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「報道特集」の映像
2021年02月07日(日)
昨夜、TBS系の「報道特集」でこの1年の取り組みが紹介された。
自分で観ながら、「けったいなコロナ医者やなあ」、と思った。
でも、誰かの、何かの参考になれば幸いである。
210206 TV 「報道特集」_15min →こちら
結構な視聴率があったようで、放映直後から沢山の電話や
メールを頂戴し、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
実は、この放映で「保健所管理下の患者に町医者が手を出しあがって」と、
お上に怒られて、最悪、医師免許を失うかもしれないなあと、恐れていた。
今のところ批判は無いので、とりあえず胸を撫でおろしている。
まあ、いつ捕まるか分からない「危険な町医者」。
1年間、1000人以上の発熱患者を診察して、200人以上のコロナを診断し
100人以上のコロナ患者さんの治療と在宅管理を、24時間体制で行ってきた。
もちろん、スタッフたちの頑張りだ。
人材に恵まれたことに感謝している。
当院の100人のスタッフは、誰ひとり、コロナに感染していない。
少なくとも数人の命を救ってきたのでは、と勝手に思っている。
町医者が病院を守る防波堤になるべき。
3月にそれが分かったので実践しただけ。
沢山の感想メールの中で一番驚いたのは、以下の、中学生からの激励メールだ。
中学生も問題意識を持っているので、大人として頑張らないとと勇気を貰った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先程のTBSでのご出演を見て連絡させて頂きました。時間がある時に見ていただければ嬉しいです。
私は今中学生で、将来について何か決めている訳では無いのですが、本日の報道をみて思わず涙が出ました。コロナウイルスで、つい先程、私も実行委員を務めていて楽しみにしていた長崎への修学旅行が中止になりました。延期ではなく中止で、とても悔しいです。コロナウイルスが憎いです。ですが、今とても増えているとよく耳にするコロナウイルス感染者の自宅療養者のために最前線で動いている方たちがいることにとても感動しました。周りから批判されることもあるとは思いますが、私はずっと応援しています。このような方がいらっしゃることを知れて嬉しかったです。本当にありがとうございます。 拙い文章ですが、読んで下さりありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
思わず、返信してしまった。
どこの誰か知らないけど、孫に話しかけているような気がしてきた。
第三波はもう終わりなので、緊急事態宣言は早く解除すべきだと思う。
今後は小さな波が続き、ワクチンを打ち終わる頃にはかなり収束する。
むしろ数年以内に来る、次のパンデミックの予行演習だと思いながら
「特養と老健のクラスター」への対応策を練っていく時期だと思う。
地震に注意。
PS)
コロナチャネル #294
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この記事へのコメント
先生もすごいけど、ついてくるスタッフもすごいです。しかも1年続けてスタッフ感染者ゼロとは!
CT検査以外、問診・診察・採血・注射薬投与をすべて徹底して屋外でやっているのがコツですね。
感心したのは感染対策しながら手際よくCT撮影する放射線技師?の方、立派です。
やはり発熱(感染症)外来は屋外か在宅往診が原則、スタンダードにしないとダメですね。
ただし現実的には京都府のように自治体主導、あるいは医師会主導で集約して、少なくとも緊急事態宣言の対象地域すべてで実施されなければ意味がないと思いました。
世界一のCT台数を誇る日本、開業医も民間病院も個人でたくさん持っているのも多いはず。
このコロナパンデミックで日本中のCTの多くが有効に稼働していないという現実が悲しい。
先生のような発熱外来を開業医がやりたくても、屋外の敷地や駐車場など広い土地を自前で持っていないとできないですから、コロナ入院受入が物理的に不可能な中小の民間病院のCTと病院の敷地を
自治体に一定時間明け渡して、自前で発熱外来できない開業医が交代制で同じようにやればいいのではないでしょうか? 大阪では今年になって中小の民間病院がみなコロナ入院1~2名を厳命されて、どの病院もドミノ式にクラスター多発して新規患者受入停止が続出、発熱患者が難民化していると聞きました。
コロナ患者を分散化させて入院させると医療崩壊を早める。先生が仰っていたとおりですね。
Posted by マッドネス at 2021年02月07日 07:21 | 返信
本当に学生さんはかわいそうな事ばかりで気の毒です。2021年に入りツイッターマメに更新されているみたいですね。若い人はブログよりツイッターをよく読むと聞いた事があります。大変だとは思いますがツイッターの更新、大変意味があると思います。
Posted by 匿名 at 2021年02月07日 08:24 | 返信
中学生の方のメール、拝見できて有難いです。大人の決め事に振り回されている学生さんや子供達、
この1年余り、大人達の様子がどう映っているのか。言いたいことも沢山あるでしょう。
実家の中3生には「学校の勉強では教わらない事を学んでいるんだよ」と言い続けてきました。
1年経ってようやく、テレビが先生に追いついたのですね。
胸が温まる思いで見守りました。人に寄り添い、訪問時にも気を配り、身体だけでなく心のケアまで。
その中で先生の一言「これが指定感染症」が、どれだけ伝わるか。動け2類の壁。
長尾先生とスタッフの皆さま、どうかお達者で恙なくお仕事が運びますよう願っております。
Posted by taco at 2021年02月07日 08:54 | 返信
報道特集観ました。涙が出ました。感謝しかありません。このことを国の要職の方がたが真剣に受け止めて下さいますように!!
