そもそも、コロナは風邪のウイルスがあり、

4種類があったが、新型は5番目のコロナだ。

その一部が変異した英国型の変異株は

感染力が強いぶん、重症化率も高そう。

大阪では、変異株が9割以上で

東京では、5割まで増えている。

この変異株は、素性が分からないので、僕は警戒している。

変異株というよりも、6番目の新・新型と考えたほうがいい。

昨年来の新型は「ダイアモンドプリンセス検証」があったので怖くなかった。

しかし、変異株の「素性」はまだよく分っていないので、僕も警戒している。

「未知」を怖がるのは当たり前。

今日、日曜日も朝から発熱外来、認知症の陽性者の紹介対応（初診）、

自宅待機者対応、末期がん対応、などで、12時間、走り回っていた。

毎日、２人～10人の陽性者が出るけど、ほとんど入院できない。

ホテル療養もでき、ほぼ全員が自宅療養を余儀なくされている。

正直、無茶苦茶忙しい。　というか本当に無茶苦茶で気が狂いそう。

「自宅待機者で一人も死者を出さないぞ」、という強い想いがある。

しかし発熱外来のすぐ横は、沢山の買い物客で凄く混みあっている。

「街は閑散」なら分かるけども、「街は混雑」が東京・大阪の実態。

すごいねえ、この差異。

阪神大震災の最中に祭りをやっているような感じ。

天国と地獄が同じ絵の中に堂々とある。

生まれて一度も見たことがない奇異な光景は「幻」なのか。

幻であるなら、何のために日曜日まで一生懸命に働くのか。

甲子園球場では、鳴り物を鳴らして阪神・ヤクルト戦をやっている。

プロゴルフやスポーツも結構、普通にやっている不思議感は何なん。

街頭インタビューでも「恐怖と快楽」が同居している。

怖いVS怖くない、が見事に同居している不思議な光景。

「新・新型コロちゃん」は、若い元気そうな人も襲う。

テレビ電話で日々悪化している顔を見ていると「怖い」。

だからみなさん。

怖がって下さい！

はしゃぐのは待ったほうがいい。

こんな僕がそう言うのだからね。

僕の興味は、新・新型コロナ（変異株のこと）にワクチンがどう効くのかだ。

スタッフを対象にした研究プロトコールを立てたけど最大のネックは同意だ。

明日、100人のスタッフたちに研究協力を依頼する（ZOOMで）けど

どれくらいの賛同が得られるのか不安で、コワイ夢を見てしまった。

明日も明日も「報道特集」のスタッフに、密着される。

今週末、「けったいなコロナ医者」が放映されるのか。

PS)

昨日の第七芸術劇場は満席だった。

1時間強のトークはアッと言う間。

このコロナ禍の最中、来て頂いた

映画ファンの皆様に、感謝します。

映画館は安全です。