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コロナ感染したまま家に帰ってくる

2021年01月09日(土)

早く2類解除しないと、たくさん死にそうですよ!

最前線の僕らは日夜コロナにも対応しているので、

保健所崩壊を肌で感じるので提案をしているだけ。

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コロナで入院した後の受け皿がほぼない。

PCR陽性の患者を受け入れる病院は少ない。


90代なら1ケ月も入院すれば、寝たきりになる。

看取りを覚悟して、自宅に戻ってくる人もいる。


でも、誰がひき受けるのか?

医者は? 看護師は? ケアマネは? ヘルパーは?


病院は面会禁止なので初めて介護をする家族に

オムツの代え方を、指導することすらできない。


一番必要なヘルパーをどう確保するのか。

もしもヘルパーが感染しバラまいたら?


マスコミは大きく報道するし事業所は処分を受ける。

差別や偏見や怒声を想像したら受ける事業所はない。


介護施設も同じ理由で受けるところはまずないだろう。

ごく一部の療養型病院が受けてくれるかもしれないが。


切ない話だ。


入院してなんとか命が助かっても、衰弱は一段と進む。

ついに人生の最終段階になって初めて看取りを考える。


3年前、国は「人生会議」という言葉を造り一生懸命に宣伝したが、

コロナ禍においては「死」を意識させるのでタブーとなっている。


なんてこった。

本来はこんな状況のための「人生会議」なんだけどね。



この数日の感染者数の増加で2度目の緊急事態宣言が出たので

メデイアはどこも大騒ぎで、またステイホーム症候群が増加。


若い人は1ケ月間ステイホームしても大丈夫だろうが、

高齢者は認知症が進んで、みるみる衰弱してしまう。


1日2回は家を出て、公園や河原など人があまり居なそうな

場所をゆっくりでいいので、歌を歌いながら歩いて欲しい。


欧米の話を恐れず、東アジアの国の状況を注視すべきだ。

日本の感染者数と死亡者数は、欧米と2ケタ違う事は事実。


寒く孤独な冬の日々は、僕を成長させてくれるはず。

人生には「静かにしてただ待つ」しかない時もある。


僕は仕事があるだけ、まだましかもしれない。

コロナの患者さんと毎日のように話しをする。


世の中、コロナから逃げる人と逆に立ち向かう人がいる。

もちろん僕は後者の一人であるので、コロナを怖くない。


感染は仕方が無い。

今はウイルスの時。


早期診断しても早期治療することができないことだけが辛い。

待っている間に亡くなっていく人がいることに耐えられない。


「無力」という言葉に押しつぶされそうになる。

しかしそれでもなにか「できること」からやる。


時代の「空気」が怖い。

「空気」には勝てない。


第二次大戦もこんな感じで始まったのだろう。

みんなが「そうだろう」という空気がコワイ。


以下、ヨロンさんの有料メルマガ(→こちら)の

倉山先生の洞察が素晴らしいので転載させて頂く。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


戦時中から暴走した世論の恐怖  

倉山満(憲政史研究者)


あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 と言う間もなく、 緊急事態宣言、出すことになりそうです。 小池百合子に振り回されて迷走した挙句の 中途半端な出し方。 菅内閣としては最悪の展開ですね。


別に菅内閣がどうなろうとではあるのですが、 この場合は大迷惑するのが国民です。 そして一都三県の飲食業だけが狙い撃ち。 世論(つまり小池)が騒いだので 緊急事態宣言を出さなきゃいけないけど、 飲食業に泣いてもらってお茶を濁そう、 ということです。 小池以外の知事だって 「ついていかないと何をされるかわからない」 と世論に怯えての行動です。 もはや「世論」が化け物となっています。


私が思い出すのが 戦時中の話です。 歴史学の通説では、 「軍部が民衆を弾圧して、  侵略戦争を企んで実行した」 とされます。 大嘘です。 そもそも「軍部」って、誰? なぜか悪者にされる 「ミスター軍部」 まず、陸軍と海軍は外国より敵です。 大東亜戦争だって、 陸軍は海軍との戦争の余力でアメリカと戦い、 海軍は陸軍との戦争の余力でアメリカと戦う、 という有様ですから。


