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春馬君、泣くわー
2020年07月26日(日)
この2日間、春馬君のことをずっと考えている。
そこにALSで嘱託殺人で亡くなった女性が被る。
なんでこの世から自らの意思で居なくなったの?
そこにALSで嘱託殺人で亡くなった女性が被る。
なんでこの世から自らの意思で居なくなったの?
春馬君の歌を聴いて欲しい。
天は二物を、 与えた!
● 言えないよ 郷ひろみ、三浦春馬 2019 12 04
https://m.youtube.com/watch?v=ad2fWQ0ZJVU
年齢が倍以上上の大先輩にハモっている。
● #三浦春馬 歌声まとめ 【拡散希望です】
追悼 忘れないでほしいこの歌声を
https://m.youtube.com/watch?v=AdmBxL3kbsY
特に「家族になろうよ」は泣けてくる。
● 三浦春馬「Night Diver」Music Video
https://m.youtube.com/watch?v=J6-IaSJLNOA
● 三浦春馬「Fight for your heart」Music Video
https://m.youtube.com/watch?v=Tk59JZRbtCQ
こんな春馬君は、この世にいない・・・
一方、ALSで亡くなった51才女性のことも考えている。
彼女が懸命に生きた足跡を知り、ほんとうに心が痛む。
すべての報道がこのニュースを扱っている。
しかし、的外れな報道ばかりでイヤになる。
安楽死と尊厳死の違いも知らない記者たちから電話が
かかって来てコメントを求められるが話す気がしない。
今こそ、この国の終末期議論を遅らせた犯人を報道して欲しいな。
●「安楽死」の選択に葛藤 ALS死亡女性の友人、思い吐露
https://www.sankei.com/west/news/200723/wst2007230013-n1.html
日本尊厳死協会としての正式コメントは来週出る予定。
以下は、それとは関係ない私個人の想いだ。
協会の役員ではあるが、個人的意見である。
いろんな人から聞かれるので、書いておこう。
ALSの嘱託殺人事件に対する私の想い 長尾クリニック 長尾和宏
私たち公益財団法人・日本尊厳死協会(以下、協会)は、延命治療の拒否を文書で示した「リビングウイル」の普及啓発を行うことを目的とした、10万人余の会員を有する市民団体です。協会として今回の事件に関するコメントを述べさせて頂きます。
はじめに、ALSという神経難病を患いながらも最期まで懸命に生き抜かれた女性の勇気を称え、ご冥福をお祈り申し上げます。
そもそもリビングウイルに基づいて延命治療を差し控えて充分な緩和ケアを受けた結果の自然な最期は「尊厳死」と呼ばれます。一方、医師が医療的処置で人為的に命を縮める行為の結果の死は「安楽死」と呼ばれます。在宅死の大半は尊厳死であり日本においていまだ法的担保はないものの、尊厳死は社会的に容認されつつあります。一方、安楽死は殺人罪に問われる犯罪です。しかも今回の事件は嘱託殺人であり、東海大学病院事件における横浜地裁判決の四条件を満たしません。また医師の倫理規定違反も明白であり、到底容認できません。
まず協会として申し上げたいことは、尊厳死と安楽死は別物であることです。しかし多くのメデイアや有識者が両者を混同して報じられています。そのために議論が大混乱しています。今後のたいせつな議論の前に二つの言葉をしっかり区別して使って頂くことをお願い申し上げます。
種々の調査によると現在、7~8割の日本人が安楽死の法的整備を望んでいるという現実があります。協会は尊厳死に賛同していますが、安楽死には反対の立場です。意外に思われるかもしれませんが、その真意は「まずは尊厳死ができる国にしよう」という想いです。というのも日本は先進国で唯一、「リビングウイルの法的担保」が無い国で、終末期議論の最後進国です。また充分な緩和ケアが提供できれば安楽死は要らないのではないか、という趣旨です。しかし現実には緩和ケアの手が及ばない身体だけではなく精神や魂の痛みに苦しむ人が多くおられることも事実です。そのため協会の会員の中にも安楽死の議論を望む声が多くあがっています。
