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島国根性が収束を遅らせている

2021年04月01日(木)

コロナ感染は悪ではない。

しかし世間では「悪」だ。

差別という島国根性が悪。

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欧米の病院ではコロナ患者の退院時、拍手で祝福する。

しかし、日本の病院では人目を避けるように退院する。


この差ってなんだろう?

何に起因しているのか?


ずっと考えているけど、結論は出ない。

現時点での自分の思索を書いておこう。



日本は、「長いものに巻かれろ」という文化だ。

外様は村八分にあい、少数派は迫害弾圧される。


感染=悪、という深層心理の根底は「島国根性」ではないのか。

大きな組織のトップが間違った言動をしても誰も何も言わない。


「裸の王様」という童話があったけども、

全員分かっていれも誰も言えない、言わない。


海外に目を向ければ、どの国もトライ&エラーであるが、

柔軟に対応し素晴らしい成果を出しているので見習っては。


もっと国民が納得する政策をやらないと。

現在のままでは、従わない人が増えるだけ。


今、様々な施策はゴチャゴチャで、もつれた糸のようだ。

もはや永田町も専門家会議ももつれを解消する事は困難。


新しい風、が必要なのだ。

既存の方では、解決不能。


いや、悪化、するだろう。

でも誰もそれを言わない。


日本は感染者数も死亡者数も欧米の50~100分の1であるのに

欧米と同様に恐れおののいているだけで発想の転換が全くできない。


世界一ベッド数が多いのに容易に医療逼迫する現状を

誰も解決できない、いや、解決しようとしない不思議。


町医者が即診断・即治療できるのに、それが不都合な現実なのかな。

「そんなはずはない」ではなく、1年間普通にやってきただけなのに。


日本におけるコロナにはハンセン氏病のような「差別」を感じる。

「コロナが出た」

「けしからん」

「出してスミマセン」

「出ないように気をつけます」。


おかしくない?

なんで謝るの?


感染は、誰にでも起きる。

悪くない。仕方ないだけ。


その様に発想の転換ができるのはいつなんだろう?

たぶん、1年以上先か、もっと先、になるのだろう。


なぜなら、この1年間、結局、何も変わっていないから。

検査、治療、隔離、施設での対応策など進化していない。


残念無念。

情けない。


だから言ったじゃない、1年前に。

なんで、信じていなかったの?




PS)

コロナチャンネルは削除されたので、暫くお休みしかありません。

再度違反したら「永久追放」になるので、一から出直すしかない。



【舞台挨拶の予定】


4月3日(土)午後

 ・神戸国際松竹  11:15~13:15の「けったい」上映回

         の終了後に、舞台挨拶とサイン会で13:55まで。

         14:15~16:25の「痛くない」の冒頭

 ・MOVIX尼崎   15:00から舞台挨拶 「痛くない」


4月10日(土)午後   福井  →こちら



満席になるかもしれないので予約をお勧めする。



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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

ここ最近Youtubeのコロナやワクチン関連の削除が横行しているようですね。
松田学さんのチャンネルでは「本当はこわくない新型コロナウイルス」の著者の井上正康先生との会談の動画2本強制削除で一定期間投稿禁止となったそうです!もはや一体何なのでしょうか!

一部引用します。

昨日の朝、たまたま見ていたテレビのモーニングショーで、よく出てくる専門家?がこんなことを言っていました。
それは、日本が欧米に比べて新型コロナの感染者(死者)が大幅に少ない原因はまだわかっていない、マスクがワクチンの働きをしているのかもしれない…という発言でした。
わが耳を疑いました。
すでに原因が科学的に解明済みであることは松田政策研究所チャンネルをご覧になっている方々にとっては自明のことですし、欧米でもマスクはしています。
こんなに非科学的な言辞がテレビメディアに堂々と流れているのに、科学に基づいた正しい知識を提供している松田政策研究所のコロナ番組がなぜ、YouTubeから強制削除を受けるのか。
やはり何かおかしいです。

Posted by KEN at 2021年04月01日 01:05 | 返信

毎日ご多忙と存じます。
ここ数日、先生のコロナチャンネルが拝見できず心配しておりましたが、先生がお元気だと解り安心しております。自粛期間が開けましたら、またぜひ動画アップをお願いします!
先生の映画は二本とも観せて頂きました。『痛くない死に方』は数年前に本を購入し読ませて頂いたので映画もすーっと入ってきました。先生役の奥田瑛二さんもとても渋カッコ良かったです。『けったいな町医者』は私も在宅ケアマネなので、一緒に利用者様宅を訪問しているような…すごく胸が熱くなりした。
先生のお考えや価値観は全て、私も日々仕事をする中で同様に感じることでとても勉強させて頂いてます。
この国に感じる疑問も、もちろん同様です。
先生と同じようなお考えのお医者様や学者の方々も風当たりが半端ないようですね(*_*)
大阪では毎日コロナ感染者数が増え、私の周りもまた『コロナにかかってら罰金や!』と言う人まで出てくる次第で、心の中で苦笑する日々です。
先生のお教え通り、バランスの良い食事・ウォーキングを心がけて頑張ります。
これからも先生のご活躍をずっと応援しておりますm(_ _)m

Posted by ちゃちゃ at 2021年04月01日 12:28 | 返信

国はチェックしてないですよ。
Youtubeが消して回ってるようで、結構米国でも問題になってます。
トランプ支持者の動画も消されたりしてます。
民間企業だから、勝手にやってもよいという理屈ですね。
米国ではそのようなことを禁止する法案も検討されています。
まあ、米国の一民間企業にすぎないYoutubeに頼りっきりもいかんということでしょうね。
公営で自由な言論を保証する動画サイトも必要かも知れません。

