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コロナは乗り切ったけども・・

2021年09月28日(火)

拙書「ひとりも、死なせへん」ではないが、命はとりとめた

けどもコロナ入院のために衰弱したところに、脳梗塞を発症。

すぐに入院して鼻から管が入り、またも命をとりとめたが・・

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コロナも大変だけど、ポストコロナも大変である。


特に80、90代と高齢であれば、入院で寝たきりに。

入院で命をとりとめても次から次へと事が起きる。



コロナ寝たきりを在宅で受け止め、半年かけて元気になった

しかし、ようやくの平穏なある日に「脳梗塞」を発症した。


入院すると、すぐに鼻から栄養が開始された。

脳梗塞の治療は奏功し、1ケ月が経過した。


相談を受けた僕は「とりあえず胃ろうに」、と助言した。

「口から食べさせたい」という家族の想いとも合致した。


しかし、「大腸が胃の前にあるので胃ろうは無理」と。

困り果てたご家族一同が、僕の外来に相談に来られた。


「では、頸から食道を通じて行う胃ろう(PTEG)や腸瘻もある」

そんな入れ智慧をしたけど、病院医師は、どちらもできないと。


「胃ろう以外にも、経腸栄養法はいくつかあるよ。

 でもそもそも、その病院はやる気はないんだな」


実際、2つとも、やってくれる病院はかなり遠方にしかない。

時間もなく仕方がないので鼻からチューブ栄養のまま退院に。


「子供がフルタイムで働きながら在宅が可能かどうか」

という命題にぶちあたり、家族一同が相談にこられた。


経済的な余裕はないので、べネ○○のような老人ホームは無理である。

サ高住も経済的な理由で無理なので、いろんな類型を一緒に考えた。


結局、

1)療養病床を転々とする(3ケ月毎)

2)介護医療院に入る(尼崎にはない)

3)看護小規模多機能(カンタキ)

4)ロングショートのフル活用(要介護5)


仕事があるご家族だが、在宅療養を強く希望された。

すると、3)か4)しかない。(誰か教えて欲しい)


どれにしても、鼻から管栄養なので、口から食べられない。

1日2~3回の管からの栄養剤を誰が入れるのかという命題。


おっと。

あともうひとつ、基本的な命題がある。


本当に「口から食べられない」のか?

この素朴な疑問は本人を診ないと判断できない。


これまで病院医師から「一生、口から食べられません」と宣告されるも、家族が

「死んでもいいから口から食べさせたい」と言って家に帰って来た人が沢山いた。



僕は、初回訪問時に「食べたいですか?」と直接、聞く。

「食べたいです」と明瞭に大きな声で言える人は合格!


その場で鼻から管を抜いて、氷を食べさせてムセの程度を観察し、

問題無ければ、その日から「完食」となった人が何人もおられた。


療養の場は、その人の人工栄養方法と、そもそも本当に食べられないのか

によって、自ずと決まってくることを、経験的によく知っている。


カンタキもロングショートも、鼻からの管を外せるかどうかで大きく異なる。

というわけで、「とりあえず家に帰って診てから考えましょう」と、なった。


コロナ禍で一旦入院すると、もう家族も在宅医も病院に入れない。

自分の目で見ることができないまま、退院後のアドバイスをする。



人工栄養の中でも鼻から管の栄養は意外と難しい。

いったん始めたらいきなり「中止」はできないし。


救急救命科や脳外科は救命第一なので、そこまで考えて鼻から栄養を開始しない。

それは仕方が無いのでいろんな療養形態を模索していると時間がかかってしまう。



コロナも乗り切ったし、脳梗塞も乗り切った。でも一難去ってまた一難。

でも、「その後」を一緒に考えるのが、「かかりつけ医」の責務である。


当たり前だけど、生きていれば、次から次に難問にぶち当たる。

「世の中、コロナだけではないぞ!」と声を大にして言いたい。




今夜の夜診終了後は、数件の往診と新規の往診などで22時半までかかってしまった。

明日の朝は親族の希望で、先日、お看取りした独居の106歳の方の葬儀前に挨拶へ。



忙しくて、コロナをすっかり忘れていた。



PS)

コロナチャンネル #506_


ブレイクスルー感染とブースター接種、僕の考え  →こちら



アマゾンでは1200円もプレミアがついて2800円になっている。

定価で買える「楽天」ないし、近所の「書店」でお買い求めください。


申し訳、御座いません。

沢山の書評、ありがとうございます!