リビングウイルとは生前の遺言状です。終末期医療における自己決定権に関する国会議員の議論が行きづまったため、厚労省は「人生会議(ACP)」で決めようということに方針転換しました。そこで協会は、「リビングウイルを人生会議の入り口にしましょう」という形で発信してきました。「人生会議の主人公は本人である」、と。しかし現実にはリビングウイルを表明している日本人はまだわずかです。高度の認知症などですでに表明できない人もいます。今回、女性はリビングウイルを表明していました。しかしそれは尊厳死ではなく安楽死に関するものでした。彼女の1年前からのツイッターを読むとそこに至った心情や経緯は充分に理解できます。胸が痛みます。
リビングウイルは終末期医療に関する自己決定です。これは憲法で保障された幸福追求権に基づきます。しかしそもそも「死の権利はあるのか?」という視点で見れば、安楽死も同じことが言えます。協会は世界約30ケ国からなる「死の権利・世界連合」にも参画し理事を輩出しています。世界における「死の権利」とは安楽死議論一色ですが、世界もおおいに悩んでいます。一方、日本国内における「死の権利」とは今のところまだ尊厳死議論の段階に留まっています。しかし女性の死を契機に多くの日本人が死をタブー視せずに、リビングウイル、尊厳死、そして「死の権利」の議論を深め、多くの国民が納得する終末期医療に変容することを期待しています。
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私の本音
- 死ぬ権利は「ある」、と思う。
- 生きる権利は保障されているが、死ぬ権利に関しては誰も教えてくれない。
- 緩和ケアがあるからと言っても緩和ケア医や緩和ケア専門ナースが患者の苦痛(特にスピリチュアルペイン)を取ることができない場合がいくらでもある。
- つまり緩和ケアの「質」はどうなのか。医師が無力な場合、患者はどうすればいいのか。
- 緩和ケア賛美や万能論ではなく、緩和ケアの「限界」を明らかにしてから論じるべき。
- 人生会議はオープンな形ですべき。それでも行き詰まった時はどうすればいいのか。
- 私が彼女だったら、同じこと(安楽死希望)をやると思う。
- だから、この事件を殺人事件という視点だけで片づけるのではなく、安楽死の国民的議論の発端とすべき。
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昨日は雨の中、久々に知人とゴルフに出かけた。
ハーフの間に電話が20回鳴って、お看取りが2件。
そうそう、今夜もお看取りがあり、右往左往である。
お迎えが来た平穏死と、自ら命を絶った死と。
2つの死について考えているが、まとまらない。
しかし今回の事件は近いうちに自分なりに考えをまとめたい。
PS)
コロナチャンネル#098
ニューノーマルはアブノーマル?? 医者だって気が狂いそう…。
https://youtu.be/ctHpQpqfOyo
今夜、玉袋筋太郎さんと会話したが、彼も
「コロナ怖い怖い病をなんとかしてよ」と。
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この記事へのコメント
まずは日本人の死生観を変えていく必要があると思います。認知症高齢者に胃瘻を勧めるとか言われるがままに受け入れるとか、透析をはじめるとか、前立腺の生検をしたり前立腺がんのホルモン注射をしたり、こういうことが平然と行われていては安楽死や尊厳死の議論は難しいでしょう。
透析拒否があって抗精神病薬を使いながら職員がつきっきりで頑張って透析、なんてこともよくありますが、どうなっているんでしょうか。
高齢者が自分の意思で食事をとらないことを許容するとか、食事量が少なくなりやせていくのを許容するとか、食事介助はよほど食べたい意思がみられる方に限定するとか(少しでも拒否がある人には介助しない)、経管栄養や中心静脈栄養はあくまでも体力回復目的の2ヶ月くらいに限定するとか。皆様容認できますか?
