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死亡者数から見たコロナのインパクト

2021年04月26日(月)

この1年間に、コロナ在宅を数十人、やってきた。

一方、その間に約160人の在宅看取りがあった。

でも、コロナでは一人もまだ看取っていません。

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なんだか、コロナコロナしすぎていないか。


コロナのためがん手術を延期された患者さんが

怒っている姿を昨日テレビで観て、同情した。


昨年の第一波以来、日本人は140万人以上亡くなってきた。

そのうちコロナで亡くなった人は、9800人(0.7%)。


僕のクリニックでは、160人以上をお看取りしてきた。

そのうちコロナで亡くなった方は、ゼロ、である。


「一度も撃ってません」という映画があったが、

「一人も看取っていません」のが、コロナ、だ。


確率論から言えば、僕が140人看取ったら1人の割合でコロナ死と

なるはずなので、そろそろコロナの看取りがあるかもしれないが。



今夜も一人の看取りがあった。

たった3日の在宅だったが、ご家族と長いいい話をした。


その帰り道、この1年間にお看取りした人の顔を思い出した。

しかし多すぎて、とても思い出すことができない。


その中に、コロナの人はゼロである。

じゃあ、今のこの騒ぎってなんなん?


夜風にあたりながら、しばし考えた。


そこまでして闘うべき相手なのか?


人の死を数字で計ってはいけないことは知っている。

しかし死者をカウントすることは悪くはないだろう。


死者数から言えば、がん死は、コロナ死の約40倍である。

老衰死や誤嚥性肺炎死も合算すると同じような数字だろう。


コロナは死ぬから怖い病気。

みんなそう言う。


でも、もし死が怖いのなら、がんはその40倍怖いはず。

しかし、がん検診やがん治療を後回しにして、40分の1の病気を優先する。


がんで死ぬのは嫌だけど、コロナでだけは死にたくないよ、という100歳。

気持ちは分からないではないけど、なんかおかしい、なんか数が合わない。


なんだろう。


なんでコロナだけ、ここまで特別扱いするのか、分からない。

死亡原因からすれば、死因の10位にも入らないのではないか。


「指定感染症から外したら上手くいくのか?」


今夜、在宅医のZOOM会議でそう聞いてみたら、有識者は「変わらない」と。

「国民や役所に染みついた恐怖は取れない。洗脳を解くことはできない」と。



今こそ、ファクトフルネス、ではないのか?
なんで有識者はテレビでそう言わないのか?


分からない。


誰か教えて欲しい。


「コロナが怖いから、死んでもいいからワクチンを打ちたい」

気持ちは分からないでもないが、論理がかなりおかしいデス。


というわけで、今

ロックダウンか

指定感染症外しか、で僕は非常に迷っている。


正反対の考え方なんだけども、どこか近いところがあるような気もする。

冷静に考えれば、指定感染症外しだろうけど、恐怖を考慮したらロックダウンか。



今、国民の民度が問われている気がする。

洗脳を解くのは難しいけど、一度真剣に議論すべきではないのか。



PS)

コロナチャンネル#351


若者でも重症化! 第4波は今までと全然違う →こちら



洗脳されつつある自分の姿。

5年後に笑いながら観たい。



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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

イギリスの首都で先週土曜日、政府のコロナ規制、特にワクチン接種証明書導入(接種した人にだけ自由行動を認める)に反対する大規模デモが行われました。最初は単なる大行進でしたが、ハイドパーク近くで警官隊と激しく衝突し合いました。
https://www.youtube.com/watch?v=QvSrfI72Uac
平和な行進のみ
https://www.youtube.com/watch?v=6a0PKXPk7gE

世界中の人が、政府がコロナを言い訳にしておかしなことをしていると気付いています。長尾先生の真っ当な議論に私も賛同いたしますが、政府の方針転換につなげることが大事であり、もっと多くの国民が、科学に基づかない政策に反対の声を上げることが必要だと考えています。黙っていては政策担当者に伝わりませんが、日本には従順な人が多くて・・・。