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この記事へのコメント

抗体性感染増強(ADE)はワクチン接種によって悪玉抗体ができてしまいむしろ感染して重症化してしまうケースですね。
だから抗体価がいくら高くても安心できないのですね。しかしワクチン接種後も抗体価が全然上がらない人もいるようです。
ワクチンの有効性はあまりにも人によって個人差ありすぎるので、抗体パスポートですら科学的根拠は難しいようですね。
日本の場合、ワクチン接種する時期の問題もあったと思います。高齢者は主にデルタ株流行前の5~7月のベストタイミング、
非高齢者はデルタ株流行ピークの8~9月というワーストタイミングで接種した。前者はほぼ完ぺきに近い予防成果を得たが、
後者は予防成果があったのか不明。しかし高齢者はその代償として重篤副反応による犠牲者も多数出たのは事実でしょう。
日本では第5波は上手く回避できた高齢者も、11月から来るであろう第6波に4~6か月前のワクチン抗体が通用するのか?
もしワクチンが数か月後も通用すれば、COVID第6波は起きず、代わりにインフルエンザが流行する可能性もありますね。
ブレイクスルー感染というのはワクチン接種効果の個人差があるという前提に立てば、どこでも起こりうる事ですね。
施設入所者というのはそもそも免疫不全者が多いですので、ワクチン接種によって善玉抗体が得られにくいのでは?
同じく肥満・飲酒・喫煙者では善玉抗体が上がりにくく、ブレイクスルー感染が起こりやすいという報告もあるようです。
それゆえ米国FDAはワクチン3回目接種は、高齢者と重症化リスク者(肥満など)にのみ推奨するようです。
ブレイクスルー感染は日本よりも英米では多い印象なので、やはり肥満率の違いなのでしょうか?10倍くらい違うので。
いずれにしても科学的根拠のない、人権侵害を誘導するだけのワクチンパスポートはNGである事に変わりはないです。
何度も何度も接種すれば、COVIDは予防できても、まったく別の病気(ガンなど)を招来する可能性もあります。
期間限定的にすぎないワクチン接種のメリットばかりを一方的に喧伝するのはプロパガンダ、ファシズムにすぎないのでは?

Posted by マッドネス at 2021年09月28日 05:32 | 返信

動画で、ワクチンの効果、メリットは高齢者にはあったが、若者にはそうではないんじゃないか?というのが先生のご意見ですね。
若者にはブレークスルー感染が多いのではないか、と。

私は行動の違いなのではないか、と思いました。若い精神科医がブレークスルー感染して高熱が出たと以前動画を公開していました。原因ははっきりしていて知人と飲んでしまったそうです。やはり友人と飲食をしたという女性が感染して発熱しました。
友人と飲食など日常生活を取り戻せないなら何のためのワクチンなの?と思う人もいるでしょう。従来株の時に95%のワクチン効果と言われていました。5%の人は発症するわけです。デルタだともっと発症する人は増えますね。だから全員ではないけれど、マスクを外すようなことや飲食でうつってしまうのだと思います。
高齢者の抗体が落ちて病院でクラスターを起こすというのとは意味が違います。
ブースターは医療従事者、高齢者のみになるんじゃないでしょうか?

インフルエンザワクチンでは打ったのにかかるなんて日常茶飯事です。
でも、若者はコロナワクチン後感染しても重症化しないはずです。後遺症外来をしている耳鼻科の先生が95%の患者は未接種だと言ってましたので、コロナ後遺症の割合も減らすことができると思います。ブレインフォグは脳に炎症が起こるからじゃないかと言われていて、それがワクチンで防げるのは当然な気がするのです。

でも、問題はワクチンの副反応が大きいということです。ワクチンは本物にかかった時より被害を少なくするという目的があるので、コロナにかかっても無症状か風邪症状くらいの人が、ワクチンの副反応で高熱が3日間続いて寝込むというのは本末転倒じゃないか?とも思ってしまいますね。

難しいのは、まるでロシアンルーレットのように感染してみないとどういうことが起こるか分からないのがコロナということです。
今はmRNAしか方法がないから感染拡大期では仕方がないと思いますが、若い層はインフルエンザワクチンレベルの副反応しか出ないワクチンを希望者だけ打てるというのが理想だと思います。今後別の方式のワクチン供給に期待です。

