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東京、名古屋、京都が満席ってことは・・・
2021年03月01日(月)
銀座のど真ん中で13回目の舞台挨拶をした。
最初は超緊張したけど、少しは慣れてきた。
2本を続けて観てパンフも買って頂いた方も。
僕は仕事も看取りもやりながら、この2週間、舞台挨拶も
受けてきたので、他の用事がほったらかしになっている。
でも、東京銀座で13回の舞台挨拶って、一生の思い出だ。
名古屋と京都を合わせたら、16回、もやったことになる。
今日の東京は満席だった。
昨日の京都も満席だった。
先週火曜日の名古屋もほぼ満席。
ということは、関西は如何に??
実は東京は、銀座と昭島しかやっていない。
一方、関西は10ケ所の映画館でやるらしい。
当然、分散するし、地元の人が僕の映画を観に来るのか、
かなり不安があるが、映画はもう勝手に走り出している。
ネット評価を見ると、2本とも悪くないどころか、良い。
そっと胸を撫でおろすのが、制作サイドの本音だろう。
今日から3月、だ。
3月は、関西と中国と九州・沖縄を転々とする。
と言っても、日帰りや行ったり来たりだけども。
だから今日、東京、午後の新宿に一旦「さよなら」、を告げてきた。
伴明監督と1時間半のトークショーを終えると飛行機に飛び乗り帰阪。
その後、往診や訪問診療に。
深夜になっても電話が鳴る。
政治やコロナのニュースはほぼ全部観ているけど、
ここに書く気も失せる位、レベルが低く、つらい。
なぜ政治家の嫁や子供は、こんなに悪いことばかりするのだろう。
政治家だけでなく官僚までなぜ、「ウソ」ばかりつきまくるのか。
皆さんも、「またか!」と呆れて、半分以上諦めているのだろう。
僕達が真面目にコロナに対峙しても「病床逼迫率」が歪められていたら?
コロナ禍でホームレスになった人のために尽くす名もない人々と、
悪い事ばかりして、嘘しかつかない人達を、どう受け止めるべきか。
そんな現実がイヤになった時に、伊勢白山道さんのブログを読むと、癒される。
ああ自分は内在神を信じて、生かされていることに感謝するだけでいいのだと。
だから最近は、腹の立つことをあまりブログにも書かくなった。
ただし終末期医療の現状に関する「怒り」だけは収められない。
今、その「怒り」を映画という道具で表現している。
この広い世の中のどれくらいの人が共感してくれるかは分からない。
現時点で、映画を観た人は、全国あわせてもたかだか数千人程度、だろう。
5%法則から言えば500万人が観ないと世の中変わらないが、絶対無理、
5%は無理でも、たとえば尊厳死協会の会員さんが全員、観てくれたなら、
0.1%になり、口コミで広がれば、1%くらい(100万人)になればなあ。
映画関係者に聞いたら、そんなのは鬼滅レベルで、100%無理、とのこと。
だったら、とりあえず、10万人(日本人の01%)が観てくれるまで頑張る。
僕は、あと3ケ月で63歳になる。
うーん、中途半端な年齢である。
これから何ができるのだろう?
と思っていたら、先日、宇崎竜童さん(75歳Iと飲んでショックを受けた。
元気でカッコいい。
優しくて、オトナ。
3月17日に竜童さんのライブがクリニックから30分のビルボードである。
診察が終わったら、駆け付けて、竜童さんの爪の垢を飲ましてもらおう。
3月6日(土) 塚口 → 神戸
3月7日(日) 塚口 → なんば
3月13日(土) 岡山?
3月19、20 那覇?
3月21日(日) 福岡?
すべてはコロナちゃん次第であるが、3月も動けるだけ動く。
実りの3月を過ごせたら、静かに桜の下で酒を飲みたいなあ。
みなさんは、どんな気持ちで3月を迎えられましたか?
