このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

舞台挨拶4回X2日間のなかでのM7.3地震

2021年02月14日(日)

昨日は、シネスイッチ銀座で舞台挨拶を4回、した。

「けったいな町医者」を観て頂いた皆様に感謝です。

その後、ひと息ついていたら予想どおり地震が来た。

2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 


新橋のビジネスホテルでゴロンと横になると、揺れた。

10年ぶりの大地の叫びを聞いているような気がした。


あの東日本大震災の余震、ということだ。

盛岡の友人にメールを送った直後だったので驚いた。


被害に遭われた皆様に、お見舞いを申し上げます。

コロナと地震というダブル災害を乗り越えて欲しい。



昨日の銀座はいい天気で、多くの人々が何もなかっかのように賑わっていた。

そんな中、銀座4丁目の和光の裏にある「シネスイッチ銀座」で初日だった。


奇跡の4回上演と4回舞台挨拶など、人生で一度きりのことだろう。

昨日は毛利監督とであったが、今日は僕一人で4回無体挨拶をする。


スポーツ報知などが報じてくれている。→こちら
TV報道は、地震のニュースで消えた様。


朝早くから観に来て頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

高校の同級生が2人来てくれて、45年ぶりの再会に感激。


「痛くない死に方」に出演もされている桜町アーバンクリニックの

遠矢純一郎先生はじめ、医師や看護師やケアマネさんも来て頂いた。


今、遠矢先生から頂いた感想メールをご紹介したい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


映画「けったいな町医者」日本 2021


尼崎で在宅医療に取り組む長尾和宏先生のドキュメンタリー。

毛利監督は約2ヶ月間密着し、在宅医の日常を目撃していく。行き過ぎた現代医療の在り方に警鐘を鳴らし、終末期の人々とご家族の不安や希望に寄り添い、笑顔を取り戻すために全力疾走し続ける長尾先生の町医者としての信念や責任感、そしてなによりひとりの人間としての魅力が描かれている。


急な往診要請で駆けつけた先で、床に寝ている高齢女性に驚きつつ、症状、経過、それまでの生活など、必要な情報収集を行い、駆けつけたケアマネとともに生活と医療のバランスを考えていく。「けったいな」というタイトルだけど、長尾先生の診療こそ在宅医療のリアル。僕らにとってはまさにあるあるの連続だけど、一般の方々の目線で撮影を続ける毛利監督の視点が、徐々に長尾先生からご家族、部屋の様子、街の営みへと広がっていくのが、まるで在宅医の成長を観ているようで面白い。


一切のインタビューを行わず、そこで起こっていることの映像だけでまとめられた手腕が素晴らしかった。 来週公開の「痛くない死に方」のオマケとして始まった企画とのことだが、正直どんな名優の演技もホンモノの迫力にはかなわない。是非こちらもお薦めです。 https://www.facebook.com/100000209064374/posts/5848986505118260/?d=n


遠矢 純一郎   医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック


ーーーーーーーーーーーーーーー


遠矢先生、ありがとうございます! FBに写真がアップされています。

あと、45年ぶりの高校の同級生からの感想メールも、ご紹介したい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー・

今日は有難うございました。


すてきな人生の最期をいくつも拝見させていただきました。 映画を通して印象的だったのは、長尾さんが往診に来てくれた時の患者さんの嬉しそうなお顔、鼻につけたチューブを抜こうかと声をかけた時の患者さんの表情、八代亜紀の歌を気持ちよさそうに歌う豆腐屋のご主人。絶望が希望に変わった瞬間だと思いました。 ご家族も毎日毎日先の見えない不安で疲弊している中、長尾さんの言葉でどんなに救われているかがひしひしと伝わってきます。


そして、家族に見守られて過剰な医療を受けずに穏やかに死を迎えられることの素晴らしさも映画を拝見して分かりました。 言葉は薬にも毒にもなることを、私もこれまでの人生の中で何度も味わってきました。長尾さんの言葉は、患者さんやご家族にとって特効薬のようです。 人と人の間に通いあう思いやり、ユーモアがどんなに大切かを改めて感じます。関西弁はいいですね、やっぱり大阪の人は一言一言、どこかしら面白いです(診察室の風景やなんか...。ある患者さんが長尾さんの写真が真面目過ぎて良くないと言う場面、大笑いしました) しゃべり過ぎだと舞台挨拶で仰っていましたが、そんなことはないので、どうかそのままでいらしてください。


せっかくお目にかかっているのに何か胸がいっぱいで感想をお伝えできなかったのが残念です。 毛利監督もドキュメンタリーを作るための演出などを一切なさらなかったとお話されていて、そういったお話も伺えてよかったです。本当に2時間があっという間すぎて、もっと観たいなと思うほど引き込まれました。寄り添うという事がどういう事か、今日の長尾さんの映画を観ながら考えていました。 長々と書いてしまいました。 45年ぶりにお目にかかれて本当に嬉しかったです。覚えていてくださって有難うございます、長尾さんは本当にお変わりないし、ますます素敵になっておられました。 映画「痛くない死に方」の方もまた伺いたいと思っています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


