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不都合な真実 医療費が減って死亡者が減った

2021年07月11日(日)

コロナ禍において死亡者が11年ぶりに減少。

一方、医療費も1.6兆円も減少した、という。

これは医療界にとっては不都合な真実かも。

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昨年、コロナ禍のなか、

医療費は、1.6兆円減少(約40兆円から)したと同時に

死亡者は、1万人減少 (約140万人から。11年連続増加中だったのに)



これは、財務省や国にとっては想定外の結果。

しかし医療界にとっては不都合な真実、かも。


国は、医療費削減に必死だった。

しかしコロナが一気に実現した。

医者にかからなければ、死者が減る。


そんな単純な結論は導けないとしても、

予想外の数字に注目し、分析すべきだ。



一方で、コロナフレイルが増加している。

そのため転倒骨折が増加している現実も。


この方々が寝たきりになって亡くなるのは

数年後になるので、数年単位で見ないとね。


いずれにせよ、コロナ君の威力はスゴイ、凄すぎる。

必要なものと不必要なものを炙り出してくれた功績。


必要と言えば、お酒、エンタメ、娯楽は必須だ。

人は「楽しむ」ために生きている、ともいえる。


必要な「楽しみ」を奪うことは日本もそろそろ終わりにしたい。

それはつまり、コロナを感染症法の5類指定にする、ことである。


政府はこの検討に入った、と新聞に書いてあった。

僕は1年半前からずっと叫び続けてきたのだけど。


五輪が終われば、インフルと同じ扱いにすべきである。

早ければ早いほどいいことを、国に真剣に提言したい。



7月と8月のライブは、その狼煙である。


昨夜は、配信を含めて約100人の方に僕の夏歌祭りに参加して頂いた。

心から感謝申し上げるとともに、コロナにマケズに頑張りましょうね。


あー、楽しかった。



PS)

コロナチャンネル #427_


既にコロナに感染した人もワクチンを打つべきか?  →こちら



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この記事へのコメント

医者にかからなければ、死者が減る。
これは以前から私が思っていたことで、医療に頼り過ぎて死に急ぐ人が多いと思う。ちょっと胃の調子が悪いからと病院に行き、胃カメラを飲んで・・・結果的に抗がん剤治療まで行う。
人間いつか死ぬのだから、「がんになったらなった時」と割り切って今を大切に生きるべきだと思う。人間いつか死ぬのだから。

Posted by 堀尾栄次 at 2021年07月11日 03:19 | 返信

先生。今日は久々の晴天でしたね。先生の気持を表したかのようです。
明日から東京は緊急事態宣言です、大阪も近いうちに来そう‥来る、きっと、来る。早い目に孫をプールに連れて行こう・・と。
先生、兵庫は大丈夫ですよね。万が一の時に先生のライブはもちろん決行ですか❔やはり大阪と兵庫に壁は要りますか?
先生、私今日のワクチン接種キャンセルしたのですよ、私は行くつもりでしたが、娘が今は辞めといて欲しいと、娘が不安がって。
でも涼しくなってきたら打ってもらうからと娘に、来年の二月までは受けられるみたいですね?‥・今のところの決め事では?
毎年のインフルエンザも打っていませんでした、昨年の無料の時とホノルルマラソンの時だけ仕方なく。
今日から近所の集団接種所は閉まります、今日お電話がありました。陸上とマラソン応援します・・先生はバレーボール🥎ですか?

Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年07月11日 07:30 | 返信

コロナ以前は、病院や診療所の狭い待合室が3密状態になってました。密集・密閉・密接。
発熱・呼吸器症状の患者さんとそれ以外の患者さんが一緒になって3密空間で待たされました。多くはマスクしてませんでした。
今なら考えられない事ですし、二度とこういう事はできないでしょう。何が言いたいかというと病院や診療所の待合室こそが感染源だったという事実です。日本が他国と違って感染症死・肺炎死全体が大幅に減少したのはそういう事だと理解しています。
私が小さい頃はよく発熱していましたが、近所の診療所の先生が往診してくれました。発熱=往診が当たり前な時代でした。
いつのまにか「発熱したら受診しろ」に代わってましたね。ある日突然「発熱したら受診しないでくれ」に代わりましたが。
昔のスタイルに戻したらいいのではないでしょうか?特に高齢者、コロナ重症者の受診はムリです。
日本医師会が出すべきメッセージは会員に向けて「かかりつけ患者、近隣者が発熱したら往診せよ」ではないでしょうか?
従来のスタイルに戻る事はもうできないのですから。

Posted by マッドネス at 2021年07月12日 06:41 | 返信

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