このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

阪神地区は医療崩壊 しました

2020年04月11日(土)

以前から予告していたように、阪神地区は
事実上、医療崩壊したようです。(当然か)
もはやガダルカナル島の生き残り兵士です。

2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 

風評被害を考慮して、具体名は書けませんが、

・感染症指定病院で院内感染がおきて
 外来診療が停止しました。
・緩和ケア病棟の中にも外来停止が出てきました。
・多くの病院が発熱患者は門前払いのままです。
・多くの病院が肺炎患者は受け入れ不能のままです。

・外来の中止
・検査も手術もできない
・他の急病でも受け入れ不能・・・・



こういった状態を「医療崩壊」と呼びます。

私は最前線の兵士なので、実質、
「崩壊した」と感じています。

今夜のニュースで流れるでしょうが、先に知っておいてください。

ちょっとしたことで119番しても、救急車が到着してからが大変です。

あくまで阪神地区の話です。
しかし早晩、都市部はみんなこうなると思います。

田舎は安心です。


今後、院内感染の大量発生が、加速します。
培養器に人を集めるという発想の必然です。


「クルーズ船の大失敗経験」が全く活かされていません。
「公論」にも書きましたが、町医者の声など届きません。→こちら

本当に残念です。

みんなが水や空気のように「あたり前」としていた医療は
まさに「予想通り」に日々、崩壊しています。

当たり前です。

そんな中でも、まだ「転倒したので慌てて119番しました」
と叫ぶ施設管理者がいるなど、信じられない程の情報格差です。

だからこうして書いているのですが。


しかし、落ち着いてください。

「自宅」という極めて安全な場所があります。

保健所から自宅待機を命じられたコロナ肺炎患者さんを
1~2日毎に携帯電話で診察していますがとても便利です。

軽症肺炎は、自宅安静だけで、自然に徐々に回復します。
急変しそうならナースコールである携帯電話で対応します。

街中よりも病院が10倍危険、なのです。

もちろんすべての病院ではありません。
大規模な高度急性期病院が危ないと思います。

あとは、特養、かな。
まあ、早期から厳戒態勢だけど。

今、みなさんができることは、

1)とにかく徹底的に「三密」を避ける
2)人との接触を98%減らす(8割より厳しく)
3)発熱で勝手に医療機関に行かない(電話で聞く)




私達100名も、最前線で、日々闘っています。
自分が感染しないよう、拡げないよう、頑張っています。

幸い、まだ犠牲者は一人も出ていないよう。
風邪症状があれば、出勤させず自宅待機へ。

膨大な患者さんの健康管理もたいへんですが、
100名の兵士の健康管理や悩み相談にも忙殺されます。


マスクなどの物資を送って頂いた皆様、本当にありがとうございます!
今日は、家にあるN95マスクをわざわざ持ってきてくれた人がいました。

勇気づけられます。

この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。


今日は、院内のマニュアルも公開しました。
誰かの参考になるかもしれない、との思いです。

まさに、ガダルカナル島の兵士のような気分です。
同じ意気込みで頑張っておられる病院もあります。

ただし、戦況は、、圧倒的に「不利」です。


しかし私たちは「戦死」しませんしできません。
医療崩壊が加速しても、最後まで生き残ります。

検査や外科手術も諦めざるを得ない医療機関が増えています。
しかし心筋梗塞や脳卒中との闘いを諦めていない病院もあります。

医療者を励ます外国の映像には力をもらいます。
介護現場で頑張っておられるスタッフにも応援をお願いします。



公園のそばを歩くと、子供たちが無邪気に遊んでいて、癒されます。
それでいいのです。知らないほうがいい、という人もいます。

河原をマスク無しで歩いたり、走っている人たちも見かけます。
それでいいのです。昼間の歩行習慣がウイルスを寄せ付けません。
 

「歩くだけでウイルス感染に勝てる!」
本日発売、です。歩行本の第5弾。

これを読んで、元気を出してください。
私もこれから少し歩きます。

404078aa-1ed9-4980-a647-000b646c9e1f.__CR246,0,1623,1004_PT0_SX970_V1___[1].jpg












2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

新型コロナ感染が拡大してきたから各自覚悟を決めるべき時だ。医療崩壊を前提に、病院にかからないと決意すべきだ。(最も危険な)病院にノコノコ行ってはいけない。
具合が悪くなったら自宅でジッとしていることだ。新型コロナに感染していても治るべき身体なら治る。そうでないなら死ぬだけだ。これは、一人暮らしの高齢者の私だから言えるのかもしれない。
病院に頼るという考え方では自分の身を守れない。自分の身を危険から守るには病院に行かないことだ。そして、「何かあったら死ぬだけよ」と覚悟を決めるしかないと思っている。非常事態なのだから。

Posted by 古希まえ男性 at 2020年04月11日 04:30 | 返信

どこかでスイッチの切り替えをする時がくると 今から作戦を立てなければと思っています

そのうち 圧倒的に陽性者が多くなってきて
在宅で療養される方が増えて 新コロ陽性だから訪問に行けませんとは言えない状況がやってくるんです

その時にいちいち閉鎖していたら 現場は回らないと
どこかで魔女狩り終了の合図は必要だと思うんですよね…

だって こんな軽装な感染予防グッズで罹らなければラッキーなくらいな感じだと思うんですよね

「僕は死にましぇ〜ん」あの武田鉄矢さんの名セリフのように
トラックの前に飛び出して戦う以外にないんです

Posted by 宮ちゃん at 2020年04月11日 07:06 | 返信

早朝、書店から電話があり稼業は中止してすぐ出かけた。拠点にしていた喫茶店も公民館も図書館もフィットネスクラブも閉鎖されているので、書店内の机で速読、帰宅した。往復6000歩、内いきいき3500歩。
市中感染がついに本態を現わした。長尾先生のブログを開くと、剥き出しの最前線の現場が刻々と伝わってきた。「これを読んで元気を出してください」という先生の言葉に甘えて、再読。