3月1日(月) 16時台、サンテレビの「情報スタジアム 4時!キャッチ」
17時台、朝日放送「キャスト」
に出るけど、これでコロナ収めにしたい。
9月の在宅医療の全国大会は、会議の結果、「中止」、となった。
2年間以上かけて準備してきたけど、まさに断腸の想いでの決断。
涙、涙、の結末。
人生いろいろ。
コロナもいろいろ。
医者もいろいろ。
僕は僕の道を行く。
お天とさまがちゃんと見ている。
生かせて頂き、有難う御座います。
PS)
コロナチャンネル #316
ダラダラ緊急事態宣言に町医者は殺される... →こちら
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この記事へのコメント
「痛くない死に方」というタイトル、本当に良いです。
内容は知らず言葉だけをキャッチして、色んな人が映画のサイトに辿り着き、
そこから「けったいな町医者」こと長尾先生に辿り着く人もいるのでは。
2本の映画や先生の多岐にわたるご発信が、「いのちの映画」となって
今日一日明日一日この世で生きる力になることもあろうかと思うのです。
あちこちの映画館が中心になって、日本人の死生観に波紋が拡がっていくことを期待。それと
医療の受け方、終末期の迎え方を自分自身でちゃんと考えられる大人がもっともっと増えること。
「難しいことはわからないから人にお任せ、上手く行かねば誰かのせい」と甘えてはいけないと、
親達の終末期を顧みつつ、残った家族と我が身の行く先を考えています。
長尾先生、舞台挨拶の旅で沢山の良い出会いをされますように。
舞台上の先生を直接拝むことはかないませんが、必ず観に行きます。
その日のランチは多分、時間を外し立ち食いソバ。空いてて安心、お出汁も美味なので。
Posted by taco at 2021年03月01日 12:08 | 返信
先生、ありがとう。ずっと応援してます。
Posted by 匿名 at 2021年03月01日 12:32 | 返信
宇崎竜童さんとお飲みになったと、大、大ファンなんです。いい男ナンバーワン。
Posted by abc at 2021年03月01日 06:03 | 返信
正直者がバカをみる世の中であっちゃ〜ダメだよね…
ほんとに、何かがヘンだわ
Posted by 宮ちゃん at 2021年03月01日 08:39 | 返信
コロナチャンネル毎日楽しみにしています。今日、神戸国際松竹でキュメントを見てきました。
現代医療への大胆な発言に、ほんとにその通りだと胸のすく思いです。この映画が今後の医療や看取りの流れを変えていく大きな力になるような予感がして、、、監督スタッフさんたちの心意気に拍手喝采です。
長尾先生のハードな働きに応援とともに、還暦過ぎたのですから、あまり無理しないでくださいねと思いました。本,講演、取材、会議、診察、往診、などなど、、、、好きな牛丼さえ食べられない毎日!これで元気に働けるとは、まさに観音様ですよ。
国際松竹のある屋上ガーデンには、スペインからやってきた500年以上のオリーブの老木が鎮座ましています。私にとってのご神木です。また痛くない死に方も来週には見に行きますので、オリーブのご神木に長尾先生とクリニックスタッフをどうぞお守りくださいと、お祈りしてきますね。天職に出会い、追及できる先生の幸せを心から祈りつつ。
Posted by `さき at 2021年03月01日 11:01 | 返信
正直者がバカをみる世の中であっちゃ〜ダメだよね…
ほんとに、何かがヘンだわ
Posted by 宮ちゃん at 2021年03月02日 07:36 | 返信
毎日読む伊勢白山道ブログで先生のことを知り、コロナチャンネルも楽しみに拝見しています。
伊勢白山道さんが読者の質問に対して返答されたコメントを抜粋して見ることができるサイトがあるのですが、そこで長尾先生のご著書を2冊勧められていましたよ! 抗がん剤10のやめ時、平穏死のものです。
これからも先生のご活躍を祈っております。
Posted by 匿名 at 2021年03月02日 07:51 | 返信
先週末、京都シネマで「けったいな町医者」と、先生の舞台挨拶を拝見しました。
先生の、ハードながらどの患者さんにもちゃんと向き合う姿、日々のブログからイメージしていたそのままでした。
舞台挨拶でお話する姿も、ドキュメンタリーそのまま…
本当に、飾らない、そのままのお人柄なのだなと驚きました。
映画の中、まさにご臨終の場面。動物と比べるなよと怒られそうですが、飼い猫を病気で、自宅で看取ったときの「あの感じ」をもう一度感じました。ずっとすごした家の中で、静かにじわじわ訪れるその瞬間。とても悲しい、けれど、それは日々の中、営みの中での一つの現象なのだと…。
少し前に「家庭の医学」(レベッカ・ブラウン 著)を読んだのですが、淡々とした時の流れ、看取る悲しみ…それも思い出しました。
もう1本(こちらが本編とのこと、ですが「けったいな町医者」も大切にしたい映画でした)も公開されましたらきっと観に行きます。
京都までおいでくださり、ありがとうございました。
日々の往診、お看取り、講演等々お忙しいと思いますが、どうぞ、お体にご自愛ください。
Posted by かぎしっぽ at 2021年03月02日 02:22 | 返信
長尾先生、いつも、ブログにコロナチャンネルありがとうございます。2日、三宮で、「けったいな町医者」観てきました!雨の中、杖をついたご年配の方など、私を含め年齢層は高いですが、多くの方がお越しでした。案内のポスターパネルを撮影されてる方もいらっしゃいました。私も撮りました。笑。職場や友人にも紹介します。多くの方に観ていただきたいと思います。映画を観て、泣きました。6日の舞台挨拶される回にはいけないかも、しれませんが「痛くない死に方」も、見に行きます。読本は、今日、買いました!先生お体にお気をつけて!映画を観ることが出来てよかったです。ありがとうございました!
Posted by こねこ at 2021年03月03日 12:41 | 返信
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