この人たち、 日露戦争までは力を合わせていましたが、 ロシアの脅威がなくなった明治四十年からは、 親の仇どころか敵国のような関係。 じゃあ、なんでそうなるかというと、 予算の奪い合いです。 日露戦争で賠償金が取れなかったので、 カネが無い。 日露戦争までは軍事最優先で 民需を犠牲にしてきましたが、 ロシアの脅威がなくなると 「今まで我慢してきたんだから、 こっちに寄越せ!」 との要求をみんなが一斉にはじめました。


じゃあ、予算を誰が決めるかと言うと、 衆議院です。 帝国憲法下では 衆議院には何の権限もなかったとされますが、 これも大嘘。 予算は衆議院の権限です。 明治時代、大蔵省主計局が作った予算を 衆議院は平気で否決しています。 そして元老の内閣が次々と潰されます。 日露戦争後は遠慮が無くなります。 こうした風潮の中で出てきたのが 大正リベラリズム。


結局、国民に選挙で選ばれた 衆議院が内閣を組織しないと 衆議院に拒否権を行使されて予算が潰され、 政権が立ち行きません。 政党内閣制が確立していきます。 なお、「大正デモクラシー」は 戦後の造語です。 大正期、 とてつもなく立場が弱くなったのが 陸海軍。 軍人はバスに乗る時、軍服を脱いでいたとか。 自衛官が肩身を狭い思いをしているのと同じです。 軍の高級幹部は、 二大政党に媚びて出世します。 筆頭元老山県有朋が将来の総理大臣にと育てた 田中義一は、政友会総裁の原敬に忠誠を誓います。 原の要求と軍の組織益の板挟みで 一時は体を壊して重篤になるほどに。 体が治ってからは(何年も先ですが) 陸軍の機密費を持参して総裁の椅子をもらう、 とか。


憲政の常道と言われる二大政党の時代には、 陸軍も海軍も 「政友会内閣の大臣」「民政党内閣の大臣」 を用意していたほど。 高級幹部が政権与党に媚びて出世するのは 今の自衛隊と同じ。 昭和初期になると、二大政党は モリカケ桜なんか子供の遊びのような スキャンダル合戦で足を引っ張り合い、 経済政策で大失敗してハイパーデフレ不況。 そして中国に対しては軟弱外交。 外交官が 「あいつらの悪事に抗議なんかしたら  相手が困るじゃないか」 とか言い出す。 いつの時代の話だか。 こうした状態に国民は政党政治家を見捨て、 満洲事変を起こした軍、 特に陸軍を支持します。 といっても、 満洲事変を起こした石原莞爾中佐、 課長です。 繰り返しますが、 石原莞爾は課長です。


大日本帝国は満洲事変を契機に 世界大戦に突入しますが、 「課長が起こした世界大戦」で 国を滅ぼしてしまう訳です。 では、陸軍を支持した世論が正しかったか? まあ何をもって世論とするかにもよりますが、 かなり懐疑的になった方がいいでしょう。 そもそも、課長が戦争を始めるなんて、 軍としてなうていない。 というか、組織の基本がなっていない。 「陸軍」「海軍」といっても 一枚岩の組織ではありません。 勝手に派閥を作っているし、 派閥の力で上官に圧力をかける。 時には暗殺まで飛び出します。


その派閥抗争のなれの果てが、 2.26事件。 陸軍の派閥抗争を暴力で解決しました。 陛下の兵を勝手に動かして。 2.26で暴動を起こした青年将校は 農村で女の子が身売りする惨状に 義憤を感じたとのことですが、 ハイパーデフレ不況を克服した 高橋是清大蔵大臣を暗殺しました。 何考えてんだ??? 馬鹿どもが!!! 理由は高橋が軍事予算を削ったからなんですが、 青年将校どもは「高橋を殺せ」と 使嗾した連中の言葉に疑いを持たなかった訳です。 今のネトウヨに武器を持たせたら 2.26の青年将校。 ちなみに私は 「バイデン支持派筆頭」らしく 「ディープステート」とのこと。 一度としてバイデンを支持した覚えは無いし、 「ディープステート」が何なのかわからない。


陸軍は課長や局長が 平気で大臣に対して「下克上」を行い それが日常化します。 海軍は少しはマシだけど、 あんまり変わらん。 昭和初期、気に入らない内閣を 陸軍大臣が辞職して潰すって何回かあります。 たとえば、 廣田内閣に組閣干渉し宇垣内閣を潰した 寺内寿一。 米内光政内閣を潰した 畑俊六 この二人、部下のパシリでした。 寺内なんて課長ですらない少佐の武藤章に 「大臣、そんなことでは困りますなあ」 と顎で使われて 総理大臣に圧力をかけていました。


