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自粛解除は共存の始まり
2020年05月15日(金)
今週から、経済活動が再開される。
今後はウイルスとの共存の段階へ。
終わりではなく、始まり、なのだ。
今後はウイルスとの共存の段階へ。
終わりではなく、始まり、なのだ。
このブログでいろんな提言をしてきた。
・PCR関連
・コロナ病院
・唾液での抗原検査
・抗体検査・・・
もう、お気づきだと思うが、いくつか実現しそうだ。
全部1~2ケ月早い提言だったようだ。
僕は、なんだか先が見えてしまうのだ。
高校の後輩で医局の後輩の梅村聡・参議院議員と時々、話している。
さっき、梅村議員のMLで近況報告があり、読んで驚いた。
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「PCR検査陰性の新型コロナウイルス感染症患者を、どうコントロールするかを早く考えましょう」
という点について、彼が質問してくれた。(このブログで再三再四書いてきたこと)
5月14日(木)の参議院厚生労働委員会での梅村議員の質疑を聞いて欲しい。
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
「厚生労働員会」をクリックして「梅村聡」と入力して欲しい。
3時間40分あたりから、面白い質疑が始まる。
・PCRの検体採取は、看護師・准看護師、臨床検査技師でも構わない。
そして、3時間43分からPCR陰性者の取り扱いについて
特に47分付近は、長尾のことを言ってくれているようだ。
今の感染症法では、そもそもPCR陰性者のことは法律の文章には書いてなく、
「PCR検査陰性の感染患者」は存在しないことになっていると聞き、長尾は唖然。
さらに終了後、加藤厚労大臣は梅村議員を直接、呼び止めてこう聞いたと。
「本当のところ、どう思っているのか??」と。
なんじゃそりゃ。
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どうやら今日まで国は誰一人、「PCR陰性者の取り扱い」
について考えることすら忘れていた、ようだ。呆れた!
つまり国の公式見解は、「PCR陰性の感染者はいない」だと。
おかしすぎる。
想像力の欠如。
現場との乖離。
これだけ理解しがたいことが毎日起きると、諦め気分になる。
PCR陽性率が3%とすると、PCR陰性の自宅待機者は6万人いる。
さらに、PCPを受けていない自宅待機者は、さらに数倍いるはず。
そして人知れず苦しんでいる。
ノイローゼになる人も多数だ。
国はそれを知らなかった。
居ないものと、してきた。
だから有名人に象徴される死者が出る。
でも、みんな諦めないで。
かかりつけ医に相談してね。
私も毎日、沢山受けている。
そして政治を諦めないで。
信頼する国会議員にどんどんFAXかメールをしよう。
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今日5月15日(金)午前10時からの「参議院本会議」で梅村議員が登壇する。
答弁者は、安倍総理と加藤厚労大臣。
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
質問内容は「国民年金法改正案」だが、前半に、「アビガン問題」と
「大阪府は何が違うのか」の2問だそうだ。
両方とも答弁は安倍総理。
リアルタイムで見ることができまる。
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第二波の予兆が海外ではすでに見られている。
武漢の一部が閉鎖されたし、ドイツも怪しい。
東京都では、週1回、下水のコロナを数えている。
海外でもされているが、これが最も確実な調査法。
ウイルスは河川や下水の中でも沢山生きている。
人間以外でもモニタリングした方が信頼できる。
第二波は、来るか来ないか、ではない。
必ず来る。
たぶん、そう遠くない。
ある程度以下にコントロールできることが重要なのだ。
ダラダラと共存する。それしか道がない。
インフルやエイズのように、ある程度いても死なない病気にする。
解除は共存の始まり、だ。
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この記事へのコメント
参議院本会議、興味深く拝見いたしました。
休業補償を十分に担保した上で、検査技師>看護師に検体採取をやってもらうべきですが、
それよりも唾液検体によるPCR検査を早急に開始すべきだと思います。
PCR検査の偽陰性者が野放しですが、偽陽性者が隔離という問題も以前からあります。
またPCR検査陽性でも軽症者はホテルに入りたがらないようで、強制力もありませんので、軽症者に対してPCRセンターを稼働して開業医がPCR検査を実施する意味は全くないということになります。
PCR偽陰性感染者が野放しという現状を考えれば、毎日発表される感染者数には何の意味もなく、
隔離も事実上全くできていないのですから、2類が全く機能していないのでやめた方がいいという事になりますね。どちらにしても酸素飽和度と脈拍を測定させた上でステイホームが正解でしょうか?
Posted by マッドネス at 2020年05月15日 06:06 | 返信
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