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医師はワクチンを打つのか?

2021年02月09日(火)

毎日、患者さんから「ワクチンを打つべきか?」と

メールや口頭で何度も聞かれて、返事に困っている。

ワクチン接種、今後、いったいどうなるのだろうね?

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アエラとい雑誌(朝日新聞)が、「医師は3割しか打たない」

という記事を書いて、大炎上したばかりのワクチンの話題。


「賛成」や「反対」と言えない空気になっていることは危険だ。

「打たない」と言うと、「この非国民め!」と矢が飛んでくる。


日本人へのワクチンは、まだ臨床研究が無い。

オリンピック開催もあり、見切り発車の模様。


外国人のデータでは、副反応はほぼ心配ない、ことになっている。

何十万人に一人の副反応と得られる利益を天秤にかけるしかない。


私は、いろんな場所で、いろんな医師に受けるかどうかを聞いてみた。

超「個人の見解です」的な意見をここだけで述べたい。



概ね8割の医師は、「受ける」と答えた。

非内科系医師や歯科医は、ほぼ全員が「受ける」と。


しかし感染症やワクチンに詳しい医師ほど「打たない」傾向がある。

要は、医師であってもワクチンに関する情報はテレビと同様である。


次に、「先生のクリニックのスタッフの何割が打つのか」と質問した。

医療従事者には既に事前調査が済み、今月から本当に打つからである。


医師会の役員や与党支持者は「うちは100%打つ」、と即答した。

一方、在宅系の医師は「うちは7割かな」という医師が平均的かな。


最低は2割で、最高はもちろん10割で、当院は5割、という結果であった。

総合すると6~8割の医療スタッフが打つことになっている、という印象。


ただし、接種直前になって「おじけづく」人が相当数出てくるはず。

米国では「老人のキャンセル」を待つ若者の長蛇の列ができている。


医療従事者は、ファイザー社のワクチンを打つらしい。

3週間空けて2回打つ、マイナス70度保管のワクチンだ。


しかし発熱や頭痛や倦怠感などの副反応が知られているので

医師が全員一斉に打つとたいへんな事態に陥る可能性がある。


看護師も同じで、急に病欠になればクリニックはそれだけで大打撃。

だから「医師、看護師、ケアマネ、技師、事務群」の5人一組を造る。


それぞれの組が日をずらして接種することになるのだろう。

そして各人に「キャンセル待ち」を定めて、廃棄を避ける。



正直、「打たない医者は非国民」という雰囲気が広がっている。

「打つ」派は、「打たない」派を、「非国民的」と言い始めた。


「打たない医者は愛国心がない」と言う人が現れてきた。

こうなると、打ちたくない人は、表立って言い出せない。


もっと困るのは、「ワクチンを打たない医者は出入り禁止!」

という介護施設が出てきた(今はまだ噂レベル)ことである。


ならば、僕は、「打ちました!」、と言うだろう。

すると「接種証明書を見せないと入れないよ」と。


正直、コロナ騒動よりも「ワクチン騒動」のほうが大きくなるかも。

これはずっと言ってきた事だが、いよいよ現実のものになってきた。


インフルワクチンの目的は個人の利益ではなく、集団の利益のため。

集団免疫の獲得のためには、6割の人の抗体獲得が必要とされている。


しかし日本の感染状況は、欧米と2ケタ違う。

であれば、ワクチンの意義も2ケタ違うかも。


「様子見してから決める」という人が多いが、有名な医師や政治家などが

率先して打てば市民も打つだろうが、逆パターンになる可能性もあり得る。


僕は、ワクチン騒動の頃には感染は収束することを2019年の

新型インフル騒動で経験しているので、結構、楽観的である。


あの時は、4700万人分のワクチンの大部分を廃棄したそうだ。

モッタイナイけども、今回のワクチン騒動も大どんでん返しかも。



結論です。

1)僕達も何も知らされていない。(アンケート調査のみ)

2)J&J社の1回タイプが案外、実用的ではないのか。

3)副反応は日本以外の国では、たいしたことなさそうだ。

4)医師は勧める。高齢者や基礎疾患を持つ人は特にそう。

5)結局は、自分で決めるしかない。


そう言うと、「先生、冷たいなあ」と言われる。

すると「そう、僕は冷たい人間ですから」、と。


本当のことを言うと命の危険があるのがワクチンの話題。

今日のところはこれくらいにしといて、ね。



PS)

