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ウイルスは人口密度に比例して勝手にウエーブする
2021年03月08日(月)
緊急事態宣言が天下の宝刀、のように使われている。
確かにそう見えるだろうが、因果関係はどの程度か。
ウイルスは人口密度に比例して勝手にウエーブする。
都道府県別に感染者数も重傷者数も死亡者数を眺めると
まあ見事に、人口密度に比例している事実に驚かされる。
要は、感染の増減は、人口密度に比例するのだ。
だから、緊急事態宣言の効果の検証が急がれる。
あと忘れてはいけないのは、「ウイルスはウエーブする」という事実。
インフルもノロも、ウイルス感染は美しい波を描いて増えて収束する。
それには、気候(気温と湿度)要因とウイル同志の「会話」が基礎。
現に今季のインフルは談合でほぼゼロでいることを余儀なくされた。
最後に「人間側の感染予防行動」という因子が加わる、ことは当たり前。
マスクや換気などであるが、「そこに人間が集まる」限り、限界がある。
つまり、感染動向は
【ウイルス同志の談合】と【人口密度】と【人間の感染防止行動様式】
という主に3つの因子の連立方程式で決まってくる、のだ。
しかし、政府は「飲食の制限」に天下の宝刀のように拘っている。
海外からの持ち込みは自由、つまり防疫は全くせずに、飲食だけ。
もうちょっとマトモな人も諮問委員会に入れたほうがいいのでは?
・コロナを診ている町医者
・疫学者
・免疫学者
・介護施設関係者
・精神医療関係者
・警察関係者
・救急医療関係者
・社会学者・・・
現在、ウイルス学と感染症学と経済学の専門家と政治家だけ。
そもそも、このような偏った人選が、「敗戦」の本質である。
1年前から主張しているけども、こんなブログでは無理ですね。
今、この国はなんとなくという「空気」で動いてきた国である。
「ウイルスは人口密度に比例して勝手にウエーブする」
・
すべての戦略はこれが前提となる。
感染者数は、【結果】にすぎない。
緊急事態制限だけで減ったのではない。
その「寄与度」の分析を急ぐべきである。
それをせずに「時短営業」をまるで宗教のように
崇拝し続けている専門家会議って、なんなのか?
モニタリング検査を下水でやるべし、と1年前から言ってきたのに。
まあ今からでもやればいいのだが、なんで今までやらなかったの?
・
街角でもどんどんモニタリング検査をすればいい。
病院や施設や町医者でやってもいい。やるべきだ。
・
無駄な政策が多すぎる。
対費用効果が悪すぎる。
本日3月8日(月)14時30分頃から25分間、 参議院予算委員会で梅村聡議員が
コロナ関連質問を行う。 NHKテレビで中継があるので、是非、ご覧ください。
PS)
コロナチャンネル #323
withコロナ?ゼロコロナ?各国の現状とは? →こちら
本日も尼崎塚口のサンサン劇場は満員御礼で異様な混雑になった。
その後、大阪のナンバパークスも満員御礼。ネットニュースにも。→こちら
今日も「映画のDVDを送って」という連絡を何人かから頂きましたが、
配給会社に問い合わせたら、「当分の間、その予定はない」そうです。
医学生や看護学生に見せたいという教員さんは、この春に映画館で観る
ように指導するか、何年か待って頂くかどちらかしかありません。
あまりにもDVDの問い合わせが多いので、改めてお知らせしました。
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この記事へのコメント
やっと国際松竹映画館で「痛くない死に方」を見てきました。「痛い在宅医」の本は、何冊も購入して友達にあげたのに、手元には一冊もないので、癌患者さんの薬や往診処置も詳しい話が理解できませんでした。従姉に送ってやったら「やっぱり在宅医療は限界があるのね」と言って巨大施設に入居したのでがっかりしました。
先輩の長野医師の言葉は何回も聞きたいです。脚本を贈って貰えると思っていたのに、売店で「脚本は売ってないのですか」と聞くと「とっくに売り切れです」と言われました。柄本祐さんは真面目ですね。安先生のドラマは前編だけ見たことがあります。渡辺エリ子さんの検事さんと共演しているドラマを見て、上手いなあと思いました。ブティックにおいてもらったチラシは柄本祐さんの人気もあってすぐ無くなるそうです。
けったいな町医者も今度は有料で見てきました。とにかく長尾先生はお母さんも自動車事故で亡くなっていらっしゃるし、長尾先生ご自身も後ろから追突されて一回転したくらいだから事故防止でレンタルのベンツにのってるだけでしょう。尊厳死の決意表明を書かれた方は達筆だなあと感心します。でもどなたであってもご遺体をジロジロ映写するのはご家族の許可があっても嫌だなと思います。検体されたご遺体にいたずらするのは犯罪だと思います。私は兵庫医科大に検体しようと思ったら、又しても親戚の許可が必要と書いてあってうんざりしました。長尾先生の在宅看取りは夜中に電話がなって大変とは聞いていましたが、まさにlong‐goodbye長いお別れなんだなあと痛感しました。私の父の時は、院内感染MRCAでしたのでつい父の実家のお墓にお参りに行きました。父には墓参りをしたことは言わないつもりだったのに、つい喋ってしまって、それがショックだったのかその晩死にました。なんでも父に頼っていたのとお墓詣りをしたから大丈夫だと言いたかったのですけど。後悔しています。患者さんはPOCDが多いですね。肺呼吸は止まっているけど、心臓は動いているなんて、残念です。ほんとに恐ろしい映画だけど、何度も見たいです。
小説も映画も自己表現だと思います。自分の生い立ち青春時代の思い出や、失業したり親が死んだときの喪失感を描くとき「ああ自分にもそんな時があったなあ」という共感があればよい作品になると思う。
毛利監督も是非ご自分を描いてください。
Posted by にゃんにゃん at 2021年03月08日 07:24 | 返信
なんばパークスで憧れの先生を拝見しました ハンサムでした・・
益々ファンになりました。
今ね「神様のカルテ」を観ています・・訪問治療・介護。
Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年03月08日 09:49 | 返信
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