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コロナ寝たきり

2021年04月28日(水)

高齢になるほど死亡率が高くなる。

90歳代なら、確か2割だったかな。

コロナを乗り越えても寝たきりが。

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毎日、コロナ往診を続けている。

ほとんどが僕と少数の看護師で。



この1年間、コロナ在宅をやってきて、看取りはゼロ。

今日は、「どうかな?」と思う人が、入院できて安堵。


かなり遠くの病院に入院した高齢者が施設に帰るという朗報も。

この1年間に、当院で診断して病院等で亡くなった人は3人いた。



要は高齢者でも早期に診断し治療すれば、まず死なない。


そんな持論は正しいと思うのだが、難点は

それに取り組む開業医がどれだけいるかだ。


昨日の看護師のマインドを見習って溺れている人を

助ける開業医が一人でも増えれば収束が早まるはず。



最近、強く思うのは、病院や在宅でコロナを乗り切っても

結局、寝たきりになり、ジリ貧の経過を辿る人が多い事だ。


せっかく退院しても、結局、老衰で亡くなる人。

僕には、コロナが老衰を早めた、ように感じた。


コロナ感染と後遺症の間に「コロナ寝たきり」がある。

高齢者が2週間も寝ていたら、寝たきりになるのは当然。


あるいは、肺炎後に肺が小さくなり、咳や痰が出せない人も。

急性呼吸不全→慢性呼吸不全に移行する人が結構、多い印象。


だから、最近は、コロナ感染した人に自宅やホテル療養期間に

「一日中、部屋の中を歩き回れ!」と指示するようになった。


高齢者においても同様で、とにかく動いた方が良い。

外科手術の翌日に歩かせることに、どこか似ている。


コロナ=2週間安静、というイメージがあるが、動ける人は

療養期間中に動けるだけ動いたほうがいいと思うのは僕だけ?


コロナには3つの病期があると思う。

1)急性期

2)寝たきり移行期

3)後遺症期


3)になってから家に帰ってきても遅い。

モッタイナイ、と思った人が何人かいた。


できれば、2)の時期か、軽症者は1)の時期から

部屋の中を歩き回る方が肺機能の回復にも良いはず。


コロナで死なせない、と

コロナ寝たきりを無くす

第四波では、この2つを目標にしたい。

早期診断・早期治療は当たり前である。



僕は、インド株を恐れている。

最近はPPEとN95で回っている。


スタッフには予め、こう言っている。

僕が頻回に消毒したりコスプレし出したら、ヤバいかも、と。


毎日、「感染したらどうしよう」という恐怖がつきまとう。

死ぬことではなく、患者さんや他人にうつすのが怖いのだ。


また、社会的には、「ジ・エンド」、なのだ。

何千人に迷惑をかけて、医療界から去る事に。


そのプレッシャーが日増しに高まっている。

なんせ、コロナ往診の大半は僕だけだから。


と言いながらも、沢山の外来と在宅患者さんに癒してもらっている。

100人の職員と家族の体調管理等、まさに毎日、薄氷を踏む思いだ。


このプレッシャーから逃れる日とは「指定感染症が解除される」日。

その日を心待ちにしながら、それまでに「捕まらない」ようにする。



PS)

コロナチャンネル #353


重症になっても入院できない! 自宅療養者を救いたい   →こちら



全国の見知らぬ人からの沢山の応援メッセージや差し入れ、

本当にありがとうございます!!!

スタッフ一同、すごく癒されてます。


210420 FMあまがさき 知念敬子とTea for Two  →こちら



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この記事へのコメント

ずっと思っていました、コロナ陽性→亡くなる=怖いウイルス、ではなくその途中にある医療の力の良し悪しが生死を分ける場合も多いんじやないかと。コロナ出現までぬくぬくとやっていた医者や政治家の無能さがたくさんの人を殺していると。

