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接種後死亡事例にみる「死因」等の属性

2021年07月12日(月)

ワクチン接種後の死亡例556件が厚労省のHPに掲載されている。

検討した結果、因果関係は不明、単なる偶然と判定されている。

しかしこの報道を見てワクチン接種を迷う人が多いのが現実だ。

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ファイザー社製ワクチン接種後死亡事例にみる「死因」等の属性 →こちら



厚生労働省は7日の専門家による新型コロナワクチンの副反応検討部会で接種後死亡556件を報告した。



 このうち、専門家は2月17日から接種が始まったファイザー社製について6月27日までの131日間に接種後死亡事例453件を分析した。  その結果、「α」(ワクチンと症状名との因果関係が否定できない)1件、「β」(ワクチンと症状名との因果関係が認められないもの)7件、「γ」(情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの)451件とした。総数が合わないのは複数の症状を持った事例が6つあったためだ。  死者の多くが持病を複数抱える65歳以上の高齢者であることからワクチン接種後の死因特定が難しいのはわかるが、そこに特徴はないのか。


■年齢  

6月27日までに報告された453件を年齢で区分すると65歳以上420件、65歳未満31件、年齢記載なし2件。7月2日までに拡大すると死亡報告事例は554件となり、そのうち60歳未満は、20代4人(男性3人、女性1人)、30代4人(男性4人、女性0人)、40代9人(男性2人、女性7人)、50代6人(男性3人、女性3人)の計23人だった。


■20代の男女はどのように評価されたのか


①26歳女性は1回目の接種を3月19日に接種、23日に亡くなった。報告医は死因を「脳出血(小脳)」、「くも膜下出血」とし、ワクチン接種との因果関係は「評価不能」。専門家は「γ」とした。「死亡時画像診断(CT)にて、小脳半球から小脳橋角部にかけて石灰化を伴う血腫を認めており、脳動静脈奇形や海綿状血管腫の存在が示唆されるが、特定のためには剖検(患者の死後の全身解剖検査)などのより詳細な情報が必要である。脳出血による死亡とワクチン接種の因果関係は評価不能である」とコメントしている。


②26歳男性は4月28日に1回目接種を受け、5月3日に亡くなった。報告医師の死因は「心肺停止」。片頭痛の基礎疾患があり、睡眠薬を飲んでいた。他の死因の可能性は「無」で、接種との因果関係は「評価不能」。専門家評価は「γ」。


③25歳男性は4月23日に1回目の接種を受け、27日に亡くなった。死因は「自殺」。専門家評価は「γ」。「精神疾患の既往がなく、通常に勤務していた若年者である。ワクチン接種後に精神障害を突然発症している。因果関係については、否定も肯定もできず、同様の有害事象の収集に努めるべきと考える」としている。


④28歳男性は2回目接種を6月4日に受け、8日に死亡。報告医は死因を「急性心不全」とした。解剖も行われ、ワクチン接種との因果関係は「評価不能」。専門家の評価は「γ」だった。


■死因

 症状の概要に記載された死因等について多い順に、「不明」90例(うち65歳未満は4例)、「心不全」58例(3例)、「虚血性心疾患」41例(4例)、「出血性脳卒中」37例(9例)、「肺炎」37例(なし)、「心肺停止」34例(3例)、「大動脈疾患」19例(1例)、「虚血性脳卒中」18例(1例)、「老衰」17例(なし)、「敗血症」13例(なし)、「不整脈」10例(3例)、「窒息」10例(なし)、「静脈血栓症」9例(2例)、「心タンポナーデ」8例(1例)、「呼吸不全」8例(なし)、「アナフィラキシー」7例(なし)、「溺死」6例(1例)、「消化管出血」6例(なし)、「多臓器機能不全症候群」5例(なし)、その他状態悪化、心停止、心臓死、循環虚脱、急性腎障害、血小板減少関連疾患など。  なお、モデルナ社製で亡くなった94歳女性は出血性脳卒中、55歳男性は急性大動脈解離と報告された。専門家は前者を「γ」、後者を「評価中」としている。