コメントで次のように書いてくださった方がいました。
>私は無症候性の感染者の体内の潜伏ウイルスがワクチン接種直後一時的に免疫力の低下を引き起こし、それによって感染が顕在化して症状が出て、当然PCRすると陽性と出ていたのではないかと妄想していました。

私も以前、これと同じようなことをコメントしました。本来症状の出ない無症状感染者がワクチンによって免疫反応がダブルになって症状が出てしまうと。
少なくともワクチンをした時期に本物のウイルスによる感染もしていないと起こらない現象です。

Posted by じゅん at 2021年09月28日 05:52 | 返信

おはようございます。
長尾先生の本、アマゾンで9月18日に注文しておいたの、ようやく今日到着する予定です。
値段高い出品も確かにありましたが、(それを注文するとすぐ到着するはずでしたが)
粘り強く画面をスクロールしてスクロールして、1650円のを(定価ですよね?)見つけ注文してました。
だから発送がようやく昨日でした。
仕事から帰って時間空いたら読みます。

Posted by 手嶋多江子 at 2021年09月28日 06:26 | 返信

先生いつもありがとうございます。
コロナだけじゃないですよね。しかし今回のワクチン辛かった。
母は3年前、高カロリー点滴で2年は生きると言われたけど
2か月でした。私は40歳。友達はまだまだ親は元気な人が多いから
相談できる人もいませんでした。
治って食べられると思ってたから、水もあげることが出来ず
そんな薄情な娘だと思わなかったと言われましたが
スポンジを濡らして口に少し宛ててあげるしか出来ませんでした。
顎で深く呼吸してても、看護婦さんが、まつ毛の反応?見てても
酸素がフルになっても何をしてるのか分からず
あとどのくらいなのか聞いても教えてもらえず
もっと自分で勉強しておいたらよかったです。

父のときは、もっとこうしてあげたいとかあります。
父はまだまだ元気でいてもらいたいですけどね♬
命について、母の死からよく考えるようになりました。

Posted by ゆう at 2021年09月28日 07:21 | 返信

こんにちは。

 Dダイマーで、その方の脳の血管や心臓をみると、
恐らく陽性反応を示すでしょう。微小な血栓ができて
いるはずです。海外からの記事がありました。MRIでは
わからない小さな血栓です。
 血栓がなくなって、食事ができるようになるよう、
祈念いたします。

 高齢者だけでなく、接種した人は誰でもです。
みんなで血管を大事にしましょう。先生もですよ。

では。

Posted by 匿名 at 2021年09月28日 07:52 | 返信

長尾先生、本当に本当に毎日お疲れ様です。
お亡くなりになった方の葬儀のご挨拶に行くと見て、本当に素晴らしい先生だと思いました。いつも、患者さんに寄り添って患者さんの気持ちになり、本当に素晴らしいです。先生を知ってからお医者さんに対する見方が変わりました。こんなに素晴らしい先生がいるのですから☆病気はコロナだけじゃない。まさに、その通りだと思います。私の父も認知症で、薬をやめてから少し安定しましたが、毎日色々なことがあるようです。本、毎日読んでいます😊

Posted by 三浦まみ at 2021年09月28日 08:11 | 返信

全面解除はいいが、5類にして、イベルメクチン承認か内服薬ありきにして欲しい。
本、本屋で予約しました〜知人にも読んでもらいたいと聞いたら、ステキ✨って。
楽しみに待ってます。
みなさんの、コメント内容も奥深く凄く勉強されてて感心します。

Posted by 匿名 at 2021年09月28日 08:20 | 返信

コロナは一時、生は一生
常に誠意をもって伴走してくれるお医者様に出会えれば
弱って身動きできなくても、最期まで人として生きていける

今日のブログからそんな言葉が浮かんだ、涼しい曇天の朝です。
お仕事しながら在宅介護、ご家族の方もどうかお大事に。

Posted by taco at 2021年09月28日 08:24 | 返信

長尾先生の考え方や、仰っていることは、実証主義とかプラグマティズムという事なのかなあと考えています。
事実と経験からできるだけ論理的科学的に考えていく。
初めの予測と違っていれば軌道修正する。
新型インフルエンザの治療経験で予測がお有りだったのかもしれないけれど。
現場主義というか、臨床主義なのかなあと。
コロナは、このまま収束してくれればよいけれど、寒くなると季節性インフルエンザもでてくるし、分かりませんね。