コロナチャンネル #296


打つ?打たない?高齢者のワクチン問題  →こちら



伊勢白山道さんが僕のことを書いて下さり、

多くの人から嬉しいメッセージを、頂いた。

白山道さんとファンの皆様に感謝をします。

さらに今日、「平穏死・10の条件」と

「抗がん剤・10のやめ時」を紹介して頂き、

さっそくアマゾンで売り切れになっている。

この1週間の信じられないご縁にビックリ。

世の中、なにが起きるか分からない。

生かせて頂き、有難う御座います。


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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

長尾和宏先生、初めまして。
毎日のお務めお疲れ様です。
伊勢白山道さまのブログで長尾先生のご活躍を知り参りました。
YouTubeを拝見してコロナワクチン接種の優先順位は高齢者が先に同意致します。
近くならかかりつけ医にさせて頂きたかったです。
お身体ご自愛下さいませ、応援しております。
歌、また再開して下さいませ。

Posted by 蒼き炎 at 2021年02月09日 11:25 | 返信

偶然、新聞配達のお兄さんが、朝日新聞を間違えて神戸新聞を入れてくれたのが切っ掛けで、今月から神戸新聞に変えました。長尾先生の記事(コロナ肺炎患者の在宅診療)が(上.下)で載ってました。朝刊の2月8日と9日です
またブログに載せて下さい。私はスキャンができないんです。

Posted by 匿名 at 2021年02月09日 11:51 | 返信

ワクチンは自分のためというより社会のために打つと考えるべきでしょう。
自主判断ということですが、日本人で本当の意味でそれができる人がどれだけいるでしょうか?
しかも臨床治験もロクに行わず、日本人での安全性情報が確立されない中で積極的に打てと言えるのか?
臨床治験されて上市された薬ですら、後からボロボロと副作用報告が出てくるわけですので、
従来のワクチン副反応であるアレルギー反応以外にも遺伝子組み換えによる影響は無視できないはず。
医者はワクチン接種可否を訊かれるのでしょうが、おそらく、
「絶対安全です。コロナ重症化も予防できます」と断言できる医者はいないと思います。
一番懸念されているのは、変異種による抗体依存性感染増強(ADE)ではないでしょうか?

ワクチン打つ時期にしても果たして、本来は冬にウイルスが流行する、ワクチンの効果は長くもたない事を考えると、秋から打つべきだと思いますが、なぜ慌てて春から打ち始めるのかよくわかりません。
今から秋までに十分な数の臨床治験を行って、日本人においての安全性を確認してから、
秋に認可して打ち始めるのが定石だと思いますが。
いずれにしてもコロナは変異が非常に速いウイルスなので、この1年の世界中の流れを見ても続々と変異種が出て、短期間で集団免疫が無効化されているので、年に3回その都度、新規に改良されたワクチンを打たないと、それでも追いつかない気がします。
社会・経済の安定化のためには、やったほうがいいのはよくわかりますが、国民のコンセンサスが得られるためには、半年くらいは十分な臨床治験を実施して、80%以上の接種率を目指すほうがいい。
五輪利権に駆られた見切り発車的な中途半端な前倒し接種が今の日本に必要とは到底思えませんが。
今収束しつつある第3波と来月以後に来るであろう第4波にはどのみち時期的に間に合わないので。

Posted by マッドネス at 2021年02月10日 09:58 | 返信

先日、報道特集で先生の活動を実際に
見させて頂き、人のために懸命に
実践されている姿に頭が下がりました。
ワクチンは打つのが当然のような報道
ばかりに違和感を覚えます。接種するか
は個人の選択が基本と思いますが、同調圧力
や、受けない人への差別などが出ること
が予想されます。ノルウェーでは接種した高齢者
が33人も亡くなったのに大きく報道されず
在日大使はインタビューで、基礎疾患や抵抗力
がない高齢者なので国民は大きな問題とは
受け止めてないというような発言をしていて
驚きました。個人的意見ですが、新技術の
ワクチンは安全性未確認の怖いものだと感じます。
人種や個人の体質によってもどう反応するか
分かりません。遺伝子組み換え、ゲノム編集など
研究されている、昔、製薬会社にお勤めだった
天笠啓○さんのコロナワクチン動画はどんなワクチン
なのか解りやすく説明されており、1つの接種
するか否かの判断材料となりました。

Posted by ポトス at 2021年02月11日 11:33 | 返信

大人になってからワクチンをうってもらった記憶がない。
30年ほど前、鼻炎が続いて耳鼻科通いを半年続けたが、まったく効果がなかった。
たまたま始めたヨーガ教室で、指導者の「鼻うがい」の実演を見た。即実践。以降、かぜ、花粉症に縁がない。
長尾先生もブログの中で「鼻うがい」を紹介されていた。