Posted by 憂国人 at 2021年04月26日 03:18 | 返信

先生。おはようございます爽やかな朝です。
今回の緊急事態宣言で長尾先生や看護師さん達のお仕事が少しでも楽になれます様にお祈りします。
コロナが怖いから、死んでもいいからワクチン打ちたい・・少し笑っちゃいました。
わが国は民度が高いと何処の国に行ってもプライドを持っていました、が、今の政治やもっと上の方などを感じて勘違いやったと知ることになりました。これは政権が変わっても同じなのかしらん。

昨日も公園は人だらけ・・迷子のお知らせまで流れていました、GWも雨が降らない限りこんなんやろなと思いました。
今までは先生も「そんなに怖がらなくてもいいんですよ」と言っててくれたのが今回は「今回は怖いです気をつけて下さいね」と言われて凄く怖くなりました。
先生も気をつけて下さいね、近い将来笑ってコロナの話が出来ます様に・・・5年後ですか・・。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年04月26日 09:24 | 返信

長尾先生
お疲れ様です。
毎日ありがとうございます。
今日の先生のつぶやき、とても身に沁みます。
緊急事態宣言に始まる、すべての責任は国民の行動だけにあり
医療制度を整えてこなかったこと、ワクチンを作る力を国内の製薬会社から海外に売り飛ばしていること、
非正規雇用を許可したこと、20年以上にわたるデフレで国民の生活を貧しくしたこと、
結果として子どもの貧困という名前の貧しさ、虐待、DVが増えていること
全て政策の失敗ですよね。

コロナ災害のしわ寄せはすべてこの経済的弱者にならざるを得なかった人に押し付けられています。
それを考えると、コロナ恐怖を利用した政治ってなんだろうと。

売り上げが伸びるからとマスコミがコロナ騒ぎに便乗しているわけで。
いつの時代も地味な意見、事実をコツコツと重ねる報道は広まりにくいのかもしれませんが。
それでも、事実をコツコツ流していくこと、それを理解する力を育てることが必要ですよね。
指定感染症外し!を、長尾先生が主張していただいていることが、私の支えです。

マスコミによってつくられた張りぼての「恐怖」が泡立ったのかと気付かれ、泡のように消える日が来るために
長尾先生の現場の報道は、かけがえのないものだと毎日拝むような気持で拝読しています。
体調を崩されませんように。

Posted by sue at 2021年04月26日 09:48 | 返信

「国民の民度」と言われればそうかな、と思います。
個人的には「民度」というより「国民性」と言った方がしっくり落ち着く気がします。
「薬害」とか「ワクチンの副作用(有害事象)」で大騒ぎするから、厚労省もワクチン認可に慎重にならざるを得ない。
国民の大多数が「そりゃ何万人も打ったら副作用出る人もいるよ」と考えるなら、ワクチン認可だってもっとスピーディにできるし、イスラエルみたいに優先的に確保することだってできたでしょう。
感染者が多すぎて医療崩壊していても、「コロナで死ぬなんて許せない」とみんなが思っている以上、先生がおっしゃるように5類指定にはならない。
多くの国民が死を生の隣にあるものと認められれば、医療従事者がこんなに追い詰められて疲弊することもないんじゃないかと思う。
とはいえ、自分自身それほどの覚悟がないので、まずは丹田の訓練かな。

Posted by 通りすがりの介護者 at 2021年04月26日 04:52 | 返信

コロナチャンネル#351 拝見しました
PCR検査、抗原検査すり抜けで重傷肺炎化はかなり怖いのですが
保健所も病院も受付不可はもっと怖いですね
全国の各保健所や医師に共有されている情報なのでしょうか?
ウィルスの進化・変異はすごいですね
ただの風邪ではなさそうという認識は、確かそう

Posted by 匿名 at 2021年04月26日 04:59 | 返信

長尾先生のお話しは概ね腑に落ちること多く、年寄りのひとりとして生活にとりこんでいます。
パルスオキシメータなるものも、年を超えてやっと手に入れました。5本の指でも濃度が違うのですね。
脳梗塞でICU病室にいたときは、95を割っていたようで常時指に装着させられ鼻から酸素吸入させられていました。

