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李登輝さんを悼む
2020年07月31日(金)
昨夜、臨時ニュースが、飛び込んできた。
李登輝さんが亡くなったという知らせだ。
その意味が分かる日本人がどれだけいる?
李登輝さんが亡くなったという知らせだ。
その意味が分かる日本人がどれだけいる?
李登輝さん →こちら
日本にとって凄い人が居なくなった。
国内はコロナ禍による経済不況一色であるが、
国際的には、尖閣、沖縄が大変な状況にある。
コロナ騒ぎで潰れそうになった日本を
虎視眈々と狙っている国があるからだ。
その意味で台湾が最大の鍵になる。
最大の親日家である李登輝さんが居なくなった
台湾が今後、どのように変わるのか注視すべき。
97歳で多臓器不全なのだから、いろんな延命治療をしたのか。
以下の写真は、数年前、石垣島で李登輝さんにお会いした時のもの。
私は李登輝さんと「リビングウイルと平穏死」の話をしているのだ。
台湾は、20年前にリビングウイルの法的担保を終えて2回改正した。
それに比べてに日本はどれだけ遅れている国か、という話をしたのだ。
日本では、誰も知らない。
メデイアも一切報じない。
台湾は今、安楽死の議論をしている。
日本は台湾から何十年も遅れている。
一連の流れの中心にいるのは、趙可式さんという看護師さん。
台湾人は全員知っているのに、日本人は誰一人知らない話。
たった3時間以内で行ける国なのに。
日本は、終末期医療でも情報鎖国だ。
李登輝さんのご冥福をお祈りする。
李登輝友の会 →こちら
その時、石垣島資料館に寄ったら比屋根毅さんの写真があった。
夏川りみさん、具志堅さんと並んで石垣島の名誉市民、なのだ。
世界の洋菓子会のトップを走るエーデルワイスは尼崎が発祥だ。
石垣島から尼崎に出てきた比屋根さん、が一代で築いた会社だ。
しかし比屋根さんはもうこの世にいない。
比屋根さんとても親しかったので寂しい。
なんだか、寂しい話ばかりだ。
毎日、患者さんか誰かとの別れがある。
夕刊フジに連載している「ニッポン臨終図鑑」に
李登輝さんを書きたいが日本人でないので書けない。
今日の夕刊フジには、三浦春馬さんのことを書いた。
連載165人目が、まさか三浦さんだなんて・・・
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警察庁の統計によれば、今年上半期の我が国の自殺者は9336人(速報値)で前年の同期に比べて約10%減とのこと。さらに、コロナによる緊急事態宣言が出された4月と5月だけを見れば、前年比約18%減だといいます。
しかし、減ってよかったと喜べるような数字でしょうか。国内のコロナの死者が1000人を超えたとメディアは大騒ぎをしていますが、自殺者は、実にその10倍もいるという現実。
「自殺は自己責任だからコロナの死者数と比べることはない」。今、そう思ったあなた。その自己責任論がもしかすると誰かを追い詰めている可能性だってありますよ。
その日、私は大阪の大きな書店で本を探していました。話題書のコーナーには志村けんさんの本がたくさん並んでいました。が、書店員さんがやって来て、志村さんの本を半分片付けたかと思うと、ものの数分でそのワゴンに三浦春馬さんの本が並びました。私はそのときまだ訃報を知らなかったので、「もしかしたら三浦さんがサプライズで来店するのかな?」と期待しながら待っていたのですが、その数分後にスマホに届いたのは、彼が自殺したという信じられないニュースでした。
その日の深夜、同じ事務所の先輩である桑田佳祐さんはラジオで、「あんなに若くて才能があるのにもったいない……」と、突然の死を惜しんでいました。
私も桑田さんと同世代、つまり三浦さんの倍も生きてきた人間なので、まったく同じ気持ちです。でも、若くて才能があってたくさんの仕事と未来が待っているがゆえの苦悩だってわかるのです。
私も振り返れば20代、30代は何度も死にたいと思いました。しかし実の父が、私が10代の時に自死したので残された者の苦しみも知っています。もし私が父親のように自死したら、また家族を苦しめてしまう、と留まりました。
そして60代になった今、かつての苦悩を懐かしく思い出します。どうしてあれほど死にたかったのか、もはやあの頃の自分は、今の自分とは遠い存在なのです…。
コロナで大切なものを失い、死にたいと悩んでいる人、もしくは三浦さんの死を受け止めきれず、後を追いたいと考えている若者もいることでしょう。今の日本は、残酷で過酷です。そして若い人ほど人生はシンドイです。
しかし、時間は容赦なく動いています。過酷な現実も流れ去り、人は必ず、いつか死にます。あんなに死にたかった私も、今は長生きしたいと思うのです…。これを書ている今、Youtubeで三浦さんの歌を聴いています。タイトルは、「Fight for your heart」
闘い続けたあなたの30年間の人生に、心を込めて花束を。
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PS)
コロナチャンネル #103
「指定感染症2類」って、どういうこと?
https://youtu.be/yPw6Zk24q9I
登録者が、ついに1000人を突破した!
ありがとうございます。
まだまだ、頑張ります!
悲観論と楽観論が交錯するが、私は楽観論者である。
7月は今日で終わり。
あっと言う間だった。
8月は、たとえコロナが増えても、明るい月にしたいね。
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この記事へのコメント
先生も自死を考えられたことあるんですね。。フアンの五木寛之さんも2回あると。。70近くなると若い時きずかなかった事が
一休さんみたいになるほどと自分でもびっくりするような気ずきが押し寄せてきます。.春馬さん残念ですね
Posted by アサガオ at 2020年07月31日 07:04 | 返信
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