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尼崎市医師会の活動がテレビで紹介された

2021年06月05日(土)

尼崎市医師会の自宅療養中のコロナ患者さんへの

往診活動がABCテレビ「キャスト」で紹介された。

保健所と医師会の在宅医が連携して頑張っている。

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ABC放送のニュース番組、キャスト。→こちら

尼崎市医師会のコロナ在宅往診の取り組みが放映された。

医師会と保健所が連携していることを伝えている。

八田会長も出演されている。


医師会の在宅担当理事の原先生の往診風景が紹介されている。

原先生が尼崎で一番たくさんのコロナ往診をしているだろう。


尼崎市では、37人の会員が「往診医」に登録している。

僕のそのうちの一人で医師会からの依頼を受けている。


このように、現状においては保健所と医師会の連携が大切。

実は、尼崎市医師会の取り組みは先進的だと聞いて驚いた。



同じ、尼崎市医師会には、桜井隆先生という大先輩もおられる。

明石の清水先生や桜井先生らも参画して立派な指針が完成した。


日本在宅ケアアライアンス

『自宅療養者に対する医療提供プロトコール際2版』 →こちら



さらに、武庫之荘の長谷川先生が書かれた以下のメモがとても参考になる。



◎かかりつけ患者さんが陽性と判明したら

陽性と判明した時点で「後は保健所におまかせ」ではなく、保健所は処方 してくれませんので1週間を目処にした対処療法を自院で開始します。と りあえずの2-3日処方では発症後7日前後の最もつらい時期を乗り越え れません。例えばカロナール200mg×2錠×20回分の処方と咳・痰・鼻水 などに対する対処療法を行って下さい。


★PCRで翌日に陽性と判明したケースなどは自院に患者がいないことがあります。来院せず薬局に配達してもらうことが可能です。薬局の配達を活用することで解熱剤がなくなった、、、などにも電話だけで対応できます。


★自院での検査で陽性と判明したケースでなくとも、かかかりつけ患者さんからの相談があれば陽性者として対応してあげてください。保健所からの正式な依頼がなくても陽性者として公費での治療対象です。 ◎自宅療養者から体調不良の電話があったら 発症後数日が経ち、発熱や咳などが悪化・持続しSPO2が低下し始めたら、 SP02を用いた重症度判定が必要です。SPO2 93%未満は中等症Ⅱに分類されます。デカドロン4mg1.5錠×10日+PPI×10日の処方をしてみましょう。10日で中止しテーパリングなしでOK。デカドロン処方と同時にSPO2 93%以下では在宅酸素導入必要です。電話だけで「こうやってしゃべっているだけで辛い」「トイレ後は呼吸苦が辛い」など訴えがあれば若い人でも在宅酸素を導入してみましょう。若い人ほど、内服後に呼吸苦や発熱改善で喜ばれることがあります。 但し発症直後のデカドロン投与は賛否がありますのでご注意下さい。


★ここでも薬局の配達を活用しましょう。

★酸素メーカーが何社もあります、電話一本で数時間後には自宅に運んでくれます。 ◎軽症や中等症でも自宅療養を余儀なくされた方々は、この電話診察と指示だけで随分と楽に療養が乗り切れます。言い換えれば、これだけしかすることはありません。この治療を受ける権利が損なわれ「自宅療養」ではなく「自宅我慢」をさせた結果、隔離解除後も呼吸苦と倦怠感が続き胸部XPにて肺炎を呈した方々を多々見ました。


★コロナ感染と判明後はコロナに関係する治療行為は全額公費ですので患者負担は全くありません。

◎中等症以上なのに入院できなく困っていたら 可能であれば往診をしてあげて下さい。保健所は入院できませんの一点張りで、自宅で恐怖と不安と孤独でつらい思いをされている方が多々います。医者になって以来、「こんなに感謝されたのは久しぶり」レベルの感謝と賛辞を受けます。入院させろと主治医に詰め寄られたケースは小生はありません。入院調整は保健所の役割であることを市民は熟知しています。