■100万人あたりの死亡事例報告件数  2021年2月17日~5月16日(12.6件)、2月17日~5月30日(14.2人)、2月17日~6月13日(16.2人)、2月17日~6月27日(17.3人)となっている。これを2週間単位で見てみると、5月17日~5月30日(15.6人)、5月31日~6月13日(18.7人)、6月14日~6月27日(19.3人)となり、接種開始以降、一貫して増え続けているのがわかる



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本当に、因果関係は不明、と断言していいのか。


死亡例は司法解剖して因果関係を検討しなくていいのか。


週ごとに増えているけども、本当に大丈夫なのか。


原田陽平さんのように、死ななかったけども、

生死の境目を彷徨った人が沢山いるのだろう。


さらに、接種後に全身倦怠感や腰痛に悩まされる人は多い。

そんな人が何人か毎日受診されるけど、どうすればいい?


コロナの後遺症の人は、ワクチン接種で半分は改善するという。

しかし既に打った人の「後遺症」はどうやって治せばいいのか。


この辺をちゃんと検討しないと、市民の疑心暗鬼は深まる。

政府には、ワクチン小休止の今こそ、検討を急いて欲しい。



PS)

コロナチャンネル #429_


ざっくりわかる!指定感染症「2類」と「5類」のお話  →こちら



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この記事へのコメント

「接種後死亡事例にみる「死因」等の属性」拝読いたしました。ワクチン接種後の副反応で、重篤状態になられている方々、亡くなられた方々の多さに驚いています。それとともに、政府、厚労省の副反応の分析に非常に疑問を私も長尾先生と同じ様に持っています。現在の日本の医学のレベルで、亡くなられた方とワクチン接種の因果関係を「情報不足により因果関係が評価できない」などと分析して公表しているのは先進国と言われている国では日本だけではないでしょうか。医学的な分析ばかりではなく、統計的な手法でも推定は可能であると、先日、上昌広先生はおっしゃておられました。様々な科学的方法を徹底的に使い、因果関係を追求する事こそ、犠牲になられた方々への人間としての最低限の責務であると私は思います。
話題は変わりますが、コロナチャンネル「ざっくりわかる!指定感染症「2類」と「5類」のお話 」については、私は長尾先生と異なる意見を持っています。現行の「感染症法」の下で、コロナ感染を二類相当から五類相当へ変更した場合、変異株の蔓延により感染者が激増している現在、コロナ感染者にとっては、余計負担が大きくなるだけで、負担が大きく軽減されるのは政府、厚生省、保健所、国立感染症研究所はないかと考えています。その理由を下記に列挙してみます。
 ①コロナ感染が五類へ変更された場合、感染症法により都道府県の義務とされてきた入院施設の確保と入院措置、宿泊療養施  設の確保の義務がなくなる。つまり、感染者は自己責任でコロナ感染者の自分を受け入れてくれる入院先や宿泊療養施設を探さなければならない大変な負担を背負うことになる。特に高齢者家族、体の弱い家族を抱えている人にとり重大な問題である。
②保健所の関与がなくなり、コロナ感染したかもしれないと思っている人は自己責任で、自分を診察してくれる病院を探さなければならない。果たして、どれだけの開業医が発熱患者を受け入れてくれるでしょうか。
③もし受け入れてくれる病院がすぐに見つからなければ、PCR検査を行うには、自己責任で検査を行い、陽性になっても何処へ入院すれば良いのか、自分で探さなければならなくなる。病身の身にとり大きな負担となる。
④開業医にとり、とくにインフルエンザ流行期の時は、発熱患者がインフルエンザに感染しているのか、コロナに感染しているのか分からないので、可能性として全ての発熱患者の診察そのものを拒否する病院が多数発生する可能性がある。
⑤感染症指定病院と患者を結ぶ経路が無くなり、発熱患者の入院先探しに負担が今まで以上にかかる可能性がある。
⑥コロナ感染で公費負担であったものが自費負担となり、患者の負担が増す。金銭に余裕のない患者が入院できず、見捨てられる可能性がある。お金が無ければ入院も出来ず、重症化、亡くなる人が激増する可能性がある。
⑦国のワクチン確保の義務が無くなり、計画的にワクチン確保が適切に行われなくなる可能性がある。
以上、2類から5類への変更は「国民の命」を守るというよりも、国の責任、財政負担、事務負担を極力少なくするとともにコロナ感染制圧への責任も回避するのが国の目的ではないかと想像しております。
専門家ではない私が無い知恵を絞って考えた理由ですので、現職の実績ある長尾先生には的外れも甚だしく誤った考えであると思われるのは覚悟で書きました。どうぞ失礼をお許しください。