映画があったからこその再会もある。

映画というものに関わって世界が広がった。



実は昨日、早朝家を出ようとしたら「息をしていないかも」という電話。

「けったいな町医者」のラストシーンと同じようなことがあり、驚いた。


そして今日、地震のニュースを観ながら寝はじめたら、別の患者家族から

「息をしていないようだ」との電話があり、シンクロニシテイはまだ続く。


地震も相馬市の様子を観たらまさしくデジャブで、なんというフラクタルか。

コロナ&地震のなかでの映画公開2日目とは、なんとも言えないご縁である。


今日も、これから4回の舞台挨拶を終えて、23時に新大阪に帰る。

23:30分に末期がんの方の家に訪問予定だけど、待っていてね!


映画は、僕の1日の一コマにすぎない。

終わりが無い旅は、僕が死ぬまで続く。


実は昨日、銀座だけでなく、埼玉や名古屋でも封切、だそうだ。

身体が一つなので、ご挨拶に伺えない都市の皆様ごめんなさい。


ドキュメンタリー映画「けったいな町医者」のHP  →こちら

上映館もここから探してください。


シネスイッチ銀座などでは、少なくとも19日まで公開されている。

平日のほうが空いているので、コロナが気になる人にはお勧めかも。

引き続き地震に注意して生きたいと思う。

東日本だけではないと自分を戒めている。


さあ、これから舞台挨拶の1回目に出発だ。

「生かして頂き、有難う御座います」


PS)

コロナチャンネル #301


コロナで衰弱!

高齢自宅療養者をどう支えるか?  →こちら


まだまだコロナも油断できない。

「どこかで怯えながら楽しむ」


2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

コロナ禍の地震、まさかが起きてしまいました。当地では地震の被害より、発生直後からの停電が大きな問題でした。
昨日今日と「けったいな町医者」の封切 長尾先生の舞台挨拶 行きたかったな、お聞きしたかったな。
非常事態宣言で、招待のあった試写会も行けなかったのです(泣)…。国からは解除されたけど、県、市町は特別警戒継続中なので、残念ながら東京行きは断念します。
先日は「第25回在宅ケアネットワーク栃木」の銀幕アカデミー★在宅ケア編にご登壇、「痛くない死に方」と「けったいな町医者」のご紹介、ありがとうございました。 

Posted by ゆいゆい at 2021年02月14日 11:48 | 返信

銀座で観てきました。期待以上の、すばらしい内容でした!
本編の「痛くない死に方」に、しっかりと繋がりますね。2本立てでの上映も、いいと思いました。

すべての人に等しく訪れるけど同じものは一つとしてない「死」について、思うところ考えるところが必ず湧いてきます。それぞれが、それぞれの観方感じ方ができます。みなさん、ぜひ、観ましょう! それぞれの胸に湧き上がるものを、味わいましょう! 取り急ぎ、皆さんにおすすめのメッセージです。

長尾先生、いつもながらのハードスケジュールをこなして駆けつけて下さり、ありがとうございました。
先生の超人的な行動力、本当に頭が下がります。
(先生の胸の奥の気持ちに深く共感していますが、でも先生の体が心配です…。)
微力ですが、私も周囲の友人知人を誘って、「痛くない死に方」も観に行きます。

Posted by みるく at 2021年02月14日 01:07 | 返信

先生、カッコイイです!!患者さん達も病気は本当に大変たとは思いますが「待っていて」と言われてちょっぴり羨ましいです。尼崎に住みたい。舞台挨拶、頑張ってくださいね、いってらっしゃい〜。

Posted by 匿名 at 2021年02月14日 03:10 | 返信

被災地、特に福島県浜通りの住民の方々は、10年前の恐怖がPTSDとして残っている方も多いのではないでしょうか? 鉄道も再開してせっかく復興の目途がたってきたのに、またかという感じですね。
コロナチャンネル#301
先生のご指摘通り、コロナ入院患者の出口戦略、アフターコロナ患者ケアをどうするかが大きな課題です
救命はされたが、身体が管だらけ食べられない、気管切開で寝たきりの方々がいっぱいいると思います。
療養型病院は国策で数が大幅に削減されていて、転院先も中々ないと思われます。
自宅へ帰るしかないと思いますが「状態がヘビーすぎてとても自宅で介護などできない」と訴える人々が大半ではないでしょうか? 「やはり病院に入院しててくれた方が安心だ」と考える人が多いのでは?
アフターコロナの患者が病床を埋め尽くすという状況がしばらく続くのではないでしょうか?

