コロナちゃんに感謝、している。

なんて書けば怒られるだろうか。

でも、僕はコロナが無かったら多分死んでいた。

たくさんの講演や会議に忙殺されていた1年間前。

でも、講演は、ほぼ１００％キャンセルになり、

多くの会議はZOOMに置き換わって、生き延びた。

今週だけでも、２0個くらいのZOOM会議があった。

往診の道中や駅の構内や町の片隅で会議に参加した。

２つのZOOM会議に,、同時に参加することもある。

頭のなかが分裂しそうだけど充分に可能、である。

取材もほぼ１００％ZOOMになったので、すべて

帰宅途中の車のなかでハンズフリーでやってきた。

講演だって、1日に10本でも可能、になった。

講演、会議、取材、ほぼすべてがZOOMだ。

「移動」という手間がなくなったので効率が

１００倍以上に向上し、命が大いに助かった。

そんな中、映画の舞台挨拶だけが「リアル」である。

この1ケ月で、おそらく40回くらいやった、ようだ。

ZOOMで儲かった時間とエネルギーを舞台挨拶に転換できた。

もちろん本業の外来診療や在宅医療にも2倍以上に、増えた。

毎日、信じられないくらいの「再会」や「偶然」が続いている。

この「偶然」は、リアルでないと生じないことで、貴重である。

4～50年ぶりの再会が続くと、タイムマシンに乗ったような気がする。

「初恋の人」や「幼馴染」に続々と会えば、頭の中がシャッフルする。

すべては、コロナちゃんのお陰、だと密かに感謝している。

でも、ブラジルと南アフリカの変異株を僕も警戒している。

この1年とこれからの1年は、まったく異質な年になるはず。

気になる人は「コロナチャンネル」をご覧ください。

誰でもすぐに観られるし、1回7分程度、とお気軽だ。

2本の映画のロードショーもはや後半戦に移行してきた。

来週は九州地区を「リアル」で回らせて頂く。

九州でも素敵な出会いがあればいいなあ。

【3月21日（日）福岡KBCシネマ】　→　こちら

けったいな町医者 11:00〜13:00

長尾の舞台挨拶＆サイン会 13:00〜14:00　（ 約1時間の予定）

痛くない死に方 14:10〜16:05

なんと1時間も舞台挨拶をさせてもらえるなんて流石、博多。

でも１５：３０の飛行機で帰阪して、尼崎の往診に戻ります。

【映画『痛くない死に方』公開記念　長尾和宏トークイベント＆サイン会 】

<家で死ぬということ、病院で死ぬということ>

３月19日（金）18時30分～ ジュンク堂書店那覇店　B１　イベント会場

【那覇市と沖縄市での映画の舞台挨拶】

3月20日（土）　那覇市　桜阪劇場　　　　　　→こちら

3月20日（土）　沖縄市　シアタードーナツ　　→こちら

両者の移動手段を悩んでいた所に見知らぬ人から運転ボランテイアの申し出が。

面識が無い人だけど電話でお話ししたら、とてもいい人だったので、ラッキー！

沖縄ジュンク講演は1年ぶり。

というわけで、リアルとZOOMの両刀使いが今後の人生を決める。

ZOOM君には感謝しかない。必要は発明の母。

僕にとってのコロナ革命とは、そこにある。

それで命を長らえることができた、わけだ。

ありがとう、コ〇ナちゃん。

大きな声で言えないのが辛い。

PS)

コロナチャンネル　#330

言ってはいけない!? 「エクモ」のやめどき　　→こちら

今日は日曜日だったので、4回の舞台挨拶と

3時間の人生会議とがん相談など沢山働いた。