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第45回湯布院映画祭に登壇
2020年11月15日(日)
第45回湯布院映画祭、に来ている。
「痛くない死に方」の国内初上映。
が終わった後シンポジウムに登壇。
湯布院映画祭は、日本最古の映画祭として
映画ファンにとっては知らない人はいない。→こちら
湯布院は快晴で、紅葉越しに見る由布岳と
夕方の情景はとても言葉では言い表せない。
初日のトリとして、「痛くない死に方」が上映された。
先週、大規模なプレスリリースがあったばかりの作品。
この映画のテーマは、尊厳死、在宅医療だ。
原作じゃ「痛い在宅医」と「痛くない死に方」。
僕はDVDで何度か見ているけど映画祭で観て
感激して、ふと涙がこぼれたことに驚いた。
自分の日常、信念、ライフワークが全て描かれている。
自分の原作を大物俳優たちが演じているって、凄ーい。
この映画祭は終了後に1時間15分のシンポジウムがある。
トークショーではなく観た人が本音で感想をぶつける場。
全国から我こそはという映画ファンが終結するお祭りだ。
こき下ろされる作品もあるので監督や俳優は怖いらしい。
高橋伴明監督、奥田瑛二さん、柄本佑さんと一緒に登壇した。
絶賛の嵐を頂き、伴明作品で一番いい、という意見で一致。
打ち上げでは、柄本明さんといろんな話をさせて頂いた。
テレビや映画でしか見たことない人とサシでお話しした。
大女優安藤サクラさんが、ケーキを配ってくれた。
お母さまの安藤和津さんとお会いするのは二度目。
地元湯布院の実行委委員の人たちとの触れ合いもあり、
夢見ごこちの中、夜は更けて、幻想的な霧に包まれた。
湯布院は、Go to のために若者たちで満杯だった。
宿は100%満席で小さな自宅のような安宿だけ。
しかし、妙に落ち着く部屋だった。
かけ流しの小さな温泉も良かった。
ああ、無理をしてでもここに来て良かった・・・
今、朝日を浴びながらこのブログを書いている。
公開日は、2月20日(土)銀座シネスイッチで決定。
関西はその2週間後から順次公開される予定だそう。
重いテーマではあるけども、自分の原作が多くの人の
力によってこのような素晴らしいものに変わっていく。
マスコミ関係者には、12月から試写会が始まる。
カンパして頂いた方には東京と大阪で試写会が。
映画は、パソコンではなく映画館で観るもの、なんだ。
当たり前のことを感じた人生一度キリの素晴らしい夜。
在宅患者さんには、留守をして申し訳ない。
でもお留守番をしてくれる医師がいるのだ。
PS)
コロナチャンネル #210
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湯布院にいると第三波が無縁なものに感じる。
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この記事へのコメント
湯布院映画祭、無理して行かれて良かったですね
ブログを読んでいて羨ましい限りです
長尾先生の「日常、信念、ライフワークが全て描かれた作品」が絶賛の嵐で判明作品で一番だなんて、本当に良かったです
先生が歯を食いしばって大人になったからだと思うし、辛かった分、布由院の自然が先生を優しく迎えてくれたのかな
人が生きていて良いときより、辛いときの方が長いと思う
また、人が一生懸命に生きれば生きるほど、辛い事の方が多いと思う
だからこそ、人は自分の足で歩いていくしかない
私の考えが間違っているかもしれない
「人が他人を助けることは出来ない
ただ、差し伸べられた手を少しだけ、握ってあげることは出来る
倒れていた人を起こしてあげることは出来ても、そこから先は自分の足で歩いてもらうしかない」
長尾先生、先生が辛いとき本当に一人ぽっちでしたか?
先生の事を思い、先生にぬくもりを与えてくれた人がいませんでしたか?
人が悲しいのは「自分だけが苦しい思いしているとか、自分だけが辛い思いして、誰も分かってくれない」と、感じてしまうことかな
いつも、思う
自分だけでも変わらず歩いて行けたら、きっと、他の人も気づいてもらえるのかと
先生が映画祭にいるとき、お留守番をしてくれる方には
本当に感謝ですよね
結局、先生が付けた足跡があったからこそ色々な方と巡り会えるのかな
私には無縁の世界
だって、ろくな生き方をいてこなかったような・・・
Posted by ナオミ at 2020年11月15日 04:03 | 返信
おめでとうございます!長尾先生。
只々、ひたすらに頑張ってこられたご褒美ですね。
先生の労苦を思えば、ささやかとさえ言えるものかのかもしれません。
まだまだご褒美が有りますように!
お身体を壊されませんよう、祈っております。
Posted by よおぜふ at 2020年11月15日 10:32 | 返信
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