Posted by マッドネス at 2021年02月14日 07:05 | 返信

長尾先生、このコメントを書いているときは多分、先生は帰り道の途中だと思います

土曜日のシネスイッチ銀座の一回目で映画を観させて頂きました
私の最初の予定では2回目の上映で観る予定でしたが、思ったより早く、映画館に着いたのでラッキーでした。

毛利監督さんと長尾先生のお二人のやり取りを聞いていて笑ってしまいました
舞台挨拶は失礼な言い方かもしれませんが、「素朴」というイメージが私の中に残りました

映画を観たことを友達に話したら、「いっそ、先生の写真を携帯の待ち受け画面にでしたら」と言われました
まあ、私の周りには長尾先生の事を知らない人ばかりで、いつも、映画の宣伝を私なりに話をするもんだから、そこまで言うなら、いっそそれもそれも良いんじゃないということでした
でも、先生の若い頃の写真は柄本拓さんより「素敵」と、思ったの私だけかもしれないけど、本当にそう思っています

映画を観ていて医師と患者という関係というより

「人」対「人」

先生の見ているのは「一人の人としての物語」を見つめながら、医師として診療にあたっていく姿かな
素人の私が言うのは変かもしれないけど、在宅医療の強みなのかもしれない
カルテの数字では解らない事の方が多すぎる様な気がします

映画を観ながら、私自身、色々と考えさせられたり、自分自身の経験と重なったりしました
そして、一番強く考えさせられたのが、「先生が私の友達の主治医だったら」ということです
肺の難病で飲んでいる薬が強く、副作用の為、色々と大変な思いをしています
ただ、自分で拒否して酸素を付けていいません
だから、私の電話も私の話を聞いているだけ、返事をするにも息苦しさが伝わって来ます

私 「酸素を付けた方が息苦しさが、少しは緩和されるんじゃない」
友達 「動かなければ良いだけだから、酸素は拒否。薬だけは沢山飲んでいるけどね」

友達は友達なりに考えての事だと思いますが、もう少し、どうにかならないものかと思ったりもします
ただ、最後まで自分らしさだけは大事にしたい、家族でもない私には面倒を掛けたくない
「もう、あなたの面倒はみれないから、家に来ても仕方がないよ」
そんな、言葉を掛けられた事もありました

長尾先生の様な町のお医者が一人でも増えたら、良いなと思っています

それと、長尾先生の机て思いっ切りレトロだし、かなり使い込んであるような・・・
不二子さんはいつ見ても素敵ですね
「痛くない死に方」も楽しみにしています

Posted by ナオミ at 2021年02月14日 09:03 | 返信

ゆいゆい様
コメント返信欄から失礼致します。
私も、このセミナーに参加しておりました。
突然の長尾先生のご登壇にびっくり!!嬉し~!!でした。
長尾先生のエネルギーにいつも驚かされている一人です。
全国から参加者が多いセミナーでしたので、先生のブログ愛読者はきっといらっしゃると思っていました。
やっぱり先生はすごいな~!!!!!
パネリストのお一人は、長尾先生とほぼ同じスタイルでコロナ対策に向き合われていらっしゃり、栃木県にもこういうお医者様がいらっしゃるんだと、個人的にとても勉強になりました。
映画のヒットを祈願して。
また、このブログのいちファンとして不思議なつながりに勝手に感謝です。

ご愛読皆様、返信欄から個人的なコメントにて大変失礼致しました。

轟 瞳からゆいゆいへの返信 at 2021年02月15日 01:41 | 返信

名古屋の映画館に行ってきました…

わたしも、痛くない死に方をされた方をたくさん、みています。
ドキュメンタリー映画として、死の姿をご家族が放映していいとおっしゃってくださったことが本当に素晴らしいです。長尾先生が、在宅看取りの実際を知らない人たちに、どう伝えようかとできた作品なんですね。
わたしは、アホみたいに騒いでるシーンでしたが…笑。めっちゃんこ嬉しかったです。

「薬を出すこと以外にやれることはないのか…笑顔できないのか…」
それは、看護師も同じです。笑顔になれることをやろうよ。そう思います。

たくさん、先生から宿題をいただいたような映画でした。
現場が先生!仕事の中から答えを見つけていきます。

Posted by 宮ちゃん at 2021年02月15日 10:25 | 返信

2/14日曜日の銀座での上演を見に行き、舞台挨拶、その後、サインをいただいたり写真をとっていただいたりしました
ありがとうございました。
ちょうど母が在宅医療に切り替えるのでとても勉強になる映画でした
柄本さん主演の「痛くない在宅医」も楽しみにしています。

映画をみにいったあと、ちょうど今週になってからはじめての訪問診療がありましたが
初回診療でも30分、これからの診療は15分程度とのことでした。かかりつけ医から訪問診療への切り替えをすすめられて
悩みつつもはじめてみたのですが、これからどうなるのでしょう

本当は先生のようにユーモアたっぷりでゆったりと、笑顔になる往診していただけたらいいのになあと思います。

先生、毎日お忙しいかと思います。ご自愛くださいね!!

Posted by Y at 2021年02月18日 04:53 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