Posted by にゃんにゃん at 2021年09月28日 08:35 | 返信

あーあ政治だけ 分科会だけ
もうどうにかせんといかんー
♪♪
(先生の 小刻みの首振り)
‪笑笑 笑笑 泣

先生 毎回毎回 よくぞ そこまで言ってくれます!!
(大丈夫???) 笑笑

スッキリします!
先生 ありがとうございます。

また今日も 笑ってから 泣けました。

こんなにもたくさんの人を
恐怖心に陥れて それでいて
改善策を わかっているのに
知らん顔し どれだけ国民を馬鹿にしているのか

直接の知り合いではないですが、知人の職場の方が 第5波の時に自宅待機中に孤独死されました。

政府の無策が 沢山の国民の大切な大事な 1個しかない
命を 犠牲にして来ました。

政治家の中に このように
自宅待機中に放置され 亡くなった家族は 1人もいないのでしょう。だから
いつまでも 他人事なのでしょう。

家族を亡くした方を思うと
悔しくて悲しくて やり切れなくなります。

こんな重苦しい世の中と 政府の対応に 1番ご苦労されて 国民のために ご尽力されてこられた 先生が
軽快に 笑いに変えて 替え歌にされている姿に
先生の 懐の広さと 人格の素晴らしさに いつも
感謝と 嬉し泣きです。

先生は どうして いつもこんなに パワフルで ユーモラスで
素晴らしい方なのでしょう。

イベルメクチンは 国民全員に。
先生の 爪の垢は 政治家と分科会に配ってください。


また ワクチンですが
私は50代。第5波の時は迷い続けて 毎日毎日 今日こそ予約しなければと 自分が追い詰められて 気が滅入って
病気になりそうでした。

でも 先生のお力で 少しずつ
体制がかわり また 感染状況も減り このまま ワクチンは打たずに行こうと やっと
確信に変わることができました。もう 不安に押しつぶされず 感染対策を充分にして 安心なワクチンが出るまで 逃げ切りたいと思っています。

先生毎日ありがとうございます。ニコ動で免疫あがります。

Posted by あずき at 2021年09月28日 09:19 | 返信

先生、おはようございます。

うちも透析高齢者をかかえておりまして
これから看取りまでどうなるのか不安の中にありますので
本日のような記事も大変参考になります。

今日の替え歌は歌詞もバッチリハマってましたね!
いつも楽しみにしています。

Posted by 匿名 at 2021年09月28日 09:49 | 返信

初めまして、北海道の看護師です。
経鼻カテーテル挿入しながら、経口摂取している患者さん何人か看てきました。
高齢で脳梗塞後遺症、意識レベル2桁のかたは、咀嚼は出来なので、注射器に流動食を詰めて、口の中に注入していました。反射的に?嚥下はできてました。五年くらい継続して、むせるようになって中止しました。
ALSで呼吸器と経鼻カテーテルをつけていた患者さんには、
コーラーが好きで、コーラーのみ吸い飲みで飲んでました。
まだ、胃瘻があたりまえではなかった時代は、経口摂取に積極的でしたね。
今は、肺炎になったら絶食にされて、みるみる衰弱してしまうパターンが、増えていると思います。
嚥下運動して、食の欲求を満たされる方法が見つかるといいですね。

Posted by 山元    みえ at 2021年09月28日 11:28 | 返信

先生が紹介されていた大村智博士の本を拝読いたしました、氏の美術収集品を集め、市に寄付された韮崎美術館は、今は閉館中とのこと。色々解除され開館の際は、これもまた氏の掘られた温泉と作られたお蕎麦屋さんも楽しみに訪問致します。北里研究所が募集中の大村智基金に、心ばかり寄付させて頂きました。

Posted by 原田 at 2021年09月28日 11:38 | 返信

先生、毎日本当にお疲れ様です。
先生の本、近所の大型書店でコロナ関連コーナーで見つけ、購入する事ができました。何冊かまだ有りました。Amazonではなかなかすぐには購入出来ないと聞いていたので、近場で見つける事が出来て良かったです!