先生のお話しにたまには「違和感」を感じることもないではありません。
①コロナ死者数とたとえばがん死者数とをくらべてコロナを過大視するべきでない。
②がんで死ぬのは嫌だけどコロナで死ぬのは嫌だいう人が多い。
①について。震災死者数とがん死者数とをくらべて震災死を過大視すべきでないというがごとき。
②について。ぼくのまわりではこの1年いちども耳にしたことがありません。

ところで。
入院拒否や逃亡に罰則を科すが自宅待機者を不作為で致死させるという行政犯罪は不問に付すという法治国家。
聖火リレーやオリ・パラ強行を前提としたコロナ対策。日本の内外のオリンピック・マフィアの姑息な暗躍。
これらの長尾先生の鋭い告発について、なぜか読者のだれひとり同調しない不可思議もあります。

去年はアホのいっせい休校。今年は小1のオンライン授業。
去年は年寄りのエクモ外して若者へ。今年はコロナのため一般救急へらせ。というトリアージの要請。
首長たちの要請という名の無法・違法がまかりとおる。

「17日の短期決戦」。第5波、第6波も押し寄せるというのに。
3年前の4月を想い出す。「17日の短期決戦」で歩行回復。
片足立ちから階段昇降、そして平地歩行で病院1周。退院許可となった。

Posted by 鍵山いさお at 2021年04月26日 11:22 | 返信

ほんとに、おかしい。
でも、おかしいと思わないことがおかしい。
だんだん、一番、自分がおかしいんじゃないのっておかしく思っている。
価値観の違いかしら〜?と思いながらも
価値観の違いだからと片付けられる問題じゃないですよね。
コロナになっちゃったら、、、、その時、一番、自分が後悔するよね。

なんとかしなきゃと思って、やってきた一年間。未だゴールが見えない。

Posted by 宮ちゃん at 2021年04月26日 11:40 | 返信

コロナは死の宣告ではないのに、今はガンの宣告よりも恐怖なのかもしれないですね。
コロナは回復している人もたくさんいるというかほとんどそうなのに、重症者や亡くなった人にばかり焦点をあててより不安にさせている。高齢者がワクチン打ちたさに役所に訪れ密になっている。なんともバカバカしい光景です。
そしてオリンピック。通常でも医療体制万全ではないのに、世界中の人をこの時期に集めて日本を潰す気かと思います。
誰得なのか?世界の人も辞退すればいいのに。無理といいながら北朝鮮しか辞退を表明していないのも不思議です。
みんな誰かの責任にしたい。日本が中止といえば日本のせいにできるからでしょうか?
WHOもオリンピックに関しては今年1月からの発言していないようです。今、ネットで検索しましたが1月の発言以降トップには出てきません。
関西の状況をみていていずれ東京も同様またはもっと大変になる確率高いです。色々不安な日々。どうなるか見守るしかないですかね…

Posted by 管理栄養士@東京 at 2021年04月27日 01:29 | 返信

1回目の緊急事態宣言のような従順さは日本国民にはないです。これまで1年の政府・都道府県知事・専門家会議の言動、つまり「すべての感染拡大の責任を国民に押し付けて国民の自主的な行動変容だけを呼び掛ける」というやり方はもはや通用しない?
3波までのコロナでコロナは大して怖くないと実感し、今回(変異株流行)との違いを国民の多くが理解していないのでは。
自分と家族が実際に被害に遭わなければ(重症化して瀕死状態にならなければ)明日は我が事として想像できないようです。
コロナ慣れした頃に日本人にとっての事実上リアル新型コロナが到来したという感じですかね。
以上の理由からもはや「指定感染症」を続ける意味がないし、「指定感染症」を続ける事で消極的医療が続く弊害の方が大きいでしょうね。医療従事者はこの法律があるがために、積極的にコロナ診療に関われない?それとも関わりたくないから維持?
「コロナにかかっても医者に簡単には診てもらえず治療も受けられない」というのが最大の問題でしょうね。

Posted by マッドネス at 2021年04月28日 05:46 | 返信

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