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往生際が悪い、という人が悪い、という人が悪い!?
2020年11月06日(金)
アメリカ大統領選挙を、注視している。
日本はアメリカの傘の下にあるからだ。
そんななか、トランプさんの言動は?
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木村太郎氏、トランプ大統領を「往生際が悪い」と評した金子恵美氏に反論...
「米国の美徳は徹底的に往生際が悪い...米国人から見ると往生際がいい人って情けない人」
報知新聞社
6日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で、
トランプ米大統領のホワイトハウスでの記者会見を午前8時46分から9時03分まで生中継した。
トランプ氏は、現時点で民主党のバイデン氏が優勢に立つ大統領選について
「選挙に不正な介入が行われている」、
「お金を得るために票を斡旋するようなことが行われている」、
「正統な形でできていない。国のシステムを悪くする選挙」などと訴えた。
会見を受けてスタジオで元衆院議員の金子恵美氏はトランプ氏を「往生際が悪いなと思いました」と指摘した。
この発言にジャーナリストの木村太郎氏は「往生際が悪いねって金子さん、おっしゃったけど、
往生際が良くちゃいけないんです、米国は。
米国の美徳は徹底的に往生際が悪い。最後まで死ぬまで戦うのが米国の美徳なんで、
これは日本と米国の文化の違いだと思います」と反論した。
これに金子氏は「ただ、分断を生まないようにしてきた配慮という部分でいうと、
まださらにここで分断を作るのは往生際が悪いかなと思った」と主張した。
これに木村氏は「分断は前からあったんです、実は。
それが深くなったっていうだけの話で。
僕は往生際っていいとは思わないですよ、
ただ、米国人から見ると往生際がいい人って情けない人なんです」とコメントしていた。
報知新聞社
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このニュースの市民のコメント欄をよーく読んでおくべきだ。→こちら
最初は「金子はけしからん、木村は素晴らしい」ばかり。
しかし途中からは「木村が悪い」に見事に転調している。
ついには日米の文化論へと発展するが、
この論争は普遍性があると僕は考える。
「往生際がいい人は情けない人なのか」論争。
米国=往生際が悪い、最後まで自己主張、謝らない
日本=往生際がいい、途中であきらめる、謝る
そんな米国に日本はついていくしかない状況。(安全保障)
悪い言葉で言えば、犬として飼われている国。
今後の日本の方向性を考える上で、この「往生際論争」は
とっても大切で、日本人こそ、今真剣に議論すべきことだ。
また、この対比は医療にもあてはまる気がする。
病院=最後まで徹底的に闘う=延命死(ないし安楽死・自殺)
在宅=どこかで治療の手を緩める=平穏死
世の中の価値観は実に多様であり、日本人においても
様々な価値観がまるで曼荼羅のように渦巻いている。
それをまとめるのが、「人生会議」というシステム。
ひとことで言うならば、それは、「和」である。
アメリカには「和」という概念はないことが今回の選挙で確認された。
しかし日本には「和」がドーンとあり、それが日本型の意思決定方法。
報知新聞のコメント欄は転載できないので、クリックして、しっかり読んでね。
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大統領、結局、どうなるんだろうね。いつ決まるのだろうね。
まさかとは思うが、内紛に発展しないか心配なのは僕だけか。
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この記事へのコメント
2020年、「アメリカの民主主義」が二分され、修復困難な現実を見てしまった。
「南北戦争」を知らぬ日本人、「大東亜戦争」を知らぬ日本人が、アメリカ民主主義の「真実」を垣間見てしまった。「日米共通の価値観」の虚構がが吹き飛んでしまった。
日本でも、「戦後体制75年」が変貌を遂げようとしている。スカの「学術会議政治介入事件」。小泉政権以来17年間、政府の8つの委員会の委員に任命されてきた加藤陽子の「排除」は、象徴的である。
内閣府が設置した「国立公文書館の機能、施設のあり方等調査検討委員会」は6年以上続いているが、加藤はいまも現職の委員である。一方では任命し他方では任命拒否する。いや、あすにも罷免するつもりらしい。
トランプの「敵視と分断」に後れをとらないよう、日本でもスカが「排除と分断」に舵を切った。「学術会議事件」の見てみぬふりは、いただけない。
「今回の任命拒否を受けて感じたのは第1に、2011年施行の公文書管理法制定にまで有識者として関係してきた人間として、法解釈の変更なしには行えない違法な決定を菅義偉首相がなぜ行ったのか、意思決定の背景を説明できる決裁文書があるのか、政府に尋ねてみたい。」(10.23 加藤陽子)
「天皇主権」から「国民主権」へ革命的に転換した「憲法第15条」を、「内閣総理大臣主権」に解釈変更する権力者の専横。見てみぬふりの読者のみなさま。
Posted by 鍵山いさお at 2020年11月06日 09:43 | 返信
日本人でも往生際が悪い?人は少なくないと思います。寝たきりになって言葉も発しないような患者さんをあちこちにドクターショッピングさせる家族も結構いますからね。何かあれば病院に連れていくと。
