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心不全の栄養療法と緩和ケア
2021年07月10日(土)
今夜は、真面目な勉強会の司会をした。
テーマは「慢性心不全の地域連携」だ。
司会をするのは何年ぶりなんだろうか。
県立尼崎総合医療センターの佐藤幸人先生のご講演。
もちろん、みなさんZOOMである。リアルは不可だ。
佐藤先生は心不全で日本一の先生で尊敬している医師。
そんな先生の司会という大役を仰せつかって緊張した。
高齢化に伴い増加する心不全の治療、栄養、運動、
緩和ケア、そして在宅看取りまで全て講演された。
今、食事療法に○○病というものはなく、
「内科の食事療法」だけ、だという。
食塩制限はない
卵もOK
肉を食べる
しっかり食べる
体重はBMI22~25
でも白米と加工肉はNG・・・
あと、心不全薬のやめ時についても触れられた。
さらに、緩和ケアにモルヒネが使えることにも。
聴いていて涙が出そうになった。
病院の大先生が、在宅や看取りまで考えてくれる時代なんだ。
佐藤先生が例外なのかどうかは知らないが、とっても驚いた。
考えてみれば、コロナ三昧で学術講演をちゃんと聞くのは1年半ぶり。
まして、司会をするなんて何年ぶりか覚えていないくらい久しぶりだ。
外来でも在宅でも、心不全で困っている人はたくさんいる。
佐藤先生と上手に連携しながら患者さんの尊厳を守りたい。
今日、講演を聴きながら思ったことが2つある。
1)心不全の本を書こう。分かり易いのがない。
2)佐藤先生に尊厳死協会で講演してもらおう。
実は、昨夜は日本尊厳死協会のリビングウイル改訂委員会で
喧々諤々の議論をしていたがいろんな医師に加わって欲しい。
というわけで、毎晩、お勉強で歌の練習の時間がない。
カラオケも時短営業なので行けない(言い訳、です)。
気分は、夏。
コロナ明け。
コロナになってもええやん。
何があかんのか分からない。
PS)
コロナチャンネル #426_
PCR検査で大切なのは、「Ct値」 →こちら
今夜のライブは誰でも、無料で、簡単に聞けます。→こちら
ただし、気分の悪い方には決してお勧めしません。
会場に数人は来てもらえそう。
ありがとうございます!
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この記事へのコメント
困っている人の尊厳を守ろうという目的を持つお医者様なら本当に頼りたい。それこそが患者や家族の強い願いだと思うので。それとは真逆の、患者を見下す医者って意外と多いのでは?
Posted by 匿名 at 2021年07月10日 05:54 | 返信
たしかにこれだけ高齢者多いのに「心不全」タイトルの医学著書は見当たらないですね。「認知症」は腐るほど溢れてるのに。
「コロナになってもいい。何がいかんのかわからない」この言葉に尽きると思います。この1年、専門家分科会・医師会が国民に発してきたメッセージは「コロナに絶対かかるな。あなた方がかかると医療が逼迫(迷惑)する」で終始一貫していました。
医師会や高齢者の票田が大事な政府与党はこれにしたがって「アンチコロナファシズム」を敢行してきましたね。
イベントや集会の禁止、対面(面会や授業)の禁止、はては飲食店の酒提供の禁止など。どれも科学的根拠はありません。
無症候者までコロナPCR検査を徹底して「犯罪者」探しに拘泥。無症候PCR陽性が5人以上出ればクラスターだと騒ぐ。
不確実極まりないPCR検査を絶対的な検査と位置付け、PCR検査がすべてだと国民を洗脳「PCR真理教」
分科会長自らがTV出演して「ワクチン真理教」の喧伝活動。事実上、任意接種ではなく「ワクチンファシズム」に傾倒。
これを見てワクチン打った後重篤化、死亡した人の家族はどう感じるのか?想像力が欠如しているのではないか?
未認可薬の臨床治験というのは慎重に対象患者を選別すべきなのに、そういう医学の基本すら忘れてしまったの?
まさに出口の見えない戦時中だと感じます。ワクチン戦死した方々に哀悼の意を表そうという人はこの国にいないのか?
コロナ感染死は病気なので仕方がないと思うが、ワクチン戦死は受け入れ難いはずです。どんな人でも。
Posted by マッドネス at 2021年07月10日 06:03 | 返信
カズ君、大変そう(^^)/ でも、楽しそう(^^♪
お勉強にお歌の練習・・・それに、町医者家業に・・・
最近は俳優さんにもはまっているみたいですか!?
