感染者数は明らかに減っている。

現時点では、累計感染者数１４８３９人
これは、国民の、0.011％に過ぎない。

一方、免疫獲得率が、３％～５％とするならば、
PCR検査では、感染者の３００～５００分の１しか捕らえられていない。

希望者全員にPCR、PCRと、まだ叫ぶテレビのコメンテイターには
まずは、この数字を理解してから、間違った主張を撤回して欲しい。

政府には、市民に広がったPCRに関する誤解を解いて欲しい。


都市部以外の地域も勘案すると、少なくとも、
PCR陽性者の１００倍の感染者がいることになる。


こうした相反する数字をどう解釈すべきか。

いくつか考えが浮かぶ。


１）PCRの新規陽性者数は、緊急事態宣言の目安にならない。

２）PCR検査の対象とする基準が最初から全く間違っている。

３）PCR検査だけで感染症法２類の指定感染症にするという
　　専門家集団や政治家の「思い込み」が、間違っている。

４）PCR陽性者数を毎日、発表するフェーズは終わった。
　　１００人中、９９人以上見逃しているのだから目安程度。

全部、正しいだろう。
もしも間違っていたら指摘して欲しい。



では、今後の感染症対策をどうすべきか。

いたって簡単である。

その地域の免疫獲得率（igG抗体保有率）を基に、
市中感染症として数値目標を掲げるべきだ。


集団免疫を目的とするなら、６割までのロードマップを作製すべき。
目的としないのであれば、オーバーシュートさせない基準づくりだ。

それを地域別ににやる。

なぜ地域別なのか。
・地域経済を殺さない
・無用な自粛による弊害を減らす戦略は地域で違う


５月末までの現行の緊急事態制限継続は、日本を殺す。
断固反対する。

市民に要請することはいたって単純。
・換気の徹底
・ソーシャルデイスタンス
・不要不急な移動は慎む（特に県をまたぐ）

それだけでいい。

ほとんどの業種は、営業を再開していい。
学校も人口密度を減らして対面授業すべき。

明日以降は、Stay Homeしても、意味はない。
社会活動を再開させながら、行動変容を続けることは可能だ。


以上をちゃんと説明すれば、国民も馬鹿じゃない。
理解して行動する。

それには、大前提がある。
それは国民がリーダーを信頼している、その一点だけ。

ドイツのメルケル首相のように自分の言葉で
誰にでも分かるように、語り掛けないといけない。


今まで、いくつもの失敗を重ねてきた。

１）クルーズ船で７００人の感染者と１３人の死者を出した。　愚の骨頂。
２）感染症法２類の妥当性を誰ひとり検討していない　無知と想像力の欠如
３）中国からの入獄制限が遅すぎた。　　決断できないリーダー。
４）欧米からの入獄制限も遅すぎる。　　決断できないリーダー。
５）緊急事態宣言も１ケ月以上遅かった。決断できないリーダー。


すべて無知と後手後手ばかり。

そして今度は、「自粛のやめどき」が分からない、という。

抗癌剤を一旦始めたら死ぬまで打つ医者とまったく同じだ。


やめたらがんが（ウイルスが）、暴れだすという恐れに捕らわれすぎ。

そんな心配をしなくても、自粛しても静かに市中感染が広がっていく。
クラスター解析の呪縛に捕らわれていると木を見て森を見ず、になる。


今夜、絶望的な気持ちで「１ケ月延長」の発表を聞くことになりそうだ。
無用な社会的犠牲者と国家の経済的犠牲を増やすべきである。


願わくば、誰か政府高官が以上の考えを総理に直接伝えてほしいな。

自粛の「やめどき」は、「開始」よりも１０倍、難しい。

感染症専門家以外の多くの有識者に意見を求めるべきだ。



PS)
今日から、ダイエットします。
５ｋｇ、痩せます。