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自宅療養者からの悲鳴はデジャブ

2021年07月22日(木)

第五波になっても自宅療養者からの悲鳴が聞こえる。

正直、まったく何も変わっていないことに驚くのみ。

この国は、1年半、いったいなにをやっていたのか?

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そもそも10日間閉じ込めることは

想像以上の、もの凄いストレスだ。


40度の発熱、嘔吐と下痢、咳と痰などで、起き上がれないと、

自宅で家族と療養している人のご家族から電話がかかってきた。


「保健所に電話したら、苦しいようなら長尾さんに相談して

 その結果を必ず保健所に報告するように言われました」と。


なんじゃそりゃ。


PPEして患者宅に往診して

看護師に点滴をお願いした。


もうPPE往診は無い、と予想していたのだが、

またしても僕の予想は外れて恥ずかしい限り。


保健所はどこまでも上から目線。

「連携」したくても連携しない。


一度でいいから、保健所の職員を10日間、どこかに閉じ込めてやりたい。

「分かったか。10日間も人間を閉じ込めるとはこんなことなんじゃ」と。


要は他人事、

お役所仕事。


保健所は国だから、これ以上書くと、怒られる(もしくは削除)。

しかし何も、本当に何も変わっていないことだけは書いておこう。



デルタ株は、家族内感染が止まらない。


1人陽性者が出て、4人の同居家族が濃厚接触者に認定された。

PCRは2人が陽性で2人が陰性だったが、一緒に生活している。


2人の陰性者は3人の陽性者と一緒に生活しているから、

2人の陰性者も早晩感染するのは、ほぼ確実、であろう。


しかし一度、「陰性」と判定されたら、もう「野放し」、である。

国会で一度議論してもらったが、結局、何の進展も無かった課題。


「PCR陰性」という自信が、市民に感染を広めているように思う。

五輪関係者を見たら「毎日PCR」なのに、一般市民は「一度きり」。


これも、よ―分からん。


第五波は若いので自宅療養者が多いけど、それならそれで主治医をつけて

「地域包括ケア」で対応しないといけないと思うが、現実は1年半前と同じ。


どおして、主治医をつけないの?

どおして、多職種で診ないのか?


市民はみんな怒っている。

僕も、呆れて言葉がない。


デジャブ、そのもの。



もうアホらしくて、言論誌や医学誌やメデイアに発信するのをやめたい。

なんの意味もないし、そんな時間があるなら音楽を聴いて本を読みたい。



がっかり、の日々。



でも、自宅療養者からの悲鳴に深夜まで対応していた。

みなさん電話の最後に御礼を言われるので、うれしい。



熱中症に気をつけて下さい。

毎日、誰かが熱中症になる。


ほぼ毎日、新規の在宅依頼があり、長く切ない対話が続く。

最近、自分より若い患者さんが増えて、やるせない気持ち。




PS)

コロナチャンネル #438_


「コロナになってからアホになった...」と言う患者さんがいる  →こちら



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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

『北斗の拳』に登場するハート様最期の台詞で断末魔の叫びは「びでぶっ」
うめ🐾
代筆 綾小路

Posted by うめ&もも🐾 at 2021年07月22日 06:10 | 返信

投稿しようと思っても途中で出来なくなります。猫の歌と不二子さんとの歌すごく良かったです。病院と歌先生の人生ってかっこいいです!ガンバ

Posted by iruka at 2021年07月22日 06:27 | 返信

若いから入院しなくて大丈夫だろうケースは全国で多発してるようです。既に東京なんかはたらい回しされてる現実。恐らく春の大阪のようになるでしょうね。若者は死なないから大丈夫という先入観のせいでしょう。