畑も軍務局長の武藤に 「辞表を出してきてください。  米内内閣を潰して近衛内閣を作ります」 と言われてその通りにしてきた。 確かに寺内がアホで、畑が意志薄弱で、 武藤は切れ者でした。 しかし、武藤個人の力ではありません。 陸軍部内の大半が武藤の意見に賛成で、 大臣といえども逆らえないから、 こうなるのです。 今の財務省で大臣や事務次官が 「今の時期に増税はまずいだろう」 と思っても、通らないのと同じです。


「支那事変、いつまで続けるの?」とか 「アメリカと開戦なんて無謀だろう」とか 口に出した瞬間、抹殺されます。 昭和期の政治を振り回した陸軍も 結局は世論の支持を得ているから 力を持っています。 予算も無尽蔵にもらえます。 議会で 「戦争やめろ」「軍事予算を減らせ」 と言った瞬間、その政治家は落選しますから。


結局、こわいのは理屈抜きの 「空気」

こうした「空気」を背に受けて登場したのが 近衛文麿です。

近衛は 二大政党も、陸海軍も、その他官僚機構も、 そして国民からも、 誰からも人気のある政治家でした。 実際、強力な政治を推進しました。


★第一次内閣 ・支那事変。

いやがる参謀本部を事変に引きずり込む。 言うことを聞かない陸軍大臣と次官を 一気にクビを飛ばす。 ・国家総動員法。  本来ならば違憲の法律。  政府が補償なしで国民の財産を巻き上げる法律。  統制経済を推進。


★第二次内閣 ・全政党を解散させて大政翼賛会を設立。  

この際、暴力団を使って二大政党を脅した。

日独伊三国同盟。  三代の内閣の懸案を一気に突破。


★第三次内閣 ・対米開戦へのレールを敷く。 なんだかよくわからない政治力です。 近衛の時代、 「暴支膺懲」「鬼畜米英」が流行語となりました。 「暴れん坊のチャイニーズを懲らしめろ」 「アングロサクソンは人間じゃない」 という意味です。 戦争目的が「懲らしめる」って、 なんじゃそりゃ? アメリカ人やイギリス人だって 物理的に人間じゃないと思ってる訳じゃないけど そういう言葉だけが踊る。 最大のポピュリズム政治家である 近衛だって、というか 近衛こそが「世論」には逆らえません。 近衛の時代 「ぜいたくは敵だ」 「パーマネントはやめましょう」 が標語となりました。 これ、上から押し付けた動きではなく、 下からの動きです。政府だって 「誰もそこまでやれとは言っていない!」 という風潮になりました。


支那人、ムカつく!ぶっ潰せ!  

やめることを考えないで戦を始める。

 ↓

戦費が足りなくなるので、増税に継ぐ増税

 ↓

戦費ができるので、さらに作戦を拡大  

これを延々と繰り返すうちに、疲れてくる

 ↓

疲れてくるからこそ、やめられない

やめると、世論に叩かれるからです。


さて、こうした状況を じーーーーーーーーっと観察し、 時期をうかがっていた人物がいました。 昭和天皇です。 鈴木貫太郎と組んで 昭和20年8月、寸でのところで 本物の亡国を避けました。 しかし、国中が焼け野原になるまで 止まらない。 世論の恐ろしさです。


さて、コロナ禍。 鈴木貫太郎は、どこにいるか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


倉山先生の解説を、今後の戦略に活かすべきだろう。

すでに「空気」で世の中が動いているな、と感じる。


今、BSの「医師・中村哲73年の軌跡」を、観ている。

ああ哲先生が生きていたなら、今なんと言われるのか。


PS)

コロナチャンネル #265


B型肝炎ウィルスの行動様式が、コロナ対策のヒントになる?  →こちら


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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