Posted by 小林ひろえ at 2021年02月07日 09:54 | 返信
中学生の方の激励メール、感銘を受けました。心根の優しさが文章から伝わってきます。現実社会で何が起こっているのか。表面的ではなく深いところで考える習慣が出来るのも、長尾先生のおかげです。普段メディアに厳しい先生ですが、昨日の報道特集は先生の意志を正しく世に伝えようという姿勢が十分感じられました。また、本日の伊勢白山道氏のブログで先生の事を実名を出さずに取り上げられており「街に居る観音様と鬼たち」と評した記事でした。観音様のような働きをされている先生の想いは、多くの人に希望を届けられているとあらためて感じました。
Posted by あんこ at 2021年02月07日 02:49 | 返信
先月より兵庫県で勤務している内科医です。
2008年より某ブログの読者であり、本日の記事・コメント欄で拝見いたしました。
勤務医ですので先生方のような大変さはありませんが、現時点で中等症レベルを二桁の人数受け持ちました。
私への受け入れ要請はベッドが空いている限り断らない方針でいます。
時間がなく(縁なく)報道内容は拝見しておりませんが、大変勇気づけられる思いです。
自分なりの良心を、今に置いていく所存です。
ありがとうございます。
Posted by 匿名 at 2021年02月07日 03:17 | 返信
はじめまして。私もテレビで拝見しておりました。こんなに患者の気持ちにまで心を向けてくれるお医者がいらっしゃるのかと驚くとともに、感染症疑いの方の診察、確定患者さんの往診で先生があまりに軽装なのでさらに驚きました。感染症が恐ろしいのはかわりないですが、先生の人としての姿勢に大変学ばせていただきました。テレビもなかなか大事なことを報道してくれた!と感謝しています。
Posted by 秋野 at 2021年02月07日 03:35 | 返信
はじめまして。伊勢白山道様のブログより飛んできました。
13年前から伊勢白山道読者で、その前は家族環境により心身壊れかけていた
身ですが、日々の伊勢白山道のブログにより人生を救われた1人です。
TBSの番組を見ておりませんでしたが先ほどYouTubeで拝見させていただき
伊勢さんがおっしゃっていたように困っていらっしゃる患者さんを
見捨てず助けていらっしゃるのを見て、深く考えさせられました。
まさに伊勢さんがおっしゃるように、先生はこの世の生ける観音様です。
逃げて受け入れないことも選択できたのに、ご自分の良心に従って、
困っている人を見て見ぬふりせず、過酷でも対応するその行動に
私にも何か人のためにできることを…!と言う思いに駆られました。
もちろん医師免許を持っていない私ができることなど
取るに足らない小さなことでしょうが、日に1つか二つ何かか良いことを
重ねていけば、先生のように自分の良心従えば、ほんの少しこの世を
明るくできる手伝いが出来るかもと思うのです
私のようなものに、こんな考えを持たせてくれる、先生の他に対する深い情けに
心から尊敬と感謝をいたします。
命に向き合う大変なお仕事ですが、陰ながら応援させていただきます!
