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台風よ、コロナを吹き飛ばせ!

2020年09月03日(木)

8月は、コロナと猛暑の月だったね。

9月は、台風と豪雨の月になるのか。

台風がコロナを吹き飛ばせばいいな。

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そろそろコロナを忘れたほうがいい。

マスクをするから忘れられないけど。


総理の辞意表明と総裁選で空気が変わった。

台風到来でさらにテレビの内容が変わった。


僕はとってもいいことだと思う。

この半年間、コロナだったから。


コロナも自然災害であるし、

危機対応そのものである。


しかし、それを忘れてみな「怖い怖い」

ばかりで日本は壊滅的な状況になった。


でも半年間の空白なら5年程度で取り戻せる。

国家が「怪我」をすることだってあるだろう。


正直、僕は「人災」だとずっと思っている。

後だしジャンケンではなく最初からそう書いている。


僕は言論紙や専門紙やブログや動画で発信してきるが

振り返ってみると、なんでも半年早い、のが欠点だ。


様々な言説は多くの人の直感にフィットしないと受け入れられない。

いくら正しくても、多くの人が支持しないと認められないのと同じ。


16世紀のガリレオガリレイの天動説は誰にも受け入れられず。

第二世界大戦開戦に反対した人もいたが聞き入れられなかった。


どの時代も普通の人間が利害に左右されながら集まると

どうしても紆余曲折して、大きな無駄や犠牲が生じる。


それは、人間社会においては仕方がないことかもしれない。

最近は、そのように考えてキリキリしないようにしている。


何を言っても、何を書いても、結局は、無駄・・・

でも、気力がある限り、思ったことを発信する。


そんな責務がある(無いのだけど)、と勝手に思っている。

まだ承認欲求がどこかに残っている証拠、だと思えばいい。


もちろん、台風は嫌だ。

でもこれだけの猛暑だから当然の報い。


地球温暖化のツケは、コロナから台風に移ったね。

その原因は人間にあるのだから甘受するしかない。


今日は、卒後8年目の医師と外来と在宅を回った。

若い医師と一緒にいると、なんとなく元気になる。


谷口副院長がいなくなり、カメラは僕がやっている。

早く内視鏡専門医に来て欲しいと心待ちにしている。


いつも親御さんの年齢を聞くが、必ず年下である。

つまり自分の子供よりも若い人たちとやっている。


もしかして、親子ではなく、お爺ちゃん?

ふと不安になる時が、コワイ。


ああ、こうしてお爺ちゃんになっていくんだね。

気が付けばお爺ちゃん、お婆ちゃんになるのか。


今夜は、がんになったイケメンのカリスマ在宅医

の関本剛先生の出版記念を親しい仲間たちで祝う。


剛君がそんなになっているくらいだから、僕のような

お爺さんが生きていてもいいのなあ、と不思議になる。



昨夜の靖国神社。

英霊もおいてけぼり。

DSC_0399.jpg


戦争に比べたら

原爆に比べたら

沖縄戦に比べたら・・・


コロナは怖くない。

でも、風評は10倍怖い。

怖い怖い病は100倍怖い。

これからの台風は1000倍怖い。

ひとつまちがえば、即死するからである。


コロナの正体はほぼ見えたのに、

完全に見えないと怖いといい続ける専門家がいる。


台風よ、コロナを吹き飛ばせ!

恐怖に脅える人は自然の摂理に目覚めよう。


僕のブログはいつも半年早いから、許してね。

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コロナチャンネル#137_

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この記事へのコメント

ゴッホみたいに、生きている時は日の目を見ず、亡くなってから爆発的に神化する事もありますが先生は違います。何故なら私達読者にとっては現在進行形の英雄だからです!「今日も暑かったね」なんて友達口調で書かれるとほんとーーーに救われ、一日に何度も思い返して頑張れます!先生は本業の医者てもたくさんの人を救っているのにこのブログでも私達を救ってくれていて、本当に感謝です(_ _)年齢ではなく人生を諦めたらお爺ちゃんだと思っているので先生がお爺ちゃんなんてすごい違和感…先生のは承認欲求なんてちっぽけなモノではないです!