★防護は眼鏡・手袋・ガウン・マスクだけでも十分です 又、訪問看護を活用して下さい。特別訪問看護指示で2週間の間、毎日補液やバイタルチェックを行ってくれます。初回往診時と同じように、患者さんに大層喜ばれます。脱水の補正が随分と重要な気がします。


★コロナを嫌がらず入ってくれる訪問看護さんがたくさんいます。  コロナ関係で看護師を使うなと言ってくるケアマネさんが居ましたが明らかな間違いです。 ◎基本的には全て在宅医療の利用や応用です。「在宅をしたことがない」「在宅酸素を扱ったことがない」など皆様の中での<壁>があると思いますが是非是非、そんな事は気にせず、わからないことがあればどんなことでも経験者の我々に聞いて下さい。請求の仕方や業者の紹介まで、どんなことでもお答えできると思います。今まで保健所は入院探しや状態把握を行う事で手一杯となり、軽症者や中等者の医学的なケアや治療がなされないままでした。課題として保健所と開業医との連携が出来ていなかったのは事実です。今後、我々医師会員が「一人でも多く、目の前の軽症者や中等者の経過観察と初期治療の担う」ことがなければ、次の波は乗り越えられないと考えています。どうぞ皆様のお力をおかし下さい。                         

北立水地区 はせがわ内科 長谷川吉昭




尼崎市医師会には八田会長、原理事、桜井先生、長谷川先生など

素晴らしい先生方がおられて、常に情報交換を行える環境にある。


大変恵まれた環境にいるので、僕も勉強させて頂き、

その収穫を患者さんに提供することができるのだ。


尼崎市医師会には深く感謝している。

でも日本医師会には奮起を期待する。



PS)

コロナチャンネル #391


拡がるワクチンデマ...嘘と真実の見分け方  →こちら



今日は、久々に阪神ホームホスピスを考える会で講演する。→こちら

会長は、あの有名なイケメン在宅医、関本剛先生、である。


リアルとズームのハイブリッド形式であるが、既に

予約はいっぱいになった、と連絡があった。


次は、6月12日(土)の洲本オリオンでお会いしましょう。→こちら



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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

『尼崎市医師会の活動がテレビで紹介された』拝読し、『ABC放送のニュース番組』も拝見しました。今回、全国的にコロナ感染が急増して医療崩壊をきたし、入院すべき患者が入院できないコロナ患者の方が、万単位で発生している時、尼崎市医師会の先生方が保健所と連携して懸命に在宅診療を行い救命活動を行っている現場の様子がとても良く分かる映像でした。全国で医療崩壊のため入院できず苦しんでいるコロナ感染者が万単位で存在している時、尼崎市医師会が保健所と連携して、在宅医療を全国に先駆けて行い、患者を救っていることはとても素晴らしいです。また、本来は入院させるべき時にベッドが一杯で入院できず、入院できそうでも、高齢者の場合は、エクモは若い人に使うため、使わないと約束させられる、これが、今の日本の医療体制の現状であることが良く理解出来ました。政府、厚労省キャリア官僚、医系技官はこの現状をこれからどうすれば良いのか、速やかに考えて新しい政策を制作・実行すべきであると痛切に感じます。日本医師会の会食トップと違って、尼崎市医師会の先生方は本当に素晴らしいです。日本医師会のトップも猛反省し、このような実践を支援し、尼崎市医師会のような活動が全国に広がるように尽力すべきであると考えます。
また、不勉強で恥ずかしいですが「日本在宅ケアアライアンス」という組織がある事を長尾先生のブログで初めて知りました。そして『自宅療養者に対する医療提供プロトコール第2版』も専門的な用語が沢山出て来て全部理解は出来ませんが、その中では 「都道府県・市町村・保健所・関係団体の連携の構築」という事が主軸になっていて、この試みは、現在の指定感染症の「2類感染症並み」の政令指定による国立感染症研究所のPCR検査、保健所の入院隔離権限の独占が招いている現在の保健所の目詰まり・機能不全を解決へと導く「鍵」になるのではと思いました。第一線で活躍されている研究者・医師の方々の様々な現場での体験や文献、例えばNEW ENGLAND JOURNAL OF MEDICINE等を参考とし作成された指針は、偉そうなことを申し上げるようですが、私のような医療専門家でないものでも、指針作成に参画された尼崎市医師会の医師の方々のレベルがとても高いことが理解できるものではないかと考えます。長尾先生のように現場で活躍されている経験知識豊富な臨床医の方々の体験・提言がこれからの日本の医療体制を根本から変革する「鍵」になっていかれることを切に期待しています。激務の中様々な情報を毎日伝えて下さる長尾先生に深く感謝申し上げます。ワクチン接種など激務が続く中、長尾先生、スタッフの方々、どうぞお身体に気を付けてください。