今朝、「花粉症とコロナに医師が『鼻うがい』推奨 塩水でウイルス増殖を抑制する可能性も」を読んだ。
「花粉症を含むアレルギー性鼻炎に対する鼻うがいの効果はすでにさまざまな論文で示されていますが、新型コロナ対策にも重要だ」という。(2.12 堀田修)
「風邪のひき始めに感じる『のどの痛み』は上咽頭の炎症による痛みです。コロナウイルスも上咽頭に付着しやすいことが分かっています。
 上咽頭は左右の鼻から入ってきた空気が鼻腔を抜けて合流し、下向きに方向を変える場所。空気の滞留が生じて常に湿っているためウイルスに感染しやすい一方、多くの免疫細胞が存在し、外から入ってきたウイルスを撃退する働きがある。このため、上咽頭は炎症を起こしやすく、炎症の影響によってのどの痛みやせき、発熱など風邪のさまざまな症状が表れる。
 塩水を使った鼻うがいは、四つの効果が期待できる。
 鼻腔内の異物を洗い流す効果、粘膜表面の繊毛運動を活発化させる効果、粘膜のむくみを軽減する効果、そしてウイルスの増殖を抑制する効果。
 塩水に含まれる塩素イオンが上咽頭の上皮細胞に取り込まれると、次亜塩素酸が生成される。次亜塩素酸はコロナウイルスに対する阻害作用を持つため増殖を防ぐ。
 新型ウイルスの場合、増殖までの時間が長い。ウイルスが体内に入ったとしてもその日のうちに鼻うがいで流し、増殖を抑えることができれば、ウイルスが鼻咽腔粘膜の細胞に取り込まれて感染したり、発症したりするのを防ぐ可能性がある。」

40度のお湯をガラスコップに満たしあら塩をパラパラ入れ、左鼻から吸い上げ口から吐く。次に右鼻から吸い上げ口から吐く。最後に両鼻から吸い上げ口から吐く。お出かけ前、帰宅時、寝る前がお勧め。歯を磨く習慣のある人は、つでにやればいいでしょう。
いつの間にか、口呼吸におさらばできるでしょう。くわえて、両肺胞からの高温多湿の内気が両鼻腔・副鼻腔を覆い尽くすでしょう。そして、ノーマスク、ノーソックスへ。

Posted by 鍵山いさお at 2021年02月12日 11:11 | 返信

給湯機が壊れた。朝夕2回の風呂好きにとって一大事。早速入換工事に来てもらった。「2年保証プラス8年保証」コースに入った。これで「10年は安心」だと思ったが、「こちらの10年」は保証されたわけではない。給湯器が勝つか、こちらが勝つか、神も仏も知る由はない。

工事中、「医療従事者こそ『鼻うがい』『鼻呼吸』を」と呼びかけている医師を見つけた。
「各種医療機関の情報を見ても、家庭内の対策としていろいろと手段が記載されていて私も参考にさせてもらっていますが、不思議と『鼻うがい』や『鼻呼吸』はまったくといっていいほど挙げられていません。もっと多くの方、とくに医療従事者の方に、鼻うがいは自分を守り。感染者の家庭内感染を減らせる可能性があるという事実を知っていただきたいと思います。
 新型コロナウイルスに感染した人も積極的に鼻うがいをすれば、感染を減らすことができそうです。家庭内感染が広がっている現状では、鼻うがいで、その広がりを抑えることも有力な感染予防手段と言ってよいでしょう。」
「家庭内での感染予防が難しい一番の理由は、新型コロナ感染症は症状が出る約2日前からでさえも他人へ感染させる力をもっているためです。当然、その無症状の期間は、家庭内の濃厚接触により感染が広がってしまいます。
 最前線で治療に当たっている医療者だと、帰宅して家族にうつしてしまわないかと危惧している人もすくなくないでしょう。また、それを迎える家族も気が気ではありません。
 たとえば帰宅前に、従来の予防に鼻うがいを加えて、鼻に滞留しているかもしれないウイルスを洗い流すことも必要かもしれません。手洗いは入念にしても、鼻洗い(鼻うがい)はすっぽり抜け落ちています。鼻と口は『病気の入口』です。どちらも、きれいに保つための鼻うがいです。」(1.18 今井一彰)

「通りすがりの匿名」さん。ご意見ありませんか。

Posted by 鍵山いさお at 2021年02月16日 09:14 | 返信

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