いったん透析導入や胃瘻造設になった場合、ご本人やご家族の意思でそれを中止できるでしょうか。透析については去年中止をめぐって大騒ぎになりましたし厳しそうですね。これでは尊厳死どころではありません。今回のALSの方も胃瘻をされていたとのことで・・・私が主治医だったとしたらどうしたでしょうか。
息子さん娘さん世代は比較的話をするとわかってくれる傾向にありますが、当事者の配偶者や兄弟の方々(つまり80歳以降)は難しいと感じます。とにかく生きていることが大事、そこから抜けられないようです。もちろん全員がそうではありません。
社会が変わるのが先か、医療・介護従事者が変わるのが先か。あと以前も書いたと思いますが、安楽死にせよ尊厳死にせよ「死期が迫っている」ことは判断基準から外していただきたいです。
Posted by 広島の赤牛 at 2020年07月26日 09:02 | 返信
大変ショックな出来事でした。高カロリー輸液の針を何度も引き抜き、口から食べられるだけにして静かに亡くなった認知症と
腸閉塞を患っていた女性。50台で透析を拒否して亡くなっていった男性。ガス中毒で意識不明となり、酸素も点滴も家族が拒否し、在宅で看取った男性。看取る側もこれで良かったのだろうか?という思いでかなり傷ついていたようで、この仕事が嫌になるくらいへこみました。薬剤を投与した医師だけでなく、主治医も訪問看護師も、介護保険も使っていたでしょうから、ケアマネジャー、訪問入浴、訪問介護、重度訪問介護、家族・・・それぞれが何をして、何をしなかったのか?どうしたら、彼女の尊厳を守りつつ、明日も会いたいと思ってもらえるケアが出来るようになるのか?重度訪問介護の問題も含め、24時間眼が離せない方の在宅療養を支える制度上の問題は何か?たくさんの宿題を出されたと思います。必死で考えたいと思います。先生ご教示ください。
Posted by ルナース at 2020年07月26日 10:17 | 返信
今回の事件は、「嘱託殺人」を装った第二の相模原テロ事件でしょう。
「コロナで介護が滅んで老人の死屍累々になっても、別に驚かない。若い人の負担が減ればよいではないか。」4.2 「老人が自粛せずに徘徊してて、てめえらが延命するために社会で犠牲をかぶってんだクソが。」4.25 「老人・・・排泄物と汚れたリネンしか生産しない生き物は等価1円でしょう。」6.3
アヘ親衛隊ならぬ、元厚労省医系技官のお言葉である。大阪万博プロデューサー落合陽一と同じ優生思想の持ち主だ。
殺人鬼二人の共著を紹介したAMAZONによると、
「扱いに困った高齢者を『枯らす』技術」「違和感のない病死を演出」。
「安楽死か尊厳死(平穏死)か」といった範疇の問題にあらず。
なにごとも「費用対効果」で「基礎研究」を削減してきたアホノミクスが目指す究極の事件だ。相模原事件のテロリストが官邸・党本部・議長官舎にもちこんだ障害者抹殺計画書。これに触発された「医師クラスター」の「正義の挑戦状」である。
Posted by 鍵山いさお at 2020年07月26日 01:18 | 返信
私がこの女性と同じような状況になったら、同じことを望みます。
意識もしっかりしてるのに まぶたしか動かすことが出来なくて自分の力で死ぬことも出来ない・・・
生きるってなんなのかな。
同じような考えの人は少なくないと思うのですが・・・ 報道されませんね。
維新の会の代表の松井大阪市長が、ツイッターで
「維新の会国会議員のみなさんへ、非常に難しい問題ですが、尊厳死について真正面から受け止め国会で議論しましょう。」
と呼びかけてます。(尊厳死?安楽死のことかな?)
国会でのまともな議論、期待したいです。
三浦春馬さん、去年、コンフィデンスマンの映画を観て、
なんて男前な俳優さんなんだ!
