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新型コロナとタバコ規制枠組み条約(FCTC)
2020年12月20日(日)
コロナ予防の第一歩は三密でもマスクでもない。
タバコ!!!なんですよ。隠蔽されてるけどね。
皆様、禁煙が予防の基本をどうか忘れないでね。
新型コロナとWHOタバコ対策枠組み条約(WHO FCTC)
Huber L(Action on Smoking and Health, Washington, United States.),et al. The impact of COVID-19 on the WHO FCTC, cessation, and tobacco policy. Tob Induc Dis. 2020 Dec 8;18:102. doi: 10.18332/tid/130779. PMID: 33324139; PMCID: PMC7731301.
「平時」でもタバコ産業は依存性があり命を奪う紙巻きタバコなどの製品の売り込みを続けてきた。その結果タバコは毎年世界で800万人以上の人命を奪う予防可能な最大の健康被害をもたらしてきた。各国の医療システムに大きな損害を与えている[1]。タバコによる影響を受けている社会システムは新型コロナパンデミックによりさらに圧迫されている。
WHOは6月30日に「これまでの科学的知見のレビューにより、喫煙が新型コロナの重症化と死亡リスクを増加する」と発表した[2]。喫煙者はこのパンデミックから大きなリスクを背負わされている。さらに、新型コロナウイルスがエアロゾルによって感染することが明らかとなっており[3]、新型コロナ感染防止のためにもタバコ問題に注意を払う必要がある。
したがって、各国は今まで以上にWHO FCTCの実施を強化する必要がある[4]。例えば、条約第6条で義務付けられている対策である、タバコ製品の価格とタバコ税を消費が減るようにできるだけ高くすることによって、喫煙率を低下させるだけでなく[5]、新型コロナ対策に必要な財源を生み出すことが可能となる。WHO報告書Global Tobacco Epidemic, 2019によれば、タバコ税を小売価格の75%以上に引き上げている国は現在までに38か国に過ぎない[6]。
さらに、禁煙したいと考えている喫煙者の数は増えているが、それに対応できる禁煙サポートサービスには国によって大きな格差が見られる。条約第14条(タバコ依存の治療の推進)の実施状態に関する2017年調査では、調査に回答した142か国の3分の2が国としての禁煙治療戦略を持っていないことが分かっている[7]。タバコを止めたい人々の多くが適切な支援を受けられずに放置されている。 新型コロナパンデミックに際して、屋外での受動喫煙対策を強化したスペインのような国もある[8]。
しかしスペイン政府も含む世界中の国々が、人々の健康と人権を守る目標を実現するために、さらにしっかりFCTCを活用することが求められている。コロナ後の社会において、このことはとりわけ死活的重要性を持つ。
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コロナの最大リスクはタバコである。
でも、マスクをしながら吸っている人をよく見かける。
あああ。
これじゃあ、「コロナちゃん来てね」と言っているようなもの。
日本もFCTCという国際条約に批准している。
でもメデイアはこんな基本情報を報じない。
国会でも一切議論されないタバコとコロナ。
JTは財務省のオイシイ天下り先、だからね。
FCTCという国際条約の存在すら知らない国家議員がいるのが現実。
タバコ問題をスルーしたまま、GoToやPCRの議論をするのはオカシイ。
まあ、昨日の2類指定も同じだけど、おかしいことが多い今日この頃だ。
年末なんで、難しいこと言わず静かに一人忘年会を楽しむほうが健全か。
まだまだ寒いね。
急に冬が来てしまったね。
今、風邪ひくとコロナと間違えられて大変だから
絶対に「ひかないぞ!」と思って生活して下さい。
そのためには、防寒をしっかりして毎日外を歩いてください。
PS)
コロナチャンネル #245
日光浴とビタミンDでコロナ予防をしよう! →こちら
今日の後半の歌は「セクシャルバイオレットNO1」
このステージで桑名さんも歌っていたそうだけど。
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