このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

ヒロシマに祈る

2020年08月06日(木)

75年前、ヒロシマに原爆が投下された。
この事実だけは、一生忘れてはいけない。
今日はそれを誓い犠牲者のご冥福を祈る。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 

ヒロシマの14万人が、一発の原爆で亡くなった。

14万人って、すごい数で、想像を絶する世界だ。

かろうじて生き残ったひ人も生き地獄だっただろう。


やけど、ケロイド、放射能障害・・・
たった一発の原爆でこうなった。

日本人は、ご未来永劫、この日を忘れてはならない。
ヒロシマとナガサキの犠牲があり、今の自分がいる。

核兵器はどんなことがあっても絶対に使ってはいけない。
この考えは、死ぬまでずっと想い続けるのが私達の使命。


一方、
コロナは見えない敵。
でも原爆は見える敵。

コロナ禍の中でも、生きていける。
しかし原爆一発で何十万人が死ぬ。



両者を比べたらいけないけども、どんな時代になっても
ヒロシマ・ナガサキを私達は、絶対に忘れてはいけない。



この夏、ドキュメンタリー映画を観ようね。
夏の映画館は、結構、混んでいるけどね。


「天皇と軍隊」→こちら
最後のシーンは天皇陛下の広島訪問。泣きます。


「国家主義の誘惑」→こちら

「ドキュメンタリー沖縄線」→こちら

「ちむぐりさ 菜の花沖縄日記」→こちら


コロナ騒ぎの今こそ、こうした映画を観よう。

映画といえば公開延期になっている「痛くない死に方」は
上海国際映画祭で公開され、4.5と高い評価を得ている。


中国有名な映画評価サイト「豆瓣映画」で、高い点数と大変高い評価。
https://movie.douban.com/subject/34846641/
 

何が書いてあるのかは皆さんで翻訳してください。
今年は、世界の大きな映画祭はこの上海のみだと。

ネット上の感想の翻訳が届いた。

-----------------------


8.3という点数は神の域で、映画祭で観られた方々しかコメントを残していないので人数は多くはないですが89%の方々からの高評価のようです。
 

号泣でした。安楽死、ホスピスケア、在宅医療、少し重い始まりの為「死」をテーマとしたドキュメンタリーのようだと感じて見ていましたが、、、
医者とは?「死」とは?医療とは?
 
 
この世に生まれたがゆえに重視される(考えざるを得ない)題材。
 
 
まさかこの映画を見てこんなに涙が出るなんて思わなかった。
だからちり紙を持ってこなかった。
 
 
「生命」と「人生」に対する尊重を表しているこの作品を観て、「おくりびと」を思い出した。
 
 
2020年上海映画祭で一番良かった作品。
溢れんばかりのヒューマニズム、「死」の(選択の)自由、人・生命の尊厳、苦痛、そして後味が悪くならないユーモア
 
 
テンポが非常に良かった。静かなスタートからの後半のスピード感。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



中国では、在宅医療制度も平穏死も新しいものと受け止められた、
映画の公開は来年に延期されたが、近々、詳細が発表される予定。


内政はコロナ一色であるが、
その間の外交が心配である。

米中対立に日本はどんな立場で臨むのか。
それには、確固たる信念と行動が必要だ。

今日は、ヒロシマに祈る日。


PCR陽性者が毎日発表されるが、みんなそろそろ飽きないの?
そんな報道を聴くたびに「それがどうした!」と、内心叫ぶ。


コロナよりも暑さにウンザリだ。
みんな熱中症に気をつけようね。




PS)
コロナチャンネル#109

逆転無罪! 介護施設ドーナツ裁判。
https://youtu.be/CepCBT7d0f8




























2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

想像と感覚的、単にイマジネーションだけれど、コロナ禍で当初感じていた閉塞感に
戦争の肌感覚と重なり合う部分があった。衣食住に事欠かずに済んだので、やはり平和なんだと
感謝の気持ちが湧いたけれど、正体が見えないという怖さを感じたのは拭い切れない。
原爆の日を迎えて、日本は、世界で唯一の被爆国であるという事実と重さを、改めて自覚する時だと
思う。日本だけでなく世界中が同じ体験をしたコロナ禍にあって、原爆の悲劇と戦争の愚かさを
伝える役割を持つべき「日本」だと思う。
折しも、李登輝さんが亡くなられたけれど、御著書から、日本人よりも日本を愛しておられたのが
分かる。アジアにおける日本の役割を切望しておられ、2015年出版の本だけれど、日本を歯がゆく
思っておられた。
平和を訴える役割を担うべき日本。きな臭い嫌なムードに歯止めを掛けるには、何より、
国民の力が必要だと思う。

Posted by もも at 2020年08月07日 01:48 | 返信

以前 何年か前に先生が広島に行かれた時に書かれていたのを思い出しました。

 あと半年早く戦争をやめていたらもっと沢山の人が助かったのに・・・・

Posted by 薬剤師 井澤康夫 at 2020年08月07日 08:43 | 返信

昨日、NHKの特別番組を視聴しました。
原爆を2発落とされても日本陸軍はまだ降伏せず戦争を続けるべきだと主張。
首相も陸軍に反対できず、最終的に外務大臣の提案を天皇が支持して、ようやく終戦を迎えた。
陸軍の主張(戦争続行)が通れば、米国は3発目の原爆を皇居に落とす準備をしていたと。
原爆の被爆地の惨状を視察した米国人は後悔の念にかられたとも。
指導的立場にある人間が暴走するというのはかくも愚かなのかというのがよく理解できる番組でした。
今の時代であれば、ツイッターでもSNSでもYoutubeでもなんでも使って、
指導者の暴走は是が非でも民意で阻止しなければいけない。
「日本は原爆落とされてなければ核兵器を持てたのに」という識者がいますね。危険思想です。

Posted by マッドネス at 2020年08月07日 10:52 | 返信

焼き場に立つ少年今夜録画しました。

Posted by その他 at 2020年08月08日 09:05 | 返信

広島平和公園原爆資料館、昔知り合いが小学生の子供を連れ見学していたらその子供が吐き気ををもよおしたとか
思い出しました。

Posted by そのた at 2020年08月09日 09:01 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