Posted by 匿名 at 2021年04月01日 01:46 | 返信

長尾先生
お疲れ様です。
「コロナ自粛の大罪」を購入して読みました。
どの方のお話にも納得、頷くことばかりです。
小児科の本間先生のお話では胸が痛くなります。
マスクをし、しゃべるなと言われる子どもたちの将来、友達との付き合い方の変化など
気になってたまりません。
女性、若者の自殺が増えているという大きな副作用を政府は、見向きもしません。

本当に、第二次世界大戦も、このような空気だけで日本は戦争に突入していったのかと
空気が、日本の国の意思であるかのように操作しているマスコミは自覚はないのでしょうか。
情けなくなり、怖くなり、頑張らねばと思いつつ、日常を維持することで精いっぱいです。

長尾先生、お疲れの出ませんように。
舞台挨拶楽しまれてください。

Posted by sue at 2021年04月01日 03:18 | 返信

先生、お元気でしょうか?辛くてもYouTubeできなくても・・先生は動かなくてはいけないのですね・・

今日はエイプリルフールでした、、嘘をついてだますことも忘れていました。
聖火リレーも大阪市内は無くなり・・私エントリーました小論文も書きましたよ、もし参加できてたら悔し涙を流してましたね、でもユニフォームがダサすぎです。

先生、後何年かしたら日本の政治は変わるのでしょうか?マスクも暑くなってきて勘弁してて感じです。

先生の歌声が聞きたくなりました。大阪1000人に行くんやろか怖いですね。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年04月01日 07:05 | 返信

コロナの過剰自粛、緊急事態宣言を批判し、現政府を痛烈ストレートに批判している某有名大学教授のYoutube動画は削除されていませんね。Youtube側が問題視して削除する基準っていったい何なのか?有名大学教授ならOKなのか?
Youtubeもですが、GAFAに代表されるグローバルIT系企業が世界を支配している現実。それらに調教された学者たちが
政府のご意見番となっているので、事実上、日本はグローバルIT企業の支配下にあります。差別というと、欧米ではアジア系の人が通り魔的に暴行される被害が続出しています。コロナ禍ストレスが差別偏見をさらに助長しています。
それを限りなく減らすには感染者数を減らすのが早道で、日本の微々たる感染者数であれば、町医者にインフルエンザと同じ対応の医療(早期診断・早期治療)を実践してもらうだけで、簡単に収束できるはずだと、誰でもわかるはずです。
ワクチンなど不要だと誰もが感じるはずだが、それをビッグファーマとその支配下にある日本政府は許せないのでしょうね。
巨大資本主義(グローバル企業)の利益誘導によって我が国の医療も経済も社会も粉々に破壊されてしまいそうです。

Posted by マッドネス at 2021年04月01日 10:36 | 返信

諸悪の根源は「島国根性」なのか。
もともとヤポネシアに散在していた先住民を押しやり、半島や大陸から逃散し列島各地に定着した我らが先祖。
半島や大陸の技術や文化が各地で花咲き、四季に富んだ各地の「郷土」を育んだ。
お国訛り・語尾表現は、半島に散在していた小集落の古代語を色濃く反映しているとも聞いたことがある。
「島国根性」とは、良くも悪くもこうした「郷土共同体意識」の集積ではないかと、老年になって感じている。

「いっせい休校」には黙々と従い、「東京五輪中止」は口にしない、読者のみなさんの「慎み深さ」。
この「慎み深さ」は、何処から来るのか。
報道特集ならぬ真相報道バンキシャで、宮本亜門が吼えた。
「ごめんなさい。炎上覚悟であえて言います。ぼくは日本から中止の意思を表明するべきだと思います。
 オリンピックは日本だけのものでなく世界のものであり、先進国だけのものでなく後進国のものでもあります。
 もう今の感染状況の世界を冷静に見てて、これだけになっているなかで、みなさん切り裂かれちゃうんですよ。
 今だれがNOを言うか、やはり日本が勇気をもってNO!と言うことを、ぼくは期待したい!」(3.28)

NHKスペシャル「あなたはどう考える 東京オリ・パラ」で有森裕子。
「アスリートファーストじゃない、社会ファーストじゃないですか。社会がちゃんとしてないとスポーツできない。
 社会があって、その下に人間がより健康に健全に生きていくための手段としてスポーツがあり文化がある。
 社会に対する愛と言葉が足りなさすぎる。」(3.21)

アメリカNBCに寄稿したジュールズ・ボイコフ。
「聖火リレーは五輪の虚飾のため、公衆衛生を犠牲にする危険を冒している。
 福島での儀式は偽善や害悪、ばかばかしさを際立たせ、五輪に向けて突き進む日本の問題の縮図。
 ナチスの宣伝に由来するような伝統は廃止されるべきだ。」(3.27)
イギリスのタイムス。
「中止する時が来た。日本だけでなく世界にとってリスクだ。」(3.4)

ミャンマーの国民や山岳民族の人々が虐殺され、香港市民が封殺される日々。日本国内でも、ウイグルやミャンマーのひとびとが声を上げるなか、「聖火リレー」に酔いしれる「島国の民」の末裔。なんともやるせない。

Posted by 鍵山いさお at 2021年04月02日 09:50 | 返信

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