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文春砲に載ってしまいました ー薬がつくる認知症ー
2021年01月13日(水)
今発売中の週刊文春に載ってしまいました。
別に悪いことをしたわけではありませんが。
認知症の本当の姿を、言ってしまいました。
今発売中の週刊文春(1月14日号)の
「薬がつくる認知症」にご用心。→こちら
まあ、このブログの読者なら100%知ってる。
でも、エライお医者さん達は、知らないかもね。
毎日、「薬で認知症になった人」ばかり。
まさに「薬剤性認知症」と葛藤している。
あと、「入院による認知症」や「抑制による認知症」
などの「コロナがつくる認知症」とも対峙している。
今日、コロナ陽性のまま自宅に帰って来られた90代。
「看取りのために在宅へ」と、紹介状に書いてあった。
さらに「かなりの認知症もあります」とのこと。
案の定、不要な薬がたくさーんついてきていた。
「何歳ですか?」
「60歳(なわけない)」
「この人(=奥さん)は誰?」
「娘です!」
「ええ??」
でもこんなやり取りをしているうちに
みるみる認知機能が回復してきました。
2ケ月の入院とコロナ拘束で造られた認知症は
たった20分の在宅環境だけでも劇的に変わる!
30分前に「看取りの話をしなないといけない」と思った人でも、
30分後には「どんどん元気になります」と前言と180度変わる。
在宅医療をやっていると、「まるで魔法」のような経験をする時がある。
認知症の人に「病院」は関係無いし関係性の障害と不安の解消に尽きる。
つまり「医原性認知症」が本当の認知症よりも多い、と思っている。
医療は、認知症に対しては、何一ついいことをしていない気がする。
コロナ禍でさらに忘れられがちな「良い認知症ケア」だが、
こんなご時世だからこそ、しっかり実践しないといけない。
「搬送困難、1ケ月で5割増し」→こちら
昨日の毎日新聞の一面に自分のコメントが。
トップ週刊誌といい、新聞の一面といい、
なんだか結構、毎日、発信しているなあ。
でもそのままで、何も変わらないなあ。
まあ、のんびり発信できればいいだけ。
14日(木)14時から国会議員さんに
ZOOMで講演することが決まりました。
頑張って「介護現場の現状」をお伝えしてきます。
もちろん、「行政感染症のやめどき」についても。
PS)
コロナチャンネル #269
緊急事態宣言を出せ?出すな?ハシゴを外すマスコミ →こちら
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この記事へのコメント
〈14日(木)14時から国会議員さんとZOOM会議
こんばんは。
YouTube見てお話する機会があると仰ってましたが
お時間取ってもらえて良かったですね。
2種から5種に下がります様に。
今日のお薬のお話を聞いて特養に勤めていた頃の
利用者さんで「お家に帰りたい。」と仰っていた方など
お一人お一人の顔を思い出しました。
誰も好き好んで認知症になった訳ではないのに
切ない気持ちになります。
利用者さんの家族さん達はどうしているでしょうね。
コロナが早く終息して皆が早く笑顔になる日が
1日も早く来ます様に。
Posted by うめ&もも at 2021年01月13日 04:07 | 返信
認知症の人に「病院」は関係無いし関係性の障害と不安の解消に尽きる。この言葉を全ての人に知ってもらいたい。私が言っても何の説得力もないけれど、素晴らしいお医者さんである長尾先生が言ってくれれば医師信仰の頑なな人達にも届くかな。どうか一人でも多くの盲目な人達がこの事実に目を向け、自分が大切な人に何をしているのかわかりますように。そして90代の患者さんの話、みんなが驚かない世の中になりますように。先生、いつもありがとうございます。
Posted by 匿名 at 2021年01月13日 09:55 | 返信
今、13日の20時
明日、国会議員の方々に14時からの講演会、絶対に絶対に頑張ってください
「#269 緊急事態宣言を出せ?・・・」では、本当におへそが無くなっているのだけは、ひしひしと伝わってきました
本当に辛い毎日を先生は送っている
それも、特攻隊に自ら志願しているのと同じこと
ただ、「救える命を救いたい」そんな思いなか、10ヶ月目だなんて
実は週刊文春を久々に買ったら、「長尾先生が載っている」ので、少し、びっくりしました
本当に偶然でした
相も変わらず、京大の西〇教授が踏ん張っているので、無視して、適当にページをめくったら、「薬がつくる・・・」の所に先生の写真が!?
