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コロナ治癒後の念のためPCRはやってはいけない

2021年02月02日(火)

介護現場が混乱する原因は「コロナ治癒後の念のためPCR」だ。

そんなものは不要どころか、してはいけない、と分かっている。

しかし「ウイズアウトコロナ派」の人は、念のためPCRを叫ぶ。

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感染者減少は緊急事態宣言の効果よりも自然減がメインと思う。

なぜなら、現場感覚では1月10日頃にピークアウトしていたから。


今後は、介護施設でのクラスター対策につきる。

ポイントはここでも早期診断・早期治療である。


あくまで有症状の人だけでいい。

毎日全員に検査をしても無意味。


人にうつす可能性がある感染者は、可及的速やかに一定期間だけ

「バラバラ」にすべきで、その体制づくりが急がれると確信する。


それは空きアパートや自宅など、なんでもいいからバラけさせること。

ウイルスにとって最も「再生効率のいい状態」を回避する措置が必要。


それぞれに、地域のかかりつけ医を割り当てて10日間程度管理する。

「地域包括ケア」とはこんな時の概念なんだけどね・・・


きっと、これを理解できる政治家は少ない(いない?)。

だからしっかり書いておこう。(読んで欲しいなあ)。


一方、ゼロリスクを求める介護施設は、病院や診療所などに

「退院時の念のためPCR」を求めるが、無意味どころか有害。


以下の小文をよく読んで欲しい。


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コロナが治った後に確認のためにとPCR検査をしてはいけない理由

わだ内科クリニック 和田眞紀夫

2021年1月25日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

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1.コロナが治った後に確認のためにとPCR検査をしてはいけない理由


コロナに感染して10日が経過して自覚症状がなければ保健所から「就業制限解除通知書」なるものが発行されて、仕事に復帰でしてもいいということになっていることをご存じだろうか。しかし、職場の上司から心配なのでもう一度保険でPCR検査をしてもらうように言われたといって再診される方が後を絶たない。 入院患者さんに関しては退院時に2回のPCR検査をして陰性であることを確認してから退院するという「退院基準」があったが、実は今ではPCR検査での確認作業は行われていない。それはなぜかというとPCR検査は症状が軽快して1-2か月してからも陽性になることがあってきりがないからである。 (参考グラフはこちらを参照して下さい。「Fast coronavirus tests: what they can and can't do」:nature online> news feature: https://www.nature.com/articles/d41586-020-02661-2 )。


クルーズ船のときでもPCR陰性を待って2か月近く入院していた例があったほか、無症状や軽症の発症者ですら1か月以上PCR陽性が続いた例が報告されている。つまり、就職制限が解除されてすぐの発症11日目あたりでPCR検査をしたら高率にPCR陽性とでてしまうのだが、この事実を国や地方自治体がきちんと周知していないために現場での混乱を招いている。したがって治癒後に保険を使ってPCR検査をすることも認められていないのである。 ここで問題なのはそれならPCRで陽性に出るような人が本当に職場復帰していいのかという疑問である。これに関しては世界中の報告からも「発症後10日を過ぎると人へ感染させにくくなる」という事実がわかってきたために10日目を区切りとして自粛解除という基準が作られたと思われる。しかし、それはあくまで自粛解除基準であって治癒基準ではなく、何時の時点をもって治癒とするかは難しい問題で、いまのところ議論もされずに棚上げされている。


ところで医療機関で再検査を拒んでも今は自費でPCR検査が受けられてしまうので、そこで陽性に出るとその後の対応がややこしいことになってしまう。今後はこのようなケースが増えてくるので、しっかり行政がこの辺の対応を国民に周知すべきだ。 ちなみに前回私が書いたMRIC記事(「Vol.240 いまや意味のない濃厚接触者認定を漫然と続けていることの弊害」:http://medg.jp/mt/?p=9988 )の中で、当院を受診したプロの音楽家の例をご紹介したが、その後の後日談があるのでご紹介したい。


某市主催のライブコンサートに出演するにあたり主催者の市担当者から出演者全員のPCR検査実施を求められた。この音楽家の人は11月にコロナに罹患してからちょうど2か月目なのだが、やはりPCR検査で陽性という結果が出てしまった。仕方なく「活動性の状態ではない」という診断書を書いて事なきをえたが、管轄の保健所医師に連絡して協議するなどそれは大変な作業となった。



