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75年目の終戦記念日に想う

2020年08月16日(日)

75年目って、大きな節目だよ。
体験者がどんどんへ減っていく。
そんな日に君は何を想うのか?

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75年目って、50年目の次の節目だ。


25年前よりも成長した自分、でありたい。
25年前って、丁度開業したばかりだった。

だから50年目の記憶はまったくない。
きっと自分の仕事で精一杯だったはず。


でも75年目は、あれこれ想うことがあった。

きっと2本の映画を観たからだろう。



「日本人の忘れもの」→こちら

「ドキュメンタリー 沖縄戦」→こちら



どちらも知っているつもりだっけど、
どこか忘れそうになっている記憶だ。


後者は、最初から涙が止まらなかった。
宝田明さんのナレーションに誘われた。


1 軍国主義の間違い
2 教育の大切さと怖さ

僕が文部大臣なら、この2つの映画を
小中高の全員に一度は観てもらうはず。

教育とは、戦争の本質を教えることが基本。


75年目に考えるべきは、なぜ戦争に至り、
沖縄戦になったのか、その経緯を辿ること。


「空気」

「空気」、という言葉しかない。

大本営という人間がおらず、所詮は
その地位にあった人々の「空気」だ。



軍国主義でも民主主義でも、人間様が存在する限り
人間が醸し出す「空気」によって世界は動いていく。


75年前は、大東亜共栄圏への野望。
そして今は、コロナに対する恐怖心。

75年前の過ちの本質を知ると同時に
これからの道の険しさを、想起した。



どこもかしこも、暑さに注意。
でも沖縄が一番涼しい不思議。

もっと沖縄を知らないと。
そして今を、考えないと。




皆様、いろいろとお世話になっておりますが、
今、「検閲」を受けて、警告を受けています。

このブログもYou Tubeもいつ, 突然閉鎖されるかも
しれませんので、あらかじめ知っておいてください。


これ以上、書けませんが、どうか察してください。


以下、勝谷誠彦さんのメルマガより抜粋させて頂きます。
大好きなお坊さんである江田さんの、有難いお言葉です。


ーーーーーーーーーーーーー

「お盆」と掲示板のことば
 
江田智昭(僧侶)
 
 
■「お盆参り」ができない今年の「お盆」
 今年もまもなくお盆がやってきます。お盆といえば、福岡県の実家のお寺に帰って、ご門徒(檀家)さんの家をお参りのために回るのが私の毎年のルーティンです。猛暑の中、初盆を迎えるお宅を訪れて、仏壇の前で汗だくになりながらの読経。これを何度も何度も繰り返し、お盆が終わった頃には毎回体重が2~3キロほど減少します。
 このようにダイエット効果もある恒例のお盆参りですが、今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で取りやめとなりました。お寺の本堂内での人数を制限してのお参りは受け付けるのですが、自宅を訪れてお参りすると密が避けられないため、クラスター発生の危険性があるとお寺側で判断したのです。これはお寺の歴史上、前代未聞の事態です。
 また、現在小池都知事が「帰省はできるだけ自粛しましょう」と呼びかけている状況ですので、今年は福岡の実家のお寺にも帰ることができず、東京にとどまることになりました。人生の中で暇なお盆をほとんど体験したことがない私にとっては正直違和感しかありません。
 
