隈崎さんは看護師さんでもある。
ホスピスの普及活動をしている。

会うのは、１０回目以上かな。
思い立って福岡から来られた。


せかっくなのでカメラの前で旅を振り返った。
日本中、アジア中、そして欧米を駆け巡った。

今は、コロナ禍で海外に出られない。
３回目のお遍路さんの途中だという。

脳出血後遺症で半身不随の身。
三階まで上がるのも一苦労だ。

こんな体でよくヨーロッパ各国を放浪できるな。
隈さんを見ていると、いつもそう思ってしまう。

私は隈さんを生き仏だと勝手に思っている。
世界中をお遍路で歩き、托鉢で生きている。


尼崎の「愛逢の家」の西山氏も一緒に来られた。
まだ３０半ばなのに、ホームホスピスの管理者だ。

不思議な３人で、阪神出屋敷駅前の「旅館」まで送って行った。
この旅館がまた風情がある、味がある宿で、隈さんにピッタリ。



私は毎日、忙しい。
忙しすぎる。

でも隈崎さんの時間は、ゆっくり流れている。
同じ人生なのに、時間の流れが全く違う二人。

隈崎さんは、その日暮らしのようだが時間はタップリ。
私は、情けないくらい時間に追われ、フラフラの毎日。

隈崎さんがうらやましいなあ。
いつか私も隈崎さんになろう。

そう決意させてくれた隈崎さん、
来阪、ありがとうございます！

隈崎さんは今、どこを彷徨っているのか。
知らないけど、無事に旅を続けて欲しい。



​

この「リョカン」とは、「竹家荘旅館」のことである。→こちら
長尾クリニックから徒歩５分で、阪神出屋敷駅の前だ。

なんと、女将さんと私は知り合いであった！
さらに、みんなで話していると、別の女性に声をかけられた。

その方は北新地で「鳥羽」という家庭料理の店をされていて
先日、私の弟分である長尾敬衆議院議員が来た、と言われた。

わずか３分の間の御縁の連鎖。
尼崎は、実に面白い街である。





PS)
コロナチャンネル#065

認知症の人にも朗報！？ 抗原検査って何するの？
https://youtu.be/KqCenfyzNtY



毎日、忙しくなる一方なので
ちょっとバテ気味なんだろう。