と、ときめきました。
男前で、歌もうまくて、仕事も順調で、きっとモテモテだったろうし、
それでも人は死にたくなるんですね。
Posted by のりぴ at 2020年07月26日 05:18 | 返信
偶然にも、図書館で「逝かない身体 ALS的日常を生きる」を借りた翌日に事件の報道があり驚きました。
これをきっかけに、この問題について自分なりの意見をまとめることが出来たらいいなと思います。
Posted by ワイドショー大好き主婦 at 2020年07月26日 07:41 | 返信
病気になったことがない人は病気のつらさが分からない。
Posted by アサガオ at 2020年07月26日 08:53 | 返信
おはようございます。
アサガオさんの、病気になった事がない人は辛さがわからない=その通りだと思います。
健康は当たり前じゃないですね、ありがたい事です。
私がALSの女性と同じになったら、同じことを望みます。
動かせる唯一の眼球で自分の気持ちを伝えれた、最後の望みを叶えさせてくれた。
でも春馬君の自殺は、なんとか思い直して欲しかった。私にも自死した家族がいるので......
Posted by rico at 2020年07月27日 05:51 | 返信
ベッドに横たわる人と傍に付き添う人
距離は近いのに、柵の向こうとこちらでは、底知れぬ深い溝、越えられない隔たりがあります。
親の入院に付き添い中、何度も「死にたい」「なってみないと解らん」と訴えるのには、
言われるがままにしていました。そのうち言葉数も減り言わなくなりましたが・・・
ALSの女性のお父様は「死にたい」と聞いたことがなかったと。
お父様に言えば反対され悲しませるだろうから言えなかったのだろうなと思います。
自分ならどうか、家族がなったらどうか、難しい。
ただ、自分が人の命を握っていると勘違いしている人、怖いです。
Posted by taco at 2020年07月27日 02:17 | 返信
三浦さんは超人気で仕事も十分あるけど、20~30代の男優は群雄割拠状態でライバルも多い。
やはりトップランナーの芸能人はそれなりのストレスも多い職業だと思います。
コロナ禍で外出禁止令が出て、酒場へも行けず、友人にも会えずでストレスも発散できなかったのかもしれません。1人暮らしであればステイホームで仕事と自宅の往復だけだと孤独感が強くなって、うつ状態になってもおかしくない。典型的なコロナうつだったのかもしれません。
世良さんがインフルの死者数と比べてマスコミが過剰報道では?と疑問を呈していましたが、誰でもそう思います。早くインフルと同じ扱いにして、発症者のみ、どこでも検査できる体制にして、陽性者はステイホームを指示して、安静にして経過をみるだけで十分ではないかという気がします。重症化したケースだけスムーズに病院を受診できるようにすればいいですね。
インフル流行ピーク時のほうが、今よりも重症者・死者がはるかに多いはずなので、病院のベッド数はかなりキツイはずですが、なぜ騒がれないのかが不思議です。やはり2類と5類の差なのか?
Posted by マッドネス at 2020年07月27日 06:12 | 返信
死ぬ権利があるといっても、ALS患者のように体が動かなければ死ぬに死ねない。だが、ALSと分かったときに死ぬ準備が出来ないだろうか。手が動かなくなったら食事介助を拒否すればいい。
パーキンソン病と診断された女性が、看護師を自ら手配し、夫に対しては妻の部屋に入ることを禁じ、「あなたは私の介護に手を出してはいけない。好きなことをして暮らして」と言って、看護師に食事介助をしないで欲しいと頼んで、亡くなった。
夫は「妻は見事な最期でした」と言ったそうです。
Posted by 丘の上の変人 at 2020年07月27日 07:15 | 返信
刹那的な気分が湧くと、オザキの「卒業」がリフレインする。
雨が続いているから助長されているかな。歌詞「その支配からの卒業」が繰り返される。
本気で死ぬ人は「死にたい」と、声には出さないのだな、と思う。だから衝撃的。
