日か今日に出た最新号にもそれらしい記載はありません。もうちょっとだけヒントをください。

Posted by 広島の赤牛 at 2020年04月04日 07:02 | 返信

わたしも ほんとに怖いです
会社が潰れるか…
自分が死ぬのか…

どうしていいのかわからないことだらけです
行政なんてあてにならない
自分でなんとかするしかない

困って…困って…;
先週の金曜日に訪問看護ステーションながおさんに電話してしまった
でも まだ事例がないです…という返答だった
現場の生の声が聞きたい

保健所も  県の訪問看護協会も 日本訪問看護財団も 包括も 市役所も 在宅サポートセンターも
電話かけまくっても 何もえられなかった
これをたらい回しというのか…そう思った

スタンダードプリコーション…
そんなこと わかってます


同じ思いでがんばってる現場のみなさん!
潰れないでくださいね

乗り越えよう
絶対 乗り越えよう

Posted by 宮ちゃん at 2020年04月04日 10:27 | 返信

自治体の長が、三密を避けて下さいと呼びかける会議室の動画配信があり、そこではマスクもせずソーシャルデイスタンスも守られずに三密が揃っていました。冗談でしょと、びっくり仰天と、ぞっとしました。指示する側が、わかっておらず、うっかり?やっていることならば、どこもかしこも同じようなことやっていて、ちゃんと実行されないのであれば、まさに絵に描いた餅です。地方自治体はなんだかとっても心配な状況だと痛感しました。病院も都会みたいにたくさんないので、一つの病院に一人でもでたら、いっきに医療崩壊起こしかねないし~あんな動画配信されて、不安はますます募るばかり。元々医者が少ない地域はアフリカと似ています。

Posted by 遠い声 at 2020年04月05日 01:27 | 返信

コロナ感染者がいないからいらっしゃるのか観光地ではお客様が増えているそうです。

Posted by コロナ無し県 at 2020年04月06日 06:48 | 返信

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