■「お盆」のルーツは『盂蘭盆経』にあり
 ところで、みなさんはこの「お盆」のルーツをご存知ですか?「お盆」の風習は『盂蘭盆経(うらぼんきょう)』というお経に由来していると言われています。そこで『盂蘭盆経』の簡単なあらすじを紹介したいと思います。
 お釈迦様のお弟子さんの中に目連(もくれん)という人がいました。彼はお釈迦様の優秀な十大弟子の一人であり、「神通第一」とも呼ばれていました。つまり、目連は私たちが住んでいる世界だけでなく、さまざまな世界を見渡す能力(神通力)を持っていたのです。ある日、目連はその神通力を使って様々な世界を見渡していたところ、以前亡くなった自分の母親が餓鬼の世界で大変苦しんでいるところを偶然目撃してしまいます。
 ここで補足説明ですが、仏教において、世界は「地獄」・「餓鬼」・「畜生」・「修羅」・「人間」・「天」という六つの世界(六道)で構成されていると言われています。そして、衆生はこの六つの世界を輪廻し続けます。これは仏教の世界観であり、仏教発生以前から古代インドに浸透していた世界観でもあります。この六つの世界に共通して言えることは、どこも「苦しみ」が存在するということです。しかし、もし悟りを開くことができれば、苦しみの世界(六つの世界)の輪廻から抜け出すことができるため、悟りをひらくことが仏教の大きな目標となっているのです。
 閑話休題。目連の母親が落ちた餓鬼の世界では、常に飢えと渇きに苦しむ状態が続きます。全ての生き物が醜くモノを奪い合う世界。そのような場所で大きな苦しみを抱えているのを見て、目連はなんとかそこから救い出したいと思い、母親の救出作戦を展開しますが、失敗に終わってしまいます。そこで目連は困り果て、母親を助ける方法についてお釈迦様に相談をするのです。
 お釈迦様は「夏の安居(あんご=お釈迦様や仏弟子たちによる勉強会。毎年夏に開催される)が終わる7月15日に仏や仏弟子たちを供養しなさい。そうすれば、あなたの母親は餓鬼の世界からきっと救われますよ」とおっしゃいました。それを聞いて、目連は夏安居が終わる7月15日に彼らをもてなし、ご馳走などをして供養したところ、お母さんが餓鬼の世界から無事に救われた――これが『盂蘭盆経』のエピソードです。
 いまでも東京を含めた一部の地域はこのエピソードどおりに7月15日をお盆としていますが、明治時代以降、新暦の8月15日をお盆とする地域が多くなりました。日本のほとんどの場所でのお盆が8月15日になったのは、農繁期の7月15日頃を避けたいという事情も少し関係していたとの説もあります。
 
■お寺の掲示板のことば 「NO ご先祖 NO LIFE」
 
 このエピソードが何千年後の私たち日本人の生活にも影響を与えているわけですから、『盂蘭盆経』の影響力はすさまじいものがあります。みなさんは今年のお盆をどのように過ごしますか?ご先祖様のお墓参りをされる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
 この掲示板のことば「NO ご先祖 NO LIFE(=ご先祖様がいなければ、私の人生はない)」はまさに誰も否定しようのない真理です。祖父母や曾祖父母あたりまでしか先祖を知らない人が私も含めてほとんどだと思いますが、それ以前にも連綿として続いてきた命の歴史があります。計算上では10代さかのぼると1,024人、20代さかのぼると1,048,576人の先祖が存在することになるそうです。想像することが難しい数字ですが、現在の自分が存在するためにとてつもなく多くの人々の間で命のリレーが行われていたということになります。
 このような長い歴史を持っているのは当然自分自身だけではありません。周りの人々や動物や植物にも同じような命のリレーがあって、現在存在しているのです。忙しく過ごしていると私まで続いてきた命のリレーに思いを馳せる暇などほとんどありませんが、お盆の時期くらいそのような命の流れに少し思いを馳せてみてはいかがでしょうか?考えれば考えるほど、自分が現在この世界に存在することの不思議さを実感するのではないかと思います。
 
■縁起の教え
 仏教の中には縁起という教えがあります。縁起とは縁(よ)って起こる。つまり、自分は世界のあらゆるものと関わっていて、それらのおかげで成り立っているということです。わたしたちは単に先祖の命とだけ繋がっているわけではありません。親鸞聖人は『歎異抄』の中で「一切の有情は、みなもって世々生々(せせしょうじょう)の父母兄弟なり」とおっしゃっています。これはつまり、「すべての生物はいつかどこかでお互いが兄弟であったかもしれないし、親子であったかもしれない」ということです。
 家の中に籠っていると自分のことや身内のことだけを考えてしまい、視野が狭くなりがちですが、とてつもなく多くの命の存在のおかげでいまの私の命があるのです。ですから、無数の先祖や生物との命のつながりへの感謝の気持ちをお盆期間中だけでなく、普段の生活の中でも常に忘れずに持ち続けたいものです。

------------



PS)
コロナチャンネル#119 

人命か?経済か?  不毛な二元論、もうやめませんか?
https://youtu.be/QgYxdnxycqs








































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この記事へのコメント

長尾先生、毎日のブログ、動画配信ありがとうございます。これがあるから、私は頑張ろうと前向きに過ごすことができます。長尾先生に申しあげるのはおかしなことかもしれませんが、どうぞご自愛ください。

Posted by 長尾先生のサポーター at 2020年08月16日 05:23 | 返信

このブログによって先生や考えの似た人々の意見を聞ける事、何だか当たり前のように感じていたけれど命と同じようにいつ無くなるかはわからないのですね。諸行無常の世の中ですね(*>_<*)ノ圧力をかける人々は自分は選ばれた特別な人間で死なないとでも本気で思っているのでしょうか。私にとっては長尾先生が特別な人です、こんなにすごいのに私と同じ目線の高さで必死で毎日闘って下さっている。神様は見ていると信じたい。(私は無宗教派です)