事件当事者である、ALSの女性は心の声と、他者とコミュニケーションする声の使い分けが
困難だったから、境界線を越えてしまったと思う。「生きなければいけない」という呪縛が
「その支配」だったろうか。逮捕された容疑者から、真相が語られるのを待ちたいと思う。
人によって感じ方の大小があるだろうけど、息が詰まるような感覚「その支配」を誰もが今、
抱えていることだろう。人生に於ける「しがらみ」は見方を変えたり、時が過ぎれば、
それはそれで、人生の財産になるけれど、悪政という「その支配」は不幸を生む。
だから断固として抗議したい。「嘘」で固めた政治、私利私欲と野望にまみれた人間が目論む
「その支配」は許されない。『平和と民主主義』を奪われてはならない。
死にたい、と思う人は怒ればいいのだ。胸に秘めず、怒りまくればいい。
Posted by もも at 2020年07月27日 09:34 | 返信
彼女の精神的苦痛はいかばかりかと思いました。しかし、私も安楽死と尊厳死は別だと思います。安楽死は自殺だと思います。それに自殺に他者を巻き込むこととなります。尊厳死は終末期に延命治療をするか、または、肉体的苦痛を緩和しながら、自然な最後を望むのか、自らエンディングノートなどを記しておくことだと思います。
私の個人的な考えでは、与えられた寿命の最後まで生きることは義務のような気がします。また、同じような境遇の方でも懸命に生きている人達もいます。これからもっと議論が必要なのだと思いますが、安楽死を認めてしまうような風潮になれば、懸命に生きる人が生きづらくなってしまう世の中となるのではのではと危惧します。体が不自由な方を目にして自分の中の不平不満を恥ずかしいと思ったことがあります。不自由で寝たきりでも、周りに愛を教えるという大事なお役目があるのだと思います。
Posted by ポトス at 2020年07月27日 10:12 | 返信
ポトスさんはじめ「死んではいけない」という考え方も一つです。しかしそういう意見の方々は「ご自身が同じようにALSになり、同じ状況になった時どうしたいか」ということが書かれていないのが気になります。
(1)ご自身が若年でALSになったと仮定します。胃瘻や人工呼吸は最初から拒否されるのか、もしそれらを付けたあとはどんなことがあっても止めてはいけないとお考えなのか。これぜひお伺いしたいです。
(2)ALSの方の胃瘻と認知症高齢者の方の胃瘻は同じ考えでよいのか。違うのであれば「若い」「判断力がある」ことが違いをつける基準になるのか。
こんなことを考えていくと、個人的にはALSの方の胃瘻や人工呼吸は原則禁止にするか(無理でしょうけども)、ご本人の意思でいつでも中止できる(消極的安楽死かつ尊厳死)ことを認めるか、どちらかにしないとうまくいかないのではと思います。
広島の赤牛からポトスへの返信 at 2020年07月28日 08:13 | 返信
三浦春馬さんの「キンキーブーツ」を見て、謡曲の紅葉狩りを思い出しました。平維茂が紅葉狩りに行って、高貴な女性と侍女たちに宴席の誘われ、深酒で眠りこけてしまう。美女たちは、なにやら思惑があって隠れる。夢の中で八幡大菩薩の眷属、(武内の神)が信濃国戸隠山に行く途中に平維茂を見つけ「維茂を篭絡したのは戸隠山の鬼神だと告げて、八幡大菩薩から下された神剣を授けた。夢から覚めた維茂に鬼女たちが襲い掛かり、激しい戦いの末に見事に神剣で鬼女たちを退治しました。めでたしめでたしと言う謡曲です。
そのはじめは高貴な女性と侍女の踊りだったのが、後半は鬼女たちの踊りのなるのが壮観です。謡曲の絢爛豪華な、お衣装が見どころです。
三浦春馬さんのミュージカルもいいけど、30~40歳のオカマのお姉さんの凄みを感じました。マツコさんなんかは、エリートですけど、世の中で揉まれて仕方なく夜の街で生きている人は凄いし、頭も良いけれど、お坊ちゃまの入って行ける世界では無いような気がします。ちょっと怖かった。
Posted by にゃんにゃん at 2020年07月28日 11:26 | 返信
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