「『歩行習慣』のメリットはさまざまなエビデンス(根拠)からも認められているのに、今回の新型コロナ騒動で、ウォーキングの有用性を取り上げたメディアはほとんどありません。」
「クルーズ船内の集団感染でハッキリしたのは、人間は強制的に閉じ込められると体調が悪くなるということです。」
「ホットスポットに近寄らず、自粛ムードに負けない生活を送るように。」

「自律神経が整えば免疫機能が下がらず、ウイルスに強くなる。歩行習慣は、自律神経を整えるために欠かせない。」
「ヨガ、太極拳といった運動や、瞑想をする際も1対2の呼吸を意識すると、セロトニンが分泌する。」
今回のご本で、「呼吸」に着目されたところが心強い。
この際、「息を吐くときは、肺の中の空気を外に出すことをイメージする」ことが重要。

ただ一点、「鼻で吸って口から吐く」というところの後段が気になります。以下私見です。
「肺の中の空気を外に出す」際、口からではなく「鼻から吐く」「出息」が、鼻腔内を100%の高温多湿の空気が満たします。この「高温多湿な空気」こそ、つぎに鼻から入息した「外気」にふくまれる「ウイルス」など危険な異物を「浄化する装置」なのではないでしょうか。肛門・腹を締め舌を出しながら出息するヨーガ(ウディヤーナ・バンダ)では「口から吐き」切り止息します。
経験上、「セロトニン呼吸」としては、入息・出息ともに「鼻腔」を通過させたほうが効果が期待できるように思います。

Posted by 鍵山いさお at 2020年04月11日 09:15 | 返信

アベノマスクや中途半端な生活支援で批判を浴びている安倍首相は、やはりお金の苦労を知らないお坊ちゃんなのでしょう。

もし、田中角栄が首相だったら、どんな対策をとったか気になります。

Posted by ワイドショー大好き主婦 at 2020年04月11日 10:07 | 返信

武漢発・新型ウィルスとの一般向け第一報の頃から「なんだか変、なに?なんだろう?怖いな..」と
嫌な予感に憑りつかれてきたけれど、いつの頃からか「もしも家族が感染したなら自宅看護・自宅隔離」と思うようになっていた。頭の中のシミュレーションは、覚悟するためのもの。「縁起でもない」と言われてしまうから、家族にも言っていないし、口に出して現実になってしまうのも嫌だから胸に秘めているけれど、覚悟はしている。病院を無菌な場所であると、勘違いしている人が多いのかも知れない。病院に行けば何かが変わると思うのかも知れないが、今の事態でそれは無理。..まずは感染しないことが第一!

Posted by もも at 2020年04月11日 10:36 | 返信

先日、民法のバラエィー番組で、潔癖症芸能人が生活ぶりを披露していて笑いを誘っていたが、私は番組制作者のナイスな選択だと思って感心しながら見ました。その芸能人が自宅へ帰ってから、清潔のための潔癖ぶりは素晴らしかった。真似するには手間と時間と根気を要するので、そこまでは徹底できないけれど、「人間は汚いもの」「外から帰った自分は汚れている」という自意識は見習っていいと思う。
街頭インタビューで「自分はウィルスに感染していないから..」「けど、うつるのは怖い」と答える人が多くいたけれど、「自分の肩にはウィルスが乗っている」位に考えた方が賢明と思う。

Posted by もも at 2020年04月11日 11:04 | 返信

2週間後に世間の様子を観察してから自粛要請対象を決めます。
・・・もうがっかり。

Posted by 西村経済再生担当大臣 at 2020年04月12日 02:33 | 返信

テレビで兵庫県神戸市の中央市民病院が空から映写されていて、涙が出ました。患者さんや医療関係者から多数罹患者が出たとか。
いつも、鍼灸師の研修会に来てくださって、厳しい注文を出して下さったお名前が道中先生と仰ったか定かでは無いのですけど、循環器科のお医者さんがいらっしゃいました。
コロナ肺炎から無事に生還してくださればとお祈りしています。

Posted by にゃんにゃん at 2020年04月12日 10:56 | 返信

歩くだけでウイルス感染に勝てる~当日に届いて、すぐに読みました!中高年に読みやすい字の大きさ、そしてわかりやすい文章、さらに一段と大きな文字で書かれた要点のまとめの文章、頭の中がすっきりとまとまり、しっかり理解出来た気分になりました。コロナについてのテキスト本として成り立っていると思いました。これを読めば、コロナの試験があっても合格できると受験生のような気分にもなりました。そしてなにより、大変不安な中にあっても、元気だして乗り越えていけそうな、前向きの気持ちになりました。大変お忙しい中、コロナのテキスト本と共に”上を向いて歩こう”みたいな本を緊急出版していただいて、感謝しております。医療の最前線に立たれているからこそ書ける、テキスト、エッセイ、小説など、なのでしょうが、長尾先生の一日は24時間ではなく240時間位あるように思われます。どうかお身体お大事にされてくださいませ。

Posted by 遠い声 at 2020年04月14日 10:31 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