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vital talkを日本の医療者にも
2020年09月06日(日)
第4回日本在宅救急医学会に参加。
総合司会とシンポジストを務めた。
内容は2週間後に一般公開される。
午前6時に家を出て午後6時に帰阪。
新幹線は、相変わらず1車両に数人。
東京出張は日帰り、である。
持ち帰ったらいけないから。
今回の医学会は、スタジオ収録して
編集して、後日無料で一般公開する。
全国の医師と意見交換して分かったことは、
自分が最も進んだコロナ診療をしている事。
いずれ講演するが、自分が当たり前だと思っていることが
他の地域の医師たちには当たり前ではないこと、を知った。
たぶん、皆さんが僕のコロナチャンネルを聞いたら
腰を抜かすかなあ、なんて考えながら司会していた。
知らないこともあった。
たとえば海外での試み。
vital talk →こちら
コロナ感染者との対話トレーニングだ。
コミュニケーションが得意なアメリカでもやっている。
説明下手な日本でもやるべきだと思うがいかがだろう。
コロナに限らずがんや認知症版も作ればいい。
いや、ALSなどの難病にも応用できるのでは。
スタジオ収録とはいえ、医師が集まるのは半年ぶりだ。
マスクをしたままのパネルデイスカッションは珍風景。
ちょうど6時間のお仕事(理事なのでボランテイア)
を終えて、半日の東京出張は無事終了してよかった。
来週は徳島にまた半日出張してボランテイア講演。
これは会場に50人入ってあとはWeb配信、とか。
ところで・・・
3人の総理候補のスローガンを聞いて笑った。
菅さんの自助・共助・公助って地域包括ケアのスローガン。
政治の仕事は「公助」じゃないのかなあ、と心配になった。
岸田さんの「分断から協調へ」も、なんだかねえ。
分断を広げた張本人に言われてもねえ、って感じ。
石破さんの「共感と納得」は、これってACP(人生会議)じゃん。
vital talkは「共感と納得」を目的としている事に通じる言葉だ。
もし僕が総理候補だったらどんなスローガンを掲げるか。
うーん、「一手間違えたらエライことになるからね」(笑)
今日は原稿書きに終始している。
常に書くべき原稿が数個はある。
夕方からは、仕事だ。
スタッフが帰ったら僕の仕事が始まる。
台風が来るとかで、憂鬱な日曜日。
皆さま穏やかにお過ごしください。
PS)コロナチャンネル#140
コロナで潰れる病院、潰れない病院 →こちら
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この記事へのコメント
vital talk 資料を開きました。中身が濃く、深いものですね。コロナに限られたものではなく
医療全般に通じるものと思います。医は仁術なり、ですね。
以前、ゲートキーパー講習では、ひたすらロープレで会話を模索するものでした。実際に声に出すことを試みると当然、心が活動するため、終ると疲れがどっと出ましたし、なんとも言えない心境になりました。講師が言うには、今日は飲酒はダメ、そして何か自分への癒しをあげて下さいと締めの言葉でした。
心を学ぶとか育てるとか、大変なことですね。また、世界が共通項を学ぶって尊いなと思いました。
自民党が掲げるスローガンですが、自助・共助・公助って、聞き覚えあるなぁと思うと同時に、
なんか変! 咄嗟の印象は「おまえら自分でなんとかしろよ!」って意味か?とも。介護従事者を厚遇する
政策って意味なら歓迎ですけどね。他のスローガンにしても、つまりは精神世界の域を重んじる、という
ことなんだろうな、と解釈しました。曖昧ですね。
Posted by もも at 2020年09月07日 09:42 | 返信
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