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国へのクレームを受け止める
2020年04月21日(火)
PCR検査のハードルは高い。
東大に入るよりも難しいよ。
そう説明しているのだけど。
東大に入るよりも難しいよ。
そう説明しているのだけど。
保健所は、「かかりつけ医に」の一点張り。
医療機関は、「あっち行け!」の一点張り。
私はたらい回しになっている地域の発熱難民に対応しているが、
肺炎があっても、保健所はなかなかPCR検査をしてくれない。
発熱が必須条件なのだ。
発熱のないコロナ肺炎もあるのだが、こちらは放置。
コロナ電話で自宅待機者を丁寧にフォローしているが、
患者さんの不満は日々高まるだけで、クレームばかり。
「風邪症状者は収まるまで自宅待機」であるが、
国の説明はあまりにも不親切で不適切だと思う。
もっと具体的に政府広報しないといけないのに
10万円の話ばかりで、元気な肺炎患者は放置。
結局、患者目線になれない厚労行政なのだ。
想像力の欠如ないし、現場からの情報不足。
町医者の務めとして患者さんに丁寧に説明してフォローもしているが、
発熱者やその家族の国や自治体への不満は非常に高い、と感じている。
カンカンに怒っている人もいる。
「まあまあ」と傾聴するしかない。
保健所も国も全く電話すら繋がらないぞ!
という多くのクレームに耳を傾けている。
国は力があるのだから、どうしてもう少し
「政府広報」に、力を入れないのだろうか。
不思議でしょうがない。
マスクや一律10万円より、国民が求めている不安に応えるのが国家。
1) 発熱者や風邪症状者が納得する説明を
2) 休業要請の費用の半分は国が負担する
国会議員の給与を数年間ゼロにすることで、1)も2)も実行できるのでは、
吉村知事が総理大臣だったらよかったのにね。
訪問先で、こんな世間話ばかりする羽目に。
まあ、世間話をすることが町医者の仕事か。
町医者になって本当に良かった、と思う。
来月末で、町医者歴、満25年になる。
PS)
私は元気、
きっと、根っからのアホなのか。
ウイルスも食わない不味い身体。
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この記事へのコメント
ごくろうさまです
Posted by 尾崎友宏 at 2020年04月21日 01:48 | 返信
ほんとに、吉村知事が総理大臣だったら良かったのに!!!
医療関係だけじゃないんですよ。
食料品がごそっと品切れ連続。買い占めといえば買い占めなのだけど、
今までは、朝食は忙しいからトーストやシリアルでささっと、昼は給食や社食・外食、夕飯だけきちんとしたメニューを作ればいい、みたいな料理番だったのに、
朝も昼も夜も、子供も働き手もみんな stay home !!! 朝から「おなかすいた〜」食べてもすぐに「なんか食べたい〜」「何かないの?」・・・ヒマだもんね(^ν^)
主婦(夫)としてはすご〜〜く困る。
ず〜っとメシに追われている。
給食がナイのがかなりキツイと思う。
貧困家庭など、子供たちは給食で命を繋いでいたと思う。
政権担当者は庶民の暮らしを何もわかっていない。
これから、医療問題以外の深刻な「コロナ政策被害」が露呈してくる。
Posted by 匿名 at 2020年04月21日 01:52 | 返信
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