量子力学の観点から、(いせさんもおっしゃるように)先生には感謝の嵐と、
邪魔をする鬼にはノー!の想起します。
どうぞお体には充分気をつけて。。
Posted by grace at 2021年02月07日 04:38 | 返信
初めまして。今日のリーマンさんのブログを拝見してコメントさせて頂いております。
新型コロナの患者さんと、そのご家族の生命と心を救って下さる事を感謝致します。
そして観音様の様な生き方を教えて下さってありがとうございます。
これからも応援させて頂きます。
Posted by kokoro-utau at 2021年02月07日 08:11 | 返信
はじめまして。伊勢白山道様のブログより飛んできました。
13年前から伊勢白山道読者で、その前は家族環境により心身壊れかけていた
身ですが、日々の伊勢白山道のブログにより人生を救われた1人です。
TBSの番組を見ておりませんでしたが先ほどYouTubeで拝見させていただき
伊勢さんがおっしゃっていたように困っていらっしゃる患者さんを
見捨てず助けていらっしゃるのを見て、深く考えさせられました。
まさに伊勢さんがおっしゃるように、先生はこの世の生ける観音様です。
逃げて受け入れないことも選択できたのに、ご自分の良心に従って、
困っている人を見て見ぬふりせず、過酷でも対応するその行動に
私にも何か人のためにできることを…!と言う思いに駆られました。
もちろん医師免許を持っていない私ができることなど
取るに足らない小さなことでしょうが、日に1つか二つ何かか良いことを
重ねていけば、先生のように自分の良心従えば、ほんの少しこの世を
明るくできる手伝いが出来るかもと思うのです
私のようなものに、こんな考えを持たせてくれる、先生の他に対する深い情けに
心から尊敬と感謝をいたします。
命に向き合う大変なお仕事ですが、陰ながら応援させていただきます!
量子力学の観点から、(いせさんもおっしゃるように)先生には感謝の嵐と、
邪魔をする鬼にはノー!の想起します。
どうぞお体には充分気をつけて。。
Posted by grace at 2021年02月07日 10:12 | 返信
長尾先生
報道特集見ました。
とても励まされました。
日々の工夫と努力の積み重ねが、こういう非常時に生きるんですね。
当たり前のことを当たり前にすることが実は難しいのだと、改めて感じます。
スタッフの皆様の動きや言葉にも励まされ、心強く感じました。
優しさというのは、強さだと身に沁みます。
長尾先生とスタッフの方の頑張りが、この報道を通して
社会に広がり、各地で頑張っている人が繋がり、政治を動かせる力になることを
強く願います。
Posted by sue at 2021年02月07日 11:47 | 返信
従業員にも見せました。昨日妻が先生に観たと言ったそうで・・・保健所は医療機関じゃないんですね 薬局薬剤師はどうすれば良いのか・・・
Posted by 薬剤師 井澤康夫 at 2021年02月09日 09:18 | 返信
「誰かの何かの参考になれば」
から
こんばんは (^-^)/
長尾先生に伝言をいただいたので
送ります(*^^*)
あおちゃん……遅くなりました。
実は…私の日記 ( 2017年 4月9日 ) に
( 長尾医師 ) のコラムの内容を残していました。
母が亡くなる1ヶ月半前の時期ですが……
その頃の私は…母( 末期癌 ) 余命宣告を受けていたので、
どの様に母を看取れば良いのか❓悩んでいました。
ネットで色々な情報欲しさに検索していましたら、
偶然にも…長尾医師の記事を目にしたんです。
下記の内容を日記に残していました。( 2017.4.9 ) ↓ ↓
「延命治療は大切ですが、終末期においてはある地点から
『延命』ではなく『縮命』になってしまいます。
その変わり目をとらえて、延命治療のやめどきを考えて
いくのが平穏死です。最期も病院ではなく、
なるべく自宅で過ごします」(長尾医師)
その数日後に、平穏死に付いて…母が余命を感じ取って
いましたので色々と考え悩んだ結果、私は長尾医師の
書かれた内容全てを読み聞かせをしたのです。
母は 『 平穏死を望むので…最期まで家で
過ごしたいのでお願いするね。我儘を許してね 』と
私に言ったことを日記に残しています。
今…考えると酷なことを母に聞かせたと思いますが…
母が亡くなる5月27日2日迄は家で過ごす事が出来ました。
( mimi ブログに母の最期を綴っていましたね。)
長尾先生とあおちゃんとの関係をブログで知った時に…
何かご縁を感じた次第ですよ。
目には見えない力や絆を感じてしまいました。
その事をお伝えしたくて、メッセージをしました。
長尾先生に宜しくお伝え下さい。
warmth
Posted by 富加見直子 at 2021年02月09日 10:05 | 返信
先生の予言通り、さっき、大きな地震が来ました。まだ身体が震えています。
Posted by 主婦 at 2021年02月13日 11:28 | 返信
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