Posted by まみこ at 2021年09月28日 11:44 | 返信

長尾先生、毎日お疲れさまです。

「ひとりも、死なせへん」何とかメルカリで購入出来ました。
まだ届いていませんが、読んだらコメント入れますね。

先生のブログやニコ動を見てて最近思うようになったのは、これから私にも何か人の役に立つことはできないかという事です。

おかげさまで3人の子供たちも皆、社会人になり人の親になりましたので。
60歳からの第2の人生です。
なんの資格も取り柄もない私ですが、先生の行いを見ていて強く思う今日この頃です。

患者さんのみならず、私たち読者に対しても寄り添って発信してくれるお医者さんが果たして日本にどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
本当に感謝しております。ありがとうございます。
これからも応援しています。

Posted by はったん at 2021年09月28日 12:49 | 返信

個人的には、6番目の波は来ないか、来ても相当山としては低いのではないかと思っています
ここまで下がったのは、ワクチンが後押ししている部分はあるかと思いますが、
ウィルス自体の感染力が相当程度低下したのではないかとも感じています
昨日紹介されていた細胞のアポトーシスもありうる話だと思います
何故、日本の研究機関や医療機関は英米のようにすぐ、患者の輩出ウィルス量等調べて発表しないのでしょう?
デルタ株の際1,000倍という数値を海外の研究成果としてさかんに出していたのに
専門家も感染症医もわからないわからないといってないで、手を動かして実証データをすぐに調査すべきでしょう
英米の調査にいつまでも頼り、国内検証をおろそかにするのはどうかとも思う

Posted by 匿名 at 2021年09月28日 02:10 | 返信

先生、こんにちは。いつもこのブログから沢山の事を学び、勇気と元気を貰っています。私は59歳で趣味がランニングです。1年前からワクチンは打たないと決めていました。理由は、一年中外を走っていますので色々なウイルスを吸い込み、自然免疫と獲得免疫が、かなり鍛えられており、ウイルスに負けないと思っています。先生の教えである、歩くだけでコロナに感染しない!全くその通りだと思います。

11月3日に、群馬県高崎市で9000人規模のフルマラソンの大会開催されるのですが、実行委員から、より安全な大会にする為に、ワクパスと証明書の導入を検討しています。ついては、ワクチン接種済みか非接種かの事前アンケートが来ました。おそらく導入するのでしょう!この大会は、参加費が1万7千円と高額なんです!非接種者は、また余計な検査費用の出費が発生する事になります(怒り)。

私は、この対応に凄く憤っています。マラソン大会は屋外イベントです。しかも日頃から走っている、健康体な人ばかりの集まりです。検温とマスクと手指消毒で十分だと思います。ブレイクスルー感染が起きているワクチンに何の有効性が有るのかと強く思っています。

このマラソン大会を通して、ワクパスや証明書を導入しなくても、感染者を一人も出さずに成功した事を、全国のマラソン大会を主催している自治体にアピール出来るチャンスだと思うのですが!とにかく必要以上にコロナをビビってマラソン大会を中止している自治体に、希望の灯りを今こそ届けるべきなんです。

Posted by しもつけの主水 at 2021年09月28日 03:33 | 返信

こんにちは。先生。2か所クリック忘れずにしております。やっと甘ゾンで御本が1650円台になったので注文しました!
今朝まで高かったのよ~。ほかで探しても品切れでした。よかったです~(〃艸〃)ムフッ
動画を拝見したら先生鼻声じゃありませんか?ブログ更新も夜中だし・・どうかお身体ご自愛なさってくださいね。
まだまだ頑張っていただかないと~。
そうです。病気はコロニャだけじゃありません。生きること自体病気とセットになってますから。現在もいくらかの病気をオプションでつけているわが人生ですが、なんとか乗り越えていかねば。もはや先生のブログなしでは生きていけません笑
心のお薬です~

Posted by シオシオ at 2021年09月28日 04:27 | 返信

先生。106歳の患者様のお見送りご苦労様でした。大往生でしたね。
昔、姑が言ってた大きな病院に入院したらあかん、の意味が解りますね。長尾クリニックが一番。患者を真心こめて
診てくれて相談に乗ってくれて、男前で歌がうまい信頼できる病院です。💕まだまだと考えもしていませんでしたが、ストーリは描いておいた方がいいですね、私も。
食いしん坊の私です・・最後まで口から胃に食べたいと思います、トイレも自分で歩いて行く。