Posted by 匿名 at 2021年04月28日 06:09 | 返信

今回の第4波では、完全に日本人に根付いたなんでも病院信仰が完全に崩されてしまいました。
病院があてにならないパンデミック状況では、町医者や訪看が屋外テント外来と往診を人海戦術でやるしかないのではないか?
先生が結果を出している治療マニュアルが多くの町医者で実践されることを切に望みたい所ですが、指定感染症の法律をはじめありとあらゆる壁がそれを阻んでいる気がします。しかし病院ベッドを増やしても解決できないレベルがすでに想定されます。
まだ判断するのは早計かもしれませんが、海外の報告では現行ワクチンは少なくとも英国変異株に対しては感染率と重症化率を抑制しているようです。何故日本で町医者や訪看にいつまでもワクチンが届かない、後回しという状況はなぜなのかと考えてみると、「コロナは感染症指定病院だけが診る病気であり、町医者や訪看が診る病気ではない」と国が認識しているからでしょう。
たしかにワクチンは人為的な構造物であるがゆえに長期的には副反応のリスクあるので一律に強制されるべきではないが、自らの意志でワクチン2回接種終えて2週間以上経過した医療従事者には早急にコロナ診療に積極的に参戦してほしいものです

Posted by マッドネス at 2021年04月28日 06:21 | 返信

先生今日は。

消毒を頻繁にしたりコスプレし出したらヤバイて・・?
先生を捕まえたら兵庫の在宅コロナ患者さんの往診はどうするつもりでしょうね。

大阪も指定感染症怖いです・・今回は吉村さんも叩かれています、人の事は何とでも言えます。
友人の母親は風邪で数日熱で寝込み熱が下がった後認知症の症状が出たと言っていました、色白で頭が良く可愛いお母さん80代でした。
先生、肌の艶が良いですねピカピカ特におでこが・・。
どうか今日も長尾先生、看護師さん、訪問看護師の皆さんどうかコロナに気をつけて下さい。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年04月28日 02:21 | 返信

何か、やるせない気持ちです

医療崩壊が起こっていると思う中、私の周りの静過ぎて・・・

話は飛ぶかもしれないけど、私の知り合いのがFBで、ぼやいていました
仕事上、夕食難民になるためなのは分かります

「地方議員に何ができる、とか思ってんじゃねぇ。それであんたら報酬もらってだからさ」

口は悪いけど、その分仕事は熱心です
編集の仕事に入るとかなり大変で、息抜きのラーメンも牛丼も食べれないので怒りが頂点だなと、これを読んで思いました
飲食店の時間を短縮することに、どれだけの意味があるのかと、ふと、思います
今日、ラーメン屋さんに入ると、かなりの混雑
時間を短縮した分、人が集中しているようで・・・

また、コメント欄では

「東京都や神奈川県の要請に素直に従った結果だ。100年以上の歴史を持つ店が潰れるかもしれない一方で、覚悟を決めて要請に従わない店が賑わっている。こっそり私に、コロナ前に比べて、30%以上売り上げが伸びたと教えてくれた店主がいる。
戦後の闇市を思い出す。食糧管理制度の下で配給以外のものを手に入れるのは違法だった。だが、人々は生き抜くために闇市へ通った。
食べ物に不自由することのない現在、時短破りとアルコール提供の店へ足を運ぶことは、特に問題となることもない行為だろう。問題があるとしたら提供者側だが、闇市からのし上がった店主のように、罰金を払っても、それ以上の利益を上げ、さらに夜がふけても看板から明かりが消えなかった店として、消費者の記憶に残る。
コロナ明けに勢いがいいのは、間違いなく要請に従わなかった店だ。素直に従った店は、病み上がりのように、よろよろとシャッターを開けて、新たな集客に金と知恵を絞らなければならない。
要請なんて気にしなかった店は、潤沢な資金を元手に、さらに魅力的な店作りへと力を注げる。」

こうなると、本当に何が正しいのやらです


YouTubeの「重症になっても入院できない! 自宅療養者を救いたい」「140分の1……数字で見る、コロナ死のリアル」を見ていて思ったことは、長尾先生、死なないで下さい
だって、今、死んだらバカバカしいでしょ
溺れている人を助けて、自爆したなんて・・・
それこそ、コロナ患者にはなっから背を向けてきた医師が、喜ぶだけなのが悔しいから

Posted by ナオミ at 2021年04月28日 09:16 | 返信

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