死ぬとは？生きるとは？人類の永遠のテーマ。200年前に生きていた人はもうこの世には誰一人存在しない。原子時代にも自殺する人はいたのでしょうか。

去年の秋頃に実家を訪ねた時、中２の甥がふと「安楽死ってどんなんかな」と言い出しました。私は驚き戸惑い、やっと言えたことが「そんな言葉どこで知ったの？安楽死は人の手で殺すことだからダメ。学校で何かあった？死にたい位辛いなら、逃げなさい。死んではダメ」そしたら「学校の先生もそう言ってたなぁ。死ぬくらいなら逃げろって」
甥はそれからもずっと元気に学校へ通っているようですが、あの時の会話は何だったか、今でも気になっています。
それにしても「安楽死」の「安」「楽」の文字がどうにも、「安心」して「楽」に逝けるという感じ、他の表現がないのかな。
お母様は、傾聴し人に寄り添う活動をされておられたのですね。
独り抱え込む人が、感じるまま思うまま迷うまま、否定も判定もされないでただ聴いてもらえたら、そこで落ち着くこともありますし。どれだけの命を救ってこられたことでしょう。
先生を頼って来られる方の中には、話を聴いてもらうだけで治まる人もいるのでしょうね。聴く方は大変とお察しします･･･

ウイルスそのもので身体を病むより、コロナ禍で心を病む人が益々増え、それが自分に向くか人に向くか、極端な行動・言動に結びつかないよう、祈るばかりです。

個人的には自殺（自死）にも安楽死にもある程度尊厳死の要素が入っていると考えますので、例えば尊厳死だけはOKで他は全部ダメとは思えずにいます。

また「死期が近づいている」ことを尊厳死／安楽死の条件としてはいけないと思います。ある程度亡くなる時期がわかっていた方が、むしろ我慢できて自然死を迎えられるんじゃないでしょうか。死期が10年後か20年後かわからないのは相当きついでしょう。

今回のALSの方は訪問介護を受けていたと新聞記事にありましたので、食事は全介助でとっていたはずです。これを断ることはできたでしょうか。また別の人で経管栄養を始めている人がいたと仮定して、この場合も栄養剤の注入を断ることはできるのでしょうか。

現状高齢者施設の介助は、本人が拒否されても食事介助をすることになっています。高齢になると食べ物がほしくなくなるはずなのに、強制的に食べさせられてしまう。個人的には尊厳が損なわれていると考えます。

そして死を望んでいる人が自分の意思で食事も水分もとらず、1週間程度で死を迎えることはどうでしょうか。栄養剤の注入や食事介助を断ることと同じです。自分の意思で自分の命を終わらせるという点では、一般的な自殺と違いはありません。

今まで書いてきたことには「これはOK、これはダメ」と明確な線引きはできないんじゃないかと個人的には思います。日本のやり方ですと、全部を肯定することはできないが、否定もしてはいけないという立場をとるしかないような気がします。

ちなみに私自身も毎日しんどくて、「自殺はいつでもできるからもうちょっと先延ばしにしよう」と生きています。家族や職場に多大な迷惑がかかるのが最大の抑止力です。もう認知症の仕事はやめようかなとまじめに考えています。

ＡＬＳ患者の安楽死？幇助もショッキングなニュースです。
安楽死に加担した２人の医師はいかにしてそういう考えに至ったのか？を考えるべき。
逮捕拘留しても、この問題は何一つ解決しないし、スイスに行く難病患者が増えるだけ。
日本人は「死」に目を背けすぎている、「死」の議論から逃げてばかりですからね。
高齢者だけでなく、難病患者にも「尊厳死」の選択を検討すべき。
医者が殺人者になってしまっては、医の倫理などナンセンスになってしまいます。

何か月か遊び外食に出かけていません。これでは気分転換になりません。息子がお盆休みにはコロナの第二派が拡大してるからと本日2時間ばかりお隣の県から日帰りを済ませました

私もよくわかりませんが、私も高校時代死にたいと思っていました。
俱楽部活動に手を取られて、三角関数の数学の点が０点だったので、担任の教師が母を呼び出して、「県立高校を退学してレベルの低い女子高にいったらどうか？」と怒ったらしい。母が「腎臓の調子が悪いので、留年させてもらいます」と言ったので留年となりました。母も女学校時代結核に罹患して一年留年したからです。
中学校時代でも、一年生で入学した途端、学年主任で数学の教師に返事の仕方が悪いと言って、一時間中「ハイ！ハイ！イ！..。」と、言わされて、成績が、ガタ落ちに落ちました。高校でも同じことが起きたとほんとに失望しました。国道４３号線の陸橋の上から飛び降りようかと思いましたが、両親が悲しむだろうと思って留まりました。一年留年したら、次のクラス担任が京大の吉川幸次郎の弟子を自認している小説家志望の先生だったので数学の点数は、どうでも良くなって、「愚か者の船」と言う映画鑑賞の話で、もりあがりました。何とか４年かけて高校は卒業しました。その後も何度か死にたいと思った時は、ありますけれど、なんとか生きながらえています。三浦春馬さんのお話は、まだまだよくわかりませんけれど、週刊誌によると、「東出昌大君を擁護するブログを書いた」と言うことでバッシングを受けたそうです。匈奴剪伐の命を受けて戦の前線に立ちながら、兵站が全く無い戦略に負けてしまった「李陵」を弁護したことで武帝の怒りを買って、宮刑の罰を受けて歴史の編纂の係りに格下げされた司馬遷みたいなものです。
ホントに要らん事言わなんだら良かったのにと思いながら、私自身も、いまだにスカタンやってます。まあご両親の離婚とか、いろいろ重なったのかもしれませんね。３０歳にしては少年の様にナイーブだったかたなのかなあ。
まあ皆さん、ボチボチ行きましょう。

コロナチャンネル#96 冒頭の ♪Wow~は、by桑田さんTokyo Victory♪ ですね。
いっそ一曲かまして頂いても良かった! 先生、乗ってましたし♪
#97で、触れておられましたが、新宿の小劇場でのクラスター発生は罪作りだったと思います。
窮地に立たされたエンタメ界にとって、出鼻を挫かれた痛手です。業界全体に影響しました。
報道で知る限りですが、対策が半端で、しかも体調不良者を把握していたと聞くから、劇場側・製作者側にクラスター発生要因の落ち度があったと見受けられます。そして、顔の売れた俳優が連日ネットで
謝罪的コメントを発していました。読みませんでしたが、感染を被った俳優が謝罪することに疑問符。
これを機に、別分野ですが、手持ちチケットの公演が中止になりました。
去年購入した春公演が延期に次ぐ延期でしたが、秋の日取りを心待ちにしていたのに、中止決定に
なりました。様々な分野の演者にとっても、落胆な気持ちは大きかったと思われます。
春馬さんの多才な演技力・歌唱力・人間的魅力は計り知れず、ほんとうに残念極まりないです。
コロナ禍にあったための心境の変化、ある種の犠牲者とも思われます。事実を信じたくないですが..。

自殺はダメだよ
それは自分を殺す行為だよ…残された人も苦しい

安楽死はダメだよ
それは人を殺す行為だよ

尊厳死、自然死…
最期の最期まで生き抜くことだよ
いい思い出が家族に残る可能性が大だよ

わたしはこう思う