あれれ・・・状態でした
Posted by ナオミ at 2021年01月13日 08:07 | 返信
日本人にとっては医療や薬は水みたいに当たり前のものだから、80~90の超高齢者でも当たり前のようにおかまいなしに毒薬がどんどん追加されます。多くの医者は薬をたくさん出す事が最良の治療だと勘違いしており、多くの患者も薬をたくさん飲む事が最良の治療だと勘違いしていて洗脳されているため救いようがない。国民皆保険で安価で医療や投薬が受けられる事の最大のデメリットの1つでしょうね。
「搬送困難」の件、発熱患者の原因はコロナ以外の方が圧倒的に多いのですが、最近は骨折で発熱、腎炎で発熱でも、何十件もの病院から断られるようです。「発熱=コロナ」という刷り込みなのか?
そもそも救急車がタダだからと簡単に呼び過ぎではないのか?救急車を呼ぶ前に往診診療で解決できないのかを検討すべきでしょう。高齢者が発熱したら救急車を呼ぶというやり方では日本の脆弱な医療資源では到底もちません。今まで多くの日本人が信じていた病院信仰がついに終焉しつつありますね。
Posted by マッドネス at 2021年01月13日 08:15 | 返信
長尾先生、コロナに関してご尽力ありがとうございます。明日、国会議員にレクチャーですね。頑張ってくださいね。
今まで、先生のブログやコロナチャンネルをずっと拝見していて、素人の私が一番納得のいったのは、次のことです。早期発見、早期治療、開業医でできれば、死者や重症者をぐんと減らすことができる。
コロナ怖い病に洗脳された人々は、5類に下げると言ったら、「コロナをなんと思っているんだ!!人命を軽視するのか」と大合唱しそうです。コロナが怖いという固定観念はなかなか変えられないかもしれませんが、死者や重症者が減ると言われたら、どう思うでしょうね。
Posted by 井上 at 2021年01月13日 08:15 | 返信
緊急事態宣言で、介護施設は困っています。
友人のご主人は今ショートステイを利用していますが、いったん退所したら、再度の受け入れは困難と言われています。
かつ、いつも利用しているデイサービスから、文書で「突然の休業の可能性がある」と連絡を受けたそうです。
そうなると入浴サービスが受けられず、自宅介護が不可能になります。
介護施設が、この対応を取らざるを得ないのはすべて、感染症2類指定で、
利用者が減り、また、感染者が出たら経営が立ち行かなくなることを恐れてのことです。
友人は、一人でご主人の介護をしているので、デイサービスやショートステイは命綱です。
そういう介護施設、介護している家族の実態をなぜマスコミは、一切報道しないのでしょうか。
あまりにも報道が偏っていることに、やりきれない思いです。
長尾先生ののブログがなければ、現場の実態を知ることができず、状況がわからずに、混乱していたと思います。
目の前の不要不急の仕事を頑張って続けます。
Posted by sue at 2021年01月13日 08:37 | 返信
搬送困難、1ヶ月で5割増し。
疫学調査を後回しにした神奈川県の対応が正解で、政府分科会教授ののクラスター対策ごっこに付き合っている兵庫県が間違っている。
聞き取り調査ではなく、英国の様にPCR検査を拡充し、遺伝子情報の大規模解析の体制を整えておく必要があった。
Posted by 匿名R at 2021年01月14日 12:35 | 返信
今日はZOOM講演、お疲れ様でした。
長尾先生の真心のお言葉が国会に届くこと、議員の皆さんが心を傾けて聴いて下さることを願います。
夕方テレビから、感染症法の改定案提出と聞こえてきたので期待して見たら「入院拒否に罰則」!?
今や入院先が中々決まらない状況というのに、与党にズレを感じて脱力しました。
まずは講演の続報、お待ちしてます。
Posted by taco at 2021年01月14日 07:06 | 返信
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