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PCR陰性者の悶々とした日々
2020年05月04日(月)
PCR検査で陽性になれば、入院したりホテルで療養、となる。
しかし陰性と判定と判定された人はどんな経過を辿りるのか。
たぶん、政府関係者、厚労省関係者は知らない、と思うので。
しかし陰性と判定と判定された人はどんな経過を辿りるのか。
たぶん、政府関係者、厚労省関係者は知らない、と思うので。
私がコロナ肺炎を疑い、コロナスコアが10点中5点以上で
CTで軽微な肺炎を認めたが、PCR陰性だった人が数人いる。
最大3週間、携帯電話でフォローして、特徴が分かってきた。
この人たちは、全員「偽陰性」であったと思われる。(誰も分からないが)
1 とにかく経過が長い
下手すりゃ、3~4週間、咳や微熱が続く。
もしかしたら、入院した人より経過が長いのではないか。
2 しつこい
この言葉が似あう。
すぐに良くならないことは最初に重々説明している。
下痢や食欲不振などの消化器症状もしつこい(コロナは腸に居つく)。
3 不安いっぱい
全員がコロナ籠りして、極度の不安状態に襲われている。
この不安に医者が電話で対応するだけでも凄く喜ばれる。
もちろん、万一の急変を早期発見するためだが。
4 持病が悪化
免疫能が低下しているため。
精神衛生面の配慮も必要だ。
ストレスは万病のもと。
5 6月にIgG抗体を測定し免疫獲得を確認する予定だ
それが陽性なら、かなりの朗報になる。
いいこともあるよ、と励ましている。
全員が、自主隔離して「悶々」として過ごしている。
強いストレスがあり、不安に押しつぶされそうだと。
あれだけ不安を煽ったテレビは、
陰性者の実態も報じるべきだ。
これらの人たちは在宅患者さんと同様に
携帯電話で連絡体制を作っておくべきだ。
陽性感染者よりも陰性感染者のほうが圧倒的に多い。
クルーズ船の検証でも明らかになっている現実。
しかし国は、こんな現実をすっかり忘れている。
陰性感染者に対しては、無政府状態。
陰性感染者とはPCRは陰性だけど、
臨床経過から感染者と診断した人。
陰性感染者は、自宅療養が必要だが、
医師がしっかりフォローすべきだ。
「PCR陰性患者在宅管理料」を新設すべき。
1人1000点で、主治医をつけるべきだ。
コロナ病院もこのブログで実現した。
陰性患者のフォローも実現させたい。
何度でもいうが、
PCRを過信した政策は間違っている。
外来患者の3%に抗体 神戸市立病院調査、
千人対象(共同通信) - Yahoo!ニュース →こちら
全くおめでたい政策の裏で、着々と免疫獲得が始まっている。
集団免疫の足音が聞こえる中で、そろそろ作戦を変えるべき。
PS)
今日も往診や相談。
明日も仕事だらけ。
みまさんはお休み?
とにかく歩こうね。
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この記事へのコメント
東京よりの埼玉県在住です。
コロナかもしれない経緯、長文になりました。
4/20頃から37℃前半の「微熱」継続、しかし37.5℃を超えたのは一昨日あたりから、37.7~37.8℃。
4/23頃から咳も出始め、しかし鼻水タラ〜もあり、アレルギーっぽい印象だった。が、その後、この咳が5月に入ってもひつこく続いている。
体の節々の痛みひどく特に肩と二の腕が痛い。
息苦しくはない。吐き気も特にない。下痢もしていない。
体調不良のきっかけは家屋の塗装と大掃除だった。雨漏り修理を兼ねた塗装が1ヶ月近くかかり心底疲れた。そこへ、庭の木を切った。細い木だったので自分で切ったが幹がヌルッとして樹皮が剥がれたみたいだった。さほど気にしなかった、というよりコロナ騒動の最中に医者に行くには勇気が要る。その後手のひらが真っ赤に腫れてきた。まぶたも腫れた。それでもさほど気にしなかったが今度は右目がヒリヒリ痛み始め、咳も出てきた・・・何だかわからない。
眼科はなんとか受診したがトラブった。内容は省略。
皮膚科は受診できるところがナイ。
ようやく近隣のクリニックで皮膚科も標榜しているところがあった。しかしまず保健所に電話をして近隣医院を受診すべき、という指示をもらえ、と。その後、一般とは別の時間帯に外のテントで受診となった。
初めて行くクリニックだったが親切な医師だった。漢方薬処方に積極的なので有り難かった。
4/28時点でレントゲンも尿検査もOKなので肺炎球菌、マイコプラズマの懸念はない、採血結果の炎症反応は大したことない、このデータではPCRの対象にはならない・・・という医者の言。
そこのクリニックにはCTはナイ。もしCTを撮れば私も・・・かも、と思ったり、する。
熱の原因はわからないと思っている。角膜に傷があり痛みもある。手の皮膚もかなりひどい状態。最近ニュースで流れているコロナ凍傷だと勘違いする人もいるような。
いずれも改善方向に向かっている。咳はひつこいが悪化はしていない。二種の漢方薬だけ飲んでいる。
体の痛みは、銭湯でじっくり湯につかってジェットバスでほぐせれば治るのに、と思うが、今はガマン。
コロナかもしれない、とも思う。が、あえて自費でPCRを受けようとは考えていない。
Posted by 匿名 at 2020年05月04日 01:29 | 返信
「コロナスコア」で検索かけても出てきませんでした。
おそらく「長尾先生のコロナスコア」だと思います。
公表していただけませんか?
Posted by 匿名 at 2020年05月04日 01:48 | 返信
仰るとおりで、PCR陰性者こそ要注意ですね。長尾先生のコロナスコアに該当する患者は初回陰性でも症状が持続すれば何度でも検査すべきなのでしょうか?
インフルとの大きな違いは陰性者を放置しても大丈夫かそうでないかの違いのような気がします。
最近は民放テレビAやTの長期間にわたるPCR検査扇情報道(コロナと同様しつこい)が奏功してきたようですね。政治家は与野党ほぼ全員PCR検査拡充を訴え始めましたが、厚労省と専門家(学会)が
抵抗勢力として立ちはだかってる状況では?特に学会は未だに軽症には必要ないと発表しています。
1)今さら軽症者にPCR検査拡大してもキリがないし、どうしようもないと考えている。
2)面倒な仕事を増やすぐらいなら、嵐が収まるまで、マスゴミには勝手に言わせておけ。
Posted by マッドネス at 2020年05月06日 09:22 | 返信
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