長尾先生、毎日ご苦労さまです。ブログとyoutube大変ありがとうございます。2類指定しまったことが問題の根幹なのに、政治家、官僚、マスメディア、〝専門家〟など、テレビを通じてステイホーム!飲食店時短!と大声でわめいて、洗脳された国民も盲目的に追従。まさに、一億総発狂状態。
どうみても、新型コロナに、エボラ出血熱と同等の危険性があるとは考えられません。発狂状態が続いているの一因は、マスメディアの極めて過大な煽りと思います。マスメディアは、ステイホームでワイドショーの視聴率好調で、コメンテーター達のボーナスもウハウハということです。この「大騒ぎ」がこのまま継続して欲しい訳です。また医師会会長や病院会長も2類指定問題に切り込まないのは、何故なのでしょうか?微力ながら、会社の上司や同僚に2類指定問題を伝えるようにしてます。それと、私は従来風邪引き易い体質でしたが、コロナ禍以降、全く風邪をひいていません。インフルエンザにも勿論かかっていません。これはいわゆる「ウィルス干渉」というものでしょうか?新型コロナ+従来風邪+インフルエンザの罹患件数のデータがあれば面白いと思います。結果として「新型コロナと風邪とインフルエンザの総件数は、従来比増えていない」とか。機会あれば長尾先生のご意見をご教示頂ければ幸いです。

Posted by サンリオ大好き at 2021年01月09日 09:03 | 返信

倉山先生の転載を読まさせて頂いて、私の心の中のモヤモヤも晴れたような気がしました
私は戦争は嫌いです
「戦争という空気」が人を疲れさせ、やめれなくなる
それでも、自分のしていることに気が付いているなら、それもありだと思う
本当に怖いと思うのは、今していることが、間違っているかもしれないけど、「気が付かない事」「認めない事」だと、私は思うからです
「行動」となるとどうしても色々あると思います 
悲しいぐらいにあると思うし、少なくとも、私には他人ことをどうのこうの言う資格はないと思っています
長尾先生も自主隔離生活の中でも、人として成長されて行かれても、変わらないでいて欲しいと思っています
本当に長尾先生は優しいし強い方だと思います(たまに変なことをYouTubeで言っているような気がするけど、そこがまた良い)

産経新聞の連載を時間がある時、ちょくちょく読んだりしていますし、先生の「まぐまぐのメルマガ」のおかげで、楽しみが増えました
先生の足跡を見ていると色々と考えさせられます
終末期医療には以前から関心があったので、「平穏死」や「ホスピタル」というのは、何処かで、ぶつかったかもしれませんが、コロナ過が無かったら、先生を知ることは無かったと思っています

先生は自分は運が悪いと言って見えたけど、長尾クリニックのスタッフの方々が元気ということは「幸運」の持ち主のような気がします
これも院長先生が自ら「自粛生活」をされてたのが「千日回峰行」の変わりをしているのかと感じていますので、これも先生の軌跡の賜物だと思う
早くこんな生活が終わる日が来ると良いですが、やっぱり、電話が鳴って仕事の毎日ですかね

Posted by ナオミ at 2021年01月09日 09:26 | 返信

昨日に続く投稿になります。本日の朝刊(読売)を読んでいましたら、厚生労働省が指定感染症の扱いを1年延長するとの記事が。詳細までは分かりませんが、現状維持という意味でしょうか。結局、何をしたいか分からないままです。「救える命が救えなくなる」と言われていますが、当ブログを拝読してると「当然だろ」と言いたくなりました。既に破綻した政策を延命させたい、だけではないでしょうか。

こうも指定感染症の位置付け見直しに言及しない辺り、何か裏があるのではないかと勘繰ってしまいます。

ちなみに「空気」についてですが、「あっさり手のひらを返す」という一面もあるかと。昨春に緊急事態宣言が出された際、世論は「命が〜!」の一点張りだったと記憶しています。しかし、翌月の上旬には「雇用や経済が〜!」とあっさり豹変してました。今も「感染者数(陽性反応者数だろ)が〜!」などと騒がれてますが、来月には一体どうなってるやら。

また、ワイドショーでは「偉大な予言者」による「大予言」が復活しつつある模様です。テレビとは、実に気楽な商売ですね(昨春に比べると、冷めた目で眺めてる人は多いみたいですが)。

Posted by 国崎ルーチ at 2021年01月09日 12:39 | 返信

ブログのトップページ、ツイッター欄のお写真が変わったので、更新されているのに気づきました。
SNS拡散のお力になれず申し訳なし。閲覧だけは出来ますので、どうか先生のお声が広く届くよう
祈りつつ見守ります。
感染者数も重症者数も過去最多と連呼で、コロナウイルスそのものがパワーアップしたかのよう。
でも数の増大には訳があることを、先生のお話や皆さんのコメントから教わっています。