Posted by 匿名 at 2020年08月16日 10:37 | 返信

長尾先生
毎日のブログの更新、コロナチャンネルありがとうございます。
毎日当然の様に更新されるのを楽しみにしています。
これからもずっと続くと信じています。
本当のこと、社会の本質を言葉にしたら、検閲され、削除されるかもしれないなんて。
やはりコロナ禍の日本の社会は、戦前と同じだということを再認識させられました。
おかしいと感じるのは、不思議な事ではなく、私だけではなかったんだと。

友達にもPRしています。
何をどうお伝えしてよいのかわかりません。
後見人制度で困り果てた時から、長尾先生のブログを頼りに
毎日を過ごしてきました。
このコロナ禍ではさらにコロナチャンネルを毎日頼りにして生きています。
長尾先生の情報収集と分析力を聞くチャンスが無くなってしまうと
日々の判断に困ってしまいます。

検閲する人はそれが狙いなんでしょうね。
生き延びてくださいね。
猛暑続きですが、くれぐれもご自愛ください。
お疲れの出ませんように。

Posted by sue at 2020年08月16日 03:32 | 返信

戦争は経験なし。しかし原発があります。どなたかが戦争の形態がこれから以後は起こるとすれば人対人が直接戦うのでなく
何かを操作しての代理戦争になるかもと。太古から戦いの繰り返し、強い物が勝つ。平和な時代に生まれ生きてこれました
亡くなられた方々の上に今のしあわせがあると思っています。受験戦争もあまり無かった時代に育ちました
父はノモンハンの生き残り死体は山積みみにして荼毘にふしたとか。近所の方はロシアの捕虜となり飲まず食わずで強制労働
ツンドラ下の大地を掘り起こし掘り起こし雪が吹き込む小屋で寝たと100才近いかたです
主人の母は原爆が落ちた直後、、学徒動員で呉から帰省のため広島駅を通過しただけなんですがずいぶん経ってから原爆手帳の申請がかないました

Posted by その他 at 2020年08月16日 08:53 | 返信

これからはそれぞれが本当のジャーナリストにならなくては。

Posted by m,m at 2020年08月16日 09:08 | 返信

私の父も、長崎の諫早で背中に原爆の光を浴びました。大勢の人々が逃げて来られて、「アメリカは怖い兵器をもっているなあ。」と恐ろしく思ったそうです。
無事に職場に戻っても、兵器産業だったので、人員整理が始まって「何故死んでお国に奉公しなかったのか?」と言われたそうです。上司は戦争に行かなかった人で、コネで入社した人で父とは意見が合わなかったので、止めて父方の祖父が創業して、伯父が社長をしていた貿易会社に転職しました。
父は「友達はインパールで死んだ。従兄はノモンハンで死んだ。生きて帰った者も、死んだ者も、紙一重だった」と言っていました。
ゲゲゲの鬼太郎の水木しげる氏も「南方の戦地にやられて、敵(イギリス)に絶対に殺される敵地に突撃せよ」と言われたそうです。仲間と知恵を絞って何とか生き延びて帰って来たら、上官に「何で死なずに帰って来た?お前らは死んでお国にご奉公するはずなんだ」と言われたとテレビで仰っていました。
テレビを見ていますと、合衆国のペンタゴンとしては、日本の特攻隊一機で航空母艦をいっぺんにやられるので恐ろしくなって原爆開発を急いだのだそうです。どうせ負けるのなら特攻隊なんてやらなければ良かったのではないかと思います。特攻隊を発案した源田実さんは戦後も長生きして政治家になりました。潜水艦の特攻隊(回天)を発案した人も戦後は長生きしたと「海軍反省会」に書かれていました。正直ものはバカを見るのです。ジャンヌダルクになっても、見方の王様に裏切られてイギリスに火あぶりにされた少女になるのも怖いです。このコメントも検閲されるのでしたら、消して下さい。

Posted by にゃんにゃん at 2020年08月18日 04:07 | 返信

先生、検閲にちょっと動揺してしまいましたが、私応援してますから。先生からどれだけの事を教えて頂いているか、感謝しかありません。応援してる人たくさんです。先生地下組織で行きましょう(笑)

Posted by 小林ひろえ at 2020年08月19日 11:11 | 返信

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