だって、ブログで公開中の映画に出てみえると書いてあったし、私の記憶が正しければ
NG連発
でも、どの映画かは恥ずかしくて書けないなんて(寂しい)
最近ハマったポンタ君はお小遣いがないので、ぬいぐるみは買えないけどネットで楽しんでいます
ちなみにこのポンタ君は特技の一つに変身
いろんなお店の制服に変身してお手伝い
長尾先生もいろんな職業をされていて、ポンタ並み
ポンタの癖はおへそは触り過ぎて、夢で大事なおへそが取れてしまう夢を見るとか
長尾先生はニコ動で少し、いじいじしているような・・・その時、もしかして
おへそが取れているかも
おへそが無くなるのもポンタ並み
私に取って病院の医師も、開業医の医師も同じです
本当にそう思っています
ただ、これからは在宅がドンドン増えていきそうな気がします(我輩の勝手な想像)
そして、どんな医師に巡り合うかによって
人の生き方(死)も違って来るように思えてなりません
て、いうか人は一人で生きていなので
出逢いと別れの繰り返し
長尾先生、またまた本を書くのですか(^^)/
私に取って教科書は先生の本やブログだし、TVの代わりは先生の動画
中庸 科学的 俯瞰的
そんな言葉が当てはまると私は思っています
カ・ズ・く・ん の歌っているときも素敵です
Posted by ナオミ at 2021年07月10日 06:46 | 返信
長尾先生、オフィシャルサイトの講演予定にて「心不全地域医療連携講演会」
ご案内ありがとうございました。
介護職として市民感覚で拝聴させていただきました。
佐藤幸人先生のご講演はとても興味深いものでした。
最前線のトレンドに触れ、心不全の患者さんの尊厳ある終末期に思いを馳せる有意義な機会となりました。
また、1)長尾先生の心不全のご著書、2)佐藤先生の尊厳死協会講演会、
どちらも今から楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
※当日の引用文献から(一部)
『心不全患者における栄養評価・管理に関するステートメント』
編集・日本心不全学会ガイドライン委員会
http://asas.or.jp/jhfs/pdf/statement20181012.pdf
『心不全と緩和ケア チームアプローチに向けて 第2版』
佐藤 幸人 (監訳) (著), ミリアム・ジョンソン、リチャード・リーマン、カレン・ホッグ
出版社 : ドコニカ; 第2版 (2020/3/10)
『最新緩和医療学』恒藤 暁 (著)
出版社 : 最新医学社 (1999/6/1)
Posted by yn at 2021年07月10日 09:44 | 返信
先生、今日は雨が上がり絶好のライブ日和ですね。
昨夜は座長とお勉強会。お医者さんもぜったいに意見交換やお勉強は必要だと思います。偉そうにスミマセン。
若い開業医の友人は初めは点数の為に学会やら講演やら走り回っていました、マラソン大会の医師団にもいました。
いい先生とお近づき出来てよかったですね。もしこの人に出会わなかったら、私の人生どれほど損をしたかと思う瞬間があります、長尾先生に出会えたことも私には宝です。
朝から脳の運動、算数嫌いな私、フィボナッチの式を・・無理です。
今熊本が大変です、飲食業の皆さんも西村さんにいじめられて可哀想でした・・はぁ~て。
先生ライブ楽しんでくださいね、私の気分は上々ですから💐
Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年07月10日 09:49 | 返信
「心不全の栄養療法と緩和ケア」拝読いたしました。私も心臓に持病がありますので、佐藤先生の「白米、加工肉はNG」というお言葉肝に銘じて食生活を変えなければと思いました。特に「白米と餅」が大好きで、家族の中で私だけが三度の食事は全て「白米」、時々「餅」です。反省です。長尾先生の「心不全」についての著作期待しております。
話題は変わりますが、コロナチャンネル「PCR検査で大切なのは、Ct値」での長尾先生のご意見とは、私は専門家ではありませんが、一部分異なる意見を持っています。PCR検査で大切なのは「Ct値」という事については長尾先生と同じ意見ですが、PCR検査と抗原検査を比較した場合、正確に陽性者を確定できるのはPCR検査であり、その近例として、来日オリンピック選手の抗原検査を主体にしている今の検疫体制で、「簡易キット抗原検査」より精度の高い「抗原定量検査」で検査されたウガンダ選手団の一人の方が抗原検査では判定がつかず、PCR検査で陽性と判定され、もう一人は検査をすり抜け、キャンプ地の佐野市でのPCR検査で陽性として判定された例があります。PCR検査については、当初「専門家会議」がPCR検査を増やせば医療崩壊を招く、「クラスター」だけを追えばコロナは抑えられると主張していわゆる「無症状者」へのPCR検査を否定し、「37.5度以上、4日間」ルールなどを作りPCR検査の抑制を続けて来た経緯がある事はどなたもご存知であると思います。また、尾身会長も「無症状者のPCR検査は行う必要が無い」とも断言しています。