舟歌・・これも北新地で小料理屋のママがいつも閉店後に来ては歌っていました。客同士持ち歌あり、たまにイントロゲームもやった・・平和やったあの頃。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年09月28日 04:45 | 返信

先生、毎日ありがとうございます。
本も読みました!コロナチャンネルも最高!!替え歌は皆の免疫力をアップ!!
そして、少しずつですが、SNSやヤフコメなどで、国への不信感、本当に大切なことは何か?
正しいことがどんどん隠蔽され、利権に潰されそうになっていること・・・などのコメントが増えています。
長尾先生の発信で、国民一人一人が自分で、自力で動こうとしています。
先生のおかげですね。
どうか、健康に気を付けて、これからも私たちの希望でいて下さいね。
ずっと応援し続けます。着いていきますよ!!!

Posted by ついんず at 2021年09月28日 04:46 | 返信

長尾先生へ 連日お疲れ様でございます。有難うございます。Amazonの新書は定価に戻りましたね。これで一安心です。今日は北里大学の花木教授のTwitterにツイートしました。応援しまくりますよ!
先日、知り合いに「自論より、他の人の為にワクチンを打たなければ」と嫌味を言われました。
ワクチンを打つ人=世界を愛する人   ワクチンを打たない人=非国民で悪い人 
もう少し深くお調べになられたら如何でしょうか?と言ってやりたかったのですが、大人げないので止めました。
私の父は調子の悪い時だけ、鼻からチューブを入れて栄養を補給いたしましたが、死ぬまでとろみをつけて口から食べました。生き物は寿命が近づくと食べられなくなると思います。私はいつかそうなっても、食べられるものを少しずつ食べたいときに食べて、逝くときに自然に逝きたいです。お体ご自愛下さい。応援続けます。

Posted by 匿名 at 2021年09月28日 10:50 | 返信

長尾先生
いつも応援しております。
御著書の、ひとりも死なせへんは、涙💧涙で読んでいます。先生の、ひとりも死なせへんの原動力、エネルギーの源泉を知ることが出来ましたし、改めて、医は仁術 を
感じさせて頂きました。一番ビックリポンは、入院される患者さんの二匹の飼い猫の行き先の面倒まで先生がみるくだりです。
尊敬の極みです。

Posted by ウメチャン at 2021年09月28日 10:55 | 返信

先生は医者のあるべき姿を見せてくれています。マニュアル通りの診断と治療が終わったらあとは医者の出番はないと思っている大勢の医者たちに、患者サイドに立った患者と家族を支える医療はそんなことだけで終わらない、医者の立場で出来る事を考えて常に患者に寄り添っていくことこそが医療の本質であるということを教えてくれています。とはいえ、患者に寄り添った医療がお金に繋がらないことが多くなってきていて、忙しさと赤字で苦しむ疲弊した医療現場では、ますます理想から遠のいているように感じます。お金に繋がればホイホイだけど、そうじゃないと冷たいんだよな、どこの世界もおんなじだね、医療は別であってほしかったのに~残念!でも病院も生き残るために必死だからしかたないことなのね、とすっかり諦めモード。この世はお金で動いていると実感します。患者さんに寄り添う医療をされている長尾クリニックはお金に苦労していないはずなので、疲弊している病院は訪問診療に鞍替えしてやっていくべきではないかと個人的には思いますが、訪問診療をやる気のある医者が圧倒的に少ないために出来ない、というのが実状だと思います。専門医教育しか受けてこなかった専門医ばかりで、総合的に診療が出来る医者はとても少ないからです。医療教育を変えていくべきです。長尾先生に医療改革の旗手になっていただきたいと切に思います。

Posted by 遠い声 at 2021年09月28日 11:09 | 返信

長尾先生、こんにちは。
コロナ感染者数も減って、地域支援やかかりつけ医の話題が聞けて嬉しく思います。

これはもし私自身が似た立場だったらと自分の事家族の事として話していますが、PTEGや腸瘻の手術の出来る遠方の病院に転院し、手術をお願いします。長い在宅療養に向けて、出来る限りの介護負担軽減を目論むと思います。
コロナによる面会遮断は、逆手に取ると付き添い軽減と捉えて(オペを挟むと逆に会う機会は多い)仕事を続けながら、病院側に在宅療養を目標にプランをお願いすると思います。遠方でも会えないなら、可能回数の面会だけお休みとって通えるのかなと。