今朝「めざましどようび」で報じられた、みなと保健所所長のコメント「私たちが診たこともない方に
対して判断をして処遇を決めていくのには限界が来ている」この中の「私たちが診たこともない方」の
言葉に「あっ!先生が書かれていたことだ」1月5日のブログに繋がりました。
患者は自分の身体のことを知っている「かかりつけ医」が治療してくれて、かかりつけがなくても、
近場のお医者さんですぐに診てもらえる方がいい。2類扱いだから限られた医療機関でしか診られなくて、
保健所が行き先を調整している間に重症化したり、急変して亡くなる人も出ているんですよね。
5類にすると、皆が緩んで感染者がさらに増えるのではという心配もありますが、今まで通り感染対策の
大事さを強く発信しつつ、コロナを診る間口を広げることは出来ないのかなと思います。
「2類外し」そう思っても、組織の中で、心苦しい思いを抱えたまま本音を隠してお仕事されている方も
いらっしゃるのでは。それとも目の前のことでいっぱいで麻痺してしまっているか。先生の再三の訴えが
通じない偉い方々は、本当に解らないのか、それとも解らないと言わざるを得ないのか?何でかな~~
あれこれ考えてたらアタマが痺れてきました。しっかり防寒してちょっと歩いて来ます。

Posted by taco at 2021年01月09日 01:32 | 返信

アジアはコロナに感染しても死亡率が低いとされていますが、
ノーベル生理学、医学賞を受賞された、大○智教授が雑誌、
致知に寄稿している記事を拝読するとやっかいなウイルスだと思う。
そして、白人に影響あるように組まれているのではないかと想像する。
だからといってアジア人は大丈夫とはならないと思いますが。
素人で分かりませんが、遺伝子組み換えワクチンより
治療薬イベルメクチンが有効なのではないかと個人的に思います。
政府に正しい行動をして欲しいですが、今だけ、金だけ、自分だけ
良ければいいという印象です。

Posted by ポトス at 2021年01月09日 03:13 | 返信

皆さん感じとられていたんですね。戦争が始まる前の空気と今の空気が同じなんじゃないかと~私だけではなかったってことですね。特に、着々と早期のワクチン接種の準備が進められていることに関して、おおいに疑問があります。ネアンデルタール人の遺伝子を持たない日本人に、欧米諸国とは違い重症化率も低い状況の中で、医療従事者から率先して打ちましょうとして本当にいいのでしょうか。免疫学の権威である宮坂昌之先生は、高齢者は副反応が出にくいと考えられるものの、もしも医療従事者達に副反応がでるような事態になったら、医療の最前線が崩れる危険もありえるため、医療従事者優先で始めることには警鐘を鳴らしています。ワクチン接種は、65歳以上で基礎疾患がある人とたばこをやめられないメタボの人などコロナで重症化リスクのある人、そしてコロナ病棟で働く人が、希望すれば優先的にできるようにすれば良いのではないでしょうか。まだ一年も経たず、接種後の副反応の検証もされていない中、開発した会社からの安全性を鵜吞みにして、欧米諸国とは実態の異なる日本において、日本人としての安全性も不明瞭なまま、全国一律に緊急的にワクチン接種を医療従事者から始めてしまって本当にいいのでしょうか。宮坂先生の考えは完全に無視して日本医師会は着々ワクチン接種を進めていますが、それこそ、お国のためにこの身を犠牲にしなければならないという、戦時中と同じ空気になってしまっているのではないでしょうか。接種を拒否してコロナになってクラスターがでたら非国民呼ばわりされるのでしょうか。コロナより恐ろしいのは集団圧力、集団ヒステリーです。