Posted by 尼っ子 at 2021年07月22日 07:28 | 返信

デルタ株は免疫的な理由でアルファ株よりもアジア人が重症化しやすい事はずっと前から言われていました。
皆さんにはまずインドネシアの現状を知ってほしいと思います。中高年世代の重症者・死者が急増して、在留日本人も20人くらい死亡しています。ワクチン先行接種済みの医療従事者も続々と死亡しています。ワクチンはmRNAではないシノバックですが
20~30代の多くの若者にとってはインフルエンザ同等かもしれませんが、40~50代は重症化します。
同じデルタ株が急増している英国とインドネシアを比べると明らかに重症者・死者が違いすぎます。つまり今流行中のデルタ株は
これまでとは真逆で欧米人は重症化しにくく、アジア人が重症化しやすいのではないでしょうか?
ワクチン接種率もインドネシアは1割で日本は2割。ファイザーワクチンが有効だと仮定しても中高年世代には第5波流行の波に到底間に合いません。重症者を診る医療体制も日本はインドネシア以上に脆弱です。
以上の事実を踏まえると、1か月後には日本もインドネシア同等の惨状に陥ってる可能性が高いと考えた方がいいでしょう。

Posted by マッドネス at 2021年07月22日 08:09 | 返信

若い人も重症化する、って言うけれど、重症化するまで放っておくからそうなるんですよね。
軽いうちに治すという発想がないんだ・・・第5波に入っても同じコロナ医療なのかぁ。
もう何度も同じコメントするの飽きました。
暑さで熟睡できず、怠い朝。ニコ動で先生の替え歌動画とエコー効いたお声に、家人共々ひと笑い。
笑いは免疫をアップする。先生今日も有難うございます!!

Posted by taco at 2021年07月22日 09:42 | 返信

お疲れ様です。ずっと敬愛しております。映画、本と応援させて頂いております。
以前も書かせて頂きましたが、保健所はほとんど単発派遣看護師のバイトであり、マニュアル通り。正義感のある人は辞めていきます。その場だけで心あるでしょうかね?

Posted by makie at 2021年07月22日 09:42 | 返信

先生の記事にいつも安心感をいただいております。ありがとうございます。
診察だけでも大変なのに状況を教えてくださり本当に感謝いたします。先生も少し休息を取られてください。
先生も看護士さんも事務の方もお身体をどうぞご自愛ください。

Posted by 縷々 at 2021年07月22日 11:56 | 返信

はじめまして。米国カリフォルニア州に住む者です。長尾先生のことを先週初めて知り、過去のブログ、コロナチャンネルを拝見させていただきました。日本にこんな素晴らしい先生がいらっしゃったんだと感激しています。コロナ対応では、日本政府、公的機関、マスコミ等、不条理なことばかりですが、先生の努力、本当にありがとうございます。とても大変だとは思いますが、応援しています。頑張ってください。

今日のコロナチャンネルで後遺症(ブレインフォグ)に関してお話ししていらしたので、FLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance) が出している後遺症用のイベルメクチンを使ったプロトコルのリンクを参考のため貼っておきます。(FLCCCと彼らが発表している何種類かのプロトコルに関してきっともう既にご存知だとは思いますが、一応念の為。)

https://covid19criticalcare.com/wp-content/uploads/2021/07/FLCCC_Alliance-I-RECOVER-Post-COVID19-Protocol-日本語-Japanese.pdf

アメリカでもイベルメクチンのことを知っている国民は限られています。アメリカ政府はワクチンのみを推し進めています。イベルメクチン、ヒドロキシクロロキン等、コロナに効く安全で安価な薬は既に何種類か存在し、心ある医師たちがそれらを治療に使用して成功を収めているのに、そういった医師たちの声は言論弾圧にあっています。私もその現実をつい最近まで知りませんでした。これら治療薬の話はネット情報として聞いてはいましたが、まだ治験中、これから先の話かと思っていました。でも実際は違います。

コロナ予防または治療のためにイベルメクチンを入手するのはアメリカでも難しいですが、幸いFLCCC以外にもAmerica's Frontline Doctors という団体があり(約1年前に発足)、アメリカに住む人であれば、そこを通じて処方してくれる医師、薬剤師を紹介してもらえます。私は先週イベルメクチンをいざと言う時のために処方してもらったのですが、その先生からは風邪やインフルエンザの症状が出たら、すぐ服用するよう言われました。そうすれば2日で良くなるはずだから、と。コロナって早期に対処できれば、そんな程度の病気なんですね。今回のパンデミックの多くが人災であることを思うと、本当に悔しいです。