鼻からのチューブは、本人にとって異物感そのものですし無いに越したことはないので、病院で出来る事は病院で終わらせて、在宅ライフを迎えられたらと感じました。前もって家族とよく話し合ってシュミレーションする事が大事ですね。

106歳の方は、先生にとっても40年以上の大先輩(私にとっては半世紀以上)。きっと素晴らしい話や経験があったのだろうと思うます。
ご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

Posted by 白耳黒耳 at 2021年09月29日 11:47 | 返信

長尾先生、こんにちは。
コロナ感染者数も減って、地域支援やかかりつけ医の話題が聞けて嬉しく思います。

これはもし私自身が似た立場だったらと自分の事家族の事として話していますが、PTEGや腸瘻の手術の出来る遠方の病院に転院し、手術をお願いします。長い在宅療養に向けて、出来る限りの介護負担軽減を目論むと思います。
コロナによる面会遮断は、逆手に取ると付き添い軽減と捉えて(オペを挟むと逆に会う機会は多い)仕事を続けながら、病院側に在宅療養を目標にプランをお願いすると思います。遠方でも会えないなら、可能回数の面会だけお休みとって通えるのかなと。

鼻からのチューブは、本人にとって異物感そのものですし無いに越したことはないので、病院で出来る事は病院で終わらせて、在宅ライフを迎えられたらと感じました。前もって家族とよく話し合ってシュミレーションする事が大事ですね。

106歳の方は、先生にとっても40年以上の大先輩(私にとっては半世紀以上)。きっと素晴らしい話や経験があったのだろうと思うます。
ご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

Posted by 白耳黒耳 at 2021年09月29日 11:48 | 返信

昨日、近所のかかりつけ医に行きました。何年かに一度お世話になる位でめったに行ってませんが、長尾先生のあの8月の打ち上げ花火(と呼ばせていただきます)が伝播する以前から、自治体や保健所と連携して自宅療養者への対応をされて、いざという時ha
見捨てられずに済むなと、頼りにしている診療所です。

ファイザー2回目打って、15分様子見で処置室に座っている間の出来事。ベテラン看護師さん、どうやら発熱したから看て欲しいという相談の電話が長引いてる様子。終わるとまた別の電話が入る。ようやく一段落するとフーッとため息ついて、背もたれにぐたーっと身体を預ける。その方が待機が済んだ私の所に来られた時「医療の方もお休みがなくて大変でしょう」と聞いてみました。
「あぁ~まぁねぇ、コロナ疑いの人の検査に、ワクチンに今度はインフル(のワクチン)も来るからね~それでも、みんなコロナを怖がるけど、あたし等全然コロナ怖くないよ~だってインフルの方が沢山死んでるし。人間、コロナであってもなくても、死ぬときは死ぬんだから」と腹の据わったお答えに妙に納得。それから「お店も開けてあげないと可哀そうだ」とも。
前々から先生のブログやコロナチャンネルでも、最前線の声を届けて下さってましたが、未だに続くエライ方々やマスコミの「コロナ怖い」報道と、現場の方とのギャップを直に感じたひと時でした。

色んな情報を上手く消化出来るか、消化不良を起こしてしまうかは、受け止め方次第。自分の生活圏内で実際に体感する事をベースに、背中を丸めず顔を上げて、地に足つけて歩きたい。マスク外して羽目外し・・・はしませんが、テレビやネットと上手に付き合い、振り回されずに暮らしたいです。

Posted by taco at 2021年09月29日 11:52 | 返信

朝の5時、まだ明けきらない頃、枕の下のスマホと老眼鏡をまさぐり、今日も先生のブログを開く。先生の、研ぎ澄まされた感性の眼を通して見られた風景を私も一緒に見ているような気持ちになる。先生の書かれる文体は、飾り気がなく淡々としていて、なのに心に直接響く。アートを感じる。やっぱり長尾先生は作家だったんだなと。Tシャツの袖で目尻を拭い、薄暗がりの中私は思う。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2021年09月29日 04:27 | 返信

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