Posted by 遠い声 at 2021年01月09日 03:35 | 返信

救急・急性期病院へ入院したあとの転帰、おおまかに5つのパターン
1)救命できて、短期間でほぼ元通りの状態で自宅へ退院
2)救命できたものの、全身衰弱・廃用が強く、しばらくリハビリが必要のため転院
3)救命できて、呼吸器から離脱できたが、寝たきりで意識も戻らず
4)かろうじて救命しているが、呼吸器などを一切外せず、事実上延命状態
5)救命できず死亡
重症者が増えると3)4)の患者がICUベッドを長期間占拠しますね。
特に高齢者で持病ありの方は3)4)の転帰が多いと思われます。5)に至るまで、2~3か月ICUで
滞在する事もザラです。結果的にこういう患者が増えると次の重症者が受けられなくなります。
スウェーデンで高齢者で持病ありの方はICUに入れず、濃厚治療しない方針になっているのは、おおよそ、そのような理由ではないかと思います。スウェーデンで死者が多いのもそのためでしょう。
3)4)のような患者が増えていく現実はまったく報道されないので知られていません。
報道されるのは重症者数と死者数だけです。重症者の内容についての詳細は一般には知られません。
「尊厳死・人生会議」の議論を無視してきた日本では今後も3)4)が急増していくと予測されます。
ICUから出れない、転院もできない救命後重症遷延者の増加がますます医療を逼迫させるでしょう。

Posted by マッドネス at 2021年01月09日 06:00 | 返信

5類に群がるみなさん

1.いつでもどこでもノーマスク・鼻呼吸でいきましょう。(「酸欠」はいけません。)
2.微熱を感じたら数日おとなしくしていましょう。(入浴後「冷凍枕」で熟睡しましょう。)
3.鼻水が出たら色を確認しておきましょう。(「塩湯・鼻うがい」を始めましょう。)
4.階段を上がる時息苦しさを感じたら次からスロープにしましょう。(「ふいご呼吸」を始めましょう。)
5.なにか異変を感じたらかかりつけ医に行きましょう。
6.高血圧気味かつ酸素濃度95以下なら抗凝固剤を処方してもらいましょう。
7.濃厚接触者と言われPCR検査を指示されても無視しましょう。(隔離・入院措置は崩壊しました。)
「2類か5類か」という「2択」ではなく、「新類」を目指しましょう。

「コロナ」に振り回されず、としよりは毎朝ノーマスク・ノーソックスで外に出よう。
 ♪赤い鼻緒のじょじょはいて おんもへ出たいとと待っている
 ♪春よ来い 早く来い おうちの前の桃の木の つぼみもみんな ふくらんで
 ♪はよ咲きたいと 待っている
「紅い鼻緒の草履を履いて」棒をぶら下げ歩いていたら、何人かの女性に合掌されました。寒風下、頭陀袋を下げた修行僧に見間違えられたか。慌てて合掌を返しました。

「コロナ」に振り回されず、アヘの盟友・トランプの議事堂占拠、習近平のウイグル・香港圧殺、スカの学術会議違法介入・・にも目を向けたいものです。

Posted by 5類に群がるみなさんへ鍵山いさお at 2021年01月09日 09:08 | 返信

私は、コロナ肺炎ウイルスのワクチン注射をしてもらいたいと思っていました。自分が病気になるのも、他人に移すのもいやでした。でも宮坂昌之先生の「コロナ7つの不思議」を読みましたら、コロナ肺炎ウイルスのワクチンは、これまでの季節性インフルエンザワクチンみたいに弱毒化したウイルスを鶏卵などに移植して生産したワクチンではなく、動物のワクチンと同じだということでした。猫のエイズのワクチンと同じで遺伝子を取り出して化学的な刺激を与えてできたワクチンで、猫に投与した症例では猫は100%エイズを発症して死亡したそうです。現在は猫のエイズワクチンは製造されていないそうです。
その猫のエイズワクチンと同じ方法で今回のコロナ肺炎ウイルスワクチンは制作されているということは、私たち人間もコロナ肺炎に罹患して重症化して死亡する可能性があるということらしいです。
自分自身も嫌だし、知り合いの高齢者にはとても勧められません。コロナに罹患して、どんな後遺症があっても治癒を待つほうがマシだと思います。

Posted by にゃんにゃん at 2021年01月11日 01:35 | 返信

もうしわけございませんでした。昨日宮坂昌之先生の「新型コロナ7つの謎」の本からの引用で間違ったことをかいてしまいました。猫のワクチンが猫エイズのワクチンと書きましたが、本当は猫コロナウイルスのワクチンでした。
「このワクチンを投与した猫では、抗体ができるものの、ウイルス感染は予防できず、発症後かえって重症化したのです。抗体依存性感染増強(ADE: antibody-dependent enhancement of infection)と呼ばれる現象です。できた抗体は中和抗体ではなく、感染を促進させてしまうようないわばわ悪いことをする悪玉抗体だったのです。ここでも抗体=抵抗性の獲得ではありません。(p162)講談社刊」
訂正してお詫び申し上げます。