Posted by 洋ちゃん at 2021年07月13日 12:08 | 返信

ワクチン後の死因が見事に心配系、血管障害系で閉められているのですけれど。
こんなに揃っているのに、その方達はたまたまワクチンの後に亡くなる予定の方々だったのですか?
何か声をあげないと、疑いもせずに安心してワクチンを打たれて亡くなられた方々に申し訳が立たないと思います。

Posted by 匿名 at 2021年07月13日 12:16 | 返信

先生、今日も暑かったですね、もうテントは外しましたか?最近は大嫌いな雷がよく鳴ります、怖いのです、マラソン大会でも雷が鳴り出すと猛スピードで泣きながらゴールします。小学生の頃、田舎の海で稲光の中平気で泳いでいたのですけど。

大阪も感染者数増えてきましたわ、やっぱり。
兵庫県も今日の新規感染者数を見て少し驚きました、尼崎はどうでしたか❔

先生の永ちゃんの歌、お上手でしたよ声も艶があって素敵でした👏歌いこなしているのやなと感じましたわ。昔は大好きなアーティストのコンサートによく出かけた物でした。生まれて初めてが、加山雄三さん小学生の頃から好きで成人になってからは追っかけしていました。

本当ならオリンピックで関西にも海外の人達が来てくれると喜んでいましたのに、全て水の泡。
数年前まで難波なんか外国人の方ばかり友人の飲食店も海外のお客様が半分を占めておりました。旅行に行けない事も辛いけれど、迎えられずお店を閉めるしかない事は辛すぎます。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年07月13日 06:18 | 返信

何度でも書きますが、ワクチン接種後の急変・死亡は被接種者とその遺族としては本当にやりきれない事と思います。
お国のために死んだ。まさにコロナ戦争における戦死者と同じではないでしょうか?20代なら尚更そう思います。
米国ではこれまでのワクチンではありえないとてつもない数のワクチン接種後死者が出ていますが、全く報道されませんね。
日本だけでなく世界中が普通の社会・経済を取り戻したいから、臭いものに蓋をしようとしている。
高齢者でも接種後に心筋炎による突然死や脳卒中は報告されているより非常に多いと推定します。接種から期間が経っていれば「たまたまだね」と流されてしまうから、報告すらされていない。ワクチン接種者が接種後2週間以内に入院に至るような重篤な急変がどれくらいあったのかという調査くらいできるだろうと思いますが、誰もやっていないのでしょうね。それこそ政府や厚労省や保健所がやらなくても、医師会がやるべきではないでしょうか?コロナ患者は診ないが、ワクチンはカネになるから率先して接種する。接種した後どうなったかは我々は知らんでは、あまりにも無責任すぎませんか? 

Posted by マッドネス at 2021年07月14日 06:24 | 返信

先生へ、
原田陽平さんとブログとニコニコでおっしゃっているのですが、正しくは、原田曜平さんの80代のお父様です。
あと、接種した病院へはじめ救急車で行かれたときに、水疱瘡を疑われたとおっしゃっていました。
水疱ができていたようです。
気になったのが、
ファイザー社のワクチン接種後に発症した疾患の症例レポートが公開された。

尋常性天疱瘡(Pemphigus Vulgaris: PV)は、皮膚や口の内側にさまざまなサイズの水疱が現れる重度の自己免疫疾患である

40才のアジアの女性は、mRNAワクチンBNT162b2を接種後にPVを発症した。
今は、水疱はないようですが、まさかだと思いますが、重篤な自己免疫疾患を発症してしまっているのではないかと
心配です。

Posted by あまっこ1974 at 2021年07月14日 12:18 | 返信

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