一日も早く、日本でも誰もが予防用または治療用にイベルメクチン(またはヒドロキシクロロキン)を常備できるようになって欲しいです。長尾先生、提唱なさっている一連のこと全くの正論だと思います。非力ながらも先生の発信が一人でも多くの方に知られる様、努めますね。

最後に、日本の皆様にはワクチンを打つのはできるだけ待って欲しいです。まだ治験中(=人体実験中)のものです。長期的な副作用は誰にもわかっていません。

長文、失礼いたしました。長尾先生、スタッフの皆様、お体に気をつけてお過ごしください。

Posted by 7月24日はワールド・イベルメクチン・デー at 2021年07月22日 04:16 | 返信

「長尾さんに相談して」・・なんじゃそりゃ・・ですよね。そんなとこだけの情報は保険所にも伝わっているのですね。
私だと10日間の隔離、気が狂います。大きな部屋で窓が大きく景色が素晴らしく、テレビ、冷蔵庫、パソコン、部屋にはアロマがたかれてる事、これなら何とか・・。
今日のラジオ体操参加者多し祭日やからか?マスクなしでヒイヒイ言いながらジョギングのおじちゃん達(#^ω^)
朝は爽やかです、一杯歩いておこう。1979人東京感染者数ですシナリオ通りですね。恐いです。
オリンピックはテレビで応援します。中学の頃ソフト部でした、今日も勝ちました。開会式もどのようになるのか楽しみです。
日本人です。日本のオリンピックが無事に閉会できるよに祈ります。
先生もテレビを観る暇が出来ます様に・・。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年07月22日 05:01 | 返信

「自宅療養者からの悲鳴はデジャブ」拝読いたしました。長尾先生の書かれている「某保健所」の対応にとても驚いています。長尾先生の地区では「保健所」と医療機関との連携が取れているとの長尾先生の今までの記述をそのまま受け取っていた私には驚きです。このような事を書くと長尾先生にご迷惑がかかると思いますので、コメントは掲載されなくてもかまいません。長尾先生に目を通していただけるだけで結構です。長尾クリニックは、いつ「保健所」に「感染症指定病院」に指定されてしまったのでしょうか。長尾先生に感染者の方から電話がある前に、その方は「保健所」に相談、「保険師」が対応して、その「保険師」の方が、「苦しいようなら長尾さんに相談して、その結果を必ず保健所に報告するよう」と指示したのではと思います。患者の方から「保健所」が相談を受けた時は、当然、「感染症法」に基づき、その方の症状、家族構成や行動歴などを聞き取っているはずです。その時点で、相談者は、指定感染症病院等へ緊急に入院隔離措置をとるべき状態であったと私は思います。コロナ感染対策の中心の一つとして位置付けられている「保健所」「保険師」はその様な措置を取らず、「苦しいようなら長尾さんに相談して その結果を必ず保健所に報告するように言われました」と指示をしたことは、私は「保健所」と「保険師」の法律違反の措置ではないかと思います。しわ寄せを全て長尾先生とその患者の方に負わせることのできる「保健所・保険師」にその様な事が出来る法的根拠は全く存在しないと私は考えます。その様な法律違反を堂々とする「保健所」「保険師」とは一体何なのでしょうか、怒りを覚える事を禁じえません。私は専門家ではありませんが、「上から目線」だけではなく、明らかな法律違反の事象としか思えません。それでも、きちんと患者の方を救うため出動された長尾先生に心からお疲れさまでしたと申し上げたいと思います。
偉そうなことばかり書き連ねてしまいましたが、ご容赦下さい。
危険な暑さが続いております。長尾先生、スタッフの方々、お身体に気を付けてください。

Posted by 洋ちゃん at 2021年07月22日 06:31 | 返信

うめちゃんは「びでぶ」と「デジャブ」で韻を踏ませたかった
みたいです。

疲れている先生を笑わせたかったとは言え、うめちゃんが申し訳ありません。
暑い中お忙しそうですが、お体ご自愛下さい。

綾小路。

Posted by 綾小路 at 2021年07月22日 06:37 | 返信

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