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施設や病院から家への脱出劇

2020年04月11日(土)

介護施設では、家族の面会謝絶が続いている。
そんな中、終末期の患者さんが施設から脱出。
これで最期まで家族と一緒に居れると喜んだ。
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朝一番からコロナ相談の電話が鳴った。
来週からは初診から解禁されるという。

そこに在宅患者さんからの電話が混じる。
コロナとは関係なく、在宅看取りは続く。

そんな中、今日は病院や施設から自宅に帰った人の初回往診も。


8ケ月間も入院して鼻から栄養と膀胱の2つの管。
おまけに、バリバリの身体抑制が続いていた人。


「よく生きて生還できたね。おめでとう」

「はい、なかなか帰してくれませんで」

「では、鼻からの管を抜きますよ」(スーッと抜いた)

水も食事も普通にできる。同席のケアマネさんも一緒に見ている。
そんな患者さんにも「要ろう造設」とのことで家族に相談された。

「要ろうのイの字も不要です。今からなんでも食べてくださいね」

「どうして、病院の先生は胃ろうを造ろうというのですか?」

「それは・・・。それは・・・。アホだからです」

ケアマネさんは笑っている。

「病院ではどううしてずっと身体抑制するのですか?」

「それはね・・・・。看護師がアホだからです」

また本当のことを言ってしまった。

ホント、その一流病院の医療が全く理解できない。
できればカンファレンスをしたいが、町医者など相手にされない。


次の患者さんに移動。

介護施設から出てきた患者さんとご家族とケアマネと話した。

施設では、ご家族はお看取りであても入れてくれない。
先週の看取りでは「おひとり様限定」で入れていたが。

大切な親の看取りの立ち会えないのであれば、と
「エイ!」と自宅に戻された家族の英断を誉めた。

「正しい選択です」

「そりゃ。家は自由やからね。誰とでも会えるし」

「そう、明日、東京から家族が帰ってきます」

「ええ?東京コロナはタチが悪そうやからやめたほうがいいのでは?」

「いいえ、それも覚悟して帰ってきました」

「そう覚悟されているのなら、自由にやってください」
 でも、息が止まっても絶対に電話しないで下さいね」

「ええ?」

「そうです。長尾に電話して下さい」

「知りませんでした。安心しました」と笑顔になった。


3人看取れば、3人の新規在宅。
コロナ騒動を横目に、通常業務も並行して行う。

ーーーーーーーーーーーーーーー


今日、大阪府知事は「軽症者は自宅に」と言った。
それに対して大阪府医師会は「自宅はダメ」と反論。


みなさん。どちらが正しいか、よーく見ておいてください。


正解は、もちろん「自宅」です。



今、病院ほど危険な場所はない。
院内感染で死ぬ可能性がある所。


みんなもうクルーズ船を忘れている。
培養実験の結果、700人が船内感染し10人が亡くなった。

大失敗を経験したばかりなのに、
忘れるのが早すぎでないのか?

一方、自宅ほど安全な場所はない。
家族とは動線を区別するのは当然。

今後、全国の大都市で、院内感染が多発する。

果たして私の予想が正しいか、1ケ月後にこのブログを読んで欲しい。


今、軽症感染者は病院隔離、ではなく、
軽症感染者は自宅に帰る、なのである。

分かる人は分かる。

分からない人は分からない。

欧米の映像をよく観ていたら、院内感染で亡くなっている。
医師や看護師も院内感染で亡くなっているのは明白である。


危険な場所とは、
1 大きな病院
2 大きな介護施設

軽症者は自宅でオンライン診療で診るべきだ。
ずっと言ってきたがようやく規則が変わると。



PS)
自主隔離は2週間を超えた。
孤独な生活にも慣れてきた。






















 











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この記事へのコメント

うちのステーションも発熱チーム発足しました
メンバー まずはわたしのみ…
熱が出た方の対応をわたしがやっていきます
医療処置がある方に 訪問できないなんて言えません
花粉症用のメガネをかけて マスクとビニールエプロンで大丈夫か?と自分でも思います
これが今できる自分を守る対策です

死ななきゃいいかな…と思いつつ 
会社が潰れるか自分が死ぬかの究極の選択です
これはどこの会社もどこのお店も同じ

新コロに殺されるというよりも人の関わりで死にそうになっています
メンタル強く生きていかないと
そっちで潰される〜

Posted by 宮ちゃん at 2020年04月11日 08:28 | 返信

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