私は、彼らの方針の誤りにより、PCR検査が行き届かず、検査難民の多数の発生や院内感染や介護施設での感染爆発が発生し、亡くならなくても良い入院者、施設利用者の方々が多数犠牲になり、また、いまだに「ロングコロナ」で苦しんでいる既感染者の方が大勢いるのだと考えています。PCR検査の大切さを主張する人を「PCR原理主義者」と主張されている方々がいるのは知っておりますが、それは科学的に大きな誤りであると私は考えています。今ではコロナ感染者の約8割が無症状者であり、そういう人たちがむしろ経路不明の市中感染を広げている事は、世界の常識ではないかと私は思います。そして世界でもPCR検査を偽陽性が多いから検査に使うべきではないと主張している政府は日本だけではないでしょうか。私は、「GO to]キャンペーンなどに使う莫大な予算があるならば、感染力の増した変異株の蔓延が発生している今こそPCR検査(変異株も同時に検出できる最新装置)を「いつでも」「誰でも」「何回でも」無料で簡単に行える体制を政府が作る事こそ、ワクチン接種の推進と治療薬の開発と同時に、これからますます必要になって来ているのではと考えています。
偉そうなことばかり書き連ねてしまいましたが、ご容赦下さい。
急に暑い日が続いております。どうぞ長尾先生、スタッフの方々、お身体に気を付けてください。
Posted by 洋ちゃん at 2021年07月10日 06:46 | 返信
先生。お疲れ様でした。大好きなサザンの歌から聞けて嬉しかったです。全て知っている曲でした。不二子さんはジャズシンガーでしたのね、私も10代の頃阿川泰子のファンでした、ジャズ大好き。
先生。気分転換出来ましたか❔お腹の底から唄う事は絶対にストレス発散できたと思いますわ。
初めて先生の歌を聴いた時には苦しそうに歌うから‥気になっていたのですが、人それぞれの唄い方なのですね。今夜はよくお休みしてくださいね?うなされないように。
本当に楽しい時間をありがとうございました。おやすみなさい。
Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年07月10日 08:40 | 返信
昨夜のライブは、白鶴のマルとポリフェノール入りの赤ワインで聞きました。
直接大阪や神戸に出ると飲酒運転になるのでオンラインライブはいいなと思いました。
目をつぶって聞くと、長尾先生は、テノールなんだと気が付きました。
難波のフラミンゴ.アルジャーノンでは気がつきませんでした。
もしかして、デゥエットしたふじ子さんに合わせて高くなってしまったのかなあ。ちょっと苦しそうでした。
ジャズはどこかで聞いたことのある曲でしたけど、長尾先生の歌った曲は知らない曲ばかりでした。年代の差を感じます。
私は、最近車の中で三橋達也の民謡ばかり聞いています。
日本の旋律の中で美しい旋律を探しなさいとBS103でアジア青年音楽祭の主催された中東のどこか古い町の楽器店のお爺さんが若い日本の女性グループに勧めていました。
民謡は聞いていて戦後直ぐの日本を思い出して、懐かしいのですけど、男女間の恋愛感覚が古いので昔はそうだったのかなあと思います。三橋達也さんの「達者でなあ」は飼っていた犬や猫を思い出していい曲だなあと思います。
池田の若い女性管楽器グループのクレモナさんたちはアルゼンチンのピアソラののモダンタンゴが素晴らしいのですけど、日本のメロディも演奏してくださいと言ったら、きれいな和服を着た写真を送ってきました。世界大会に参加するので和服を着て、日本のメロディで世界を感動させようと言うつもりみたいです。
Posted by にゃんにゃん at 2021年07月11日 09:45 | 返信
長尾先生のライブを聞きながら、ライブは、第一に長尾先生が自分のストレス発散で開いているのだけれど、まあ拝聴している私達にも精神的にいいのかもしれないと思いました。
長尾先生が、なんでライブライブというのかを考えたのですけど、東京の学校が新宿の歌舞伎町の直ぐ近くにあったことが原因なんだと思いました。大学の社会科研に入って、長野県の無医村で勉強したかもしれないし、家庭教師もしたのかもしれないけれど、新宿のスナックとかダンスホールで皆さんが歌ったり、踊ったりして仕事の疲れや軽いうつ病なんかは吹っ飛んでしまったのを見ていたのが原因に違いないと思いました。
鍼灸の古典の「素問」「霊枢」も「患者さんの問診が大事だ。その人が何に苦しんでいるのか、例えば高い地位にいたのに、何らかの事件で左遷されたり、低い地位に落とされたりしたのがうつ病の原因ではないかよく心の状態を聞きなさい」とかいてあります。革命後の現代中国は共産党の一党独裁で唯物論ですから心理学とか精神医学を否定しています。ひたすら手術とか物理療法とか薬と鍼灸治療だけです。
欧米や現代日本では音楽療法が徐々に広がっています。ライブも音楽療法の一種なのでしょう。
一番楽しんでいるのは長尾先生ですけど、皆さんも自分で何か口ずさんでみようかと思ったら「雨雨フレフレ母さんが蛇の目でお迎えうれしいな」とうたうだけで少しすっきりするのではないでしょうか?
Posted by にゃんにゃん at 2021年07月11日 06:21 | 返信
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