Posted by にゃんにゃん at 2021年01月11日 09:48 | 返信

お隣り住区の地域包括センターが毎週やっている「高齢者健康体操」。
今朝覗いてみたら、なんとか宣言発出されるので「今日から中止」だという。20人ばかりの人たちが残念がっていた。
これで「2年連続中止」ということになるのだろう。
午後、年1回の血管超音波検査を受けに通院した。院内は落ち着いていた。

朝刊を見ていたら、1面に「半藤一利さん死去」の報。
新年、加藤陽子との名著『昭和史裁判』を読んでいたところだった。
「この10年は舌鋒鋭くなり、安倍政権の行く末と、終戦に至る日本の歴史がどこか似ているとずっと話していた。歴史を粗雑に扱うことなく、その中に日本人の知恵と失敗が詰まったものとして、面白く語ることのできる人だった。」(1.13 御厨貴)
司馬遼太郎が果てせなかった「ノモンハン戦争」を世に問うた半藤一利。
公安の傀儡スカ政権が加藤陽子をパージ・粛清した事件。半藤にとって、海中自ら浴びた「B29の機銃照射」のようなものだったろう。

Posted by 鍵山いさお at 2021年01月13日 07:07 | 返信

上記コメントの最後の行は不正確でした。相当前にラジオで聴いた話です。半藤15歳、B29東京大空襲の「焼夷弾」に追われ「川」に飛び込む、疎開先で低空戦闘機の「機銃照射」に追われる、という実話がぼくの頭の中で、くっついてしまったようです。晩年絵本になっているようです。
「銃弾」工場で働いていた中学生は、その後17歳のとき、極東裁判を「関係者席」で傍聴し「戦争指導者」を間近に目撃した!というから、半藤一利の「昭和史」への意気込みは半端のものではありません。

政府機関の「委員」を十数年も委嘱されている加藤陽子、スカはいつクビにするのでしょう。スカの学術会議潰しに黙認している読者のみなさん! おカミの「同調圧力」には、「空気を読んで」応じるのですね。あの「一斉休校」の時のように。

「コロナ禍の東京オリンピック」問題も同じです。
去年は何度も「この瀬戸際を乗り切れば」が叫ばれ、年末には「勝負の3週間」、今「勝負の1ヵ月」が叫ばれています。アヘやスカは「ウイルスに打ち勝った証としてのオリンピック」を絶対にやるという。過去には「欲しがりません勝つまでは」「神州不滅」が叫ばれたこともあった。
去年から今年にかけて「なにがなんでもやり抜く」という日本人特有?の精神論が、最大最凶のネックになっています。内村航平には申し訳ないが、現下に「東京オリンピック中止」を宣言して、疫学的・哲学的・冷静沈着に「パンデミック」との折り合いをつけていく時ではないだろうか。
見てみぬふりを続けるのは、一千万小学生に悪いだろう。「勝負」という言葉を使いたければ「勝負の3年」を粛々とすごしてゆきませんか。「5類に群がる」みなさん。「東京オリンピック中止」に群がりませんか。

Posted by 鍵山いさお at 2021年01月14日 11:03 | 返信

半藤一利さんは、好きな作家でした。文芸春秋者出身とは意外でした。奥様は夏目漱石の孫にあたるとか。
「ノモンハンとインパール」の失敗は日本軍の性格と失敗の隠蔽体質を一番あらわしています。村上春樹氏も「ノモンハン」について書いているのは、実父がノモンハンの数少ない生き残りであることで、余生を僧侶のように、慎ましくいきていたことで興味をもって書いたと言っています。
日本の現代史については、もっと知りたいことが山積みですね。
オリンピックは憂鬱ですね。でも中止できるのかな?財界も必死ですからね。
「憂鬱なる国家」とは日本のことですね。「オリンピックでおもてなし」とハシャイだのはいつだっけ?
1965年のオリンピックの直前にも千葉県か、福島県でペスト菌騒ぎがあって、へリコプターで殺虫剤を撒いたそうです。

Posted by にゃんにゃん at 2021年01月16日 06:41 | 返信

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