このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

三密→三散or散々?

2020年06月18日(木)

三密が良くないことは小学生も知っている。
じゃあ、これからは、三散になるのかな?
三密をやめたら、散々な日々になるのか?
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 

あちこちから、「密」」という単語が聞こ聞こえてくる。

・「密にならないように・・」
・「それじゃあ密になるよ・・・」
・「三密を避けるためには・・・」


これまで、「密」は、いいことだった。
しかし、コロナによって「悪」に転落。


でも医療は、密がいい。
介護も本質は密である。


三密を改めて、「三散」になればいいのか?

「三散」とは
・分散
・拡散
・逃散、だという。


五木寛之「コロナ後は三散の時代がやってくる」 →こちら


これは読んでおくべきだろう。

世の中、社会、会社、すべてが「三散」に向かうのだろう。

寂しいけど、仕方がないのか。


私はそれに抵抗したい人間だ。
しかしかなりのリスクがある。

失敗すれば「散々」と笑われるだろう。
それでも、三散に抵抗したい気持ちだ。



ただし、三つの「散」のう」のうち、ひとつだけ
「いいなあ」と賛同する「散」がある。

それは、「逃散」である。(五木氏の解説を参照)

そう、田舎の時代が来る。

地方再生の大きな追い風になる。

結局、ウイルスに助けてもらうことになるのか。

「三散」を噛みしめながら生きるしかない。


PS)
コロナチャンネル#060

コロナ崩壊を防ぐため、介護職の賃金を上げよ!
https://youtu.be/U4vg0AO0dQs


栄養指導も再開し、元の診療体制に戻った。
アルコールを届けて頂いた親切な方へ。
本当にありがとうございました!!


























2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

まだ読んでもいない人の本について話すのも、恐縮ですが、ユバル.ノア.ハラリと言うユダヤ人の人が「コロナ禍の後は、個人情報が国家に管理される全体主義にならないように気を付けるべきだ」と言っているそうです。そういえば、スマホのアプリに登録すると、コロナ肺炎になった人と濃厚接触した人に通知が行く便利な機能だと言うのですけど、そこまでしなければいかんのかなあとため息がでます。
私はガラ系しかもってないのでスマホは使えないのですけど。
ユバル.ノア.ハラリと言う人がテレビで喋っているのを聞いても、べらべらと長時間延々としゃべっているし、書いた本というと、「サピエンス全史」とか「21lessons」とか分厚い大作なんで読む気もしないのですけど。ハンサムなのにツルッパゲで、同性婚しているとか、変わったひとですけど、言ってる事は、当たってるみたいに思えます。

Posted by にゃんにゃん at 2020年06月18日 07:21 | 返信

五木さんの文章読みました。都会型人間だからの文章のように思いました。「人間は慣れる」というより、「人間は忘れる」じゃないかな。結構、距離は開けないで皆平気になっています。
いつか、あんなこともあったねになるのてしょう。アルコール消毒して店に入らない人の方が多くなりました。そんなものだと思います。「あっ、そうだった!」って。
食べ物屋さんは空いています。早くお客さんが戻りますように。老人ホームから駅までも外出できない人たちがいます。早く以前のように自由にでられますように。

Posted by 歩いています at 2020年06月18日 08:56 | 返信

#060。今回のタイトル、本当にその通りだと思います。
先生、よくぞ言って下さった!!と、拝見しながら胸熱くなる思いです。
コロナの時だけエッセンシャルワーカーとして一時的に持ち上げるだけでなく、
介護は人を看る、そして命を守る仕事。恒久的に待遇改善を。いっそ年金も上乗せで。

それと家庭にあって家族の面倒をみている人の無償の働きも、ちゃんと評価して欲しいです。
国からすれば、外で働いて税金や保険を納める人が増えて欲しいでしょうけれど、
介護は年中無休、家族が看れば無給です。

ポストコロナで地方移住が増えるとなると・・・
自然豊かな田舎が、乱開発されることなく活性化することを望みます。
水と食と緑を守って欲しい。山は一度崩したら元に戻りませんから。

Posted by taco at 2020年06月18日 12:10 | 返信

コロナから逃散する目的で地方移住というのは絶対やめたほうがいいですね。
コロナの流行は今後も第2波~6波くらいまで4~5年延々と繰り返されるはずです。
ブラジルではアマゾン奥地の部族でも感染してるわけで、田舎に行けば逃げ切れるものでもない。
国民の70%が感染する集団免疫達成まではまだまだ長い道のりです。たった1%ですから。
地方は東京と違ってほとんどの住民がコロナにかかっておらず免疫なしなのでかえって今後の第2波以後の感染爆発リスクは高いと思います。コロナ後の地方の東京差別意識は凄まじく東京人はほぼばい菌扱いです。それにもともと地方はムラ社会です。これまでも都会からの移住者は村八分にされて逃げ帰ったという話はいくらでもある。コロナがなくてもそうなので、コロナから逃散して地方に逃げた人間を快く受け入れるわけがない。どうしても移住したいのなら誰も全く住んでいない山中をお勧めします。