Posted by 匿名 at 2020年09月03日 05:45 | 返信

読者のみなさん!半年早い先生についていっている私達ってすごくないですか?優秀な人の集まりなんでしょうか…いつもいろいろなコメントに感銘を受けています。皆様とも出逢えて私はとっても嬉しいです、ありがとうございます〜

Posted by ひろちゃん at 2020年09月03日 05:55 | 返信

おはようございます。

先生、戸籍年齢より、その人を見る〜
もしかして、お爺ちゃん?の
その孫みたいな人も、生きてたらお爺ちゃんになるよ〜

私も、その子達の親の年齢よりも、上だけど、
その子達と仕事してましたよ。(今は休職中)
その子達に、昭和の話をすると『良い時代、羨ましい!』って
勢いがあって、面白い時代を生きてきましたよね〜

私は、年齢は聞かないですよ〜相手も私がウ〜ンと上だから聞かないし。
年齢聞かれたら『ヒミツ』と言います。(笑)
年齢言って『若いですね〜』はもう若くないって事だしね
(それ言われると落ち込む)


地球が悲鳴をあげてるんです。地球からしたら人間はウィルスが細菌か?
善玉、悪玉、日和見に分かれるけど。

Posted by rico at 2020年09月03日 07:06 | 返信

半年早い先生のお話、これまで2類外しのことを周囲に話しても通じなかったのが、感染症法についてマスコミが本気で取り上げるようになってようやく伝わるようになりました。それでも「コロナはただの風邪」とは言いきれず「風邪ひかないよう気をつけてればコロナも大丈夫じゃないかな~」位で留めてます。

>戦争に比べたら・・・
以前、福祉サークルで知り合った当時70代の先輩と戦後の話になり、私が「祖父母や親が戦中戦後の話をするのが、苦労自慢しているように思えた」と漏らすと、昭和一けた生まれの紳士は穏やかに一言「それは苦労自慢ではなくて、いざという時に生き抜いていくための知識や知恵を授けてくれているんだよ」
厳しい時代を生き抜いて来られた方々のことを想えば、コロナ禍も「いざという時の人間の強さ」で乗り切れるはず。
今は仕方がない。幸せのハードル下げて、今日一日自分も家族も無事に過ごせばそれで良し、です。

Posted by taco at 2020年09月03日 11:25 | 返信


今日は先生の「そろそろコロナを忘れたほうがいい」の言葉に、久しぶりに肩の力を抜くことが出来ました。
また、皆様のコメントにも心がポッとあたたかくなりました。
パンツマスクは、まだまだ外せませんが秋冬に向かう、つかの間のブレイクタイムにしたいと思います。
先生、皆様、今日もありがとうございます。

Posted by 轟 瞳 at 2020年09月03日 04:13 | 返信

ウイルスも台風も、「国境」をえらばない。ホモサピエンスは、そろそろ軍隊とか国家とかの縛りを取っ払おう、とは思いませんか。
「アヘ退陣」で「東京オリ」はなくなった。「アンダーコントロール」できない「新型コロナ」がとどめを刺した。だが「決断できないアヘ政治」が継続されるという。「老いぼれボスの密室談合」が、コロナ禍に胸を張る。

「濃厚接触者」だの「社会的距離」だの、だれが誤訳したのか知らないが、新型コロナを「指定感染症」(1類相当)に指定した。中国から提供された「PCR検査」を国家が後生大事に独占する。なぜ「日本モデル」の検査方式を手がけなかったのだろう。
「新型コロナは風邪と同じ」、だから「5類指定」へという長尾先生の提案が急速に広まっている。「瀬戸際を乗り切るため全国一斉休校」をぶち上げたアヘも「見直し」を口にした。
ならば、「一斉休校」「緊急事態宣言」は最初から必要なかったし、「2020東京」も「秋開催」で堂々開催を強行すればよかったのだ。
しかし、おバカな「最高学府」はすべからく「大学閉鎖」し「通信教育にはるかに及ばないオンライン教育」で学生を捕縛し続けている。学生も「大学バリケード」を破壊する意欲も知略もない。

「三密後は、三散だ」と言っていた五木寛之は、今月なにを言っているか。
「東日本大震災が発生したあと『絆』という言葉が使われた。それが今度は『絆を切れ』と言われている。」
応えて姜尚中。「人類史の中で延々と積み重ねられてきた愛とか共感とかが死語化。人類存在の共同性みたいなものが根本から崩れている。」

「5類指定」に群がる読者のみなさんが、「全国一斉休校」にも「全国一斉大学閉鎖」にもいささかの疑問も挟まないのはなぜか。
「三密」も、「クラスター」も、「感染爆発」も、怖れることはない。だれか、「その後のスエーデン」の疫学的、科学的、社会的、哲学的分析をして欲しい。

Posted by 鍵山いさお at 2020年09月03日 09:23 | 返信

コロナチャンネル137を見ました。
オンライン診療はこれから増えていくんですね。
オンライン飲み会、オンライン葬儀、オンライン結婚披露宴・・・なんかもの足りないなと思っていました。
「空気を共有するのが人間の生きがい、楽しみだと思う」という長尾先生のことばに、ナットク!!
そうか。オンライン○○はそれがぬけているからもの足りないんですね。
これからの時代、ますます「空気の共有」が減っていくように思います。逆に言えば「空気の共有」を増やしていけばみんなが幸せになれるんだとわかりました。

毎日先生の元気なお顔を見て元気になっています。

Posted by むつみ at 2020年09月04日 06:02 | 返信

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