Posted by 洋ちゃん at 2021年06月05日 01:58 | 返信

尼崎市の医師会有志の取り組み、素晴らしいです。もっと参加する開業医の人数が増えれば先生方の個々の負担も大幅に減るはずなので、病院勤務医を含めてもっと多数が参加して連携システムが確立すればなお良いと思います。こういう事が本来は日本中で当たり前のように行われてなければいけないと思います。そのためには2類⇒5類が早急に待望されます。
コロナチャンネル#391、世界最速でワクチン接種を開始して国民の6~7割接種完了した英国で、インド株が急増しているようです。ワクチン接種を開始してちょうど半年です。抗体依存性感染増強(ADE)なのか?ワクチン効果の減衰なのか?
私は前者ではないかと考えています。英国・イスラエルでこれから起こる現実が日本含めて人類の運命を決めると思います。
先生が以前紹介された井上正康先生の著書132ページにもADEの事が書いてあります。コロナのような変異の激しいウイルスではワクチンによる人為的に作られた抗体と結合して病態が悪化する。実際に類似ウイルスのSARSやMERSでワクチン開発がADEが理由で中止になった経緯がある。世界中のウイルス学者が警鐘を鳴らしています。決してデマではありません。

Posted by マッドネス at 2021年06月06日 01:52 | 返信

タレントの石井正則さんがコロナに感染し、自宅療養されていた時の様子を動画にアップされてます。
体温が何度も乱高下し、「40代・基礎疾患なし・男性」でも石井さんは「正直体力的にしんどい・・・」とおっしゃっています。
これが変異株の特徴らしいですね。

Posted by 匿名 at 2021年06月06日 08:06 | 返信

 今日のコロナチャンネル 1番乗りでした。煙草は百害あって一利なし。選挙は今日投票日です。尼崎市市議会議員選挙です。煙草の事を言う人はいなかったです確かに。先生のおっしゃる通り、たばこ めたぼ野放し これは選挙に投票に行かないのと通じる部分があると思います。学校教育でたばこ、めたぼは駄目だとか、投票に行こうと言う教育もなされていない、尼崎市の教育の貧困と医療関係者がもっと知らせる活動をしなくてはいけないと思います!!

 国道二号線から43号線 西は蓬川、東は庄下川のこの四角のエリアのたばこと酒の自販機の多さと相関関係あり!!この地域の20代から60代までの死亡率は市内一です!!

Posted by 薬剤師 井澤康夫 at 2021年06月06日 12:20 | 返信

キャスト、視聴しました。尼崎の医療従事者の方の取り組みを知り、心打たれました。それと、もう一つ思ったことは、原先生も八田先生も長尾先生も、表情(眼差し)がとてもお優しいということです。自分も、そんな風でありたいと思っても、誰もが兼ね備えているわけではなく、自分でどうこうできるものでもないのですが、仕事をしていく上で、とても勉強になりました。

Posted by 匿名 at 2021年06月06日 09:46 | 返信

怖い話ですね、、人間の運命を変えるかもと。1週間後に接種します。でも今の時点では打つのは私はしょうがないと思っています。いい情報ありがとうございます。

irukaからマッドネスへの返信 at 2021年06月07日 05:27 | 返信

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