Posted by マッドネス at 2020年06月18日 06:06 | 返信

五木寛之先生「コロナ後は三散の時代がやってくる」の中に書いておられました
権力の分散=地方分権に賛成です。
コロナ禍で分かったことのひとつに、地方自治には「力」があった。適宜、問題点に対処し
対策を迅速に発表し、行動力があった。各都道府県、各々に県民性・地域性があるし、
微妙に色合いが違う取り組み方であっても、知事会議開催によって調和がとれていたし
分かり易かった。それに比べて国ときたら...と書き連ねると読み苦しいのでやめますが、
自分の利益ばかり目にが眩む国会議員のあり様を見ていると、世も末と嘆かわしい。
ボーナス返上しろ!! 国民への10万円の件では「富裕層の人、まさか貰うつもりじゃないでしょうね」
なんて平気で言ってのけてた位だから、「まさか貰うつもりじゃないでしょうね!! ボーナス!!」
税金返せ!!

Posted by もも at 2020年06月19日 12:26 | 返信

田舎に住み、気の合う仲間で、リアル社会とネット社会でコミュニティをつくり、
田畑を耕し、自給自足する。そして物々交換…助け合う。
太陽光発電&充電システムで、エネルギーを自給自足ならば最強のような気がしてきています。
そんな私は家庭菜園にいまハマっております。最近種が凄く売れているようで家庭菜園人気なのかな

Posted by M at 2020年06月19日 08:06 | 返信

おはようございます。

テレビ番組の『人生の楽園』みたいな、地方移住を思ってら甘いですよ〜
過疎の地方は、人と関わらなくては生きていけない『おきて』あります。
私の実家、母は付き合いって言ってました。付き合いしない人は村八分です。
お金もかかります、お寺や神社のお布施、寄付とか数十万
人口の7割は70歳以上です。昼間歩いてるのは、作物盗みに来る猿くらい(笑)
車がないと、生活できない、母が緊急搬送された病院まで普通の車で1時間です。
良い偶然が重なり、一命は取り留めましたが......

仕事がないから、若い人は、大阪や名古屋に行ってそのままそこで家庭を持つので
独居老人が増える、で、誰も面倒みないから、訪問介護→認知症がひどくなったら施設に行きます。
田舎暮らし憧れて、家買った人の家、庭の草ぼうぼうで荒れてます。

ただし、昔から住んでる人通しの助け合いはあります。
みんな顔見知りですからね。
人口少ないから10万円もあっというまに振り込まれます。

Posted by rico at 2020年06月19日 08:20 | 返信

又しても、ユヴァル.ノア.ハラリの記事で恐縮です。FINANCIAL TIMES誌記事
①;「新型コロナ後の世界」2020.04.07
http://web.kawade.co.jp/bungei/3473/
柴田裕之訳
②;「人類はコロナウイルスといかに戦うべきかーーーー今こそグローバルな信頼と団結を」
(原題:In the Battle Against Coronavirus,Humanity Lacks Leadership)
http://web.kawade.co.jp/bungei/3455/
2020年3月15日「TIME」誌記事

Posted by にゃんにゃん at 2020年06月28日 09:54 | 返信

五木寛之の「コロナ後は三散の時代がやってくる」に、後編があった。
「1人で孤独だが繋がる時代にどう生きていくか」6.26
「世の中が三散の時代に入っていくと、精神的な生活は本来の『三密』になっていくかもしれません。手で印契を結び(身)、口でマントラを唱え(口)、瞑想して仏を念じる(意)。三密修業は1人ですることが基本であるように、これからは学ぶしても働くにしても個ですることが基本になる。でも個の学びや仕事を通じて、多くの人々の存在感や共同意識を養っていくのが、これからの時代の三密です。『絶望の虚妄なることは希望に同じ』(魯迅)。」

魯迅ならぬ香港の周庭。日本語で発信した。6.30
「私、周庭は、本日をもって、政治団体香港衆志から脱退します。これは重く、しかし、もう避けることができない決定です。絶望の中にあっても、いつもお互いのことを想い、私たちはもっと強く生きなければなりません。生きてさえいれば、希望があります。」
生きてさえいれば!

Posted by 鍵山いさお at 2020年07月05日 07:38 | 返信

7月1日「香港国家安全法」が施行された。5年前の同日「中国国家安全法」が施行されていた。1925年(大正14年)「日本治安維持法」の香港版・中国版である。

3人の在日香港人が日本の議員会館で訴えた。7.1
「目の前の友人や家族が、人としての当たり前を望んだだけで踏みにじられている。それを見逃したら、人としての何かを失う。」
「自分の価値観を棄てたくない。民主化した香港を見たい。」
「条文公開は昨日深夜だった。見たらもう後には引けなかった。逮捕されていった仲間への感情が湧き出した。」

中国の権力者は、1世紀前の日本の権力者の、監視、拘禁、死刑執行の手口を学んでいる!
かつて独立を叫んだ朝鮮人を、特高が逮捕し処刑した。
今、香港人60万人が、コロナ禍、民主派の予備選に静かに足を運んだ。

Posted by 鍵山いさお at 2020年07月13日 11:02 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