人には色々価値観があるのかもしれないが、いったい誰のための医療なのか?と考えさせられます。
往生際が悪いという事はNEVER GIVE UPと美化される事もあるが、逃げ場をなくすという事は自分を追い詰める事にもなりかねないですね。最悪メンタルが壊れたり自死もありうる。
米国には引き際という言葉がないので、最後まで徹底的に戦う、ベトナムもアフガンも中東もそうです。
その結果として多くの戦死者、PTSDなどメンタル壊れた帰還兵を続々と生んでいる。今回の大統領選
によって暴動⇒内戦、長期化して無政府状態となるのではないか?そうなると日本も危ないかも。
Posted by マッドネス at 2020年11月07日 08:53 | 返信
私が以前勉強した占いからすると、トランプ氏は「今年は冬の運気ど真ん中。自分の願望を推し進めようともがけばもがくほど深みにはまり、裸の王様状態になる。トラブルに対するキーワードは誠心誠意」
一方、バイデン氏は「春も終わり夏に向かう時期。自信と見通しがつき運勢は急速に強まる。この時期に決めたこと、根付いたことは成功する可能性が高い」
菅総理とバイデン氏、ハリス氏の3人の相性もお互いに良く、とくに総理とバイデン氏は若いころの境遇も似ているようなのでいい方向に向かうかもしれません。
Posted by 主婦 at 2020年11月07日 09:52 | 返信
「アメリカは民主主義の社会ですから、国民の間に意見の対立や批判があってもいいのです。それが当たり前であり、健全なのです。しっかり議論し、意見を闘わせることで民主主義は機能し、正義は生きてきます。民主主義を止めようとする力を私は許しません。分断の傷をいやすため、国民が一つになる時です。私に賛成した人も反対をした人も同じように扱う、それが私の責任なのです。」(11.6 バイデン)
投票者1億5000万人を二分した米大統領選挙。ハリスの演説も、爽やかだった。
同じメモを何度も棒読みするどこかのクニの「宰相」とは、えらい違いだ。
「この演説で『分断』という言葉を聞いて思い浮かべたのは、またも日本の、学術会議の6人任命拒否の問題である。正直にその理由を言えば、学界に脅しをかけて萎縮させる『思想統制』であることが公になるので、あれこれ理由をならべて言い訳の理屈を述べているのに過ぎない。
バイデン氏は米国民を広く包摂して分断の克服に乗り出そうとし、一方、わが首相は就任早々、学界に分断のくさびを打ち込んできた。日米首脳の認識や行動になんと大きな落差があることか。品格の違いと言っていいかもしれない。今のままでは余りに恥ずかしい。」(11.9 木代泰之)
警備公安警察の操り人形。後援会の会社社長を「文化功労者」の一人ににもぐりこませて「してやったり」。GOTOにかこつけ有象無象が国税を貪り喰い、ソウリ、ソウリと奉る、われらがニッポン!
Posted by 鍵山いさお at 2020年11月10日 03:59 | 返信
いつまでも日本学術会議をやっている国会は呑気なものです
もっと考えなきゃいけないことや通さなきゃならない法案はたくさんあるだろうにと考えています
「ばいでん」ですが、つぎつぎに投票の不正が顕になってきていますね
どこかの州では投票の再確認もされているとかなんとか
トランプ大統領は往生際が悪いとかではないですね
不正があるなら正すべきと思いますが、ここに棲みついている方は往生際が悪いと、不正投票に対しては一言も発せずなんですね
おじいちゃん、もうご飯食べましたよ
Posted by 匿名 at 2020年11月11日 04:17 | 返信
「往生際のいい匿名」さんへ
匿名さんの「共通語」は自前?、それとも誰かの鸚鵡返し?。
「フェイクニュースは、『中間メディア』、つまりネット上の『まとめサイト』やニュースサイト、ユーチューブチャンネルや有名人のブログなどを発生源として拡散されます」(11.12 伊藤昌亮)。
すると、あ、ありました。「開票をやり直して、不正票が無効となり、その結果、トランプの再選が決まる。今、正義は瀕死の状態だが、必ず蘇る。」(11.6 百田尚樹)。「インテリジェンスの貧しい国はトランプに反対のメディアに騙されてバイデンを祝福している。僕はトランプの逆転はありうると思うよ。なう。」(11.10 高須克弥)。例のフジテレビの「上席解説委員」も「・・・」。
「匿名」さん。自信をもって「持論」を「発して」ください。もしくは、「発生源」を明らかにして、「リ・ツイート」してくださいね。
ぼくは、「アメリカの民主主義」にも、「日本の民主主義」にも、懐疑的です。いわんや「日米共通の価値観」も「日米同盟」も受け容れていません。今回の大統領選で垣間見えた「真実」を覗きこみたいくらいです。
北米大陸の「赤」と「青」の分断というのも、「虚構」!
「アメリカの2大政党について、現在の私たちが持っているイメージは、『保守』の共和党、『リベラル』の民主党というものだ。だが、これは20世紀末あたりからの政党政治の姿にすぎない。
もともと南部は民主党の牙城だった。南部の人々にとって、共和党は奴隷制を廃止したリンカーン大統領が率いた政党であ」った。(11.14 三浦俊章)
南北戦争後、なにがあったのか。
明治近代化とは何であったのか。「1945年」の前と後は何が違うのか。日中は「尖閣」で「戦争」を願うのか。英アルゼンチンのフォークランド戦争の教訓は何であったのか。
匿名さんに問う!
Posted by 鍵山いさお at 2020年11月16日 03:05 | 返信
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