2.迅速抗原検査の役割と将来の展望について


欧米ではPCR検査に加えて迅速抗原検査の有用性について議論されている。一般的には迅速抗原検査はPCR検査よりは感度が劣るので、確実にコロナウイルスの存在を捉えるにはPCR検査が優れている。しかしPCR検査は結果が出るまでに1-2日待たなければならないのに対して迅速抗原検査は15分ほどで結果が出るというメリットがある。 感染拡大を抑制する観点からは検査の「感度」よりも結果が出るまでの「速さ」が大事な要素であることがわかってきて、しかも検査を繰り返し行うことで感度を引き上げることができるので、安くて簡便に行うことができる迅速抗原検査にシフトする動きが起きている。


今アメリカで開発中のキットは自宅で唾液を取って試験紙に浸すだけの簡便なもので、症状がない人のスクリーニング検査として期待されている。 感度と別にもう一つ考慮に入れなければならない要素がある。それは迅速抗原検査で陽性となるのは発症から10日目ぐらいまでという事実で、この期間というのは上気道検体からウイルスを分離・同定することが可能な時期、人に感染性がある時期とほぼ一致している。したがって裏を返せば、以前にコロナと診断された人が感染性を維持しているかどうかを判断するのに利用できる可能性がある(参考。「SARS-CoV-2抗原検査に関する暫定ガイダンス:アメリカCDC」: https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/lab/resources/antigen-tests-guidelines.html )。


ただし、現時点で日本に流通している迅速抗原キットは鼻咽頭拭いによる検体採取法に限っているので、検査をする人の感染防御のたには防護服をまとって行わなければならず、現状では誰もがいつでもどこでもできる検査ではない。また、陰性証明のための検査には健康保険や都道府県の助成制度も使えない。


PCR検査を含めていまだに都道府県の認可を受けた医療機関でしか実施が認められておらず、このような足かせをかけたまま放置していることが大きな障害となっていて、民間医療機関がコロナ診療をスムーズに行えない理由の一つになっている。感染症法に縛られたがんじがらめのこの制度をいますぐ改めて、民間企業が自由に検査サービスを提供できる環境を整えなければならない。国は民間医療機関にコロナの診療を強制する前にやっておかなければいけないことが山とあるのだ。

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私なりにまとめると、

1)略治後PCRの禁止

2)抗原検査の再評価


緊急事態宣言下で、政治家がこの課題に取り組んでいないと、

今後、同時多発することが確実な介護施設クラスターに対応できない。


特にこの記事は政治家の皆様に読んで頂き、考えて欲しい。

介護関係者は、2つのクリックをして、拡散して欲しいな。



PS)

コロナチャンネル #289


コロナワクチンよりも、僕が期待しているのはアレ   →こちら



今日は東京渋谷で2本の映画の完成披露試写会があり、

役者さん監督さんが舞台挨拶のため、勢ぞろいする。

僕も行きたいけども、仕事があるので、行けません。


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この記事へのコメント

この1年、PCR検査という訳のわからない、正体不明の検査に振り回されてきたような印象です。
ウイルスに感染しているか?どんなウイルスでもそうですが、ウイルス感染を証明するのは抗原検査です
すでに発熱など症状が明確に出ている症例はまず抗原検査をやるべきです。
むしろ抗原検査の精度を上げる努力をしたほうがいいのではないか?と思います。例えば2~3回繰り返し実施するとか、PCR検査で3~4日待たされるのは精神衛生的に良くないです。それなら抗原検査を
1日に3回やるほうがマシではないかと思います。なぜインフルエンザではスタンダードであったはずの抗原検査がコロナではここまで軽視されているのでしょうか?それはPCR検査利権と考えるのが自然
PCR検査で利権を得る者たちが、WHOとウラで繋がっていないのか?FBIが捜査すべき案件です

Posted by マッドネス at 2021年02月02日 10:29 | 返信

テレビ好きのお婆さんですけど、またしても何チャンネルか不明ですけど、4チャンネル化6チャンネルとおもいます。
なんでもアメリカの病院で実験ではないのですが、実際有った話とのことです。
全員(20名弱)がマスクはしていたのが条件なんですけど、一人が確実にコロナ肺炎患者だったのですけど、一人に感染(陽性)させて、あと周囲の二十名ほども感染(陰性)したけど、全員重症者はいなかったそうです。
このことから、マスクは絶対つけること、コロナ肺炎患者と接触すること、折をみてうがいをする。手を洗うこと、これらを実践したら、全員ウイルスが少量感染してワクチン注射をうってような免疫ができたのではないかという推定でした。長尾クリニック一家が全員コロナに罹らないのは、この原理ではないかと思います。
お年寄りもマスクをして、市内に出かけたら、少量にウイルスに感染して、自然の予防注射をしてことになるのではないかと思います。でも何チャンネルだったかなあ?どなたかテレビみてません?論文になっているそうです。

Posted by にゃんにゃん at 2021年02月09日 11:41 | 返信

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